1947-08-30 第1回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号
焼跡へ直ちにバラックを建てて、それが十年或いは五年、長い間そこに所有権があるとか、住居權があるとかいうようなことで、徒らに紛争を重ねておるということでは、又都市政策の上から申しましても、いろいろの障碍を來すことも考えまして、この住宅問題に對しまして、今後どういうふうな處置を取るべきか、いろいろ檢討いたしておるのであります。
焼跡へ直ちにバラックを建てて、それが十年或いは五年、長い間そこに所有権があるとか、住居權があるとかいうようなことで、徒らに紛争を重ねておるということでは、又都市政策の上から申しましても、いろいろの障碍を來すことも考えまして、この住宅問題に對しまして、今後どういうふうな處置を取るべきか、いろいろ檢討いたしておるのであります。
特許権等のいわゆる工業所有権法は大正十年の制定以來、その特許料或いは登録料或いは罰金等につきましては、殆ど改正を見ていないのでありまして、現在の経済上の大きなる変革、なかんずく物價の趨勢から勘案いたしまして、甚だ不合理なものが生ずるのでありまして、この機会にこれを適当に改正せんとするのが本法律案の狙いでございます。
七百五十一條の第二項は、これは婚姻の中で系譜、祭祀、墳墓の所有権を承継をいたしました場合に、氏を從前の氏に復するという場合にはやはりその始末を付けて置けという規定でありまして、これは離婚の場合に七百六十九條でその始末を付けなければならないことになつておりますが、やはり生存配偶者の復氏の場合にも同樣な必要があるので、その規定を準用いたしたわけであります。
私は新憲法下において議論をしておるのでありまして、この十一條、十二條並びに第十三條及び九十七條のこの線に副うて質問しておるのでありまして、所有権が絶対神聖なものでない、非常に制限を加えられておる、今は昔と非常に思想が違つて來て、権利にもいろいろな制約が加えられておるということは、これは十二分に承知して質問しておるのであります。
十二條に公共の福祉ということがあり、所有権の規定においても公共の福祉ということはあるのであります。併しながら最高法規を定めておりまする九十七條を見ますというと、基本的人権は「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて」ということが書いてある。人類というのは日本國民のことではありません。凡そ人類ということである。
全体主義であるかどうかという問題は、やや概念の爭いになる虞れがありまするので、私は避けたいと思うのでありまするが、私権というものを認めておることそれ自身が、すでに個人の権利を十分に尊重しておるのでありまして、ドイツのワイマル憲法においてその民法の原則を採入れられましたが、所有権は義務付けられる、アイゲン・チューム・セルフフリッヒテットという規定が設けられたときに、人々は奇異の眼を瞠つたのでありますが
それから個人のクレジツトによつて原材料を輸入して、輸出品をつくるという点については、従来の綿花等の関係は、御承知の通り関係方面において、日本の政府の責任においてすべてやるという方針のもとに、輸入を認めてもらつておるような関係でございまして、これについては、政府がすべて自分で所有権をもつて、加工をやつておるということになつておりますが、そうでなく、外国の業者が自分の責任において、日本の業者にクレジツト
○永井政府委員 その点はただいまのところは原綿と羊毛とだけで、それはみな政府が所有権を保持しております。売るのではなく紡績へその綿を渡しまして、それに加工賃を払う。そして一部分内地へ売りますものに対してのみ価格をきめまして、消費者からその内地に売れた分だけの金を得ることになつておりますから、輸出用原材料はしまいまで政府の所有でありまして、加工賃だけを払うことになつております。
こちらといたしましては、はたしてどちらがよろしいかということですが、内容的に見ますと、多くは農林委員会的な仕事のようなことでありまして、農家の自家用になつておるものはどうするとか、あるいは土地の上に樹木がある場合にはどうするとか、あるいは耕作物の所有権や賃借権はどうするとか、いろいろ農林委員会として特別に多い部面が内容的には盛られております。
○奧野政府委員 一般に相続の放棄ということは認めておるのでありますが、この系譜、祭具の所有権は、相続財産の中にはいらないという考えでありまして、從つて正面からいつてこれらの放棄ということを認めておらないわけでありますが、しかし一般財産権でありましようから、一般の原理に基きまして、所有権の放棄というようなこともなし得るかとも思いますが、おそらくいろいろそういう必要のある場合、たとえば一人娘であつて先祖
なお、御質問といたしまして御指摘になりました、現在山林の所有者が恐怖いたしておるところの種々なる点といたしまして、山林を農地と同じように所有権を制限したり、あるいは強制伐採をするのではないかというような点でありますが、現在政府といたしましては、山林と農地とはその性質を異にいたしておるのでありますから、今ただちに山林の國有とか、國家管理とか、あるいは所有権の制限等をするような意思はないのであります。
がないためにその調査が十分でありませんが、内務省が調査しているかどうかわかりませんが、内務省の下部組織を動員してこうしたものを拾い上げてみまするならば、相當数量の建物が、立つたままで中途半端で置かれているというものがかなりあるものと考えますが、勞務者住宅に代替できるかどうかわからぬ點もありますが、どうかこれは他の行政官庁との連絡もとられまして、ぜひそうしたものが勞務者住宅に充て得るものがありますならば、所有権
元夾一手買取り及び一手實渡しの統制方式とは、統制機関に當該物資の所有権を移轉させて行うところの、強力にして最も徹底した統制方式でありますが、そのねらいとすところを要約すれば、價格及び品質のプール操作を通じ、配給における計畫性を確實ならしめることにあるということができると思います。
石川縣七尾地方の農民を調べましたが、土地開放によつて所有権を地主からもらつた小作人がいわく、來年は、このようなことなら、元の地主に所有権に耕作権をつけてどこなりとお返しいたしますと申しております。いかに、農産物價格の不均衡によりまして、増産意欲、勤労意欲を阻害しているか、明瞭と言わなければなりません。
條文につきまして若干御説明を申上げますと、四條一項の規定によりまして、公債或いは借入金をいたします場合に、二十一年度だけにつきまして、同項但書と申しまするのは「この会計に属する資産の現在額に七割五分の割合を乗じて算出した額を超えてはならない」というのでありますが、その但書の制限を外しまして、この会計に属する資産、即ち本当に物納によりまして國に所有権が移り或いは延納が許可に相成つておる、こういうもののほかに