1950-02-14 第7回国会 参議院 水産委員会 第6号
これは二つの部分を考えまして、ただ漁船が戦争後量的に足りないということから、急速に建造しようとする戦後の動きがありました。いろいろのお魚の資源、資材、その外いろいろの面から睨み合せて合理的に運営して行こうという面から見て、漁船の管理の必要がある。第二の問題は、漁船の質の改善。できた船が優秀な、十分漁業に役立つ船であるように、この二つの面からこの法案を作りましたのでございます。
これは二つの部分を考えまして、ただ漁船が戦争後量的に足りないということから、急速に建造しようとする戦後の動きがありました。いろいろのお魚の資源、資材、その外いろいろの面から睨み合せて合理的に運営して行こうという面から見て、漁船の管理の必要がある。第二の問題は、漁船の質の改善。できた船が優秀な、十分漁業に役立つ船であるように、この二つの面からこの法案を作りましたのでございます。
それ以下に乘せることに、これ懸命に努めたという例は多々ありますけれども、これに上まわつた形で乘せるという例は、戦後労働組合が発達してのち初めて生じた現象であります。そういうことから推しまして、また今後も国の動き方、船主その他資本的な動き方というものを感知しますときに、かくのごとき法律が出るならば、労働組合の圧力によつて、安全を確保する要員を確保しろ、こういうような形もかなり危ういのじやないか。
ついては、戦前七回に及ぶ両院への請願も採択され、さらに戦後第一回より第五回に至る衆参両院への請願も採択されているから、同線の工事をすみやかに着手されたいというのであります。何とぞ委員諸君の御賛同を得まして、採択せられんことを希望いたします。
私は大正十三年に学校を出まして、しばらく東京の本社におりましたが、昭和六年十月、夕張鉱業社長として転勤いたしまして、戰時中も戦後も、ただいまも鉱業社長をしておりますが、ずつと現地におります。昭和十九年に樺太炭、釧路炭が輸送その他の関係上、あのまま採掘をしてはいかぬということで、採掘を中止いたしまして、労務者並びに施設を九州、山口、常磐地方へ移しております。また道内でも、同系の炭鉱へ移しております。
これらの河川、堤防、道路、橋梁等の復旧工事は、單なる鉱害の復旧という概念よりも、もつと広く公共的の観念から、民生安定と公共の福祉を確保し、食糧並びに石炭の増産をはかり、戦後の経済安定に資するために、これは国が責任を持つて急速に復旧工事をする必要があるのではないかと思われるのであります。
この法案の対象とするところの特別鉱害と、通常の鉱害との区分につきましては、あとで少しくこれに触れたいと存じておりますけれども、そもそもこの特別鉱害の救済をいかなる方法でやるかということは、いろいろなる條件あるいは戦後の事情、その他複雑なる関係におきまして、簡單には論定し得ないものがあるということを、私も考えさせられております。
この法案の対象とする特別鉱害と一般通常の鉱害との区分につきましては、後に少しく触れるつもりでありますが、そもそもこの特別鉱害の救済をどういう方法でやるかということは、いろいろなる條件、又戦後の事情におきまして簡単には論定し得ないものがあることを私も了承いたしております。
お手元にその答申が差上げてあると思いますが、申すまでもなく戦後非常に増加いたしました人口を、狭くなつた領土の中に収容いたしまして、しかも平和な、できるだけ豊から生活を国民が富み得るようにいたしますために、従来眠つておりました国内の土地及び資源を最高度に利用して参ることが、この際きわめて必要であることは申すまでもないのでありますが、それにつきまして、なぜ今日までそういうような状態だつたかということを考
従いまして本委員会といたしましては、遠からず重要法案も提出いたされることとは思いまするが、それとは別個の観点から、わが国の運輸、交通の実情を調査し、わが国の経済的、社会的並びに地理的条件を勘案しつつ、従来の政策に再検討を加え、戦後の諸情勢の変化に即応した運輸政策の根本を確立して行く方向に進めて参りたい。
ひいては国家産業の一大飛躍となりまして、戦後産業の復興に益するところがはかり知れないものがあると信ずるのであります。どうか右事情を御賢察の上、御審議、御採択あらんことを希望いたす次第であります。
この沿線の重要物資につきましては、単なる戦争中における軍需物資という観点からだけでもなく、戦後における産業復興の面におきましても、私は非常に重要な物資であると考えるのであります。過去の経過から、また現在の経済復興の面からいたしまして、ぜひ早急にこれが実現に御手配くださらんことを特にお願い申し上げる次第であります。
戦時戦後を通ずる山林の過伐濫伐は、年々水害の累増となつて現われております現状にかんがみ、すみやかにこれに対処して、治山治水事業を実施し、国土の保安をはかりますことは、経済復興と民生安定の急務でありまして、保安林制度を整備拡充し、民有林の施業案を普及して、その経営を計画的ならしめ、過伐濫伐を防止して造林を奨励するために必要な経費を計上したものでありまして、ほかに森林の害虫駆除に要する経費、治山及び造林事業
これは日本の戦後の再建のため敢えて忍ばなければならないことは当然でありますけれども、尚企業が自立いたしますために、本当の資本を蓄積いたしまして、それによつて自立経済に一歩前進をいたしますためには甚だ税が過重である。
そういつたことを一応前提として考えまして大体戰後の状況の極く概略を見ますと、初期の時代にはインフレーションに因つて来る資金の需要ということ、これが殊に中小企業においては非常に強く又出て来たのでありますが、特に中小企業の金融問題について全国に著しく出て来た特徴は、戦時中及び戦後を通じて著しく変つた点の一つとして、問屋関係及び親工場の関係が著しく変化した。
併しながら私は罰のあるなしに拘わらず戰争前後を通じまして、長く参謀本部に勤務いたしておりまする以上、国民の皆様に対しまして、戦後の今日の事態にいたりましたことにつきまして、私は心から反省いたしまして、みずから、他人から戰犯と言われなくても、自分の今日の地位は戰犯としての自分が自覚を持たざるを得ない私の心境であります。そういう意味におきまして私が申した次第であります。
そこで別個の紙を今配付しておりますから、それをごらん願いたいと思うのですが、そこには六大都市と六大都市を除きます人口十万以上の都市のうちからピック・アップした都市の水道の用途別の給水量が、戦前と戦後とにわけて書いてあります。家庭用の給水量、これは煮たき用であるとか、洗濯用であるとか、家庭用の風呂であるとかいつた方面でございますが、これらにつきましては二三・六%というものが使われております。
又中央との連絡を殆んどとつておらずに、中央に対する報告もその場その場の思い付きというような状態でありましたために、戦後誠に数字的にも食違いを生じておる。で先に申上げましたように、県費に流用しておりましたために、表面上共同募金の繰越金の形をとりまして、而もその繰越金の相当額を計上したことく装いながら段々引延ばしておつた。
次の婦人保護費は、これは戦後の国民道義の低下と国民生活の窮迫化に伴いまして正常なる生活から転落いたしました婦人が増加いたしておりますので、これらに対しましてこれを未然に防止すると共に、それら転落いたしました者を更生させるという趣旨を以ちまして、全国に十八ヶ所の収容所を設置いたしておるのでありますが、この運営に必要なところの経費をここに計上いたしたわけであります。
○小林勝馬君 この問題はそれぢや一応打切りまして、次にお伺いしたいのは、戦後電信並びに電話の復興状況が非常に遅々として遅れておりましたが、最近電信の面におきましては……電報の面におきましては、相当復興し、戦前に帰つたようでございます。これにつきまして現在六大都市と申しますか、八大都市と申しますか、大都市の電話の復興が非常に遅れておる。
終戦後以西底びき綱漁獲あるいはトロール漁業が、安定性の高い、また漁獲物がまとまつて出荷されるというような関係もありまして、戦後の漁業の復旧がこの辺に集中したようであります。
日本で地方行政というと、そうした行政法学の研究であつて、例えて言うならば地方行政における都市計画、或いは住宅政策というものは非常に重要な面を占めるものであり、殊に戦後の現段階においては住宅政策のごときは、極めて重要な地方行政の面を占めておるものであると考えますが、住宅政策をどう考え、どう立案して、どうやつ行くかということになつて来るというと、これは学問的にいうならば、或いは経済学的な、或いは社会学的
この原因はいろいろございますが、一つは戦後非常に受診率が上つているということもございますし、保險料の徴収が思わしくないということも一つの原因であります。これに国庫負担をするということもけつこうなことで、われわれとしては全面的に賛成するものでありますけれども、しからばどういう方法で国庫から金を出したらいいか。これは非常にむずかしい問題であります。
過般の最高裁判所裁判官の誤判問題に鑑み新憲法下における司法行政制度及び審級制度等裁判の根本的機構に再検討すべきものありと考え、現行制度の利害得失を吟味してこれが改革の方途を考究し、第二のものは、新刑事訴訟法施行以来約一年に及び多くの具体的事件の刑事手続においてその運用上幾多の論議が行われ、これに対し明確に立法的措置を要望する声あるに応えてその実状を明かにして、これが対策の要否に及び、第三のものは、戦後
と申しますのは、共産党の方々から見るならば、終戦後の日本も五十歩百歩で同じだ、あるいは共産党の世界観、階級観からすれば、戦前も戦後も同じだという観点に立つての御議論だというふうに、解釈する余地があると考えておつたのであります。しかるに違うのだという御返答があつた。
最初に戦争を始めたのはこつちから始めて、そうして跡始末を今われわれが果さなくちやならぬ、そういう無味で、つまり前の政府の東篠さんたちのやつたことが、今の吉田さんに責任があるという意味ではなくて、この戦争を起して行つた、戦後の跡始末をやるべきものが日本政府の責任であつて、ソビエトの責任だとは、アメリカの責任だとかということに持つて行くのに間違いだ、こういう趣旨であなたが言われたのかどうか。
そもそも本案の改正点は、現在両公団の基本金を極度に増額せんとする趣旨でありますが、両公団の設置の必要性は、戦後における日本の、特に肥料、油糧の配給機構の実態からいたしまして、この設立についても真にやむを得なかつたことを認めるのであります。