1950-07-17 第8回国会 衆議院 水産委員会 第3号
ことに戦争以来旧組合や団体が、いろいろの施設その他に費消しました借入金といつたものが、そのまま譲り渡された新組合としましては、非常な苦難に陷つておられるということがはつきりわかつたのでありますが、特にそのこげつきの借入れ資産としまして、連合会だけでも約十二億というものが数字に現れておるのであります。これをまずどうしよう。
ことに戦争以来旧組合や団体が、いろいろの施設その他に費消しました借入金といつたものが、そのまま譲り渡された新組合としましては、非常な苦難に陷つておられるということがはつきりわかつたのでありますが、特にそのこげつきの借入れ資産としまして、連合会だけでも約十二億というものが数字に現れておるのであります。これをまずどうしよう。
ただいままでの輸出水産物に対する金融は、貿易業者がライセンスをとりまして、そのライセンスによつて貿易業者に金融をして、そうして貿易業者から生産者の方に金をまわしておる、こういうような状態でございますが、戦争以来日本の貿易業者は、大きい貿易業者というものがほとんどなくなりまして、非常に小さい貿易業者だけが残つておる。このためにその貿易業者の引合いをしておる地方は、ごく小局部だけが引合いをしておる。
御承知のように、戦争中にいわゆる総動員法によつてできた団体でありまして、そのものが、たとえば金融機関にあつては、興業銀行でも勧業銀行でも、また中金でもそれぞれ形がかわつたのであります。そうして中金のごときも旧出資、いわゆる戦争中の出資に対しては出資を打切つておるのであります。これは興業銀行においても、その他の金融機関は、民間の銀行でも旧出資を打切つて新出発をしている。
第二には、太平洋戦争の終結は我が国が連合国に対して無條件降伏をしたものであるかどうか、この点について吉田総理大臣にお尋ねをいたします。 従来、吉田総理大臣初め私も又国民大部分と共に、太平洋戦守は我が国の無條件降伏によつて終止符が打たれたものであるという解釈をしておつたのであります。
ことに朝鮮の戦争が始まつて以来、そういうことが、盛んに外国通信等によつて論議されておるようです。占領下にある日本といたしまして、占領軍の方から占領政策上必要であるということになれば、そういうふうなところがどんどん拡張されて行つても日本としてはしかたがないものですか。
○藤田委員 ただいま高田委員の発言中に、戦争に協力する云々ということが再三出ましたが、われわれは御存じの通り新しい憲法の第九條で武力を放棄しております。陸海空軍は永久に保持しないというはつきりした憲法をつくつております。にもかかわらず政府ははたして戦争に協力しているのか。おそらくこれは高田君の独断であると思いますが、この点に対する明確なる御答弁を願いたいと思います。
○池田国務大臣 高田君は戦争に協力するという言葉を使われましたが、今世界で朝鮮の紛争を戦争とだれが定義しておりますか。アメリカにおきましても、警察行為と言つております。総理の施政演説でも紛争と言つております。戦争とはただいまのところ認めておりません。これはあなたのドグマであります、しかもわれわれは戦争に協力しておりません。
そこで戦争中以来戦後にかけまして多大の漁船が遭難をいたしておるのでありますが、この採算のとれないような零細た漁船を対象といたしまする結果、その漁船保険の経済はきわめて今日危機に瀕しておると申さなければならぬのであります。
スイスが中世以来戦争に巻き込まれず、中立を維持して来ているゆえんのものは、その地理的地位や強国の力の均整ということだけではないのであります。スイス国民みずからが戰火に巻き込まれまいとしてなして参りましたところの並々ならぬ努力とその心構えによるとことが多いのであります。
地上二十余億の人類はすべて戦争の悲惨を厭い、幸福なる平和を希望する上から、講和のあり方について望ましいものはと聞かれましたならば、必ずや全面講和と回答するでありましよう。特に日本国民の一人としての私は、全身の血を湧かして全面講和を熱望いたすものであります。敗戰の憂き目に身をつまされておる誰もがさようであると信じます。
万一大戦争が勃発した場合、我が国の軍備撤廃の結果我が国の安全保障がどうなるかということは、常に国民の懸念の中心であつたのであります。又この懸念より、この心配より、種々の議論が我が国においても現に又起りつつあるのでありますが、国際連台の今回の措置は我が国人心の安定に資すること非常に大である。
○石田(博)委員 今林君の御発言中、警察軍という言葉がありましたが、わが国は憲法で戦争を放棄しておりますので、軍という言葉はお愼みを願いたい。これはお取消しを願いたいと思います。
○説明員(斎藤昇君) 朝鮮の南北線を跨がる戦争が勃発いたしまして以来我我の一番心配をいたしておりまする点は国内におる朝鮮人の動向如何、極左分子の活動如何という点であるのであります。日本におりまする朝鮮人の動向はすでに御承知の通りでありまして、朝鮮の南北における争いが同時に日本の国内における朝鮮人の争いとなつて今まで現われておつたのであります。
○吉川末次郎君 大久保長官が視察せられた直後の日時に私共も対馬に行つたのでありますが、今お話にありました基地で、日本の労働者にビラを撒いて、軍需品の輸送に反対のことが書いてあつたというのは結局北鮮に加担するまあ朝鮮人が、大体私の視察したところ、北鮮側に加担する朝鮮人の方が多いような数字が報告されたのですが、それが結局北鮮と戦争するための南鮮側に、日本の船員が日本からの武器を輸送することに対して反対の
先ず次官の御都合もあるようですから海上保安庁の方から、この朝鮮の南北戦争におきまして南鮮方面から不法入国と申しますか、不法入国者が大分あるようです。それにつきまして説明を承わりたいと思います。尚海上保安についての現況、政府がどういうふうに対処なさるか、それについて伺いたいと思います。
戦争中のいろいろの事故によるところの沈没船、飛行機及び落下物による沈下物、及びその他の暴風あるいは船舶事故による沈下物、それらの沈下物があまりにも全国沿岸に散在しておるという事実、本委員会におきましては、第七国会の末期において、全委員が一致協力して、この荒廃漁場の復活を期せずして、いかでかわが国水産の増強を期し得らるべきかということについて、全委員の一致したる結論として、すみやかにこれらの漁業場を衆議院
そこで今おつしやつた相手は日の丸だというのは、かつての旧憲法時代、あなた方おわかりにならないでしようけれども、日清戰争、日露戦争の時分には、親方日の丸だと言つた、それから出て来ておる。日露戦争のときなんかみな相当やつておるが、当時悪いことをやつたものはあがつておる、はなはだしいのはカン詰に石を入れておる。これに農林省とか各官庁とのつながりがあつたのです。
ところがさつき池田氏の話によると、何でも戦争中には何とか代議士が左岸を強化した。そうしたら右岸を今度は名前まであげて自由党の代議士が強化したとか、そういうことをしきりに断定的に言つておられる。一体どこに建設省の技術があるかわからぬような否定的な話で、われわれはいかにも公の席で言われる質問としては迷惑至極だと思つて聞いておつた。
さらにこういうことが新聞に出、また現地で私どもが表彰いたしました後の影響というものは、もう先ほど児童課長から申し上げました通りに、県下の困つておる戦災者や、それから引揚者、あるいは戦争未亡人等で、むしろ非常に泣言を言つているような空気が、逆にそんなふうな泣言を自分たちは言つておれない、こんな子があるのじやないかという空気が、いかなる場所、いかなる会議等でも議題になるし、また実際にそういうような人たちに
これらのことについて詳細は省略いたしますが、いずれにいたしましても、農地改革の重要性につきましては、單にこの施策というものが日本の従来の地主制度をただ変えるということだけではなしに、この地主制度が基礎になりまして、日本の戦争までの封建的な制度の支柱になつておつたという事実を明らかにしなければならないと思うのであります。
稻葉修君紹介)(第三一四 号) 一五〇 同(十橋一吉君外一名紹介)(第三一五 号) 一五一 同(中西伊之助君外一名紹介)(第三一 六号) 一五二 同(今野武雄君外一名紹介)(第三二七 号) 一五三 高鉾島の払下げに目する請願(坪内八郎 君紹介)(第四五四号) 一五四 大阪市高速度鉄道建設工事に見返資金融 資の請願(前田種男君外一名紹介)(第四 六五号) 一五五 戦争関係都債
○宮腰委員 ただいま報告になりました中で、一二六号の佐世保市内の旧軍用土地建物払下げの請願でございますが、これは住民の土地を強制的に戦争中に取上げになつたのでありまして、佐世保の市民の方々はせひこれを払下げしてほしいという希望がありまして、今回の請願となつた次第であります。今日は政府もおられないのでありますが、ぜひこれを採択してほしいという希望を申し上げます。
この水中障害物と申しますのは、戦争中に敷設されました魚雷、機雷を初め、爆弾、兵器類の漁場に投下されたもの、これは同じく四月二十日現在の調査で申し上げますが、八十九箇所に及んでおります。しかも軍艦その他大型船舶の沈没等によつて支障を来しておるところは百八十入箇所、その他流木の関係も五十四箇所以上となつておるのであります。
單に物質的に戰争準備を急ぐだけではない、国民の精神的な武装もしなければならないので、必要もないのに、国民が中国やソ連に接近することに対し水を差し、敵対心に切りかえて、そうして精神的に戦争の準備を進めておるのである。(拍手) また国内においては、皆さんごらんの通り、今やだれも彼もが戦争反対、平和、独立日本ということをこいねがつておる。
○田中堯平君(続) 諾君、この提案者並びにこれに賛成の諸君、諸君は、ただこの挙によつて戦争の挑発をやつておるだけではない。さらには、あの池田蔵相が渡米の途中、ハワイで何と言つたか。そうしてまた、今朝の新聞に出ている吉田首相の談話は何を意味するか。諸君はあらゆる手段を盡して、今や世界戦争に…。
○政府委員(大野木克彦君) 参今度の定員を決めます根本の方針でございますけれども、大体におきまして行政機構なり人員なりが戦争中並びに戦後において現在まで置かれております日本の国力に比べてまだ膨脹し過ぎていはしないか、従つて又国民負担にそれが転嫁されているというような根本的な考えがございます。それでできるだけこれを日本の国力に相応したものに圧縮して行きたいという気持がございます。
われわれは野党連合懇談会としてもつともつと真劍に、ほんとうに戦争に巻き込まれないようにするにはどうしたらいいだろうか、ポツダム宣言を守り、日本の憲法を守るためには、どうしたらいいのかという真剣な気持から出ておるわけです。国会の声というものは全面的に向うに伝わつておらない、こういうふうに感ずるのであります。
御承知の通り、配給所員は戦争中から戦後のあの食糧あらしの中に立つて、真に身をもつて食糧危機を突破して参りました方方であります。何も一人当り平年分も一年分もよこせという、法外な要求をしていないのでありまして、本年度予算に計上されてあります分を、ぜひ速急に出してもらいたいという、まことに当を得た要求をしておるのであります。