1986-01-22 第104回国会 参議院 決算委員会 第2号
先ほど先生の方から法定伝染病のお話がございましたけれども、エイズ自体はその病気の性質上感染経路等が限定されている等、法定伝染病として今指定されているものとは異なる面もございますので、直ちに法定伝染病についての合同委員会合意が適用されるというわけではございませんけれども、この合同委員会合意で定めておりますような情報提供のシステムというようなものも、このエイズについて利用する可能性があり得るのかどうかというような
先ほど先生の方から法定伝染病のお話がございましたけれども、エイズ自体はその病気の性質上感染経路等が限定されている等、法定伝染病として今指定されているものとは異なる面もございますので、直ちに法定伝染病についての合同委員会合意が適用されるというわけではございませんけれども、この合同委員会合意で定めておりますような情報提供のシステムというようなものも、このエイズについて利用する可能性があり得るのかどうかというような
先生今御指摘のように、昨年の十二月横須賀に入港しておりました空母ミッドウェーの乗組員の中に、エイズに感染している疑いのある者一名がおりましたので、横須賀の海軍病院において予備検査を行いましたところ、その乗組員はエイズ感染の可能性があるという結果が出たというふうに承知しております。
日本の場合は幸いまだ十一名でございますけれども、潜伏期間の長い病気でございますので、今までに感染した方がこれから発病するおそれもあるわけでございますので、先ほど大臣から御答弁いただきましたように、私どもといたしましてもいろいろな研究体制でございますとか、先ほどの献血の問題とかにつきまして前向きに取り組んでまいりたいと考えております。
○政府委員(仲村英一君) おっしゃるように、日和見感染につきましては、最近特にそのようなことで呼ばれるようになった状態でございまして、宿主側の免疫の低下によって、ふだんなら発病しないようなカビでございますとか原虫でございますとか、そういう形で病気になるというようなことを総称するというふうに理解しておるわけでございますけれども、おっしゃいますように、無菌室があればそのようなことが発生前ですと可能性はあるかもしれません
それで私は、さっきの死因でございますけれども、日和見感染症というのは免疫力が低下するから、本当は問題にならない程度の菌がぐんぐん猛威をふるって死んでしまう。それで、三年後に九〇%ということは、全員死ぬと考えていいわけで、本当に大変な病気なんだなと思うんです。 それで、日和見感染症はエイズに限ったものじゃないわけですね。
○政府委員(仲村英一君) お尋ねのエイズの死因でございますけれども、御承知のように、免疫が非常に低下をいたすわけでございまして、各種の感染によって死亡するということが非常に多いわけでございます、いわゆるWHO等でも言っております診断の手引によりますと、日和見感染等によって亡くなることが非常に多いというふうに聞いております。
○高桑栄松君 それから、カンピロバクターについて、どうも私ちょっと講義をするような癖がございますけれども、まあ商売柄そんなようなことになりますけれども、カンピロバクターの感染経過はわからないとおっしゃる。わからなければ対策が立たぬわけですよ。やっぱり推定しなければいけませんね。 まず、カンピロバクター、コリと書いてあるから、私よく知らなかったんです。
四番目ぐらいの原因になっていますが、学校でカンピロバクターが多いというのはどういうことかなと思っているんですが、その対策というか、感染経路みたいなものについての解析された 御意見を承りたいと思うんです。
したがいまして、学校におきますペットといいますか、そういった動物から感染したのか、あるいは食肉にカンピロバクターが入っていたのかということで、これについての感染経路はなかなか私どもでもはっきりつかんでいるわけではございません。
博君 警察庁刑事局保 安部保安課長 伊藤 一実君 大蔵省国税庁間 税部酒税課長 宗田 勝博君 文部省初等中等 教育局中学校課 長 林田 英樹君 文部省高等教育 局医学教育課長 佐藤 國雄君 厚生省保健医療 局結核難病感染
それから、男性同性愛というものが大きな感染源になっている。これを禁止することはこれはなかなかできないと思うんですが、何らかこれにも措置をとっていかなきゃいかぬし、それから売春からもということもありますから、こういう問題についてこれからまたいろいろ御検討いただいて、現代の一番の悪魔の病気だと言われるAIDSから日本を何とか守っていかなくちゃならぬと真剣に考えております。
それから、研究を推進していただくということでございますけれども、血液感染症研究班の研究費として約一千万ございますが、その中で研究をしていただくという方向で考えておるわけでございます。
○政府委員(仲村英一君) 先ほどの対策の二番目で申し上げましたように、この病気のうつるメカニズムと申しますか、それは主に今おっしゃいました男性同性愛者の場合の出血を伴う性行為というのが今一番感染の危険の高いものになっております。
○下村泰君 この記事によりますると、京大のウイルス研究所の教授で日沼頼夫さんとおっしゃるんでしょうか、この方の言葉として記事になっておるんですけれども、母子間などの自然感染者と輸血感染者を合わせて百万人と。九州、沖縄に五十万人、その他五十万人、こういうふうになっておりますね。これだけの数ですと、これはもう大変な恐ろしい数になるのではないかなと私も心配します。
それで、現在のところ、検査につきましては、八カ所で検査を行うようにしておりますが、技術的に難しい面もございまして、これもだんだんふやしていかなくてはいけない、このように考えている次第でございますが、御指摘のように二次感染を防止するというのが現在のところ私どもとしても一番力を入れなくてはいけないものの一つと考えております。
○仲村政府委員 おっしゃいますように、五十九年度につきましては血液感染症研究班の中で五百九十万円、それから検討委員会の関係で二百六十万円ということで、おっしゃった数字八百五十万円ということだと思います。今年も多少上乗せをしておりますが、私どもといたしましてもこれで十分とは考えておりませんので、研究費を所管しておるところとなお相談をしてまいりたいと考えております。
そこでWHOなんかも、エイズに対する特効薬が見つからない現在、患者を治療し教育と情報によって感染拡大を防ぐことが重要なことである、こう言われているわけですね。したがって、感染拡大を防ぐということが当面は一番大事なことだと私も思うのです。 そこで、検査をやはり徹底させる必要があるというその検査の徹底についてはどういうふうな方策がとられるのか。
○増岡国務大臣 御指摘のように、水というものは人間の生命に最も大事なものでございますし、感染症その他の原因にもなるわけでございますので、小規模なものでもできるだけ管理を徹底していただくような措置を講じなければならないと思いますので、できるだけ早く段階的に拡大をしてまいりたいと思います。
この病気は子豚に感染した場合にはほとんどが発病してへい死するわけでございますが、育成豚とか成豚、親豚は感染いたしましてもほとんどが症状が出ないで経過する、それでこれが他への感染源となっておるわけでございます。
実は、私は大変申しわけないのですが、豚のオーエスキー病というのはきょう初めて聞きまして、質疑応答を聞きながら急性伝染病で非常に怖いものだなと思ったわけで、子豚ならすぐ死ぬし、またほかに感染してもすぐ死ぬ、感染経路も四種類あるような感じで、島とか口とか呼吸器、あるいは母豚から子豚への乳汁、それからふん床とあるということで、先生おっしゃるとおり大変な病気だな、こういうふうにお聞きしておったわけでございます
○小川(国)委員 皆さんの方で御準備がなければあれなんですが、例えば我が国で発生した牛のウイルス病でいくと、イバラキ病とか牛の流行熱とか牛のRSウイルス感染症とかあるいは牛の伝染性鼻気管炎ですか、それから牛のアデノウイルス感染症とかパラインフルェンザとか、牛のウイルス性下痢とかレオウイルス感染症とかずっとあるのです。
○内藤功君 医学の進歩や医薬品の発展、衛生思想の向上等が一方にありますから、昭和二十年代に比べますと前進している点は私も認めた上での質問なんですけれども、今のお話のように、この病気は、一たびかかると非常に感染の危険が大きい、広がると大変なことになるという病気であり、現状も決して楽観を許さない。
関連して特に問題に思うのは、感染経路として幼稚園というのが一つ、中学が二つ、高校が四件、大学の学生案というのが一つ、事業所が三、こういうぐあいに多発しているということであります。集団発生の再発防止に向けて厚生省としてどのような対策をとっているか、明確にしていただきたい。 それから外国でも同様の現象が発生しているというんですが、そこらあたりもお聞かせいただきたいと思います。
これは結核の罹患率が減少するということで、患者さんが減りますと、結核による自然感染というものによる感染者が減るということで全体的な免疫力の低下。特に先ほど御説明ありましたように、学校、学童あるいは大学、それから事業所でもそうですけれども、青少年の若いところの層にそういう免疫力の低下があるということで、そこのところで集団発生を起こすというのが強いものでございます。
一名が通院中でございますけれども、この者については二次感染、先ほど先生御指摘のようなことも全部含めまして、そういう指導にこれから取り組んでいるところでございます。
先ほどから、その対策をやります以前に輸入で安全なものを入れます、患者さんが出た場合には二次感染をしないようにいたしますということを申しておったわけでございます。今後は国内で献血によって血液製剤ができるような所要の対策を進めたいと考えておるところでございます。
感染して三年くらいで発病、そして死亡率八〇%ですか、ほとんど命取りになるというような恐ろしいものでございますが、その原料となる血漿でございますが、この八割くらいを大体アメリカから輸入しておるということでございます。
○服部信吾君 ある面から言えば血友病患者のAIDSの感染を防ぐためには、今後血液製剤が国内で自給をしなくちゃならないと、こういうことになると思うんですね。大体九六%アメリカやあるいは西ドイツあたりから血液を輸入していると、九六%。石油はOPECだそうですけれども、AIDSはエイズペックと言うらしいですけれども、もし今こういう中で血液がこっちへ入ってこなくなると大変な問題になるわけですね。
それで、どのようにしてうつるかという点でございますが、これまでの一万人近いアメリカ合衆国あるいはヨーロッパその他の国におきます発生状況から見ましても、AIDSの患者さんのほとんどすべて、九〇%ぐらいは男性同性愛の行為者及び静脈注射による薬物乱用者等で占められておるわけでございまして、我が国の研究班におきましても、通常の社会的接触ではAIDSに感染することはないというような考え方を伺っているところでございます
○政府委員(大池眞澄君) 正確を期する意味でもう一度申し上げますが、先ほど申し述べました健康人千三百五十三名等々、これらの方からはAIDSの感染を示すような抗体は発見されなかったということで、これはマイナス、陰性でございます。ただ、百六十三名の血友病の患者さんの方について調べましたら、そのうち四十七名から抗体が発見されたと、こういうことでございます。
この病気はアカバネウイルスの感染によって起こるものでございまして、蚊のような吸血昆虫が媒介すると言われております。現在ではワクチン注射などの防疫によりまして発生頭数が大幅に減少してはおりますけれども、全くなくなったということではございませんで、この病気はもともと数年間隔で周期的に発生するものとも言われておりますので、今後、いつ、どこでこのような被害が起きるかもしれない状況にあると思います。
肝炎ウイルスは加熱処理され死滅、梅毒の病原体も活性を失うが、血漿からエイズに感染する可能性はある。 こういうふうに報道されている。 そこへもってきまして、二十八日の火曜日、きょうの、これやはり同じ新聞社が取り扱っているんですけれども、「福島県内の総合病院で先月下旬に死亡した男性血友病患者について、「AIDSだった疑いがまことに強い」」と、厚生省もこれ認めていらっしゃる。
そうした場合に、もし感染したらどうなりますか。そのことを私は考えている。
つまり、ただいまも新聞記事をお読みしたんですけれども、これによりますると、加熱処理をすることはできても、血漿からAIDSに感染する可能性はまだあるというふうに言われているんですが、これに対して、断定できますか、こういう方法で、こういうふうになればこの秋ころにはと今おっしゃいましたけれども。
そのような 状況を踏まえまして、厚生省としては地元の北海道庁とも十分これまでの研究の成果など協議を重ねましたところ、エキノコックス対策の、特に治療につきましては、先ほど申しましたように非常に経過の長い病気でございますので、現在、仮にその地域住民に感染している人がおったとした場合、その病気の進行程度が今どのようなところにあるのかということを的確に診断する方法をまず確立してほしい、そして必要な外科的な、
文部省初等中等 教育局中学校課 長 遠山 敦子君 文部省体育局学 校保健課長 下宮 進君 文化庁文化財保 護部記念物課長 田村 誠君 厚生省保健医療 局健康増進栄養 課長 郡司 篤晃君 厚生省保健医療 局感染症対策課
ただオウム病については、家禽との関係で申し上げますれば、感染いたしましても発病しない例が多いわけでございますのでチェックが困難である、また家畜衛生上もこれまで特に問題となるような疾病となっていないというふうなことで、オウム病それ自体を対象とした検査は実施していないということでございます。
もう一つは、最近、ペットから感染する病気、ペット病が問題になっていますね。この検疫体制に問題はないかということを思うんですが、このオウム病の病原を持ったインコはどのくらいでしょうか。
○国務大臣(佐藤守良君) 和田先生にお答えいたしますが、先ほど局長が答弁したとおりでございますが、この病気につきましては先生御存じのとおりでございますけれども、実はオウムによって感染しても発病しない例が多いのでチェックは困難である、あるいは家畜衛生上これまで特に問題になったことはないというようなことでございますが、よく実情を調べまして検討してみたいと思っております。
問題は、結核はどんどん減ってきておりますけれども、もちろん感染性の結核患者も年々新発生を見ておりますけれども、数の上では療養患者も新発生患者も減ってきているということではありますが、問題は精神衛生法に基づく患者の問題ですが、措置入院患者と公費負担の通院患者の年次的な推移を簡単にわかりやすく説明していただきたいと思います、厚生省。
この病気はアカバネウイルスの感染によって起こるものでございまして、蚊のような吸血昆虫が媒介すると言われている病気でございます。
建設省河川局長 井上 章平君 事務局側 常任委員会専門 員 田熊初太郎君 説明員 文部省高等教育 局大学課長 佐藤 禎一君 文部省学術国際 局学術課長 重藤 学二君 文部省体育局体 育課長 岡 行輔君 厚生省保健医療 局感染症対策課
生物的な防除技術の開発というプロジェクト研究を進めておるのですけれども、特にリンゴの腐乱病の関係でございますと、やはり果樹試験場を中心にやっておるわけですが、その中で、最近の成果といたしまして、トリコゲルマというある種の微生物、こういったものが腐乱病の菌と拮抗的な作用がございまして、そういうことが発見されまして、そういった微生物をリンゴの樹体に剪定の後接種あるいは散布いたしますと、その後に腐乱病の感染
○政府委員(大池眞澄君) その看護助手の方が結核の感染源であったかどうかについては、県の調査では確認できなかったというふうに承知しております。
御指摘の点につきましては、去る三月の判決におきましても、保健所において当該医院を感染場所とする院内感染、さらには接触感染の疑いを持つに至るべき時期は昭和四十六年九月初めごろだとされているように承知しているところでございまして、先ほど申し上げましたように、四十六年の十月ごろに、これはどうも普通の単なる骨関節結核等の多発とは違う、通常のパターンではないなという疑念を抱いたのは四十六年の先ほど申し上げました
○浜本万三君 もう一つ確かめますが、先ほど結核患者の見習い看護婦から感染したというふうなお話があったのでございますが、その看護婦が開放性の結核患者であり、そこから感染したのであろうということはお認めになるわけですね。