1947-07-24 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第5号
今御指摘の國民感情として、どうも政府の歳出の面における縮減の努力が今までは足りなかつた、又今後どうするか見ておれというような感じを持つていらつしやることは、我々といたしましてもつくづく感じておるのであります。極力こういう無駄の出ませんように努力をいたしております。
今御指摘の國民感情として、どうも政府の歳出の面における縮減の努力が今までは足りなかつた、又今後どうするか見ておれというような感じを持つていらつしやることは、我々といたしましてもつくづく感じておるのであります。極力こういう無駄の出ませんように努力をいたしております。
その場合神奈川縣のやつかいになるのではないかというようなことを、反對の理由として堂々と新聞に載せているのを見ますと、その反對の根據というものはただ感情的であり、何らの根據をもつていない。
(拍手)私は自由党ではございませんから、決して党派的の多少の感情といつたようなものを差挟むことなく、素直にお聽取り願いたいと思うのであります。 私は供出後の自由販賣、これは單に主食のみなに限らず、生鮮の食料、或いはその他の諸物資にも適用できる。物資によりましては例外もございますが、原則として取上げてもいい制度である存じておるのであります。
対立的なる感情のみによりまして、正しい言論の発表が封殺されることは、民主主義発達の一大阻害と存じておるのであります。 明治大帝陛下も、よきをとり惡しきを捨てよ、と仰せられましたごとく、他議員の発表はよくこれを聽き、しかして、それに対する賛否は自由なのであります。
ちよつとでも超過すると、今度嚴格にやつてくれという御注文が一方から出ますし、余りきちきちすると、非常識に押えつけたというような感情を少くも質疑者の方が起されるのは当然だと思います。併しこの頃は相当嚴格にうやつておる積りなんです。今度の自由討議のときには、これは初めてでありますから、殊に発言者の制限時間が十分になつておりますから、その時には尚お今のような問題が起つて來る虞があるのでございます。
從つて穂積君のお話になつた諸点、その背景となつておる御感情は私には実によく分ります。併しながらこの際特に御了承を願いたいと思う点が二三ありますことは、先ず第一の点は、この席において詳細に説明を申上げることを差控えなければならん点でありますが、海外引揚民に対する政府の援護は、國内における生活困窮者以上の水準には出ることができないという一つの枠が嵌まつている。(拍手)これが第一点であります。
共産党の主張は共産党であるから、なんでもかんでも惡いというので、政策について論議せずして、ただ感情に訴える、ただ支配階級の持つているその感情に訴えて、そうして問題を片づけていつた。結局どうであるか。この終戰の前を考えて御覧なさい。しまいには民主主義自由主義が仇である。倒さなければならないというところまできた。今日はどうか。今日はこのことについては、ドイツの例を見ても同じことであります。
で、はつきりした政治理論を主張しようとすれば、例えば或いは社会主義である、或いは共産主義であるというような点については直ちに感情的にこれを排撃して、理論的に、冷靜に、その理論及びその実際を知ろうとしないということが、今日の日本の悲惨の根本的な原因であつたということを我々は反省しなければならない。
その後、官僚内閣や軍閥内閣、その他政党内閣等がいろいろな惡事を行いました結果、民衆はほとんどこの立憲政治を見捨てて、実は專制政治を謳歌する憲法停止論、議会不用論までも出るようになつて、そのすきに乘じて、この民衆の感情を惡用いたしましたのが、御承知の通り軍閥專制時代でございます。
この時に、勤労大衆の支持を得ましたところの新内閣が成立しましたことにつきましては、党派的感情を離れまして、全國民がこれを以て祖國復興の手掛りを作りたいということにつきまして切実なる期待を抱いております。(拍手)私も首都十万の進歩的市民の代表といたしまして、同じ思いを以ちまして本日は産業の復興と当面の危機打開につきまして二、三の重要事項を質問いたしたいと思います。
もしそのようになりますれば、労働者相互の感情を阻隔せしめ、ひいては能率の上に大きな影響をもたらすものではないかという心配を感ぜざるを得ないのであります。私は出炭能率の減退のいかんによつて区別するのではなく、全炭鉱にわたつて國家管理を断行しなければ、國家管理断行の意義が失われるのではないかと考えます。