1947-10-22 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第21号
これで何とかなつておるのじやないかというようなことで、もしほんとうにそれで樂觀されておるということになると、私はきわめて危險な思想だと思うのであります。
これで何とかなつておるのじやないかというようなことで、もしほんとうにそれで樂觀されておるということになると、私はきわめて危險な思想だと思うのであります。
進歩的思想を採用して自由企業制にとつて代つた失敗が、英國をして今日の破滅の關頭に導いたのであるということは何人も熟知しているところである。炭鑛業のごとき公共的企業を政府は圓滿にやつていけるという社會主義思想を取上げた失敗に英國が今日惱んでいるのだ、炭鑛新聞は最近において英國の現状を評して言うには、イギリスの炭鑛夫は、炭鑛業の國營は勞働條件が改善するのだといつてだまされてきているのだ。
思想は混乱して生産意欲を阻み、希望は失われて自暴自棄に陷り、各種の犯罪は増加して止まるところを知らない。かかる事態において、國家の手の及ばない個々の問題についてこれらを助け、これらに活生の潤いを與え、日本再建の希望を持たしむるためには、主として民間社会事業の発達整備にまつものが多いのである。
私は兒童委員にはどうかして古い思想を持つておりますところの社会事業を食いものにしたり、そうしてお情けにやつてやるというような、そんな大それた考をしておりますような、社会事業ずれのした人達たちを今度全部除けてしまつて、そうしてできるだけ新らしい層を持つて來て、中に学生の層もよいだろうし、青年團の中からもよいだろうし、そうして新らしい小学校の先生方にも大いに出て貰いますといつたように、新らしいものをここに
僅か八億、十億の金を出して頂けると頂けないによつて、これを中心といたしておりますだけに、引揚者の思想全般にも非常な重大な影響を及ぼすものなのでございます。どうぞ主計局におかれましても、この点に十分御留意下さいまして、この予算増加ということに極力御努力下されまするように切にお願いを申上げます。
殊にそうした報いられない人たちに対して何とかしてやらなければならんということを考えたときに、この金融面、生活面に直結したところの御当局の特別の御配慮を願わなければ、思想的においても重大なる面に直面する時期が、我々としては、そう遅いのではなく、むしろ早く來るのではないかという虞れを抱く者でありますから、是非この点について御考慮を願いたいということを重ねてお願いして置く次第であります。
次にお伺いいたしまするが、民主日本の建設のためには、政府も國民も一致協力して、速やかに軍國主義的の思想を清算して、舊來の封建的な遺習、遺制を拂拭する。これに格段の努力を盡さなければならぬことは、申すまでもないのでありますが、何と言つても、今石炭の増産が焦眉の急を告げておるのであります。民主化も必要であるが、それにも増して増産が第一、かように私は考えるのであります。
われわれの國家は、もちろん舊來の封建的一切の制度思想を拂拭、清算しつつ、民主國家の建設に著々歩武を進めつつありますけれども、現在民主化とか、あるいは民主主義ということにつきましては、一般の國民の理解あるいは認識というものは、まことに遺憾の點が多いのであります。民主主義といえば、亂暴狼藉、勝手氣ままなもののごとく、今日なお一般に解釋されている。國民の國家に對する責任感は、きわめて弱いのである。
こういう點に對して、もちろん文部當局でないのでどうかと思われるのでありますが、また地方局長として、いろいろお骨折のことはよく承知しておるのでありますが、なんとか文部省あるいは大蔵省、内務省等で會議の上、實際の地方の實情をもう一遍踏みこんでいただいて、先ほど申しましたように、各地方地方によれば、この問題をめぐつて思想の上からも、その他あららゆる面から非常な禍根を残し、しかも地方自治團體の運營に重大なる
これはいずれも相侵さず相侵されず、立派に調和をとつてやつていくことが三權分立の根本思想であると存じます。この點について御疑問のあることは當然と存ずる次第であります。これに對しては政府としてはかように考えておるのであります。
これでは、住宅難に苦しむ多数の國民の思想は動揺し、惡化し、あるいは激発するおそれがなしとは言えないのであります。 政府は、この住宅地獄を一日も早く解決せしめ、住宅地獄から発生する生産意欲の減退と家庭悲劇の激発を防止する強力なる施策を断行する必要があると思うのでありますが、これに対しいかなる考えをもつておられるかを、まず第一にお伺いしたいと思います。
思想の本山でありますところの文部省は、官廳の中でも殊に率先して民主化の制度を取上げなければならぬ。まず学校関係で、從來官私の不平等の扱いをされておつた、卒業生なんかの資格に不平等の扱いが、あつたこういうような点は、終戰後どの程度改善せられたか、これを具体的に承りたいと思うのであります。もし未だの点がありますなら、速急に、これは改善を願いたいのであります。
その外に私共のグループといたしましても思想的な人たちの間からは、今の官僚統制がよくないのだから、これを民主統制にしたらよかろうというような声が往々ございますけれども、それならば具体策を一つ出して貰いたい。我々の仲間で審議しましようということになりますと、傾聽すべき具体策は今日までついぞ一囘も得たことがないのでございます。 とにかく家庭の主婦といたしましては、本当に魚の問題には悩み抜いております。
しかもこの侵略的な積極性は單に經濟的なものばかりでなくて、軍事的にも、思想的にもその方向をもつておる。つまりアメリカの侵略的積極性というものは、目標を軍事的、經濟的、思想的の三方面から押してきているのだという判斷をしております。さらにその宣言はこういうふうな判斷をしております。從つてトルーマン、マーシャルの計畫というものは、全世界に對するアメリカの膨張政策が歐州に適用された部分にすぎないのだ。
その意味におきまして、今日二つの思想が世界的に對立いたしまして、いろいろの問題を起しているのでありますが私の考えといたしましては世界第二次戰爭の慘禍の跡まだ絶えざる今日、再びかくのごとき愚をくり返すことは、おそらくは避けるであろうと考えているのであります。
永久中立というごとき思想が、いかに世界情勢の現實面において、はなはだ無にすぎぬということは、第二次大戰發生と同時に改められねばならなかつたベルギー・オランダの運命、あるいはバルカン諸小國に遺されました足跡をながめましたときに、そうしてまた現に二つの世界のいずれか一つに投ずることを餘儀なくされましたヨーロツパ諸國の姿をながめましたときに、きわめて明らかであります。
現在は厚生省、GHQでも、何か府縣内の労働爭議は府縣の責任でやるべきものだという思想になつております。ところが現実に我々事件を扱つておりますと、今日はどんな小さな爭議と雖も全國的な意味を持つておる。政治的にのみ解決できる。だから府縣の爭議は府縣内の問題だという思想そのものに誤りがあるのじやないか。
○竹下豐次君 それからもう一つお尋ねしたいのですが、私の申しますことは古くなりますけれども、爭議の場合に労働者側の代表者として交渉に來る人は、どういう人が選ばれるかというと、まあ過激な思想を持つたということは当つておるかどうか知りませんが極く急進的であるとか、或いは弁舌の極めて爽やかな人というような人が好んで選ばれていたような傾向があつた時代があつたかと思いますが、近頃はその点は余程よくなつているだろうと
尚我々國民の立場におきましては、從來いわゆる官尊民卑という言葉を我々小さい頃から耳にいたしているのでありますが、かような思想がいかにして起つて來たかということは、十分に反省をいたさなければならないだろうと思うのであります。
それから次は、國管及び國営的の思想は、いわゆる尨大なる新しき機構の新設によつて、官吏を置かなくてはならぬということを前提とするならば、從來の経驗だけから申すわけでありますけれども、そこにいわゆる冗員、冗費を伴うてくる。英國においては非常に民主的になつても、むだな人を殖やすということはない。ただ單なる機構のために人を殖やすということはあまりやらないのであります。
それから次に、裁判官が非民主的判決をした場合どうして取締るか、即ち現在の時勢に反する思想を持つて判決をする裁判をどうして取締るか、裁判官の頭を取締る、これをどうするか、この法案で取締まれるかどうか。 次に國会法ですが、直せるならば直して貰いたい。
それから第三項の方を、やはり思想は同じで「職員は、政黨その他の政治的團體の役員となることができない。」と、できない方を書いてあつたのを、法律または人事委員會規則で定めた職員は役員となることができないというふうに、できない方を書いたわけであります。
これあたりも、官吏を置いて処理させれば、坑木問題が解決されるのではないかという思想の現われではないかと思いまするが、私の目をもつて見ますと、坑木官は今の程度で何人置かれましても、なんにもならないと考えております。 次に坑木の資源状況は、御承知のごとく、戰時の山林の濫伐その他によりまして非常に枯渇しております。
こういうように少くとも思想的には對立しておると思うのでありますが、勞働大臣はいかなる考えをもつておられるか。すなわち社會主義政策でなければ根本的に解決できないと考えておられるか、資本主義制度を認めて、その範圍内においても十分にこの問題を解決でき得るものとお考えになつてるか、その點の御意見を承りたいと思います。
○三浦委員 私は第一に、この失業對策に對する根本思想とでも申しましようか、根本的態度につき政府の御方針をお聽きしたいのであります。何となれば、ある階級的立場をとる人々から言わせれば、失業問題の根本解決は、いわゆる資本主義制度を認めてはいけないんだ、社會主義制度のもとにおかなければ失業問題の根本的解決はできないというような考えをもつておるのであります。
それで私は伺いたいのでありますが、こういう公益を代表する者の思想的な考えが、そういうように社會主義的考え、社會主義的思想を最も進歩的なりとして考えておる人を中心として選任するのか、それともそういうようにこだわらずに選任するのか、その點御説明願いたいと思います。
これは今日のところ、終戰後、從前の思想その他の取締法令は一通り綺麗さつぱりと整理されたのであります。然る後に昭和二十一年勅令第百一号、これは昭和二十一年二月二十二日に最初出まして、その後多少改廃をいたしております。
憲法の精神による主権在民の思想を実際政治の上に現わす意味から申しまして、政党政治、議会政治が民主主義政治の最も能率的であり、又効果を十分に現わすよき制度であると考えております。日本民主化、日本の政治を民主主義に徹底せしめるということを一言で具体的に申しますならば、議会政治であると私は考えておるのであります。
○中野重治君 やはりそういう問題に関係するのですが、今の恩給という言葉の問題に関して見ますると、これは恩給という言葉が、その内容が変わるのだから、正しい言葉とは思わない、というような言葉がありましたが、これは惡い言葉だということをはつきりして、いい言葉ではないけれども、恩給というのは便利だということを使うという限りにおいては、從来の恩給思想で、これが與えられているという現実事情はよく分つて頂かなければならんと
これはすなわち全体経済主義の思想から出たものでありまして、弱体工場というものは生産費の高い工場、生産費の高い工場は、すなわち資材・労力を濫費するものでありますから、こういう工場は、むしろその生産を休止いたしまして、優秀工場にその生産を讓つた方が國のためにもなりますれば、消費者のためにもなる。
何万か、何十万の血の粛清の犠牲のもとに、強力なる思想的独裁政治が確立いたしまして、とにもかくにも、ロシヤの産業は漸次増産の方向に向つたものであると私はみております。一体戰爭に負けた國民は、どうしてもそれだけの受難を受けなければならぬ運命にあるのでありましよう。われらも戰爭に負けました。
でありますからこの思想は、三位一体の協力態勢を中心にするという考え方であるにもかかわらず、法律用語としては、官僚統制というふうな印象を與える政府という文句を使わざるを得ないというのが、現在の法律技術の上だそうであります。そういう答弁であつたわけであります。業者側がこれを称して、官僚統制であるから反対だとおつしやるその事実は、こういう点にあるのも爭えない事実であると私は考えます。
しかしこれをほんとうに切りかえて、うんとふんばつていこうというのには、やはり一つの大きな思想の轉換と、もう一つはその働きに應じたところの責任というものがはつきりとしてまいらなければならぬと思います。
次に陳情文書表第百一号、物資愛護思想普及運動に関する陳情の審査に移ります。青本調査員から本陳情の趣旨について説明を願いたいと思いますが、いかがでございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
付託事件 ○ローマ字つづりに関する陳情(第五 十七号) ○群馬縣勢多郡敷島村の古跡発掘促進 に関する陳情(第五十八号) ○物資愛護思想普及運動に関する陳情 (第百一号) ○ローマ字つづりに関する請願(第百 八十七号) ○天草島各種観光施設促進に関する請 願(第二百二十八号) ○観光審議会設置に関する請願(第二 百六十六号) ○神奈川縣下の観光施設整備に関する 陳情(第三百七十二号) ○
○委員長(山本勇造君) 物資愛護思想普及運動について、生活物資活用協会の青木正氏から説明員といたしまして諸般の状況を伺いたいと思いますが、御異議はございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕