1983-02-09 第98回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
それから現在配置をされております主力部隊はソ連海軍の弾道ミサイル潜水艦であります。従来のソ連海軍の弾道ミサイル潜水艦では、ペトロパブロフスク付近から撃たなければアメリカ本土まで到達しない、また到達するような距離まで前進いたしますと、それの防護ができないという問題があったわけでございます。
それから現在配置をされております主力部隊はソ連海軍の弾道ミサイル潜水艦であります。従来のソ連海軍の弾道ミサイル潜水艦では、ペトロパブロフスク付近から撃たなければアメリカ本土まで到達しない、また到達するような距離まで前進いたしますと、それの防護ができないという問題があったわけでございます。
大要を申し上げますと、まずは弾道ミサイルのうち特に地上発射ミサイルに重点を置いたものでございまして、まず弾頭数を削減する、現状レベルの三分の一以上の削減内容を持った削減を実施するということ、しかる後におきまして弾頭の投射重量、いわば弾頭の大きさ、重さ、これを小さくしていくというこの二つの提案をいたしておるのでございます。
SSBN及びSSB、これは言うまでもなく大陸弾道ミサイル発射用の潜水艦で、これは対地攻撃でございます。それから……(岩垂委員「何隻ですか」と呼ぶ)この後でお答えします。SSGN及びSSG、これは巡航ミサイルで対艦攻撃、それから最後にSSN及びSS、これは魚雷を搭載した潜水艦でございます。
また、わが国を含む広範な地域をカバーし得るいわゆる戦域核戦力のSS20中距離弾道ミサイルやバックファイア爆撃機も配備されており、さらに、複数の軍管区等を統轄する統合司令部が設置されたと見られるなど、極東ソ連軍の各般にわたる増強には目覚ましいものがあります。
また、わが国を含む広範な地域をカバーし得るいわゆる戦域核戦力のSS20中距離弾道ミサイルやバックファイア爆撃機も配備されており、さらに、複数の軍管区等を統括する統合司令部が設置されたと見られるなど、極東ソ連軍の各般にわたる増強には目覚ましいものがあります。
SSB、これは弾道ミサイル、対地攻撃だと思うのですよ。こうやって考えてみますと、SSしかないんじゃないですか。 大体ソ連は、最近極東艦隊の潜水艦の数がふえていますけれども、ふえた中身は原子力潜水艦がふえたので、SSBN、SSN、SSGNがふえたのであって、通常型はむしろ減っているわけですね。しかもこれは旧型、一九六〇年代のものが多い。したがって可動率は一五%、もっと落ちるんじゃないか。
ところが幸いにしてレーガン大統領も、西ヨーロッパの説得が功を奏したのか、十一月十八日にゼロオプションということを言いましたね、中距離弾道ミサイルに関して。弾道に限りません、中距離ミサイルに関して。その結果、それが実はソ連に、真剣にアメリカと中距離ミサイルに関して交渉をするという決意をさせたのですね。
第一に、ソ連弾道ミサイル潜水艦の防衛、要するに核部隊の防衛ですね。第二に、米弾道ミサイル潜水艦の攻撃。だから、アメリカの核ミサイルを持ったポラリスとかトライデントの攻撃ですね。皆、核戦争ですよ。第三が米艦隊の攻撃。第四がソ連シーレーンの防衛。第五が沿岸の防衛。恐らくは優先度もこの順序である。
ソ連は、極東方面におきましても、いわゆる戦域核戦力を増強してきており、射程約五千キロメートルの中距離弾道ミサイルSS20を数十基配備しているとともに、相当数の、バックファイア爆撃機をシベリア内陸部及び沿海地方に配備しているものと見られます。 非核三原則を堅持しているわが国といたしましては、核の脅威に対しましては、米国の核抑止力に依存することとしております。
(拍手) 鈴木総理、米国の退役海軍少将ラロック氏の指摘によると、太平洋に配置された米国の戦略核及び戦術核弾頭は合計二千発を超え、その運搬手段は艦艇百二十隻以上、航空機六百八十機以上を数え、これらの艦艇のすべては、対潜ロケット、アスロック、核魚雷サブロック、各種の艦対空ミサイルと核爆雷、そして巨大な海底発射弾道ミサイルなどで武装されており、さらに、空母搭載の攻撃機、戦闘機や、陸上基地のP3対潜哨戒機等
そこで、私が疑問に思いますのは、たとえばソ連の潜水艦でもSSNですね、攻撃型の潜水艦を対象にした場合は、この攻撃型の潜水艦がアジアへ配置されているとすれば、これはアメリカの弾道ミサイル型潜水艦を追尾しているだろうと思うのです。それを攻撃するということは、つまりアメリカを守るということになりますね。個別的自衛権の範囲を超えるのではないか。
そのとき、政府委員が、この潜水艦がどういう種類であるかという説明の過程で、攻撃型か弾道ミサイル型かはわかりませんということを申し上げたのは、実はその一週間後の四月二十日の同じ委員会で申し上げているのでありますけれども、答弁者は現に核弾頭を積んでいたかどうかというふうに質問をとりまして、それはわからないと答えましたが、潜水艦の形そのものがどうであるかということにつきましては、先生御指摘のとおり、形としては
ただ、質問の過程の中で、当該潜水艦が現実にSSBNとしていわゆる水中から発射する弾道ミサイルを搭載していたのかどうかということが問題になったわけでございます。私は、型式から言えばSSBNということではあろうと思いますけれども、他方、一九八一年の国防教書の中には、この一番古いSSBNの五隻は改装して攻撃型潜水艦になるということもございまして、そのことも議論の中に出ていたわけでございます。
まず、お尋ねの第一点でございますが、アメリカの原子力潜水艦で核弾道ミサイルを装備しておりますいわゆるSSBNの行動に関しましては、防衛庁は全く関知しておらないわけでございます。
しかし、そのときすでに外務省に渡されておった米側からの応答要領では、当該潜水艦は弾道ミサイル潜水艦であるとはっきり書いてあるじゃないですか。そして、岡崎参事官は、外務省に入った情報では、どうもSSBN、恐らくそうであります、という答弁をさっきしましたね。なぜそういうおかしなことになるのでしょう。
○吉田委員 次に、防衛庁長官にお伺いをいたしますけれども、特にこの原子力潜水艦が弾道ミサイル潜水艦、いわゆるSSBNだったのか、あるいは核魚雷を積んで攻撃型の原子力潜水艦として任務を変え改造されたもの、いわゆるSSNであったのか、この辺もかなり気になるところであります。
ただ、その前後の質問の過程の中で、この潜水艦がいわゆる弾道ミサイル潜水艦であって、事実その弾道ミサイルを積んでいるかどうかという御質問がございました。
○政府委員(淺尾新一郎君) 先方が言っているのは、本船はジョージ・ワシントン号であって、SSBNであるということで、SSBNについては先ほども御答弁ございましたように、弾道ミサイル搭載の潜水艦であるというのがジェーン年鑑では明らかにしておりますが、現実に衝突が起きた時点で核弾頭を積んでいたのかどうか、それについては防衛庁と同じでございまして、われわれとしては現実にそういう核兵器の搭載があったかどうかということを
○政府委員(淺尾新一郎君) こういう潜水艦が日本の近く、あるいは公海にいるということはどういうことかというお尋ねがございましたので、もし弾道ミサイル搭載の潜水艦であれば、それは当然にアメリカの核抑止力の有者な一環であるというふうに申し上げたわけでございます。
○政府委員(淺尾新一郎君) どういうふうに正確に言ったか記憶しておりませんけれども、いわゆる弾道ミサイル潜水艦、それはアメリカの核抑止力の三つの柱の一つであるということを申し上げたと思います。
それから次は、この潜水艦は原子力推進力による潜水艦かという質問に対して、そうである、それから、それならば原子力推進機関に対して損害があったのか、それに対して損害はない、それから潜水艦の武器あるいは武器体系に何らか損害はあったか、それに対して損害はない、潜水艦の名前は何か、名前はジョージ・ワシントンである、それから、それならば潜水艦の形式は何かということに対して、それは弾道ミサイル潜水艦だ、さらに続けますと
○立木洋君 そうしますと、十三日衆議院のあの安保特の委員会の席上で、これが弾道ミサイルの原潜じゃないかという質問に対して、きわめてあいまいな回答をしていますね。そうしてまた、それをただす必要がないのかということについては、聞くつもりはございませんというのがあなたの答弁ですな。これは日本の政府としては、アメリカからそういうふうに言ってきておるのになぜ明らかにしないのですか、それはどういう意味ですか。
その点の詳しい事情はまだわかっておりませんが、いまお尋ねの、弾道ミサイルを搭載する潜水艦であるということは先生御指摘のとおりだと、さように考えております。
ジョージ・ワシントンはジェーン年鑑にも明らかに出ておりますように、弾道ミサイル搭載の原子力潜水艦でございまして、これはミサイル潜水艦の中で一番、現在残っている中では古い艦でございます。あと兵器については、ポラリスのA3型SLBM十六基あるいは魚雷六基を積んでいるというふうに理解しております。
そこで、核の存在については否定も肯定もしないので、これが核弾道ミサイルを搭載しておったかどうかについては確認できないということですが、少なくともこれだけの問題を起こしたからには、しかもそういう目的を持っておった米原子力潜水艦が鹿児島沖東シナ海で作戦行動を展開しておったということが公にされた以上は、そのことについてもアメリカ側に確認を求めるということは、日本政府としては当然の姿勢でなければならないと思
そうであるならば、SLBM、核弾道ミサイルを積んでおったということは想像にかたくないですね。確認はしないで、それは積んでおったかどうかわからぬというふうな濁し方、そういうところが問題なんですよ。確認できない理由は何ですか。
○淺尾政府委員 ジェーンの海軍年鑑によりますと、ジョージ・ワシントンは、いわゆる弾道ミサイル搭載原子力潜水艦でございまして、一九五九年の十二月に就役しております。排水量は基準時で約六千トン。それから武装はポラリスのA3ミサイル十六基でございます。