1949-03-26 第5回国会 衆議院 建設委員会 第2号
まず建設大臣より御説明をお願いいたします。
まず建設大臣より御説明をお願いいたします。
○松岡議長 三時十五分に建設大臣がお見えになりまして、泉山さんの辞職願を託されたからというて、御提出になりました。読みます。
○兼岩傳一君 私は全國の建設技術者の團体を代表いたしまして、益谷建設大臣に対して、庶民住宅の建設方針につきまして緊急質問をいたさんとするものであります。(「その態度はいかんぞ」「議員としてやれ」「取り消せ取り消せ」と呼ぶ者あり)大臣の明確な、科学的な答弁をお願いいたします。(「業者じやないぞ」「前言取り消せ」と呼ぶ者あり)代表議員として緊急質問といたさんとするものであります。
あるいはまた建設大臣は、この六十億によつて、どれだけ災害地における現場作業がなし得られるとお考えになつておられるかということの、誠意ある後答弁をお願いしたいのでございます。
○金野委員 どうも建設大臣の答弁を聞いておりますると、災害の実態というものを十分把握しておらないという感じがするのであります。出水期は來年の七月だということを繰返して言われるのでありますが、出水期が七月以降であるということはわれわれも想像しますし、予想がつくのでありますけれども、現在の災害の状態というものは、出水期の七月を待つまでもなく、一面河原のような状態であります。
ただいま建設大臣並びに政府全体を代表して官房長官も見えられまして責任ある御答弁があるそうでありますから、金野君からさようにあらためて先ほどの質問を繰返していただきます。
○金野委員 私は建設大臣に質問しておるのではなくて、建設大臣に対しましては官房長官のお答えがあつてから御質問申し上げるつもりでありまして、私先ほど質問いたしました三点について、官房長官から御答弁を願います。
併しながら本内閣におきましては、当面いたします金融の金詰りのこの実情に深く理解を持ち、これが打開の方策については、彈力に富む金融の展開によつとこれに應えたいと常に用意をいたしておるのでございまして、かようの意味合からも本問題の解決には一層の施策をこれに集中いたしたいと思うのでございまして、建設大臣が述べられました年賦拂の金融方式につきましても、大藏省といたしましても、十分研究いたしたいと思うのでございまするが
一昨日の本委員会におきまして建設大臣にお答弁を求めたのでありますが、そのときに現在の状況においては住宅が建たない隘路は資材の問題ではなくなつた、今日は全く金融の問題にかかつておる、こういうことであります。もう殆んど住宅を造るだけの一般庶民は資金を持つておりません。それでただ許可を與え、資材の枠を與えても先程肥料で話されたように、実際これを買い取るだけの資金を持つておりません。
次に泉山安本長官にお尋ねすることもありますが後に残しまして、國土計画問題について、益谷建設大臣にお伺いする。丁度差支があるそうでありまして、赤木君がおられますが、現在我が國土は、他の議員も申されました通り、非常に荒廃しておる。戰争中十年の間、森林は濫伐に濫伐、河州は土砂の堆積著しく、河床を浅めて、少し降り過ぎると直ちに洪水になり、田畑、道路、橋梁の破損は挙げて数うることができません。
○政府委員(赤木正雄君) 建設大臣に対する中平さんの御質問に対して、私からお答えいたします。第一の災害復旧が非常に不備で、これでは水害を防ぐことが困難である。こういうお話でありますが、御尤もであります。災害復旧は原則といたしまして、このまま放置して置くと又交通に直ぐ支障を來し、或いは耕地に非常に害を及ぼす。であるから取敢えず原形にこれを復旧するというのが災害復旧の原則であります。
最近政府に対して道路の維持修繕に関する計画につき関係方面より指示があつた由を聞いて滯るのでありますが、如何なる計画を立てておられるか、建設大臣の御所信を承わりたいのであります。又政府は新たにガソリン税の創設を研究中とのことでありますが、本税は如何なる目的を持つておるか。
次に建設大臣にお伺いいたします。政府は災害の復旧に対して極力努力すると述べているのでありまするが、今回の予算に計上されました額は僅かに六十億の少額に過ぎないのであります。如何に應急的とはいえ、今日の賃金、物價等よりいたしまして余りにも少額に失し、復旧の目的を達成することは不可能と思うのであります。
從つてこれを緩和する建前から建設大臣の認可権に属する建物に対しては二ケ月、地方長官の認可権に属するものは一ケ月、この期間を定めて、そうして今これを実行するべく各方面と交渉中であります。
次は建設大臣に対する質問を行います。
○大原委員 今度のこれは建設大臣の方かもしれませんが、土地沈下の予算が災害対策費の中に入れてあるのか、もし入つておればその額をお知らせ願いたいことと、次に大体統制のとれるものはとると言つておられますが、どんなものをとるお考えなのか、また統制を一面強化するということであるが、どういうものを強化するお考えなのか、これをお知らせ願いたい。
第二條は、必要があると認めた場合は、地方公共團体のやるべきものを建設大臣が直接施工しよう。その場合は当然國がその費用を負担する。併しながら地方公共團体はその費用の一部を負担する。こういう規定なんであります。
○衆議院專門員(西畑正倫君) 道路法に規定する道路というのは、國道、府縣道、市道をも総括して申上げるのでございまして、第二條の、建設大臣が直轄施工するという部分は國道に限られるという意味であります。
○田中(織)委員 建設大臣のただいまの御答弁によりますと、もちろんこの六十億の國の予算に対しまして、地方負担がかりに三十億といたしますならば、九十億の復旧の事業がやれるということになるのでありまして、その三十億の地方負担に対しましては、今日の地方財政の困窮状態から融資を願わなければならないことは当然のことなのであります。
○政府委員(赤木正雄君) 山田さんから、住宅新築の許可制を廃して自由にしてはどうか、こういう建設大臣に対する御質問に対して私から御答弁いたします。 御趣旨の通りに成るべく自由にしたいと思つていますが、主要生産資材の需給状態が、臨時物資需給調整法或いはこれに基きます指定生産資材割当規則をまだ廃止する状態になつていませんから、今暫らく万事を自由にするというところには立至つていません。
第二條は、建設大臣は必要がある場合には國道の修繕を直接行うことができるということを規定してあります。但しこの場合、地方公共團体は、その費用の一部を負担しなければなりません。なお、その補助の率等に関しましては、別途政令をもつてこれを定めることにいたしております。 以上、本案提出の趣旨及び内容について御説明申し上げました。
○井出委員 私も質問の順序を総理から始まつて一應システムを組んで参つたのでありますが、どうも大臣諸公がそろいませんので、つなぎの質問というふうなかつこうになつて、この点は少しやりにくいのですが、幸い建設大臣がお見えですから、一、二点お伺いいたします。 住宅対策でありますが、これはおそらく建設省の所管になるわけでありましよう。
○竹谷委員 それでは一、二建設大臣にお伺いいたします。戰前の半分近くに減つた領土の中で、八千万の國民を養わなければならぬ。それにはどうしてもわれわれのこの國土を徹底的に利用しなければならぬと思うのであります。從いまして狹くはあるがまだ未開発の資源が相当あり、また人口の再配分なり、あるいは文化産業の再配置を考える。
○長野(長)委員 総理大臣に対する分は適当の機会にまわすことにいたしまして、まず建設大臣にお尋ね申し上げたいと思います。 衣食足つて礼節を知るという言葉がありまするけれども、現在わが國の実情としましては、住所すなわち住居の問題が非常に急を告げていると存じます。
まことにしつこいようでありますけれども、建設大臣から本年度において調査をいたしておるものについて資材その他の関係からいかなるお見通しがあるか。これをお伺いしたいと思います。
この二点におきまして、現在わが海部郡から、大体六万俵からの米を納めておるわけでございますが、こういうような状態は全國の地区にもありますので、ぜひとも農林大臣、大藏大臣、また建設大臣もこの実情をよく察知されまして、できる限り農民の意図に沿うように救済をしていただきたいと思うのであります。
それから当委員会におきましては、建設大臣、鉄道大臣あるいは逓信大臣等の出席を求めて、所管事項についての詳細なる説明を承つております。特に建設大臣は、本年度内、三月末日までの間に緊急を要するもの百二十九億余りを大藏省に折衝中であるということを明らかにしております。
次に、建設大臣にお伺いいたしたいのでありまするが、建設省関係につきましては、第一回國会以來、日本の復興は各省のセクシヨナリズムを拂拭して綜合対策を立てなければ、日本の戰後の復興というものは成立たないという点について、しばしば本院におきましても各議員からの要請があつたのにも拘わらず、未だに綜合対策は立てられておらない、そうして年ごとに災害は増加して行くだけのことでありまして、誠に政治の貧困をさらしておるのであります
この際大藏大臣及び建設大臣より発言を求められております。順次これを許します。大藏大臣泉山三六君。 〔國務大臣泉山三六君登壇〕