2000-04-20 第147回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
つまり、堤防を締め切ったために、本明川から流れる生活排水や工場排水あるいは農業排水もあると思います。水質が悪化した水が調整池に流れ込む。そして、水位調節のために湾内に排出される。この水を地元の漁民は毒水と呼んでいると。 そしてこの中には、湾内を北上しているのを目撃している。潮受け堤防の向こうにあるのは広大などぶ池と化した調整池である。それは魚介類の生息を許さない毒水の塊である。
つまり、堤防を締め切ったために、本明川から流れる生活排水や工場排水あるいは農業排水もあると思います。水質が悪化した水が調整池に流れ込む。そして、水位調節のために湾内に排出される。この水を地元の漁民は毒水と呼んでいると。 そしてこの中には、湾内を北上しているのを目撃している。潮受け堤防の向こうにあるのは広大などぶ池と化した調整池である。それは魚介類の生息を許さない毒水の塊である。
御承知のとおりでありますけれども、霞ケ浦は日本第二の面積を持つ湖沼でございまして、その流域面積は茨城県全体の約三五%を占めるわけでございますけれども、この流域の発展とともに、生活排水や工場排水の増加で水質が大変汚れておりまして、いわゆる富栄養化という状況であります。
確かに水俣病というのは、チッソの工場から出された有機水銀中毒の中でも、工場排水によるメチル水銀を魚介類を通して摂取することによって起きたということでございまして、非常に環境汚染に起因したいわゆる公害病という特殊性があると思います。
特に富栄養化防止条例あるいはまたヨシ条例、それを初め工場排水規制等、環境対策に万全を期して実施をいたしております。 特に、滋賀県といえば琵琶湖であります。琵琶湖は滋賀県の面積の六分の一を占めております。太古の時代より琵琶湖のそうした自然、そしてまた水あるいはまた魚介類等々、その恩恵に浴してきたのであります。
そのためには、公定規格に適合したものになっているかどうかなど確認して登録されることになるわけでありますが、汚泥肥料が工場排水、生活雑排水から出てくる汚泥を原料にしているものなので、今回、普通肥料として措置されることに私たちも賛成しています。 しかし、この仕事に携わる肥飼料検査所の実態を見ますと、今の体制で大丈夫なのかということを非常に心配します。
近年、資源の有効利用、環境負荷の低減の推進の観点から、下水道や工場排水から発生する汚泥などの未利用有機性資源を肥料として再生利用していくという社会的要請が高まっております。実際に、汚泥を原料とする堆肥の流通量は、昭和六十年には六十八万トンであったものが、平成九年には百三万トンと着実に増加してきております。
特に、養殖漁場の悪化の一因としまして、工場排水、家庭雑排水等の環境負荷が考えられます。 しかし、現在、御審議いただいているこの法律案は、持続的な養殖生産を将来にわたり確保するという水産行政上の観点から、養殖に伴う残餌等による負荷も漁場悪化の一因として否定できないというふうに着目をして、養殖業者、漁協等による漁場改善のための取り組みを促進しようとするものでございます。
河川が農薬、工場排水、生活排水等で汚染され、ふるさとの小川もコンクリートで固められ、山村の水田は過疎化や減反で荒廃してしまい、メダカに限らず、多くの生物が生きる場所を追われつつあります。本来、農業は生産、消費、廃棄が無理なく循環をしていました。今、米の関税措置への切りかえでますます稲作が後退し、水田が姿を消すことになると、環境の連環の輪が断ち切られることになります。
お尋ねの原状回復的な費用について見ますと、まず水俣病における水俣湾のヘドロしゅんせつ及び埋立事業の総費用は約四百八十億円、新潟水俣病の昭和電工の工場排水溝周辺の河川底質のしゅんせつ工事の費用につきましては一億円弱だというふうに聞いております。それから、なお四日市ぜんそくにつきましては、そもそも原状回復に当たる概念がないことから、私どもデータを持ち合わせておりません。 以上でございます。
これは計量法に基づきまして、例えば公害がどれだけ出るのかということで、工場排水等の分析とか、そういうことをやっている事業者なわけですけれども、ここで分析をして証明をしますと、これは公的証明にかわるものになるわけですが、これは昭和四十七年からできた新しいものなわけなのですね。 そこで、昭和三十八年に中小企業基本法というものができております。
そのために、水道水の上水というのでしょうか源流が汚染されて、家庭排水ですとか工場排水が紛れ込んで、都会の方たちはカルキ臭いのを我慢すれば水は安全かと思っていたら、実はそうではなくて、カルキと化学反応を起こして発がん性の毒性物質が飲み水の中に混入しているというわけでございまして、まさしく国民の生命が危殆に瀕しているわけでございますね、安全が脅かされているわけでございます。
もちろん、このほか工場排水等々もあるわけでございますが、水質汚濁防止法、いわゆる水濁法の枠内でのいろいろな規制等々と相まちまして、汚濁負荷を減らすという作業は大変大事なものだというふうに考えております。
南部開発という大型の処分場を持っているところがあるんですけれども、そこの安定型処分場というところを調べた結果は、例えば先ほど来出ておりますCODの数値、化学的酸素消費量というもので見れば、これは九六年十月の調査では一リットルあたり二百六十ミリグラム、それから全窒素はどうかというとリットル当たり百八十ミリグラム、鉄も十六ミリグラムというふうに、工場排水などに適用される排水基準というものを非常に大きく上回
例えば、廃棄物、有害液体廃棄物、それから工場排水等々ございます。 昭和四十年代の後半、これは四十八年の資料でございますが、現在約二倍近くにふえておる。特にダイオキシンそれから有機すず系物質。これは、本当はきょう時間があれば御質問したかったんですが、船底に有機すず系物質を塗料として使っている。これは我が国ではもう使っておりませんけれども、そんな問題がございます。
今回の水質汚濁防止法も、その歴史的沿革を目てみれば、公共用水域の水質の保全に関する法律と工場排水等の規制に関する法律ということでございます。これが昭和三十三年の十二月につくられたという法律でありまして、これは私が生まれた年であります。
もう岩垂さんに言ってもしょうがありませんが、通産省などに対しては、「原因究明等の調査に十分協力し、工場排水の提供を求められたならばこれに応じるよう行政指導をしていたならば、」、適切な「行政指導がなされていたならば、水俣病被害の拡大をかなりの程度防止できたのではないか」というようなことを含めて、国の責任、特に新潟などでは発生にも問題があるわけですが、やっぱり拡大についての責任に言及してほしかった。
一人当たり大体汚水を五百リットル排水するという前提で、高度処理によって処理されている汚水の量を五百リットルで割った人口ということでございまして、その中には実は工場排水も入っているわけでございます。 今度の新しい五カ年計画では、純粋に高度処理されている処理区域内に住んでおられる人間の数、だから工場排水分はカウント外にする、そういうことで、七次五カ年計画でのベースで換算しますと七百五十万人相当。
○福本潤一君 下水道に入る工場排水等の重金属、有害物質等々に十二分に対処していただきながら、そういうコンポスト化を含めて検討、対処していただければと思います。 引き続きまして、下水道施設の高度化の推進ということでお伺いしたいと思いますけれども、阪神・淡路大震災というものが現実に起こったときに、下水道についても被害があったというふうにお伺いしております。
あるいは道路や水路をつくる、工場排水のための新たな排水溝も新設すると。それから、東貝塚駅を誘致して鉄道の引き込みを行うなど、これは至れり尽くせりの地域整備を含めて年間の町の財政の半分をつぎ込んで誘致したという歴史的な経過があるわけです。 また、ユニチカの貝塚工場というのは、泉州地域全体、これは繊維産業の盛んな地域ですが、その地域の象徴的な存在だったわけですね。
そして同時に、個々の、先ほどもお答えいただきました下水道整備事業とか農村集落とか、あるいは工場排水の問題とか、そういう問題ということでは、それぞれ独立した法律がございますから、それでその環境基準を守るようにということもやる。 しかし、それだけではどうも、とてもじゃないができない。そして、一つには、滋賀県だけでもできない。
戦後ずっと長い間工場排水などが汚染の原因の中心でありました。だけれども、最近はむしろ生活排水、それが汚染の主流になってきていることは、もう先生御案内のとおりです。 実は、今からもう二十年近い前なんですけれども、綾瀬川と同じように、私が住んでいる多摩川、多摩川のすぐほとりに私は住んでいるものですから、綾瀬川がワーストワンなら多摩川がワーストスリーぐらいの、悪い方を競っていた川でございました。
それで、丹生ダム貯水池におきます富栄養化の可能性は、流域自体が非常に山林豊かなところでございますし、生活排水もしくは工場排水等の問題も非常に少のうございますので、富栄養化の可能性は非常に小さいと思っております。また、下流の琵琶湖への影響につきましては、先ほど申し上げましたが、むしろダムでたまることの効果もあるだろうと思っております。