1948-11-20 第3回国会 衆議院 法務委員会 第8号
法務総裁は、さつそく司法制度に関する調査研究を責任といたしておる法務廳の調査意見第一局長と私にお命じになりまして、至急お前の方で司法制度の根本的な審議会をつくることを研究してみてはどうかという御下命がありましたので、関係者の方々にお集まりを願いまして、一應司法制度の審議会案というものをつくりました。
法務総裁は、さつそく司法制度に関する調査研究を責任といたしておる法務廳の調査意見第一局長と私にお命じになりまして、至急お前の方で司法制度の根本的な審議会をつくることを研究してみてはどうかという御下命がありましたので、関係者の方々にお集まりを願いまして、一應司法制度の審議会案というものをつくりました。
それは三十一條の次に設けていただくのが、法文の体裁上よろしいかと私どもは考えておりますが、降職、免職、休職、懲戒の認定にあたつては本人もしくは本人の所属する組合の発言を、十分考慮する審議会を持たなければならない。前三條の規定はこれを組合運動抑圧の手段としてはならない。本條にきめる手続を経ないいかなる処分も法的には無効とする。
こういう規定がございますので、今日のこの本案の予備審査の状況を衆議院との合同審査会に報告いたしまして、合同審議会におきまして議決を経たものを更に本委員会に持つて帰りまして、本審査として討論、表決するのが建前になつております。
○田淵委員 私田國語審議会の事業の目的というものと、國語研究所の事業の目的というものは、そこに本質的に何ら相違があるものではないと思います。純粹なる研究と、しからざる研究、このようになることは私は了解しかねるのであります。これはむずかしい論議になりましようが、純粹なる研究とは何ぞやということになります。
○高津委員 國語審議会官制を見ると、その第一條に「國語審議会ハ文部大臣ノ監督ニ属シ其ノ諮詢ニ應ジテ國語ニ関スル事項ヲ調査審議ス」とこうあるのですが、この國立國語研究所の設置法を見れば、まつたく重複するという感じがするのであります。
それで政策は審議会でやる。こちらはその政策審議の資料をそれえて出すんだという御説明でありますが、これからはこういう政策が生れるのだという政策を三つなら三つ用意する。そういうようなことまでここでやるようになれば、そういう屋上屋を架するような必要がなくて済むのである。残りの部分は政府がやるという途があるべきではないか。
○下山説明員 先ほど御説明申し上げましたように、運輸当局といたしましては、今高瀬委員のお説のように、國有鉄道審議会だけでなくて、各方面の御意見も伺つた結果、ここで急激に大きな変革を來すことは適当ではない。從つて形としては、改革の形で行くが、公團式な性格を持つた鉄道公廳、こういうような形でともかく行くのが適当であろうという結論を持つておつたのです。
実は新聞などでよく傳えられるところによりますと、このマツカーサー元帥の書簡が出まして以來、運輸当局は鉄道審議会その他の会合を開いて、たとえば國鉄を運輸省の外局にする鉄道総廳案、あるいは公團的性格を持つている鉄道公廳案、そういうものを中心にしていろいろ議論された。あるいはそれ以外に現状維持でやつて行こうという議論も出たとか、いろいろのことを新聞で承知しているのであります。
畜産増殖の五箇年計画は、昨年九月畜産審議会を設置いたしまして、民間の意見等をも組み入れました計画を立てたのでありまして、大体昨年度におきまして、家畜單位に換算いたしまして三百三十四万頭ありましたものを、この審議会の五箇年計画の目標といたしましては、昭和二十七年におきまして四百三十七万頭に増加せしめよう、こういう計画を内容としたものであります。
またそれに続きまして、引揚げ対策のあらゆる問題を審議するための審議機関を設置するという法律案を提出されまして、両院を通過したのでありますが、その結果引揚げ対策審議会というものが成立いたしまして、すでに今日まで数回会合を重ねておるのであります。引揚対策審議会におきましても、第一に未帰還同胞の引揚げ促進並びに未帰還留守家族の援護というのを取上げております。
なおこの問題につきましては、前の國会に御提出になりました引揚対策審議会設置法、これに基きまして引揚対策審議会が設置されたのでありますが、その審議会においても、この問題はいろいろ研究が重ねられておるのであります。
第一の畜産増殖五ケ年計画の目標頭数の点でありますが一例えばこの数字につきまして、乳牛の点を御覽頂きますと、当初樹立いたしました昨年の畜産審議会の目標は二十七万六千頭になつております。それを地方のブロック会議に移しまして、その要望に應じて取纏めました数字が三十万四千頭になつております。最後に、今年安本の全体の五ケ年計画に関連いたしまして決定いたしました新目標が二十三万一千頭になつておるのであります。
○政府委員(平田左武郎君) 戰後の我が國の農業再建と申しますか、一つの大きな方法としての有畜産業の採用ということが、朝野において必須の趨勢と認められておりますし、又國民の食糧確保の上から申しましても、蛋白食糧の不足上いうことが日本の一大欠陥とされておりますので、そうした要請に應えるために、畜産増殖の必要性ということについては議論のないところと存じますし、その目標について昨年以來、畜産の審議会を設置いたしまし
○一松委員 そうするとこの研究所の研究したことは、審議会において制限を受けるのですか。せつかく研究所が自由な立場から研究したもののうちから、これはいい、悪いといつて審議会において制限するということであれば、文部省に監督権がないという趣旨と矛盾すると思う。
その報告の結果から審議会が抽出して、文部省がそれを國策の線に乗せるというのは、屋上屋を重ねることになるというのです。そういうことをするから人と費用がたくさんに必要になる。それならばこの研究所に人材を集め予算をとることは必要でなくなる。研究所の研究結果について、文部大臣はそのうちからいいものを調査して國策の線に乗せればいいわけで、その間に審議会を存置させて二重の手間をかけることがいいのかどうか。
○稻田政府委員 國語審議会は文部省がこれに諮問いたしまして、重要な國語政策を審議答申していただく機関でございます。その審議会が重要な國語政策について審議いたします場合の参考となるべき資料を——この法案の第三條第二項の一でございますが、この研究所から提供する。
國家的な國語研究機関の設置につきましては、実に明治以來先覚者たちによりまして提唱されて來た懸案でありまして、終戰後におきましても、すでに第一回國会におきましては、衆議院及び参議院が、國語研究機関の設置に関する請願を採択し、議決されておるのを初めといたしまして、國語審議会からの建議、又米國教育使節團の勧冑等もありまして、各方面からその設置が強く要望されておるのであります。
一方專賣公社法案では專賣事業審議会の委員長の任期を三年と規定してありますが、どうしてこういう差ができているか、その点について御答え願いたいと思います。
國有鉄道法案の監理委員会と、專賣公社の方の審議会とは、性格が根本的に違うのでありまして、國有鉄道の方の監理委員会は國有鉄道そのものの一つの機関となつておるわけであります。專賣の方の審議会は、大藏大臣の諮問機関として、國家機関の一つになつておるわけであります。その点に違いがあるのであります。
○周東国務大臣 まことに御もつともなお話でありまして、私どもも何かこれに対しては、農民代表なり消費者代表というようなものを加えた審議会というような機構ができて、それに諮問してきめるというような形にまで進めて行くことが正しいのではなかろうか、こういうふうに考えて、今研究出せております。
○加藤(吉)委員 その米價決定についてわれわれは一番がんとしているところは、財政法第三條に、酒、タバコは國会の承認を得る、但書に主食品を除くというのが、一番これが農民をばかにした法文なので、この審議会も何も要らない。あの但書を削除するのが根本的であろうと思います。その点について農相の所見をお聞きしたい。
そういうばかげた待遇を農民は受けている今日、当然今度周東農相は、その米價決定の審議会というようなものを早く法文化して、人事院以上の機構をもつて、合理的に農民が増産に励まされるような、差別的なことがないように、納得の行く米價審議会を構成してほしい。これについて農相の御意見をお聞きしたい。
それからあの最近できた内閣審議会においても千円ということは、千円と二千百円で議論がされて、弱い線でも千円が確認されておる。前内閣官房長官である苫米地氏も、留守家族代表にこの千円を約束し、それについて、私は前回の特別委員会で、新しい内閣の官房長官に引継ぎを受けたかどうかを質した。これは相当、金額ははつきり言えないが考慮するということを言われておる。
さらにまた森林資源造成法の審議の委員会におきまして、三浦林野局長官は、森林のみならず薪炭の原木を入手する立場において、過伐を防ぎ、また原木の騰貴を防ぐ立場において、山林審議会等の構想をもつて諸般の弊害を除去して行きたい。
かようにいわゆる山林審議会等の單行法を設けて、第三國会に提案する、目下これを関係方面と折衡中である、本質はこれに対して多大なる期待を持つていたのでありますが、そういうようなことを一、二関連しているので、十分審議を盡されたかどうかということを質問いたした次第であります。
この專賣公社につきまして、従來のやり方と非常に運営の方法を変える必要があるといつたような一つの現れといたしまして、專賣事業審議会といつたようなものを拵えまして、事業の項目につきまして審議会の諮問を受けましてやる。こういつたような立て方を取つたのでありまして、法案の方におきましても、第二章に、專賣事業審議会といつたようなものを設けているのでございます。
特に大臣がお触れになりました國有鉄道審議会をお作りになつて、相当檢討され、又その結果答申案も大臣の手許へ出されて、これを参考として立案に当られたものと思うのであります。私共も國有鉄道審議会の答申案自体につきましても関心を持つておりますので、これらを参考として審議をいたしたいと思うのでありますが、大臣の説明の中にも言つておられるように、時間的に非常にせつぱ詰つて詳細研究を遂げる遑がない。
それにつきましては、殊に御承知のように、國鉄内に國鉄審議会というものがございまして、その審議会に、その点に関する諮問を運輸大臣から発し、審議会議員の諸君も愼重審議、この点についての答申をなされたのであります。
この委員会としては、そこで、まあ関係方面とのいろいろの交渉もあるでありましようが、前内閣以來、國鉄審議会というものを特に作られたのでありまするので、それが如何なる答申をしたか、若しお差支えなかつたならば、この委員会に一つ参考として御提出を願いたい。我々國会議員としては、できるだけこの機会に根本的の改正ができるならばやりたい。この方針でこの審議を進めたい。こう考えております。
その後決議文に基きまして、引揚同胞対策審議会が内閣にできまして、その審議会の席上及びそれの分科会におきまして、課税上の措置の問題が、数次にわたつて問題になりました。その会合のときにも、大藏省といたしましては、引揚者、帰還者の立場には非常に同情しなければならない点が多々あるけれども、第一に所得税については、一定の所得がある場合にはその担税力に應じて課税をするということがまず建前である。
ところで中央の畜産審議会におきまして樹立されましたこの目標頭数を地方に移して、地方民の要望を伺つたところ、最近は意外に畜産振興の熱が普及いたしておりまして、馬におきましては、目標頭数をやや下廻りましたけれども、その他の乳牛とか、豚とか、山羊、緬羊、鶏につきましては、遥かに中央で考えました数字を上廻りまして、総計は四百七十八万八千家畜單位という結果になつたのであります。
それを未だに一つも触れないで置くということは甚だ私共合同審議会の権威に反する。こう考えるのであります。明日労働委員会では、丁度労働委員長がおられますが、労働委員会ではどういうことを御協議なさろうというのか、蓋し今後この問題の審議方法についての御協議かと考えられます。さようなことは三十分か一時間で済むことでありますから、でき得れば私共折角勉強してやつているのに、又二日も三日も置かれると忘れてしまう。
從つてこの面を、鉄道審議会という機関がございますので、この審議機関に諮問をいたしまして、ある程度の成案を得たのであります。そうして私も首肯ささる個所が相当出たのでありますが、客観情勢はそれを修正して出すような余裕がなかつたものですから、後日に讓ることにいたしまして、現在のような法律で出したような次第であります。