1949-05-27 第5回国会 参議院 本会議 第36号
然るに皆さんどうでしよう、先日來、日本の経済資源の実態調査をしたアツカーマン博士は、「日本が現在のごとき森林の育成管理であり、現在のごとき野放図な消費の仕方である限り、その山林樹木は三十年にして盡きるであろう」という意味の警告をしております。
然るに皆さんどうでしよう、先日來、日本の経済資源の実態調査をしたアツカーマン博士は、「日本が現在のごとき森林の育成管理であり、現在のごとき野放図な消費の仕方である限り、その山林樹木は三十年にして盡きるであろう」という意味の警告をしております。
而もその理由は、先程この壇上から國務大臣の答弁をお聞きになつたごとく、実情に則して、実態に應じてこのように減少して來たのだど言つているのであります。果して然らば、政府は余すところなく、行政機構の末端まで、この実態を眞劍に、民主的に、科学的に把握したでありましようか、これが行われておらないところに現在世論がごうごうとしているのであります。私はかかる意味において、現政府の政治的な性格を信用できない。
実は四月から一割引を取消したというけれども、厚生省側では五〇%以上の藥品を増量いたしておるのでありまして、五〇%増加して一割値上げするということは、四〇%のサービスになつたという実態があるのでありまして、この特別会計にして、政府は一年度に計算しますると、八億万円程度の支出をする、一般会計からするということは、健康な人々の負担において病人を友愛の精神を以て救助して行くという建前であつて、これは大いに賛意
まきのごとく治山治水の問題はあるけれども、また森林につきましてはある程度のいわゆる施業計画伐採を本年はどのくらいするといつたような見込みはあるけれども、経済事情から出て來る影響がそういう計画性というものに対しては非常な力を持つておつて、その計画性を守つて行くことはなかなか困難な状況でありました、しかしまきのごときは、なれない労務をもつて、あるいはきわめて少い資金をもつてもただちに短い期間に生産されるという実態
ただいま藤田説明員からお聞きしました特にこの運轉資金なるものについては、日銀を仲立ちにして市中銀行に金融のあつせんをさしてやるような方途を講じていただきたいこの事自体は非常にありがたいのでございますが、御説明の中によりますと、やはりこれは炭鉱工業というものに対してでなくして、その企業の個々の実態に即應してそれの將來性というものとのにらみ合せにおいて、市中銀行がたくさん融資をするというような形になるように
大体一升の中に一升五合水が入つておるような状態だと某議員などは日本の水産業界の実態を表現しておるのでありますから、必然的にこれは漁区拡張の問題も起つて來ますけれども、併しともかくも我々は生きなければならん。
さて、然らば我が國の官吏の数は、諸外國に比して非常に多いと言われておるのでありますが、この実態はどうでしようか。
でありますから、今日の実態を見まするのに、農村は感謝を持つて仕事ができておるのかどうか、増産ができるかどうか、こういうことであります。そして政府の予算を見ると、農村の個人の事業に対しては一銭の援助もしない。これであつては、今日日本全國の農民はこれを喜んでおりましようか。いかなる事情があるかは存じませんが、こういう点を考えて私は申すのです。
こういう実態であつて、アメリカから百五十万トンなり二百万トンなり、あるいは百七、八十万トンが入つて來ておる。その結果二合七勺という配給である。われわれの人類の生存のためにこの程度では足りない。かような実態を考えてみまする際に、生産統計なり、供出の統計、供出の統計にあまり過ちがないかもしれませんが、生産統計において非常なそこにはつきりせぬ点もあると思う。
あと上の人と四人ばかりでやりましたけれども、自分も査定員という名前をもらつて実態調査をやつてみて、よその家は上げても自分を下げることはできない、泣寝入りでこれだけ來たのではしようがないからこれだけ拂おうという氣でいたのです。ところがなかなか拂えるものではなかつたのです。とうとうこれではしようがないからやめますと言つて辞表を出したわけです。
○小林證人 それには実態調査員というのがいたわけです。その調査員が各人をまわつてこの家はどのくらい、この家はどのくらいということで順位をつけたわけです。
日本の農業の特異性及び実態を認識しておれば、他と比較していま少しく予算的措置、あるいはその他において見方があるであろうというふうに、これは外から見た感じであります。この間私はあるアメリカの人と会つたときに、その話をしたところが、アメリカの農業というものは——私も本で読んだり聞いたりしておりますけれども、あまりに日本の農業とは違うと思う。
これを認めました結果、いろいろ府縣から中央に対しまして政治的な働きがあるということも一應は考えられるわけでありますけれども、これは各種の資料等によつて、実態をできるだけ正確に把握いたしまして処置をいたしますならば、その弊害は相当除去し得るのではなかろうかと存じます。
○橋本證人 うわさには聞いておりまするが、実はその実態はなかなかつかみ得ません。しかし今回の木船事件に関して、それに関する投書二つを受けとつています。またこれは今回の木船事件に関して、三月八日私が首脳部と衝突して以來、三人ぐらいの弁護士さんからそういうことを聞いております。投書二つの中にそれらしいことが書いてございます。
国会議員ですから、誰しも選挙のことを考えないことはないのですが、ニユース・ヴアリユーということを狙つて、勿論引揚げの実態を調査するにあるのですけれども、ニユース・ヴアリユーという点も狙つて、その方が少し勝ちを制したような、重点がそつちの方へ行つてしまつたような意味はなかつたですか。
私は現在行われておるところの文部行政の実態を、ここ二、三年の実態を具さに見て來たのでありますが、正に今謳われておるところの、表面のこのような名目とはまるで反するところの行政を深刻に具さに見て來たのであります。
本法律案提案の趣旨は、いわゆる第二次農地改革が概ね好成績の中にまさに一段落を告げんとする今日の実態に即應して、即ち政府提出の資料によりますと、昭和二十二年三月三十一日に第一回の農地買收が行われまして以來、本年の三月二日に行われました第十一回目の農地買收に至るまでに、約百七十万町歩の農地買收が行われたのでありますが、その内訳は、存村地主所有分約九十五万町歩、不在地主所有分約七十五万町歩でありまして、これを
閉会中の審査申出書 一、閉会中審査すべき事件 人事行政の実態に関する調査の件 一、閉会中審査の目的 右事件については本会議の初め承認を得て國政調査を実施して來たが、なお実地調査その他により、閉会中継続審査を行う必要があるため、右により閉会中もなお審査をいたしたいから、しかるべくとりはからい願いたい。
大藏省はただ財的のものの考え方で、こういう國のきわめて大きな問題に発展しようとするというようなものを單なるりくつと理論の上だけて押えられているということは、まつたく國の事情と、國民生活の実態を知らない役人の集まりであると言われてもさしつかえないと思います。私はその点のお話を特に強く申し上げておきます。その次に申し上げておきたいことは、ただいまのような御答弁でその使途が非常にあいまいである。
所によりましては相当な治績を收めております所もございますし、所によりましてはなかなか円滑に話がまとまらないで、まだ紛爭を続けておる所もあるようでございますが、今後におきましては極力実態の調査を徹底いたしますとともに、標準率の適用の仕方をさらに研究いたしまして、第一には極力申告で税が納まるように、申告で納まつたものが少い場合には、税務署がよく調べたところによりまして、適正な更正決定をして、極力適正化をはかりたい
たいてい黒字に認められて課税されるというのが実態である。そこで法人によつて、たいてい赤字、もしくは赤字でもなく、黒字でもなく、利益のないような申告をすれば、どうやらそれは默つておるというような関係から、近ごろいかなる小規模のものでも、みな法人に切りかえて來ておる。これは何たる嘆かわしいことであるか。つまらない經費をかけて、つまらない複雜な手数をかけて、ばかばかしい話である。
おそらくあとでまた大蔵委員会の小山委員から細目のお尋ねがあろうと思いますけれども、おそらく資料によつて拜見したいのでありますが、生活協同組合の現在の実態は、ほとんど赤字であろう。赤字であろうという資料は場合によりましてはこちらから提供してもよろしい。
もし近き將來において御修正の用意ありとするならば、ぜひともやみ金融の実態——失礼なことになるかもしれませんが、こういうものができたと仮定いたします。
同じ点につきましてやはりこれは農業團体と大藏当局並びに農林当局の懇談会に提出されたものかと思うのでありますが、「農業團体の要望事項の中には、一方的な所得標準率を排し、農家の所得の應じて納税すること、税務署においては現在所得標準率を農民團体に対し公表しつつあるが、その実際を見ると、大藏当局数次の言明に拘わらず、農家所得の実態を無視した一方的な見解によつて行われたに過ぎない、主税局発表の所得税実務要領の
一昨年は実に農家の実態調査は百七十八戸にしか過ぎなかつた。しかるを五百九十九戸にふやしているのだ。しかも雇傭労賃騰貴率その他公租公課等を全部あげて、今やこのパリティ一・システムはこれをもつて完璧だというふうな、概念的な御説明をあなたはなすつておられる。
こういうような以上の点を総合して考えてみますときに、どうもこの法案を日本の現実の態勢の中で発足させるということは、恐くら徒らに大学という名目を掲げて、実は内容のないところの実態に陥るということが余りに我我としては先が見られるのでありまして、そういう点におきまして我々文部のこの立法に携わつておる者としましては、このような見通しを持つた法案に対しましてはこれは自分の職責におきまして俄かに今ここで賛成するということは
もとよりこの作報は一面においては嚴正公平な統計を作り出すという大きい一つの使命を持つておりまするが、その使命によつて作り上げられたる統計そのもの、今の日本の農業の実態を掴むということによつて改良局の主管いたしておりまする増産の指導、技術の指導ということが関連を持つて参つて來るのであります。全くこの改良局の仕事と統計局の仕事とは不即不離なと申しますか、切離すことができ得ない情勢にあるのであります。
第二、曉に祈るその他の処罰の実態。 前述のような環境の下に起りましたいわゆる曉に祈るその他の処罰的行爲の実態如何というのが重要なる問題であり、留守家族の大きな関心もここにかかつておるわけであります。吉村隊における処罰の種類は、作業場における殴打、減食、留置場入り及び屋外留置というようなものがあつたのでありますが、この夜間の屋外留置が曉に祈ると通称されていたところのものであります。
或いは今度こういう組織をお前達が作れ、そうしたら俺が代議士になつて行つて、一つがんとやつてうまくやつてやるというようなことになりまして、これは党利、党略にも利用されるというように、何らの実態なくしてこういう組織を作ることだけを許したとしたならば、そういう政治やいろいろな問題の思惑に利用される、こういうようになるのであります。
ところがそれらにつきましてこういう法律が出されて、それを施行する準備ができたに拘わらず、その実態をなすべき土地改良計画というものが何ら取上げられておらんということは、極めてこれは政府として怠慢であろうと私は思うのであります。
ある標準のストツクと、それから実態調査によりますストツクとの間に、差額というものが出て参ります。それが出ないようでありましたならば、これはおそらく全面的に農林統計の数字をそのまま採用してもさしつかえないと思います。ただそれが実際調査しまして、相当数において差額が出て参りますと、これは農林統計だけで調査を済ますというわけには行かないと思います。
○渕委員 しからば今差損の問題について何とも申されませんでしたが、各地方の実態調査を地方物價局に委任されたと申しますが、きわめて危險千万なことであります。その実態に至りましては、平野委員が特に岐阜縣、奈良縣に実態がありますから、あまりにもあなた方の調査がずさんであつて、実際働くところの大衆に理解のないものであるということを申し上げまして、私の質問を終ります。
○渕委員 物價廳はどこまでも実態調査を主張されますが、もし実態調査をされますならば、全國二十万の業者につきまして、いかような方法でもつて実態調査をされますか。少くとも実態調査をしますならば、相当の経費を見込まなければなりません。われわれは國会議員といたしまして、予算の審議権を持つております。