1947-10-02 第1回国会 衆議院 本会議 第39号
ニ、資金・資材の優先取扱いは、官僚的図式配分に陷ることなく、実効果を期すること。 三、労働者の生活不安が労働の生産性を低下せしめている事実に鑑み、労働者に対しては石炭労務者と同等の取扱いをなすこと。
ニ、資金・資材の優先取扱いは、官僚的図式配分に陷ることなく、実効果を期すること。 三、労働者の生活不安が労働の生産性を低下せしめている事実に鑑み、労働者に対しては石炭労務者と同等の取扱いをなすこと。
併しやつたことは、相当いわゆる官僚的な惡事をその文書の蔭ではやつておるわけです。且公でない團体が、そういうことをやるということは、折角の今後の内務省の問題なんかの中に惡いものを発生させる。こういうことになりますから、その問題こそ、そういう問題の反省の材料として結構なものだから、それでそういうふうにするのがいいのじやないかと考えるのであります。
配布せられました陳情文書表の要旨を読んでみますと、「地方自治連盟は、民主政治の下にあつて、なお官僚政治の弊習を温存しようとする有害無益の存在で、民主政治に逆行する團体であるから、政府は、速かに右團体を解散させる措置を講ぜられたい」という陳情となつております。
○山崎(道)委員 とかくこういう法律は官僚的に流れやすいのでございますから、その點十分注意していただきたいと思います。時間が大分なくなりましたから少し急ぎまして、第三節の兒童委員の條項でございますが、兒童委員の權限とか、待遇、豫算、人員というようなものをお聽かせ願いたいと思います。
從いまして國会におかれましては勿論のこと、商工省といたしましても、蔭になり日向になり、いい意味におきまして、いわゆる官僚的な監督とか、或いは官僚的な又いろいろの何と申しますかお節介とかいうのでなしに、本当にいい意味で國民全体がこの新会社というものを立派に今後も、大きくさして行くという誠心誠意の氣持からいたしまして、我々商工省の者といたしましても、できるだけ蔭になり日向になつて、援助、指導、御協力をして
本案による貿易組合法が廃止せられた後の四貿易公團の運営いかんは、日本経済再建の前途を左右するものであり、從つて政府は、公團の組織、機構、運営の民主化を図ることに渾身の努力を傾倒すべきであり、官僚の独善的施策を排し、既成特権の復活には嚴重なる警戒を要するものと認める。
これを一々少數の官僚が見極めをつけることはできないのであります。しかもこれが一つのものでなくて、何百萬とある商品についてこれが出てくる。從つてこれをすべて檢討することはきわめて困難なのであります。また自由市場においては、消費者全部が了承しなければその品物は賣れない。であるから原價計算によつてこれを市價に乘せるために原價を減すことに使用する。
それが少數の人によつてきめられるから打割つた話がいくらでもごまかせるから、高いものができるじやないか、こういう御意見でありますが、これは過去の戰時中において、官僚獨善の横行しておつた時代には、そういうことがあつたかもしれませんし、またできたかもしれないと思います。しかしながら現存はただ官僚がきめるといいましても、官僚は世間の批判を受けながらきめている。
非常に公團方式を重要視し、これが非常なる官僚統制に堕するということを考えて、大幅の修正を加えなければならんと、こう考えて皆さんも御同樣だろうと思いますが、さように考えておる次第でありますが、ただ、今出ておるものは僅かに四つの公團方式である。これから政府が出そうとしておるものは、恐らく何十とあつたんだろうと思います。
殊にどなたもがお氣附きになつていることと思いますが、むしろ原案は民主化に反した官僚統制の匂いが非常に濃厚であると同時に、又配給制度のとられた場合においては、総て安本長官が最後の責任を負う責任者であるというふうな建前かららしいのですが、安本長官と主務大臣との権限が非常に錯綜しておる。
○苫米地國務大臣 私は從來とりました官僚獨善、官僚が自分の欲するままに委員をつくつて、一種の諮問機關でやるというような方法も、從來とられたのでありますが、これはややもすれば一つの弊害にとらわれて、十分に民意に副うことはできない。こういうことが言われると思うのであります。
○苫米地國務大臣 ただいまの御説は至極適當な御質問だと思いますが、道路運送委員會の任務が非常に重大であり、これを民主的な機構にいたしまして、從來のいわゆる官僚獨善という弊害を防いで、そしてその地方の状況及び民情に副うようなやり方をするのには、やはりかような民主的な機構が必要で、こう考えるのです。
○小笠原委員 先刻大臣が官僚獨善を排するために、民間選任の委員として公平にやるようにするお話は、私は最もその點に贊成でありますが、大臣といい、政務次官といい、民間にいたときはわれわれとともにこの官僚獨善の攻撃に立つたお互いでありますから、今當局になられてごらんになりましたならば、官僚獨善ということの一番の攻撃の的は何であるかと言えば、ほんとうに立法をしたそのときの立法の精神に反する行為によつて、法を
それから第二の國家機構として研究機関を作る、これは趣旨、目的は結構ですけれども、こういうものを國家機構として作るというと、とかくこれは官僚的な組織となつて、形式的な研究によつて、無駄にインテリゲンチヤが御飯を食べるというような結果になる。
從来の官僚というものは、日本においては、その官僚機構という殻の中に立て籠り、又それを國民よりも一段高いもの、更に國民の代表者であるところの國会よりも一段高いものというように誤つて考え、そうしてときの軍部その他と結托し、自己の一つの殻を温存し、それによつて種々雑多な振舞をなすために、國会をすら踏みにじつたという歴然たる事実があるのであります。
申上げるまでもなく今の我が國の官僚制度というものは、これは民主主義的な議会の勢力を排除しようとして、明治三十一年でありましたか、憲政党内閣が作られた時に、山縣有朋が官僚勢力温存のために作つた制度なのであります。
民主革命の要請というような点からは、第一に官僚制度の民主化と、第二に勤労階級としての官吏の基本権の確保の二つがこの法律に十分に盛られていなければならないと思います。
從つて一體民主的であるか、あるいは官僚的であるかということは、私の解釋によれば、その人の態度ということでありますれば、これはそれぞれ批評がありましよう。私自身はそういうことは極力避けたい。いわゆる懇談的なやり方でやりたいと思いますが、事柄の起りは今のような手續によるのであります。その態度はともかく、辛抱強くよく言うところを述べ、納得づくでやろう、こういうことになるわけであります。
官僚的にまつたくやるのだということを言明されている。今ここでそういううまいことを言われても實は困るのであります。そのときの心境をはつきりお答えを願いたいと思います。
○北(二)委員 私はこの法律についてはかねて心配しておつたのでありますが、過般わが農民黨の議員三名と、農村團體の陳情の前で山添農政局長は、この法律はまつたく官僚的にやるのだ、農民の方は民主的にやつてくれということを言われたが、これは官僚的にやるのか、民主的にやるのかということを、一點だけ聴きたいのであります。
は人事院規則によるというような書き方もしておりまして、その内容が法律事項ではないかというような疑もある点がありますし、その人事院規則の要領というようなものもまだ実は伺つておらないのでありまして、これは逐條審議の場合に口頭でお話があるということでありますが、通常こういう場合は案の内容を具えて審議の参考にすべきではないかという意見も出ておりまするし、それで今度の人事行政に関する新らしい立て方は、從來の官僚組織
次にこの土木事業が、現在の腐敗した官僚の組織と土木事業業者が結託いたしまして、土木事業費の半分は大土木事業者の利益になつて行つておる、かような実情があるのではなかろうかと思うのでございます。而もこれらの負担は全部人民の租税負担となつておるのでございまするが、この請負事業の中には、工事自身、材料や技術のごまかし等もありまして、これも亦今回の水害の大きな原因を成しておると思うのでございます。
(拍手) 戰時電力の問題が出ましたけれども、戰時電力は、軍閥のもとに行われた官僚統制の代表的なものであります。かようなことが成績をあげなかつたということをもつて今日を律することは誤りである。これも誤算である。今の日本の段階において、傾斜生産方式をとり、炭鉱労働者に働いてもらわなければならぬから、國民はがまんをして六合の配給をしている。家族にも三合の配給をしている。
(拍手) 最後に、植原さんの先ほどの御意見があつたのでありますが、國家管理が官僚統制と同じであるという考え方は、これはあまりにも幼稚なる考え方であります。
戰時中、いわゆる官僚統制によつて、あらゆる炭鉱は極度に濫掘された。彼ら軍閥・官僚は、 〔副議長退席、議長着席〕 さらに炭鉱の將來を考慮することなく、もつぱら一時の出炭を目途として、極度に濫掘したのである。切羽の増強は企てられず、あえて新掘進も行われず、坑道の修理さえも、ほとんど顧みられるところがなかつた。かかる荒廃のもと、俄然終戰に逢着し、各炭鉱は一時混乱に陷つたのである。
ただ一口に申しますならば、從來の官僚機構と、今度われわれが考えておる石炭局というようなものとは、本質的に違うのでございまして、あるいは法案で石炭局長、さらにまた石炭局員の過半數は民間人でこれをやつていかなければならないというぐあいに規定しておるのも、そういう點であります。
○岡田(春)委員 今御答辯の趣旨がちよつと違つておつたようですが、私のお伺いしたのは、新坑開發になつた場合のその炭鑛の經營は、當然民主化されていかなければならないということをお伺いしたいので、石炭局その他のいわゆる官僚機構の民主化につきましては、實は今日時間がございませんので、明日徹底的にひとつお伺いしたいと思つております。
つまり表面だけの民主化形式的な民主化、頬被りの民主化、つまり疑似民主化の形で今世上に晒されておるところの官僚の制度の弊害、こういう弊害に対して徹底的にこれを除去して、これを眞に民主的に政善するという方策を選ぶ前に、その前に形式的な一つのこのような技術的な改革を断行することによつて不徹底なものに終らせてしまう虜れが十分にある。
併し現段階における危險を單に形式的理論でやつて行くところに、危いところがあるのじやないかと思いますのは、現段階の官僚諸君を考えます。そうして今日官僚制度の弊害というものは、こういうところから発生するかということを具さに我々は考えるのであります。そうしますと先ず第一に権力関係である。從來の官僚制度は殆ど全部が上からの命令に対して絶体金縛りの形を取られて來た。
○政府委員(前田克己君) 現在の官僚というものは、未だ從來の強い官僚政治の域を脱しない。その頭の入替も十分できていない。新憲法によつて保障されておるような民主的な人権の尊重が欠けておるために、いろいろの弊害が発生しておる。そういう御所見であります。
もう一つは依然として拂拭のできない官僚の横暴があると思うのであります。たとえるならば、陳情その他に來た人たちに對する官吏が、その學問的知識を振りかざして横暴な態度をとる者が、特定の場合でありますが、ある。そういうような者に對しては、この新しい公務員法は相當の制裁を加える規定が設けられてある。しかもその制裁を加える規定が設けられてある。
最初に高文制度を廃止することになりますが、長い歴史をもつこの高文制度がスポイルズ・システムのこの段階から除外されて、非常に官僚行政の温存を招いた大きな力でありましたが、これが今度切りかえられて廃止されることに對して、學生その他受驗者の心理がどういうふに展開してきておるか、昨年、今年と敗戰後の高文受驗者の質竝びにその一般の空氣、こういうものに敏感に公務員法案の動きがよみとれるものでありますか、これについて
○戸叶委員 缺席中にあるいは出た御質問かと思いますけれども、一應お尋ねしたいと思いますが、この公務員法は、すなわちこれまでの官僚の弊風を是正して、そうして官吏を公務員として民主化することを目的としたものであると思います。そうだといたしますと、公務員を人民の公僕とするためには、公務員に對する國民からの直接の意見とか、あるいは註文というものを聽くようにしなければならないと思います。
數千人の勞働者が命のつつかい棒と頼む坑木が腐りはてても一顧みもしない炭擴資本家、數千萬の人民が日夜往來する道路にウソツバチの公約スローガンが風ふかれてなびいていても見向きもしない官僚共が、われらの象徴の往くところ、地下千數百尺の黒闇地帯から、オメシ軍が一瞬疾驅し去る街頭の一角、建物の壁に至るまでナメルが如く、佛が如く、たちまちにして變る美しき町、美しき村。
各界のエキスパートと言われましたが、會社の社長であるというような人が多數占めておつたり、もしくはかつてそういう方面の事業をやつておつたというような人、あるいは官僚の古手と言つては失禮な言分かもしれませんが、そういう人たちが多數を占めておる。
又政府の指導は、地方炭鉱管理委員会に諮つて行われるのでありまして、これによっていわゆる官僚独善の弊を防止し得ると考える次第でございます。 第二に、実施責任溝の問題であります。炭鉱の日常業務の運営は、前に申した業務計画によって行われるのでありまするが、この実施を担当する者といたしまして、炭鉱管理者が選任せられるのであります。
主食のごときも警察署長の証明を得て一人一日二合三勺を配給する、その配給期間は僅かに三日間を原則としておるのでありまして、情勢に應じましてその都度決定する程度の官僚の独善的な措置に止まつておつたのでございます。從いまして罹災者として最低限度の満足を得る程度のものは保障されていないごとくに見えたのであります。