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136件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1950-03-09 第7回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号

ところが報奬物資配給価格をずつとながめますと、普通の商人のようにてきぱきと行かないのであります。これは農林省商工省と打合せまして、どれだけ割当てる、どうする、こうする。それが県の連合会へ行く、連合会から單位組合へ行く、こういうことの間にずいぶん目がかかつて、現実に農家配給されるのは、もう一月、二月になつてしまう。そのときは商人が持つて配給するものとの間には、非常に価格の開きがある。

内藤友明

1950-03-09 第7回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号

政府が当然報奬物資供出を同時に引きかえなければならぬといういわゆる法的根拠から、六箇月も前に協同組合に一応引取らしておる。つまり政府の必要な配給をする、いわゆる報奬物資を即座に引きかえて渡すという建前から、協同組合は何も先へ引取りたくないが、政府の御用を勤めて引取つておる。このことをひとつ大蔵省は認識してもらいたい。

竹村奈良一

1950-03-09 第7回国会 衆議院 大蔵委員会 第29号

そしてその報奬物資がほかの手へ渡つて、事実上政府報奬物資を当人に渡すことができない。これは協同組合順番制に渡してこそ納得が行く。そういう必然性からこれを扱わなければならないので、利益のために協同組合が扱わしてくれというのではない。その点をひとつ御研究くださつて、この問題を処理していただきたい。

竹村奈良一

1950-03-08 第7回国会 参議院 予算委員会 第9号

田村文吉君 農林大臣簡單な問題をちよつとお聞きしたいのですが、いつもよく問題になるのは、現在の農家売渡価格が四千二百何がしになつておりまして、消費者に渡ります時には、これを一升にいたしますと六十三円でありますが、その大体の計算を、細かい数字は結構でありますから、例えば超過供出が今日はどのくらい、それからさつきお話のありました報奬物資配給に要する費用がどのくらい、簡單で結構でありますから……。

田村文吉

1950-03-08 第7回国会 参議院 予算委員会 第9号

昨年の米、「いも」に対する報奬物資に対しましては、協同組合に取扱わすべきものであるという強い御意見もあつたのでありますが、又農林省といたしましても、この報奬物資農村に還元する意味のものであるから、成るべく農業協同組合にやつて貰うのが妥当だという方針を持つてつたのでありますが、あながちそういうふうな結果には参りませんで、商業団体等両方がこれを取扱うことになつたのであります。

森幸太郎

1950-03-03 第7回国会 衆議院 通商産業委員会 第15号

いま一点は、従来農村に対して報奬物資配給せられる。現物給與されるということの形式におきまして、そのやり口が農業側商業側のいわゆる取り合い状態になりまして、従来この問題に関連して商業者側の部面の声を聞いておつたのでありますが、最近物価暴落の影響を受けて、配給品が停頓して、ことに綿製品が停頓しまして、これが処置に現在非常に困窮しておる。

門脇勝太郎

1949-12-17 第7回国会 参議院 本会議 第5号

供出以外のものに対しては三倍で買う、これが奬励措置とは言えないではないか」と言つて追及され、「価格の面におきましても生産者が満足するような価格にして、報奬物資で釣るということは止めてはどうか」、「無理な供出割当と、そうして課税が苛酷であるために、耕地返還が非常に多いではないか」、こういうふうなことについて報奬措置に対する森農林委員見解を明らかにされ、更に供出やり方につきましては、次のように速記録

板野勝次

1949-12-01 第6回国会 衆議院 本会議 第22号

ともあれ、問題は、農林省のごとき、超過供出米を三倍の値段で買い、報奬物資をくれるということもなく、ただ取りつぱなしの税金のことですから、きわめて公平なる措置としては、この際一〇〇%を超ゆる額だけは還付するか、それが手続上めんどうで、できなければ、本年度以降の減税額に織り込むことの当然であることを強調するのであります。

圖司安正

1949-11-26 第6回国会 衆議院 本会議 第17号

というものが公正なる立場に立つまで政府は積極的に動いて、そうして先ほどちよつと触れました通り、米や麦の加工の問題とか、あるいは株式会社とかいつた大きな企業に対抗するために、もつと自由な立場を與え、ほんとうに自由競争のできる立場を與えるように、配当の制限などというものに対しても緩和する、あるいは農業協同組合に対する税金のかけ方についても特段の手配を與える、それからまた、しばしば問題になつております通り報奬物資

並木芳雄

1949-06-30 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第14号

○小林(進)委員 その次に一つお伺いいたしますが、これは実に重大な証言です——それからいわゆる割当報奬物資の問題ですが、この報奬物資も御承知のように、農村には一般物資報奬物資と両方あるのです。一般配給物資一般の家庭に行くか、報奬物資というものは早場米の報奬物資だとか、あるいは完納報奬物資だとか、あるいは超過報奬物資といつて、米を完納したもの、時期より出したものが報奬物資である。

小林進

1949-05-30 第5回国会 参議院 農林委員会 第27号

更に生産計画設定に当つてはその生産確保するために必要な奬励施設を講ずることとし、或いは報奬物資配給資金の特別の融通輸送優先取扱等國家として、米麦と同樣特別な措置を講ずることにして、生産計画遂行を助成することになつておるのであります。  第二は、れん粉乳製造業者に対する措置としましては、先ずその登録制を実施して、一定基準を定め不良業者跳梁を阻止する措置を講じたのであります。

野原正勝

1949-05-28 第5回国会 参議院 本会議 第37号

生産者が満足する價格設定すべきで、報奬物資で釣るやり方は止めるべきだと主張し、所得税が非常に重い課税で、その上無理な供出割当であるために、耕地返還が非常に多いと、当時の政府の農政を非難し、天下り的ではなく、下から盛り上る供出でなければならぬことを強調して、反対の意思を表明したのであります。ところがこの森君が一夜明けて民自党政府農林大臣なつた今、曾てのこの言葉の一片をでも実現したでしようか。

板野勝次

1949-05-27 第5回国会 衆議院 農林委員会 第33号

さらに私の問わんといたしましたことは、報奬物資でありまするがゆえに、これを自由販賣にしてマージンをとらして賣るべきものじやないじやないかと私は考えるので、その点をお尋ねをいたしましたので、この協同組合がいろいろなものを扱つております。單なる農民一つ指導機関としてでなく、また農民代表機関として残つておるものが農業協同組合である。

大森玉木

1949-05-27 第5回国会 衆議院 農林委員会 第33号

大森委員 今の有田政務次官の御答弁のうちに、商人は賣るのではなしに買つてもらうのだというふうに考えよというようにおつしやつたのでありますが、しかし私は報奬物資というのが——どうも私の考えが違うか存じませんが、私はこれは物を出したために報奬として、しかしてその報奬とは一体どんな字を書くのか、どういうものであるかということを考えてみるときに、あるいはこれを店舗にさらして、そして自由に販賣をするものとか

大森玉木

1949-05-27 第5回国会 衆議院 農林委員会 第33号

私は報奬物資であるからと申し上げておる。だから報奬物資であるけれどもそれはそうじやない。報奬物資であるけれどもこれはこうだと言うならばいいけれども、それは農民に入るまでの経路としていろいろの経費にかかるから、とるのはあたりまえだというお答えは、私は承服できないので、私が申し上げておることは、報奬物資であるからその報奬物資マージンをとることはいけないじやないか。

大森玉木

1949-05-23 第5回国会 参議院 農林委員会 第26号

その上に農村に必要な報奬物資にいたしましても極めて高い値段、これ又高い値段農村に供給されようとしておる。而もそれは誠に微々たるものであります。農機具の問題にいたしましても、衣料品の問題にいたしましても、何一つ農村が買い得るような値段でないばかりでなくして、現在の食糧を拡大生産するために農業の再生産確保し得るような内容を持つていない。  

板野勝次

1949-05-21 第5回国会 衆議院 農林委員会 第28号

さらに生産計画設定にあたつては、その生産確保するために必要な奨励施設を講ずることとし、あるいは報奬物資配給資金の特別の融通輸送優先取扱い等國家として米麦と同樣、特別な措置を講ずることにして生産計画遂行を助成することになつているのであります。  第二は練粉乳製造業者に対する措置としましては、まずその登録制を実施して、一定基準を定め、不良業者跳梁を阻止する措置を講じたのであります。

松浦東介

1949-05-19 第5回国会 参議院 農林委員会 第22号

それで商工省なり農林省の方では、経済安定本部の裁量といたしましてこれを今日知事に委任するか、今回は特に報奬物資であるから農民自由意思に従つて小賣業者協同組合等に分配する分量について特に考慮を拂え、こういうまあ本文でありまして、これに附加えまして農業者自由意思によつてこれを買い得られるような処置を取ること。

森幸太郎

1949-05-19 第5回国会 参議院 農林委員会 第22号

これは國を再建させるという考え方から、農民は黙々として供出には喜んで供出するのでありますが、ただ遺憾なことには、農村に与うべきものが完全に与えられておられないという点があるのでありますが、そうした問題について特にいわゆる報奬物資のごとき問題でありますが、この報奬物資配給するに当りましても、農民意思に反するような配給方法があるのであります。

山崎恒

1949-05-14 第5回国会 参議院 農林委員会 第18号

で一部の富農にみ可能な超過供出に対しての報奬物資であるとか、或いは報奬金というものが與えられているけれども、大部分の農民はその價格においても、更に再生産用資材に対する要求というふうなものが抑えられて來ておる。從つて生産用資材確保零細農家に対しても保障されなければ、政府が意図しておる食糧増産確保というものが期し得られないと思うのですが、それに対する見解を先ず伺いたい。

板野勝次

1949-05-10 第5回国会 参議院 農林委員会 第15号

と申しますのは、さつきも申上げましたが、農村用報奬物資につきましては、供出との関連がございまして、司令部で特に関心を持つておられますし、それから同時に現在の商業機構をどうするかというふうな問題とも関連いたしておりますので、関係方面とも連絡して、早急に調整案を作りたいというふうに考えております。

加藤政一

1949-05-10 第5回国会 参議院 農林委員会 第15号

その食糧増産に必要な報奬物資を、食糧増産に努めておるところの者が希望するような方法配給して貰いたいというのに、商工省が奪われるから何とか考えなくちやできないというようなことを考えておられたならば、これは取も直さず商工省商人偏頗処置であると考えるのであります。この点について、更に御説明をお願いします。

藤野繁雄