1947-10-02 第1回国会 参議院 農林委員会 第20号
併し問題はこの前の六十万トン輸入食糧放出の場合、麦、馬鈴薯の供出成績がすでに八月十日頃において九十%以上凌駕して非常に成績が良好である、というこのことは輸入食糧を放出する上においては非常に良いことである、こういう一つの既成の事実があるのでありますから、交換條件ではありませんが、日本の供出が良くなるということは輸入食糧を懇請する上において、これは有力な基礎材料である、こういう意味から今回の三千五十五万石
併し問題はこの前の六十万トン輸入食糧放出の場合、麦、馬鈴薯の供出成績がすでに八月十日頃において九十%以上凌駕して非常に成績が良好である、というこのことは輸入食糧を放出する上においては非常に良いことである、こういう一つの既成の事実があるのでありますから、交換條件ではありませんが、日本の供出が良くなるということは輸入食糧を懇請する上において、これは有力な基礎材料である、こういう意味から今回の三千五十五万石
それから流動資産等につきましては、いわゆる時價を原則といたしておりますが、何れにいたしましても、この企業再建整備法と同じような意味で、この際できるだけ会社の基礎を、例えば経理の面から申しましても堅実なものにしておいて、將來この会社が融資を受けるにいたしましても、それから又この上げた利益というものをできるだけこの事業に、なかんずく研究費に充てて行く上から申しましても、本をやはりはつきり堅実にしておく必要
○政府委員(松田太郎君) 新らしくできます株式会社理化学研究所の設立目論み要旨というものを、実は先般お手許に差上げてあるのでございますが、この中には今お話の定款その他は、拔けておりますが、これは別に早速お配りいたすようにいたしたいと存じます大体この事業方針等について大体について御覽いただけば分りますように、結局今後は飽くまで從來と……根本的においては同じ趣旨でありまするがやはり基礎研究の方に十分の力
先程の油井君の質問を基礎として話しておるのであつて、或生産者の方は損が行く。或る基準以上のものは利益を上げて行くという場合に、その物の考え方が一方に儲かり、或いは一方に非常に足りない、儲からないというようなことで、僅かな物の計算の仕方に、私は公定價格を机上で計算すると、必らず囚われると思う。
○政府委員(平田敬一郎君) 今申しましたのは、一般の公定價格とまあ同じ頭と申しますか、大体同じ基礎の上に立ちまして、それに対しまして、当該輸出品が特別な材料を使つておるとか或いは特別に手数をかけておるとか、できた物が特別によろしいと、こういつたようなことを考慮いたしまして、その分でその原價に加算すべきものがございましたら十分加算して決めるということでございまして、例えば賃金の水準なりその他のものにつきましては
近似生産物が近似價格をもつということは、これは自由經濟においては當然なことでありますが、現在の統制經濟においては、はたして近似製品が近似價格をもち得るように行くという御信念がありますならば、その基礎を明示していただきたいのであります。
この建設が実現されましたならば、南九州一円の地方民は高度の文化と学問の恩惠に浴することができまして、その精神的收穫は固より、又地方産業はよくその理論的、科学的基礎付けを得まして、ここに飛躍的高度の発展をなすことは期して待つべきであると信ずる次第であります。
併しながら先般の新物價体系の一環として運賃値上げを政府としていたしましたような考え方、即ち全体としての調和のとれた物價形成、その基礎をなします動力費でありますとか、或いは交通費のごときは、一般の物價水準よりも相当低めに考慮をして、その上で物價の安定を策するという当面の経済政策は、ここ暫くは尚堅持されるのではないか、かように私共見ております。
從いまして、去る七月運賃改正をいたしましたときのように、政府の新らたな経済政策としての新物價体系の確立というような大きな経済政策の一連のものとして、鉄道運賃が決定されるというような際におきましては、他の物價、基礎物價、基本的な物資の物價、そのときにおきましては、御承知のごとく鉄でありますとか、石炭でありますとか、米でありますとかいうような、産業上、生活上の最も重要な物價と歩調を揃えて、運賃額の変更をしなければならんというような
次に車輛檢査官の問題でございますが、今囘の道路運送法案におきましては、車輛の整備、檢査というような事柄が、自動車運送殊に事業經營というような面から考えてまいりますと、非常に重要な問題になるのでございまして、これが輸送力の基礎になるというような關係もございますので、道路運送法案にこの章を設けまして、車輛の檢査整備を道路運送法に取入れて、十分にこの面におきまして、今後行政運用にあたりまして努力してまいりたいと
二十一年度の車輛の配給の基礎をなします生産として、當省の方にいただいております數量は一萬三千百一輛でございます。これを國營、民營、自家用というふうに、バス、トラツクにわけて配給いたしております。まず國營から申し上げますと、總計で一萬三千百一輛の中で七百二十輛の配給を受けております。その内譯を申し上げますと、バスが五百二十、トラツクが二百、合計七百二十になつております。
結局しからばどういうことになるかといえば、一縣一人主義で一局九人かで委員を組織して、その委員の發言は最も重大であつて、それを取入れてこの法の運用の一番の基礎にしようということの御答辯があつたようであります。
タイヤの関係におきましては二六%ぐらいでございまして、資材の割当につきましては一般の民営自動車と大体におきまして同じ基礎におきまして、國営自動車も資材を使つております。從いまして資材の関係におきましては、官公営を通じまして同様に現在の時節柄非常に困難な需給の状態におかれております。
申すまでもなくこれらの資源は、日本再建の基礎たるべきものでありますから、我らは挙郡一致省営トラックの開通を熱望し、町村会の名を以て猛運動を続け、貴衆両院にはしばしば請願が採択となり、更に運輸省その他関係当局の御了解も得、既に三月五日には運輸省より配車決定の内示までも得たのでありました。
從いまして從來でございますと、鉄道運賃自体の引上げの際には、鉄道営業法によります一ヶ月の予告期間というものによつて当然公にせられるはずでございましたが、時たまたま石炭、鉄、小麦、米等、経済の基礎となるべき物資或いは生活上不可缺な物資と同時に鉄道運賃の決定を見ましたために、一般物價、主要物價の値上り後に鉄道運賃を一ヶ月の公告期間を待つて値上げをいたすというようなことに相成りますと、その際物價のバランス
ところが御承知の如くイギリスにおきましては、一八五三年先ず第一にインドの官吏に対しまして官吏制度の改革を断行し、ひいてそれが模範となりまして、一八五五年現在のような官吏制度の基礎を確立したのであります。
また今後の本格的な法律の運用においては、まずもつて詳細なる統計資料、また從來の實績等を基礎におき、横から見ても縦から見ても、公正妥當なるところの府縣別計畫を立てる。それをもとにして十分知事さん等の意見を聴いてやつていくのでありまして、そういう事柄のやり方はいかなる言葉で表現されるかということは、これはそれぞれ言葉の違いがあろうと思います。
窮極その間に相談する機關、諮問する機関があるからとおつしやいますが、その法理的な基礎はやはり命令だ。こう思うのですが、お答えによるとやはりぼやけてきてはつきりしませんから、もう1度重ねてお願いいたしたい。具體的に言えば、委員會で議決したことと、政府の計畫意圖とが齟齬した場合にどれによつてやるか、この點であります。
市町村では各農家の田畑の面積、地味等によるところの状況、これを初めから非常に詳しいというわけにはいきませんでしようが数段階にわけて、そういうものを基礎といたしまするとともに、一面に從來の作付あるいは収穫等の實績等を参酌いたしまして、個人の生産豫定数量竝びに供出数量を決定いたすわけであります。
また勤勞所得税に關する御意見がありましたが、これはすでに、いわゆる經濟緊急對策を發表した際においても、政府は基礎控除額を百三十五億圓くらいに上げるということを言明して、近く七月に遡りまして、すでに支拂つておるところの勤勞所得税からこれを還附する方針をとつております。
そういう地方においては、それは御不滿の出ることも想像されますが、客觀して考えますれば、このくらいの開きは、私ども日ごろ各方面の官公職員の方々及び組合幹部の方々とおつき合いしておりまして、その方面から得ましたいろいろの印象を總合集積した結果が、今囘のこの案の基礎をなしている。
こういうことで政府しとては、あらゆる角度から、あらゆる施策において勤勞階級の生活費を輕減する方法を考えておりますが、以上申し上げたように、基礎控除額を百三十圓ばかり殖やじたという點、あるいは千八百圓の名目賃金の裏付けになるような勞務用物資の配給改善に努力するというような點、その他努力はしております。
この中には第三條におきまして皇族の年金は十五萬圓と一應するが、しかしこれは憲法施行後の最初の國會でこの定額がきまるまでは、これを一時賜金の基礎とはしないというような條項が設けられたのでございます。やつと今日、皇室經濟法施行法もでき、皇室會議も成立し、經濟會議も成立するということになりまして、皇族降下の實現が、今囘の追加豫算が成立いたしますれば可能となる状況でございます。
解體されましても内容は變りはない、提案された數字を基礎として私どもは審議をするということに了解してよろしいのでございますか。この點を重ねてお尋ね申し上げます。
○野坂委員 そうしますと、もしできればここに掲げてある秩父宮云々という問題、そのほかいろいろな問題がありますが、やはり基礎になるいろいろな材料を提出していただきたい。まず第一に皇室全體の員數、それに使用されておる人員の員數、個々一人當りにおける生計の問題、これに關する費用、こういう問題についてまず第一にお聞きいたしたい。
而もその基礎的ないわゆる職階制というようなものは極めて複雜でありまして、そうしてかような制度が日本的なものであるかということについての疑が非常に強かつたのであります。恐らくかようなことは日本の現状の行政組織面においては、実行が困難ではないかというような予感も抱かせられるような点が多多あびます。そういうことにつきましては、今後十分に檢討を要するというような意見が、多かつたように存じます。
前項の規定による一時手當の支給の基礎となる給與、支給割合及び同項の一時手當の支給手續に關し必要な事項は、大藏大臣が、これを定める。 こういうことでありまして、千六百圓と千八百圓との差額の二割ないし十二割に相當する金額を一時手當として支給する。但し總平均になりますとやはり一人當り二百圓を超えてはならない。ために九月までに六百圓を超えてはならない、こういうことになつております。
私はすでに各論者によりまして幾多の水害の起きました原因等の研究がございましたので、極く簡単に水害地に生を享けた一人といたしまして、又過日の調査團の一員といたしまして、その見解を基礎にして聊か所見を述べて見たいと存ずるのであります。
運輸大臣におきましては、船舶運営会が戦時組織でもあり、又基礎法規の関係におきましても右に申すような関係にありますので、これが改組について確乎たる方針を立てるべく、関係方面と最後まで極力折衝されたのでありますが、何分事が急に迫つておりますので、未だ完全なる了解を得るに至つておらない。
即ち四十三年の雨量を基礎といたしまして、流速計算によると各支流からは降雨後八時間及至十時間後に本流に合流する計算の下にいたした工事でありまするが、今回は奥山の過伐濫伐及び砂防工事が放棄せられておりました結果、各支流が一挙に本流に落ち合つたことであります。これがため計画当時の半分以下の雨量でも堤防の決壊は到底免れない状態でありました。
ここに石炭國管の一つの基礎があるのであります。 だんだんお話がありましたけれども、先ほど來植原翁のおつしやつたことは、これは残念ながら國有國営と國家管理とを混同されておる。志免炭鉱は國家管理ではありません。國鉄には國家管理ではありません。これは一升ますとメートル尺とをお間違えになつた感があるのであります。
運輸大臣におきましては、船舶運営会が戰時組織でもあり、またその基礎法規の関係におきましても、右に申し述べましたような関係にありますので、これが改組について確たる方針を立てるべく考究中でありましたが、まことに遺憾ながら、期日の切迫と、やむを得ない諸般の情勢より、今回再び政令をもつて海運管理令の効力を延長しなければならなくなつたのであります。
(拍手) これに対しまして、わが民主党は、根本的な態度といたしまして、石炭の増産こそは、わが國再建の基本条件でありまするがゆえに、戰時中におけるがごとき、官憲的軍閥政権によつて一時的に強権的な掠略奪増産をしたこととはまつたくその意味を異にして、恒久的増産の基礎を確保するために、その条件のもとにおいて、もし必要があるならば國家管理また辞せざるという態度をとつてきたのであります。
その結果、政府は確實な基礎に基きまして、適正な生産計畫、資材計畫、資金計畫そその他の計畫を定めることができまして、またこれらの計畫の實施を強力に推進することもできることになるのでございます。從來は不確實な資料に依存いたしまして、推定によつて計畫を策案する場合もございまして、實情と食い違つたこともしばしばひき起されたような次第でございます。
職階制と申しますることが、いろいろ取沙汰をされておりまして、この國家公務員法におきましても、この職階制ということをその基礎にいたしておるわけでございまするから、最も重要なる基礎観念の一つになつておかます。併しながらこれは決してむずかしいことではなくして、極めて簡單なことであろうと存じます。若しむずかしいことがありといたしますならば、これを実際に如何にして行くかという点に帰著するものと存じます。
それから日本と同じように、機密を扱つておるその人の個人的な信頼を基礎にしておられます祕書官、これが全部ないわけでございます。それから向うでは法律顧問が各省に大分おるようであります。それについても適用がないわけでございます。それからもう一つありますのは、アメリカで、いわゆる専門的にわたらないような長官といつた方は、この適用がないわけでございます。
これは現在のシステムから言いますと、一般法規が基礎になりまして、その上に特別の規定が載つかつておるかつこうにないております。たとえば服務紀律にしましても、分限規定にしましても一般の官吏制度の規定が敵用になつておりまして、その上に特別の規定が載つかつておるかつこうになつております。