1947-10-04 第1回国会 参議院 司法委員会 第29号
○政府委員(奧野健一君) 御尤もな点でありまして、これは只今お示しのように、從來は家を去るということによつて親族関係が終了するという場合を考えておつたのでありますが、今度は家を去るという観念がなくなりましたので、その養子縁組を基礎にしてでき上つた親族関係は、離縁によつて当然に終了するということにいたしまして、家を去るということによつて終了するということを廃めて、当然離縁によつて終了するというようにいたしたわけであります
○政府委員(奧野健一君) 御尤もな点でありまして、これは只今お示しのように、從來は家を去るということによつて親族関係が終了するという場合を考えておつたのでありますが、今度は家を去るという観念がなくなりましたので、その養子縁組を基礎にしてでき上つた親族関係は、離縁によつて当然に終了するということにいたしまして、家を去るということによつて終了するということを廃めて、当然離縁によつて終了するというようにいたしたわけであります
○郷野政府委員 自動車運輸事業を經營しております企業の統合につきましては、戰爭前から、これを逐次實施いたしまして、専業の經營の基礎を強固にし、公益事業といたしまして、眞に公共の福祉を増進するという見地から、その使命を達成できるような形態にもつてまいりたいということで進めてまいつていたのでありますが、戰爭中資材の關係におきましても、いろいろ窮屈になつてまいりました。
しかしながら、このたび片山内閣成立に先だちまして、わが黨においては西尾君を中心にしたいわゆる四黨政策協定が行われまして、そのときに基礎産業に關しては、必要があれば國家管理を行う。
大體出炭計畫を作成いたします基礎材料としては、具體的な數字もつかんでおりますが、これを一表にして整理して提出するのに、一週間程度の猶豫をいただきたい。こういうことであります。
それでこの標準量は、御承知のように、年間所要量十六俵というものを基礎にいたしまして算定いたしておるのでありまして、まずこの程度の確保を図るならば、合理的に使用いたしますれば、まずまずやつて行けるという数字を基礎にいたしまして、これに供出量その他の状況等を睨み合せまして、綜合的にこの燃料を確保いたしたいと、かように考えておる数字でございます。
思うに人間の生活において基礎となるものは婚姻であります。婚姻は夫婦の性生活の秩序であり、親子生活の根源であり、社会公共生活の組織単位であります。従つて婚姻によつて成立した夫婦は、生理生活において純潔であり、心理において愛情を基とし、経済において協力しなくてはなりません。これを一括して婚姻は神聖であるということは皆様御承知の通りであります。
しかのみならず、歴史的な観点からいたしましても、はたまたわが國の國体観念から申しましても、日本國民がその心の奥深く根ざしている天皇とのつながりを基礎として、天皇をいわばあこがれの中心として仰ぎ、それによつて全國民が統合され、日本國存立の基礎をなしているという、この國家の根本的特色からいたしまして、天皇の地位は現実的、合理的な基礎の上に見ることができると申さなければなりません。
只今中川議員の御指摘の点は社会党は天下の公党といたしまして、基礎産業或いは金融機関に対して一定の方式を持つておることは、これは何も隠しもいたしません。ちやんと天下に発表しておることでありますから、隠しも何もいたしません。その社会党の綱領政策をばこの列立内閣でやるかやらんかということは、これは問題が別であります。
更に又この石炭企業というものは、他の基礎産業と異りまして、七割五分までが労働力に依存するものであります。今日從業者がこの國家管理に対して、如何なることを要望しておるかということをお考え下さるならば、この國管というものが、少くとも労働者の生産意欲を昂進さすものに役立つことは、これはもう誰しも異存のないところであります。
一体この石炭の國家管理、炭鉱の國家管理というものをおやりになるには、どこに重大な私は基礎があると思つておるかというと、石炭の、戰爭前、支那事変以後において一番増産の上りましたのは、月産が四百万トンということを当局から聽いております。戰時中でも三百五十万トンを取れたということであります。それが最近におきまして非常に増産が低下したところの原因というものは、第一番に價格が軌道に乘つていなかつた。
○政府委員(長谷川清君) いわゆる千八百円の業種別平均賃金の基礎になつておる米價が幾らであるかというお尋ねでありますが、例の千八百円という基準は、当時におきまする全國の男女労務者の平均賃金が千八百円であつたのであります。それを採用したものでありまして、その基礎になる米價が幾らになつておつたかというところから千八百円が決まつたものではないのであります。
○政府委員(長谷川清君) ちよつと御質問の点がはつきり聽き取れなくて恐縮でありましたが、麦、馬鈴薯のときの基礎資料は、昭和二十年度の農家経済調査を基礎資料にとりました。今度新たに決めます米價の基礎資料は、二十一年度、即ち昨年の農家経済調査の資料に基いて決定いたしたい。こういうふうに考えておるわけであります。
先ほど御説明申し上げました、文部省において今日まで考えておりまする國語研究所の機能について申し上げますると、國語研究所の方は、やはり名前のごとく研究機關でございまして、いろいろな調査をし、いろいろ資料を集めて、その基礎においてやはり將來も現在の審議會を繼續するか、あるいは新たに構成されて、私の見込みといたしましては、新しい方法をもつて、廣く各方面から民主的な方法をもつて選出された委員をもつて構成される
だからこの際至急に何かこういうものに法的根據を與える基礎をこさえなければ、これは何もできないと思います。今のに關連した問題でありますから、特に考慮していただきたいと思います。 それから監査官は大體十名とか十三名とかいう話もありますが、中央でそれくらいのものではとてもだめだ。地方にも七千名こしらえるとか、こしらえないとかいう話でありますが、これとても今のようなやり方では到底できない。
○武藤(運)委員 それは法律によつて基礎を與えて、一つの機構をつくることになりますれば、從つてそれに基いて新しい名前は何という名前になるかわかりませんが、その委員會なり何なりの機構ができますれば、發展的な解消をされることになると思います。
本島の門戸に當りまして、本島の大半を占める主要物資の呑吐港として重要なる使命をもつておりますので、港灣修築の必要性を認められて、去る昭和十二年度から、縣の繼續事業として國庫補助を仰ぎまして著工したのでありますが、工事半ばにして今次戰爭に遭遇し、資材竝びに勞力不足等のために、工程意のごとく進捗せず、現在延長三百二十メートルの導水堤、三百五十メートルの防波堤、これは竣功いたしましたが、荷役用の物揚場も基礎並
○委員長(伊藤修君) そうすると、今の御質疑のような事実上の家というものの基礎に立つて、この民法が制定されておるというふうにも思えたのですが、そうでございますか。
次にお伺いいたしたいことは、一昨日の御答辯で、商工大臣が明年度の生産計畫の目標を三千三百萬トンにおおきになつておるわけでありますが、この三千三百萬トンの生産計畫案は、一體どこでおつくりになり、そうして何を基礎にしておつくりになつておられるか、これがまず第一點であります。
たとえば明年度の計畫が、國家管理を施行した場合に、どういうふうにできていくかを想定してみますと、まず生産計畫の基礎になりますためには、明年度大體どのくらいの石炭を最小限度掘るかということが、一つの目標であると思います。いわゆる需要の面から見まして、これだけは掘らなければならぬという一つの重要な資料がなければなりません。
こういつた點を勘案いたしまして、かつまた各方面の組合の方々の、日ごろわれわれの方へ申して出こられる御意見等も參酌しましてこういう案をつくつたのでありますが、この計算の一應の考え方といたしましては、この六百圓というのは大體計算の基礎は三月分である。從つてこれを三つにわけまして、これを一月ずつに離しまして、それと現在もらつている一月の月收とプラスして比率をとることが適當であろう。
最後に念のため附け加えて申し上げたいと存じますが、この法律によりまして支給せられまする給與金額の計算の基礎は、從來の千六百圓給與水準と千八百圓水準との差額二百圓の七、八、九、の三箇月分、すなわち六百圓というところから出ておりまするが、今囘の法律案自體といたしましては、あくまで最近の生計費に應ずるための應急措置でありまして、千八百圓水準そのものとただちに關係するものではないことであります。
即ち観光施設の基礎的整備のために更に必要な問題、つまり宿泊施設の整備とか交通施設の改善とか或いは道路の改修とか、こういうような更に必要な問題が多々あると思うのであります。その上京都之附近には山科或いは茨木に戰後再開したゴルフ場がありまして、差当りこれを利用することも不可能ではないと思うのであります。
○委員外委員(北條秀一君) 請願第五号の説明をするように命ぜられたのでありますが、本日同時に八十四号と百四号の請願が出ておりまして、この三つの請願の基礎理念が一つでありますので、最初にその点について説明をすることをお許し願いたいのであります。
その精神的収穫はもとより、また地方産業はよくその理論的、科學的基礎づけを得まして、ここに飛躍的高度の發展をなすことは期してまつべきものであると信ずるのであります。私どもはかような見地からいたしまして、本問題は再建日本の現状から見て、須兒も逡巡を許さず速やかに國立總合大學のため、たとえ相當の犠牲は拂いましても、この目的を貫徹いたしたい、かように存じます。
本來、教育民主化の大きな方向の一つは、教育の地方分權ということが、非常に重要視されているのでありまして、教育の地方化ということの一つの重要な基礎は、教育が財政的にも地方化されるということであります。言いかえますならば、殊に中・小學校が地方的な費用で支えられるようになるということが、その大きな方向であります。
この三種類に大體わかれておつたのでありますが、第一のエージェントを見つけよう、將來の地歩、基礎をつくるのだという見地できた人が非常に多かつたのであります。この人たちは大體において、また來年日本の商賣が見透しのつくころにやつてきて、相當物を買つていきたいということを申しておりました。大體今度來ましたバイヤーはこの三種類にわかれると私は見ております。
従いましてたとえば輸出品についてこれを見ますると、ただ單に輸出品を買上げる場合に、現在のごとく公定價格を基礎にして買上げないで、ある程度海外市場に對する賣値というものを反映させて、そうしてたとえば一ドルで賣れたものは、日本では何圓の價格にする。
従來におきましては、この輸出品の買上價格はすべて公定價格に必要なる諸掛を加えたものを基礎にして買い上げておつたのでありますが、輸出品は御承知の通り、國内品とは品質、規格等が—包装の關係においてもそうでありますが、相當違つておりますので、公定價格を基礎にしてこれを買い上げるということは適當でないということで、公定價格はもちろん基準にはなりますが、それにさらに品質その他必要なる經費を加えたものでもつて買上
すなわち銑鐵二百萬トンを基礎とした鐵工業の石炭需要高というものは、およそやはり戰前三箇年程度のものと推測されるものであります。纖維及び染色工業は戰前三箇年の半分になるかと思います。それは戰前三箇年間におきましては、紡績の設備錘數が一千萬錘でありまして、綿の使用量は一千三百二十萬俵くらいでありました。
と申しますのは、現在最も供出あるいは農村問題について關心をもたれておりますことは、農業政策の最も大きな基礎をなす農地面積の實態の把握が足りないことで、これがすべての論據である。
○平野国務大臣 もとより段別、段當収量、その他被害状況というようなものを、相當に現在の統計調査局及び農林省の所管諸機關において確められるだけつかんで、それを基礎としてやつている。
これらは政府がただ単に、でき高というようなもののみに拘泥して、そうして基礎的なものをはつきり持つていないということが一番大きな問題だと思う。それから日本の食糧の横流れしております原因も、大體ここらにあるのではないかと考えられるのでありまして、農村心理、それから農村における調査の基礎がはつきりさえしておれば、その上にかけるものはそう私は不公平はないと思うのであります。