1948-05-22 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第6号
電化をやるならば、まずもつて基本幹線及び特殊路線からやらなければ、いつまでも日本の今後の貿易面の最も緊要なる地帶に對しての、路線の改修及び列車の増發ということは困難である。そこでさいわいにして浮動購買力の吸收のために民間にもつているところの地方の金を吸收して、この路線を民間の手によつて電化せしめるということならば、なし得られると思うのであります。
電化をやるならば、まずもつて基本幹線及び特殊路線からやらなければ、いつまでも日本の今後の貿易面の最も緊要なる地帶に對しての、路線の改修及び列車の増發ということは困難である。そこでさいわいにして浮動購買力の吸收のために民間にもつているところの地方の金を吸收して、この路線を民間の手によつて電化せしめるということならば、なし得られると思うのであります。
輸送量の増加ということは、根本的には何と申しましても、機關車その他の基本的な輸送力の増強をはからなければ解決ができないのでありまするが、資材、豫算等に制約せられまして、いろいろ對策を講じておりまするけれども、所期の整備ができなし現況にあるわけであります。
聞くところによりますると、炭鉱國管の基本となる全國炭鉱管理委員会も、いまだ委員が全部できてないというような状態、その無責任ぶり、ついに今日は毎月減炭の一途をたどるのみにて、前途まことに憂慮にたえないところがあります。水谷商工大臣は、自信たつぷりで、國管実施後は増産可能と言明したこともお忘れになつてはいないと私は存じます。
ただこの際一言お断りしておきまするが、世間はややもいたしますると、この中小企業廳の仕事というものが、中小企業全般を救済するというような意味にとられる向きもありまして、そういうお立場の人は、よく政府の基本産業の傾斜生産のやり方と、この中小企業の救済策とは矛盾するのじやないかというような御意見も多々あつたのでございますが、われわれはこの中小企業廳によりまして、そういう前申しましたアンバランスを是正すると
労働対策の問題は、これは言うまでもなく労働組合の健全化をはかるというその基本方針によりまして、諸種の対策を講じて行きたいと考えております。
これに対して政府からは、基本工事は地方公共團体、直接開墾は入植者が行う建前でいく、補助開墾の拡張については予算を折衝中である、という答弁が行われたのであるます。 質疑応答の概略は、以上の通りでございます。
○委員長(伊藤修君) 私の方のお訊ねする趣旨は、結局承諾のあつたことに装うて、裁判所がそれを基本にして、保釈決定の裁判の基礎にしたという点をお訊きしたいわけですが。
こういう基本的な考え方で税制の改正を現在考えております。改正の主なるものは、その中樞をなすものは何と申しましても所得税でございます。所得状況の推移、課税の實際の實情ということに照しまして、勤勞所得税について相當負擔の輕減をする、又新税率につきましても、相當の物價騰貴の點その他を考えまして税率を調整いたす、こういうふうに考えております。
大きな點から申しますれば、新らしい日本建設の基本的な政策として教育刷新が取上げられております。その中樞が六・三制であることは説明を申上げるまでもないことであります。
○正示政府委員 ただいまの海野さんのお説の通り、宗教的に見まして、日本の古來からの傳統という方面から見ますと、私ども個人といたしましても寄附者、あるいはその田畑が現在形成されておる歴史的なことを考えますと、できるだけその所有が、そういう宗教團体と離れない方がいいようにも願えられますけれども、農地改革の基本的な問題といたしましては、自作農として精進する見込みのある者に対して、その耕作地を與えて、わが國
第十項末文において「言論、宗教および思想の自由並に基本的人権の尊重は確立せらるるべし」ということが言明されておるのであつて、まして人権と自由とを尊重するところのアメリカ軍において、こういうことを命令するべきはずはないと私は考えておる。なかんずく今日のこの内閣は、事ごとに東條内閣の二の舞のごとくに、軍閥を笠に着る役人である。
たとえば未墾地を買收してこれを開拓地としてやつていくというようなことに対しましては、これを基本的にあらゆる角度から檢討して開拓地を決定し、愼重にこれを買收するということでなければならぬのでありますけれども、ほとんど愼重に調べているということは言えない。しかも非常に大あわてにあわてて、未墾地の買收をなさる、その買收そのものに反対するわけではないのであります。
それで本案に関連いたしましてるる適切な御意見がございましたが、私にお尋ねになりました点について概畧お答えをいたしますと、一應開墾については今お話のような趣旨に應じますために、政府としましては、基本的工事はできるだけ地方公共團体に委ねていくという考えであります。ただそれの開墾はやはり直接そこに入植いたします開拓者にやらせるという建前になつております。
なお十一月からの新米穀年度につきましては、できるだけこれを二合七勺なり、二合八勺に増配できるように目下考慮中でありますが、これは昨日も申し上げましたように、いろいろ困難なる食糧増産のための事情がありますけれども、これらを農家の皆様の御協力によつて克服しまして、供出も順調に行われ、さらに一割増産もある程度の效果がありまするならば、これを基本といたしまして、何としても連合軍に食糧放出を懇請して、その放出量
と申しますのは、第二條第二項にこう二十一項目書きましたのは、ここに独立的な規定を設けたという意味ではございませんで、現在の第二條第二項の地方公共團体は、その公共事務、委任事務、行政事務を処理するという抽象的な言葉では、一体何を地方公共團体がやるのかわからないから、そこで地方公共團体は、大体こういう種類のものをやるのだということを例示いたしたわけでございまして、基本は、やはり第二條の第二項で縛られると
先ほど申し上げました通り、基本は第二條の第二項で、法律的にびしつときまつておるのでありまして、ここではただその内容を一應わかりよく例示をするとこういうようなものである、こういうわけであります。
今度の豫算、只今大藏省その他で採つております金融、或いは政府の方面に現われた生産の躍進を阻害しないあの勞働賃金の政策、そういう方面もこの基本方針に基いて立てて、實行されていることを御了承願いいたいと思います。
○勝間田委員 いろいろ個々の問題についての御質問を申し上げるよりも、私は農業政策に関する基本的な問題について御質問を申し上げたいと存じますので、農林大臣より御答弁をいいだきたいと考えておる次第であります。 日本の農業というものを、どういう形で復興さしていくかということは、私は非常に関心の高い問題だと実は思うのであります。
○永江國務大臣 今勝間田委員からお尋ねになりましたことは、非常に基本的の大きな問題でありまして、いろいろ御意見のありました点については、私はその御意見に対しては同感の意を表する点が多いのであります。これに対して私の意見を述べろということでありますから、一應申し上げたいと思います。
なるほど暫定予算を出すことによつて、曲りなりにも一応の予算は出した形になりますけれども、先ほど大臣も認めた通り、全体的な予算というものが出ず、しかもおもなる基本的な問題が未だに解決されずに、しかも本予算がいつ出るかすらわからない。こういうことは、大きな立場から考えて、政治の空白であると言うにやぶさかでないと思います。
○上林山委員 具体的なこまかい問題については、他の閣僚に尋ねたいと思いますので、私は基本的な問題のみについて、総理にお尋ねしているわけでありますが、こと観点から申し上げまして、現在の日本の労働運動の状態において、これはいかなる内閣といえどもやらなければならない問題であつて、ひとり芦田内閣の問題のみではないのでありますが、いわゆる外資導入の問題であります。
○上林山委員 民主党出身のあなたとしては、この処置を積極的に支持したいというよりも、遅れた原因は今御説明のごとくいろいろあるんだが、その基本をなすものは、民主党としては、あるいはあなたとしてはこれをやりたくなかつたから遅れたのではないか。こういう質問に対する答弁がないようであります。
厚生行政に関する地方機構の状況でありますが、これは各地とも大体一樣であるから省略いたしますが、ただ山口縣で聞きました中に、兒童福祉法の実施に伴いまして兒童課というものを設けたのであるが、ここに働きます何といいますか從事者に対しまする給料というものが、基本給の半額だけ國庫から補助になつておる、この基本給の半額補助ということは全く無意味であり、もう少し國庫の補助を増して貰いたいというような要求が山口縣でありました
しかしこれは基本的な農村金融に触れておりませんので、本年度の本予算を今審議中でありますが、この政府の本予算ができる際に、併せてやはり農業復興金庫の案を確立してまいりたいと思いまして、その農業復興金庫の内容について、今関係方面と折衝を続けておりますから、これまたきわめて近いうちに具体化して、皆さんの御審議を願いたいと思つておるわけであります。
昨年はそうした関係に基きまして、予定されました春繭價価の千百掛というものが新物價体系に基いて新しく計算し直され、それが二千六百掛となつたのでありますが、その決定につきましては、そうした経緯もありまして、基本的の方針が七月にはいつて、決定され、正式に官報に告示せられたのは八月の二十三日のことであつたかと存じます。
しかしこれはあくまで暫定的のことでありまして、実際に農業復興金庫の具体的な基本的なものをつくらなければ、農業金融は円滑にもつていけない、こう考えまして、今原始産業に関しまする復興金庫をつくりまする具体的のものを考察中でありますが、何分にもその具体的のものを今皆さんの前で御説明をする時期に至つておりませんが、この委員会は相当連続的にお開きになるようでありますから、きわめて近いうちに、一應私どもの考えておりまする
議題の一番おもな問題でありましたラテン・アメリカに対する経済援助問題につきましては、結局今年の末ごろにブエノス・アイレスで経済会議を開催して細目の討議を行う、今回の会議では單に基本的の問題の審議に止めるということで終つたようであります。
通信事業特別会計法の中にも、公債の限度額は予算をもつて國会の議決を経なければならないということになつておりますので、この法案が今年度だけの法案であるとすれば、從つて別に出るところの公債の限度額については、当然この法案を基本にして算出した限度額が國会に提案されると思うのでありまして、その限度額が提案される以上は、その限度額の基本となるべきところの公債の額が、当然はつきりきめられなければならないのではないか
最近六箇月の架設の状況を見ると、この比率と大分相違があるように思われますが、これは現在加入申込みがあるものを一應基礎にしておられるのか、あるいは戰災電話の復旧を基準としておられるのか、あるいは現在の電話局の増設の能力を基本にしておられるのか、どういう点からこういつた比率が出されたか、その点を御説明願いたい。
本請願の要旨は、鉱山の硅肺、すなわちよろけ病の根本的予防治療策を講ずることは、基礎産業復興の見地からも、また從業者の基本的人権を擁護する観点からも、まさに焦眉の急務であるが、何分多額の経費を要することとて、極度の経営難に喘ぐ今日の鉱山経営者の力には、とうてい及ぶべくもない。よつて二十三年度の國庫予算に、所要経費を計上していただきたいというのであります。
次に具体的に調査するに当りましては、先ず基本的に事案に対するところの概念を得る必要上、只今読上げました事案に関係する一切の書類を関係官廳から取寄せることに決定いたしたいと思いますが、如何ですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
昭和二十一年十一月二十日附総司令部発表により、日本の法令に服しなければならない、從つて、朝鮮人の子弟であつても学齢に該当する者は日本人と同樣、市町村立または私立の小学校または中学校に就学させなければならない、また私立の小学校または中学校の設置は、学校教育法の定めるところによつて、都道府縣監督廳の認可を受けなければならない、学齢兒童または学齢生徒の教育については、各種学校の設置は認められない、私立の小学校及び中学校には、教育基本法
そうすると先般申し上げております二万円でございますが、その二万円の算出根拠は、この六條に規定しておりますように、加入者の増設に要した費用の最近六箇月の期間における実績によりまして、それに將來の費用の変動を考慮して算定するわけでございまして、それ以外の基本的な費用とか、また長期年度にわたる拡張計画のようなものは含めてございません。
こういうふうに、電話の増設につきまして電話公債によります一面、また電話の基礎設備、また基本的な拡張計画につきましては、一般公債によりましてこれを賄う方針でおりまして、ただいま安本の方の計画による約五十億の予算によりまして、この方面にも重点を置きまして、基礎設備の充実によつて増設計画を推進していこうと考えておる次第でありますが、その後の基本計画のわくによりまして、増設の数も自然に制康を受けることと存じております
それでその基本の数字の上に、今日のインフレの状見を勘案しますれば、大体現在の千円の工事費ではどれくらい不足だろうかということが、私どもに容易につかみ得られるのであります。御記憶がありましたら、また材料がありましたら、ちよつと知らせていただきたいと思いてます。