1948-05-27 第2回国会 衆議院 司法委員会 第21号
そうして裁判所の土地管轄は、原則として被拘束者の所在地を基本として定められるのでありますが、その人身保護の請求にあたつて被拘束者の所在が不明であるような場合には、管轄裁判所がきまらないことになりますから、その欠陷を防ぐとともに、人身保護命令の手続が簡便かつ迅速を旨とするという趣旨に鑑みまして、当初は被拘束者その他の関係者の所在地を管轄すというふうに規定したのでありますが、どうもこの関係者というような
そうして裁判所の土地管轄は、原則として被拘束者の所在地を基本として定められるのでありますが、その人身保護の請求にあたつて被拘束者の所在が不明であるような場合には、管轄裁判所がきまらないことになりますから、その欠陷を防ぐとともに、人身保護命令の手続が簡便かつ迅速を旨とするという趣旨に鑑みまして、当初は被拘束者その他の関係者の所在地を管轄すというふうに規定したのでありますが、どうもこの関係者というような
人身保護法は、憲法の保障する基本的人権の中の最も重要な、身体の自由の保護を表現するために、身体の自由を不法に奪われ、または制限された者に対して、刑事訴訟法の普通手続をまたないで、人身保護命令をもつて、より実効的に、より簡便に、より迅速に、これを救済する目的をもつて、何人にも容易に利用し得る手続方法を規定したものであります。
○鈴木(俊)政府委員 お話のように、たとえば旧村が小学校をもつておりまして、その小学校のために特別の基本財産を旧村がもつている、それを編入せられた市がそのまま引継いでおりました場合には、その旧村の学校を維持するための特別基本財産というものは、これは旧村を新しくつくり出すときにはそのまま還してやるというのが、ここの規定の意味でございまして、今お話のございましたような、たとえば道路とか、港湾とか、こういうようなものはやはり
そこで、そうじやなくて、こういう機関は実際に今まで労働者が、持つておつた労働者の基本的な権利をなくしてしまう。だから、問題が起つて來るのです。そうして而もそれは今殆んど強制的に入れられておる。そうして又水谷商工大臣は五月五日に全石炭側の、労働組合側の人たにはつきり言つておる。それは文書に書いてあります。即ち紛争処理機関を全石炭労働組合側が呑まなければ政府の融資はしない。はつきりこう言つておる。
即ちそういう條件は付けない、又付けるべき、ものではないというふうな、これは飽く主でも融資はそんなことじやなくして、実際に生産に役立つか役立たぬかというふうな、生産復興に役立つか役立たぬかが、これが基本問題であるというようなことで、絶対そういうことはいたしませんと、これは私ははつきり聞いておる。又速記録にもそう書いてあります。
更に宮公聽の新給與問題は、恐らく今の政府が立案されておる予算問題の基本を成す予算のベース、人件費のベースの問題だと思うのです。そういう問題は成るべく早く解決して置かなければ、これは予算さえ組めないわけだと思うのです。ところが、この新給與委員会に対しては、どの大臣も出ていなくて、殆んどいわゆる事務系統の人に委せ切つておる。そうして組合側が大臣の出席を要求しても殆んど出ていない。
本請願の要旨は、大高根開拓團は山形市西北部四十キロの地点に位置し、さきに分村事業を実施しつつあつたが、終戰後事情に逆轉により、反対に海外引揚者の受入計画を樹立し、昭和二十一年より開拓事業を実施しつつあつたところ、今回委託事業廃止令により、事業計画は変更のやむなきに至り、入植者の死活問題とまでなつている、ついては該事業を基本施設開拓事業となるようにされたいというのであります。
電氣は國の基本的産業でありますと共に、水や主食と同じように最も一般的な消費物でありまするので、これを消費者たる住民みずからの手で手入れするということが最も望ましい形体であるというように考えております。 極く基本的な説明でありますが大体以上であります。
○委員長(佐々木良作君) ちよつとブロック論に質問を集中するようでなんですが、私からちよつと質問したいのは、一番基本がブロック論者の場合でも、現在の事業の場合でも、経営者から一番中心に言われておるのは、プール計算の不明朗性、これが一番いけないので、これをやめなければならんという主張が強い。
ただ申上げたいことは、考え方の順序として、電氣事業の現在を基礎にして展開しなければならんということであつて、その場合に企業の規模が全國発送電、配電でなければならんという必然性が、あらゆる面から今後檢討されて出て來ると思いますが、それを基礎にして、それにふさわしい企業の性格を考え、それから何と言いますか、それをマネージして行く形態を考えて行く、それが基本の線であります。
その責任者として、あるいは経済各省にそれぞれ統制の励行をやるように勧告するとか、あるいは警察官廳に勧告するとか、要するに経済査察廳で立てたそういう基本方針に從つて、あらゆる力を動員してこの励行確保の任務を遂行しようというのでありまして、いわば中核体的な役割を課せられておるのであります。
今日はまだ行政組織法、この基本法だけしか我々の前に提示されておりませんので、これ以外のものについては、これを知る由がないと思うのであります。私共がこれらを判断するときに、今申しましたこの法律と相伴つて制定せられる行政官廳設置法、若しくはそれに基くところの政令等の内容についても、十分の考慮を拂いながら、この法律を考えて行く必要があるということを先ず第一に考えております。
私自身の考えから申上げますならば、こういう基本産業におきまして紛爭處理機關を設置するということは、日本の一部におきまして、勞働組合法を改悪するとか、或いは法的措置をするとかいうような流れに對する一つの有力なる防波堤として考えたのでありまして、これを以て勞働法規の改悪に發展さして行くところの一つのステップとして考えたことは全然ないのでありまして、それは民主自由黨の勞働對策とは正に正反對であるという工合
ところがそれよりも、むしろ積極的に先手を打つて平和條項というとこまで行きますると、これはややともすればストライキ權、或いは基本權というものと衝突するように私は考えておりますので、只今そういう工合に考えておりますので、商工大臣といたしましては、苦情處理委員會がありますならば、それで十分でありまして、その上更にその平和條項に關する規定を慫慂するという考えは只今のところ持つておりませんです。
○國務大臣(水谷長三郎君) 山田委員の御質問は、商工大臣として石炭、或いは全金屬にこういうような機關を設けさしたのを、又他の基本産業にも擴大する考えはないかという御質問でしたが、その平和條項の問題に關しての問題でありますれば、只今勞働大臣がお述べになつた通りであります。
この東賓の爭議は、今後の企業整備のあり方に對して一つの指針を與えることになるので、一體企業整備はどうあるべきかというあなたの基本的なお考えを伺つておきたい。私は突然この問題を持出して、大矢政務次官を困らそうというのでは決してないので、加藤勞働大臣を助けて今後の企業整備、行政整理に當られる補佐官の第一任者としての立場から、どういうお考えをもつておるか、この際あらためてお聽きをしたいのです。
大体その趣旨を申しますと、安定水本部の企画立案する経済再建施策の基本に関する行政事務の実施の監査、こういうような長い文句で書いてあるのでござ心ます。従つてこの査察庁法の第一条第二項第七号の書き方とはちよつと違つておるのでありまして、その理由は、安定本部令によりますと、物資の生産配給消費、物価だけに限らず、たとえば労務も、貿易も、金融も、あるいは建設もというように、経済一般に関するのであります。
○政府委員(濱野規矩雄君) 上下水道の一元化についてお答え申上げ平いと思うのですが、上下水道は私達國民の保健衞正上根本的な施設でございまして、すでに明治二十二年ですか、水道條例がてきますときにおいても、すでにこれを基本として水道ができら參りました。
同じような行き方、同じようなやり方でやられるので、具體的に今一々申上げるのは止めますが、從つて今のお話のように基本的に考えると、厚生豫防の立場から豫防局でお取扱い願うのは結構だろうと思います。そうでありますと、政府で現在やつておる建設院へ全部持つて來て、そうして地方の便宜のように一つ御取扱い願いたい。これを何か政府の方が内部的に打合せを願つてお進み願えるかどうかという點をお願いしたわけであります。
單なる生活費の絶對額だけでもぐあいよくまいりませんので、ただいま私どもが地域給決定の基本的な態度としては、まずその土地における配給の量、これは主食も副食も兩方こめての話でありますが、配給の量、このマル公はもちろん全國共通であります。それを基礎にして、一般國民の全國を共通する生活水準を抑えて、その水準をどの土地でも得るためにいくらかかる。
國家財政の基本をなす徴税問題、なかんずく税務職員の待遇の問題におきましてはこと重大でありまして、なお質疑を要する諸點が多多あると思いますが、私はそれをあとに讓りまして、先ほど川合委員から地域給の委員會の問題について、いささか觸れたようでありますが、その點につきまして、私はなおこの際次のような諸點を明白にしておきたいと思います。
現業廳というものは一つの現業機関でありますから、基本的な根本要綱は一週間か十日あつたらでき上ります。これをつくり上げさえすれば、あとは現在の機構そのまま除けばよろしい。除いたわくにおいて獨立採算制をとるベき方途をやらせていけばよちしい。基本要綱を現業全體までにいくものというものを併せてお考えなさいますから、長らく時間がかかる。基本要綱ならば一週間か十日あつたらできます。
われわれは、基本的には、あらゆる戰爭に絶対反対の立場をとるものであります。思うに戰爭は、過去の歴史が教えるごとく、常に一部少数者の利益、多数人民の犠牲において遂行されるからであります。また、いかなる戰爭にも巻きこまれることを回避しなければなりません。けだしこのことは、一兵をも持たせぬ非武装國家として当然とるべき途であります。
この点は所管の統計調査局の方面に、この基本的な調査を早急に完了するように、予算をとつていただきたいことを懇請しておるようなわけであります。
になりましたので、今囘料金の値上げにおきまして、別途その點も十分に考慮いたしまして、普通の電話の料金が度數制で、只今五十錢のが四倍になりまして二圓に豫定いたしておりますが、公衆電話又は通話所でお掛け頂く一般加入者でない公衆その他の電話の方につきましては、その値上げ額を二倍に止めまして、一圓にいたしまして、これら電話の大衆の利用の御便宜に資する計畫でありまして、本來ならばこれらの公衆電話用の料金は、むしろ基本料金
この法案につきましては、この法案そのものが目途としておりまする基本的な目標に対しましては、私達労働組合も勿論賛意を表しておるのでありますが、併し從來の選挙とか政治活動などに纏わるところの金品のいろいろな疑惑というものは、非常に國民に対して不審を抱かしておるのでありまして、この法案だけで、今吉村先生もおつしやつたように、選挙の公正が期せられるということは、私達は十分な期待は持てないのであります。
これに對して今井局長の先般の説明によりますると、大部分のところは運用の面で行けるような話も伺つたのでありますが、基本的な重要なポイントになりますると、政府の方の考え方が正しいのであつて、組合側がそういうような意見を差し挟んで來るのはいわゆる團體交渉の過程における協定の誤解であると、こういうような工合に言われたことを記憶いたしております。
こういうことは数字の上には現われてはおりまするが、基本年次を土台として考えれば、言うまでもなく、物價の方がはるかに上まわつておることは、数字の明らかに示しておるところであります。現在の情勢において一番強く要請されるものは、言うまでもなくインフレーションの克服と、日本経済再建の問題でありまするが、いやしくも日本経済復興のために阻害となるような事柄は、とらるべきでない。
現在の生活水準を少しでも上まわる、こういう観点に立つて、今度の予算編成の基本方針の一つとしております。從つて勤労所得税の軽減、賣上げ税の新設、交通賃金、通信料金の引上げ、また物資のできるだけ配給の確保、そうした全体を総合しまして、現在の勤労大衆の二千九百二十円を基準とする生活水準は、引下げられない立場に立つております。
それから部隊の編成でございますが、部隊の編成につきまして基本的な標準を作りまして、各部隊の地理的な位置でありますとか、各警察長及び警備要員の地位階級等を考慮いたしまして、部隊の運用ができるようにして置かなければならない。