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70332件の議事録が該当しました。

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1948-06-21 第2回国会 衆議院 司法委員会 第37号

まず第一條でありますが、すでに御承知の通り、このたびの刑事訴訟法全面的改正は、新憲法精神に基いて、これが示すところの根本理念を具体的に表わしたものでありまして、特に個人基本的人権保障ということが、全文を通じて各所にその規定がなされておるのであります。この点に関しましては、まことに結構な規定であると考えております。

中村俊夫

1948-06-21 第2回国会 衆議院 司法委員会 第37号

○中村(俊)委員 ただいまの御答弁は、別に深い意味がないということですが、それならむしろ進んで「個人基本的人権保障」というものを先にすべきではないかと私は思います。この刑事訴訟法に流れている精神が「個人基本的人権保障」というものに終始しておるという点からみて、これを先にすべきではないか。

中村俊夫

1948-06-21 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第8号

併し如何に政策運賃を実施するとしましても、その基本となる経済運賃が如何なるものであるかということを根柢において明らかにして、然る上に政策運賃決定すべきであると思うのであります。過日運輸大臣から輸送原價と收入との比率につきまして、旅客は十七割九分である、即ち輸送原價に対する收入の割合は十七割九分、貨物は四割六分であるという御説明伺つたのであります。

村上義一

1948-06-21 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第8号

このコストを知ることが運賃を考察する場合の基本でなくてはならんと思うのであります。現に昨年八月経済白書國有鉄道白書を我々に提示せられました当時、普通旅客は十六割六分である、定期旅客は二割八分である、車扱貨物は三割三分、小口扱貨物コストに対して收入が一割九分にしかならんという説明伺つたのであります。私の記憶が間違いないとすれば、そういう数字説明を得ておるのであります。

村上義一

1948-06-21 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第21号

從つて將來この予想が裏切られまして、收入減になるか、しからずんばこの問題が賃金ベース基本を誤りまして、狂いを生じてくる。こういうところの原因を含むか、二つの禍因がこの中に存在するということを私は記録していただき、また運輸当局におかせられましても、御参考にしておいていただきたいと思うのであります。  その次に承りたいと思いますのは、何といたしましても、鉄道独立採算制をとるべき経済現象である。

佐伯宗義

1948-06-19 第2回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

すなわち從來の軽工業本位立國から逐次重工業本位立國、すなわち石炭鉄鋼基本どする重工業に立脚する、つまり東洋の工場となつていこうという考えでありまして、われわれもかねてから考えていたことでありまして、その方向にはまことに賛成であります。しかしながら、それでは現実國家政策がそこに向つて動いているかどいうと、これはまことに寒心にたえないものがあるのであります。

日向方齊

1948-06-19 第2回国会 衆議院 文教委員会 第12号

ここにおいてわが國從來学術体制に再檢討を加え、全國科学者の緊密な連絡協力によつて科学振興発達をはかり、行政産業及び國民生活科学を反映浸透させる新組織確立することが、科学振興基本的な前提となるのであります。言いかえますれば、科学者の総意の下に、わが國科学者代表機関として、このような組織確立されて、初めて科学によるわが國の再建と科学による世界文化への寄與とが期し得られるのであります。

森戸辰男

1948-06-19 第2回国会 衆議院 文教委員会 第12号

一方、昨年三月三十一日公布施行されました教育基本法は、その第十條におきまして、「教育は、不当な支配に服することなく、國民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである」「教育行政は、この自覚のもとに、教育目的を遂行するに必要な諸條件整備確立目標として行われなければならない。」

森戸辰男

1948-06-19 第2回国会 参議院 予算委員会 第34号

私も本会議で一応質問したわけでありますが、ただ基本的な二三の点についてもう一度質問したいと思います。これは今日木村さんも午前中に言われました政府が算定した毎月の勤労統計数字、これは数字なんであります。これはたしか五月において三千四百四十円というように見積もったのでありますが、現にもう四月が出ておると思うのであります。

中西功

1948-06-19 第2回国会 衆議院 司法委員会 第36号

そうすると要領といいましても、これはいろいろあるのでありまして、事件の要点を書いたものをとつておくだけでありますが、事実調べを実際やらないとするならば、この場合には裁判所の書記の書いたものが基本となつて動かすべからざるものとなつて將來その点についての問題が覆審せられない結果、結局控訴審というものが事実上はなくなるようなふうにも見えるのであります。

明禮輝三郎

1948-06-19 第2回国会 衆議院 司法委員会 第36号

明禮委員 私初め各委員とも最も新憲法に即したるところの刑事訴訟法、これが基本人権を擁護する手続でありまするから、でき得る限りその線に沿うたものができることは賛成するわけでありまして、これを何とかしてやり止げるには、少くともそれに伴うところの、今申した費用とか人員並びに建物等の設備が、やはり伴わなければ、やるにやれない実情になる場合がある。

明禮輝三郎

1948-06-19 第2回国会 衆議院 商業委員会 第9号

次に、今後のわが國の経済体制基本的な原則は、昨年公布施行されました、いわゆる私的独占禁止法の宣明いたすところでありますが、この基本原則とは、取引一般における自由にして公正なる競爭保全擁護ということにほかなりません。しかるに、事業者團体の大部分は、同業者の相結束するところの團体でありまして、本來競爭関係にあるものの結合体が主たるものと申せるものであります。

苫米地義三

1948-06-19 第2回国会 衆議院 通信委員会 第17号

もちろん基本料金を拂い、電話料を拂うということは、個人生活から考えましても、相当生活に影響を與えますが、また一方実際電話をもつていろいろ仕事をしている人たちから見ますと、これは非常な負担になるのであります。一應東京の証券業者の二十箇所の例をとつてみますと、これが四倍に値上げになると、実際相当の経費を拂うようになつている。

森直次

1948-06-19 第2回国会 衆議院 通信委員会 第17号

この内訳は第一が為替貯金事業費、この項目為替貯金事業のために直接從事いたします人の経費、物の経費基本額としてあげてございます。これが二十一億五百六十万六千円でございます。それは全額をそのまま繰入れてもらうわけであります。次に二の方、管理費十二億八百四万三千円、これは基本額でございますが、その分担額は一億六百十六万八千円となつております。

大野勝三

1948-06-19 第2回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第20号

まず今回の決定の根拠は、大体原則といたしましては独立採算制、すなわち経営原價に合うような運賃率を定めたいということが原則でございますが、ただ、ただいまのインフレーシヨンの高張しております現状におきましては、物價政策に第一の重点を置かなければならないという必要上、物價をある程度の水準で抑制しなければならぬという考えがそこに加わつてまいりまして、それはすなわち運賃法の第一條の中の基本的理念項目を四項目

岡田勢一

1948-06-19 第2回国会 参議院 本会議 第51号

このことは新憲法制定、それに基く教育基本法並びに学校教育法制定によりまして、法制上にも明確化されたのであります。本院がこの度の決議によつて、改めてこの事実を確認闡明されましたことでありまして、誠に御尤もなことと存ずるのであります。この際私はこの問題に関しまして、文部省の採つて来た措置と、本決議に含まれた要請に処する決意とを申上げたいと存ずるのでございます。  

森戸辰男

1948-06-19 第2回国会 参議院 本会議 第51号

われらはここに、教育の眞の権威の確立國民道徳振興のために、全國民が一致して教育基本法の明示する新教育理念普及徹底に努力を致すべきことを期する。   右決議する。  諸君におかれましては、我々が今日かような決議をする必要がどこにあるかとの疑いを懐かれる向もあり得ると存じますので、先ずこの点につきまして御説明を申上げます。  

田中耕太郎

1948-06-19 第2回国会 衆議院 本会議 第67号

これが徹底に最も緊要なことは教育基本法に則り、教育の革新と振興とをはかることにある。しかるに既に過去の文書となつている教育勅語並びに陸海軍軍人に賜りたる勅諭その他の教育に関する諸詔勅が、今日もなお國民道徳の指導原理としての性格を持続しているかの如く誤解されるのは、從來行政上の措置が不十分であつたがためである。   

松本淳造

1948-06-19 第2回国会 衆議院 本会議 第67号

このことは、新憲法制定、それに基く教育基本法並びに学校教育法制定によつて法制上明確にされました。本院のこのたびの決議によつて、あらためてこの事実を確認闡明せられましたことは、まことにごもつともな次第であります。この際私は、この問題に関しまして文政当局のとつてきました措置と、本決議に含まれた要請に処する決意とを申を上げたいと存ずるのであります。  

森戸辰男

1948-06-18 第2回国会 参議院 労働委員会 第9号

労働者災害補償保險法労働基準法の裏付けとして、業務災害を被つた労働者に対して迅速且つ公正な災害補償福祉施設を行いまして、罹災労働者基本的人権を擁護すると共に、他面事業主経済的負担分散輕減を図り、以て産業を安定せしめる目的の下に昨年四月法律第五十号として制定公布され、同年九月一日より実施されたのであります。

加藤勘十

1948-06-18 第2回国会 参議院 文教委員会 第3号

小野光洋君 この教育委員会法の問題はすでに生憲法及びこれに則つてできた教育基本法及び学校教育法によつて、次に來たるべきものは当然教育行政権を如何にするかということに相成つているのであります。從つて今期國会におきましても、今初めて委員会法が提案せられたということは、極めて遅きに失すると考えているのであります。

小野光洋

1948-06-18 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第38号

特に三・一物價体系と新物價体系とを理解することによつてこの三・一物價体系と新物價体系との思想的な、本質的な繋がりを延長することによつて、取り分け芦田内閣外資導入基本方針を通じてはつきりと断定することができるのであります。三・一物價体系は戰前に比較して物價を十倍に、賃金を五倍にということを根幹とする公定價格の改訂であつたのであります。

永野順三

1948-06-18 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第38号

公述人藤田武雄君) 私はこれから今回政府國会に提案いたしました所得税等税制改正基本的な考え方、それから税制改正の内容について簡單に申述ベて見ます。今回政府が提案しております税制改正の狙いが大体二つあると思います。  それは一つインフレーシヨンの高進に即應して國民の間に租税負担の凸凹ができておる、それを調整合理化すること、これが第一である。  

藤田武雄

1948-06-18 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第42号

井出委員 ただいまの林野局長官の御答弁で、政府当局森林組合という團体を林業の基本團体であると御認識になつている点は、私どもも大いに敬意を表する次第であります。そこで從來薪炭取扱いにつきましては、政府統制機構の最末端におきまして、一つ指定機関として薪炭の取扱いをやつてまいつたのであります。

井出一太郎

1948-06-18 第2回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

これはある程度現在日本國民経済の状況から言いますと、やむを得ない点があるということは考えられますし、殊に基本的な産業を復興しなければならぬ点については、まつたくやむを得ない事情にあるということを考えます。但し実際にはその基本産業への傾斜、こういう名前のもとに、非常に大規模に延長した生産がとられておる。

中島英信

1948-06-18 第2回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

先ほどあなたのお述べになりましたいわゆる予算編成基本的構想の一要素とでも申しますか、すなわち外資導入をもつて將來のわが日本産業復興計画の上において、現実國際情勢において、單に一つの面のみを見て、その面の最も不安定な條件をとらえて、わが日本の國の今後の産業復興に対して考えていくということは、まことに堅実なものでないという御意見をお述べになりました。

田中源三郎

1948-06-18 第2回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

一般に現在中小工業わけ方については、いろいろ見解がありまして、いろいろなわけ方がありますが、結局結論的に申しますると、非常に常識的になるのでありまして、企業を構成しておる要素り中で、やはり一番基本的になる人員の点から見て、すなわち從業員の点から見て二、三百人以下のところを大体中小企業考えておるのであります。

中島英信

1948-06-18 第2回国会 参議院 予算委員会 第33号

この自然増加の生徒を收容するに必要な教室数は、三万三千六百十四教室文部省は一教室に四十七人を收容するとして計算しておりますが、我々の方は四十人、これは教育基本法において四十人が適当であると認められたその数であります。この予算が百三十八億幾らあるわけであります。尚建築費一坪当り一万一千八百十円という文部省のその建築費をそのままここに当嵌めて計算をしたものであります。

荒木正三郎

1948-06-18 第2回国会 参議院 予算委員会 第33号

公述人山田有三君) 私は労働組合を代表いたしまして、この予算問題を申上げますために、基本的に現在の労働者を第一線とする小市民及び農民の利益というものが根本になつておりますので、その点を御了承願つてお聽きを願いたいと思います。  本年度の一般会計及び特別会計の全般を一應見ますと、果して企図されておるような根本條件が貫ぬけるかどうかということが、先ず非常に疑問に我々は考えるのであります。

山田有三