1949-12-16 第7回国会 参議院 議院運営委員会 第5号
その前に第七国会になりましてからの長期欠席の御氏名をこの際御報告することが適当かと存しまして申上げます。民自党におかれましては荒井八郎さんが、この四日より昨十五日まで無届御欠席でございます。それから社会党におきましては齋武雄君、藤枝昭信君、これも同樣でございます。四日より十五日まで無届欠席でございます。
その前に第七国会になりましてからの長期欠席の御氏名をこの際御報告することが適当かと存しまして申上げます。民自党におかれましては荒井八郎さんが、この四日より昨十五日まで無届御欠席でございます。それから社会党におきましては齋武雄君、藤枝昭信君、これも同樣でございます。四日より十五日まで無届欠席でございます。
○佐々木良作君 新国会は分るんですが、会期不継続なんですが、金は年度内に出ますから、四月以降の今年度の会計で出る分をずつと見て来ると工合がいいんだ。
○参事(宮坂完孝君) これは今度の国会からです。
○門屋盛一君 末弘先生にお尋ねするのは国会として迂遠のように思うのでありますが、公労法の三十五條と十六條を合わして見た場合に、これは常識的な考えですが、協定の場合と裁定の場合と違うのじやないですか。
そうしてその結果予算的措置がとられて国会の承認を得なければならないということになるのです。その場合一部十八億が履行された場合に残り二十七億に対しては義務が残るものとお考えになつているか。国会に政府が提出しないで、これはむずかしいのですよ。政府が二十七億の予算を組んで国会に提出して、そうしてそれが国会で否決された場合、これは国会の責任になる。ところが、これは非常にむずかしいのです。
○説明員(加賀山之雄君) 今仮りに二十七億といたしまして、これに対して政府が予算案を附して国会の議決に附さないという場合は、これは国会の審議にならないわけでございますので、日本国有鉄道としては、いわゆる裁定による義務を負うと思うのでありますが、然らば国会において、例えばこの十八億の支出はよろしいと、併し残りは新たに予算的措置をしないというふうに決定されました曉は、遡つて日本国有鉄道の債務もなくなるというふうに
私は二、三日前に日雇い労務者の代表の方にお目にかかつて、働いております人々のいろいろな御意見を直接聞いたのでありますが、今説明のうちにも、第五臨時国会では緊急失業対策法で八億八百八十万円の予算、第六臨時国会で御承知の八億五千万円の補正予算か決定せられ、今開かれております国会では、予定から参りますと、失業救済事業には四十億円予算が細まれておるということであります。
政府といたしましては、この点について日雇い労働者の救済を徹底いたしますために、第五国会におきまして緊急失業対策法案を提出いたしまして、その成立を見たのでございますが、なおこれに伴う予算八億円余を、日雇い失業状況の推移に応じ、逐次凄出するという措置をとつて参つたのでございます。
ただいま委員長代理の報告にありました通り、本案は、過ぐる第六国会におきまして、本院は多数をもつてこれを通しましたけれども、参議院で審議未了になつたものであります。
○石田一松君(続) 今回の裁定に対して政府がとりつつあるところのこの予算的措置というものは、公共企業体労働関係法の第十六項あるいは第三十五條に規定するところの、公共企業体の予算上、資金上不可能な支出というべき筋合いのものではない、すなわち、これは可能な範囲におけるところの流用をするというのでありますので、それであつたならば、この公共企業体の仲裁委員会によつてなされた裁定そのものを国会に提出する理由も
しかしながら、予算上、資金上不可能な支出を内容とする今回のごとき裁定におきましては、国会の承認があつて初めてその効力を発生するものであります。このことは、公労法第三十五條及び第十六條の規定をよくお読みになれば明瞭であると思います。
私たちは国会の運営委員会においてこの人の意見を聞くことは国会の権威を傷つけるものではないかと考えておりますが、一応事務当局と折衝した結果お聞きした。そのときに法制局長は、三十五條に基いて出されたと言つておる。その点についてあなたの所信を聞いておきたい。
○石田(一)委員 新政治協議会は野党各派諸君から御意見が分ましたように、裁定そのものの効力は、三十五條の前段によつて当事者を拘束し、しかも十六條の一項によつて、予算上あるいは資金上支拂い不可能なる面があるということで、国会の承認を求めなければ支拂いができないという支拂の手続に関する規定である。
○石田(一)委員 官房長官の言葉に、法律論をするわけではないが、今のお言葉で行きますと、この第十六條の第二項に、国会の閉会中の場合には、あらためて次の国会が召集されて後に五日間以内にこの手続をとつて国会の承認を求めるとなつておる。
但し国会側から強い意思表示がなされておるならば、それの後楯において何らか措置をとりたいというふうな気持を持つておるようであります。勿論私共も北條委員が御指摘になりましたように、当時の扱いは記憶しておる。
○北條秀一君 この問題につきまして、特に大連即ち旧関東州の関係でありますが、これは既往の経過を申しますと、昭和二十二年の十一月の二十八日に第二回国会におきまして、在外公館借入金、及び在外居留民会或いはその他のこれに準じた団体の邦人救済、並びに邦人引揚げに要するところの費用を借入れた、それは当然国家の行政費として支拂うべきものである。
○淺岡信夫君 只今その議事に入ります前に、簡單なことでございまするけれども、なかなか深刻な問題でありますので、一応いろいろ御審議になります前に、委員会におきまして御報告申上げたいと思いまするが、それは今日日本全国の各県代表、つまり引揚促進、或いは完遂という立場におきまして、只今三十七県の代表が、国会、政府並びにGHQ、対日理事会、ソ連大使館というふうに参つておられます。
国家公務員の給與問題に関する調査承認要求書 一、事件の名称 国家公務員の給與問題に関する調査 一、「国家公務員の給與額及び勤務地手当に関する勧告」が国会に提出されたが、公務の民主的能率的運営を図り以て国家公務員制度の確立を期するためには先ず国家公務員の給與を適正妥当ならしめる必要がある。よつて本委員会は国家公務員の給與に関する諸問題の研究調査を行う。
本員のお願いしたいと思いますのは、前国会で小委員会でも問題になり、本委員会でも問題になつておつたのでございますが、我が国の民間社会事業の六〇%以上が宗教関係でありますことは御承知の通りであります。
○谷口弥三郎君 社会保障制度に関する庁さ承認要求の件でございますが、これは前毎会から、すでに社会保障制度の確立が極めて必要であるという関係上、殊に各国の模様とか、或いは日本にこれまで行われておつた制度などにつきまして種々検討を加えて、社会保障制度を一日も早く確立したいということで調査をやつておつたのでありますが、まだ十分な目的を達成いたしませんので、今国会におきましても、引続きこの調査をいたしたいというので
○山下義信君 社会事業団体及び施設の振興に関する調査は、前国会御承知の通りに小委員会を設置いたしまして、鋭意調査をいたしましたのでありまするが尚、本国会におきましても、引続き調査の必要があると考えられますので、前国会同様の調査目的その他の要件によりまして、調査承認の要求をお取計い願いたいと考えるのであります。
国会議員はもちろん最高権威と言われておりまするので、図書館員以下に信用せられるはずはないと思います。われわれが参考のために見たい、あるいはこの部屋以外に議員会館に持つて行つて研究するとか、あるいは宿舎に持つて行つて研究するか知れませんが、館員ならば間違いはないが国会議員ならば間違いがある、こういうことは受取れません。
国立国会図書館法第二十八條によりまして、図書館より昭和二十五年度予算の予定経費要求書が当委員会に提出されております。本日はそれを議題として審議をいたしたいと存じます。それではまず図書館長より説明を求めます。金森国会図書館長。
式 辞 本日、親しく天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第七回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院および参議院を代表して、ここに式辞を申し上げます。 そもそもわれわれ国民は敗戰以来、祖国を民主的平和的文化国家として再建し、国際信義の発揚につとめ、もつて一日も速かに列国との交りを厚くすることを念願して、これが実現のためにあらゆる艱苦とたたかいながら努力を続けて来たのであります。
————————————— 本日、親しく天皇陛下の御臨席仰ぎ、第七回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院および参議院を代表して、ここに式辞を申し上げます。 そもそもわれわれ国民は敗戰以来、祖国を民主的平和的文化国家として再建し、国際信義の発揚につとめ、もつて一日も速かに列国との交りを厚くすることを念願して、これが実現のためにあらゆる酸苦とたたかいながら努力を続けて来たのであります。
そういたしますと、永井さんはあらゆる角度からほめられてよかりそうな人でございますが、あの人間は偏狭なのか、どういうわけでほめられるということ、表彰されるということが、しかも国会の考査委員会において第一回に——結局湯川さんが先になつたのですが、第一回に表彰されようとしているのをはずかしがるのか。この点はふしきでならぬ。こういうようなことがあるのですか。
永井隆君表彰の件につきまして、前国会において参考人として意見を求めることに決定しておりました田川房太郎君が在京中とのことでありますので、一応本日出頭を求める手続をいたしておきましたが、参考人として意見を求めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
前国会において調査未了の案件は、引続き継続して審査を続行いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それで先回の国会の時にその点を十分各派の大部分の方々が、殆んど多分全部が御賛成で、小川君を小会派の代表という意味で初めてそういう道を開かれて、我々は非常に結構なことだと感じたのであります。ところがわんの短かい間、型ばかりそういう道を開いて、すぐそれをやめてしまうというやり方には私は賛成できんのでありまして、そういう意味で私は少数派の代表として出られました小川君が継続されることを望みます。
尚この法案は実はもはや第五国会、第六国会を経て本院においてもかなり諸君の御研究になつておる法案でありますが、不幸にして未だ確定案となつておりません。而も来年の総選挙を控えまして参議院としては特にこの公職選挙法の速かに成立することが非常に重要なことだと考えております。
○小川友三君 本議員は、特に国会に衆議院議員の経歴を持つており、又参議院で而も年長者であるところの小串先生をこの際委員長といたしまして、選挙法改正を促進いたしたい、かように思いますので小串先生を推薦いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○河田委員 この問題とやや関連するのでありますが、かつて前国会におきまして、政府委員のうちから尨大な赤字が出て、それがたなおろしもやつていなかつた。つまり単式簿記でやつたからこういう赤字が出たという答弁もあつたわけであります。ところが食糧管理特別会計におきましても、やはり現在単式簿記でやつておる。もちろん私たちは単式簿記でやろうが複式簿記でやろうが、こういう帳簿のせいにしてはいかぬと思う。
薪炭特別会計に付随していろいろの刑事問題が起つておりますことは、前国会において警察本部よりの報告がいたされたと存ずるのであります。これらの刑事問題が直接薪炭特別会計に影響があるか、あるいはまたこの特別会計の事業を利用して利得したかどうかということは、刑の判決がなければわからないのでありまして、もしも特別会計に直接影響のある損失に対しましては、適当な処置をとることはもちろんであります。
○井上(良)委員 本法律案は前国会において審議未了になつております。審議未了になつた理由についてはいいろいろございましようけれども、この法案の内容が国会の承認を得るに至る内容を備えていないというところに、その根本的な理由があろうと思います。しかるに政府はこれを何ら改訂も加えずに、そのまま再びここへ提出いたしているということは、はなはだ国会を軽視するのうらみなしと言えないのであります。
勿論これについてはいろいろ議論もありまして、議院運営委員会においては、昨日もこれに対する審議を進めることについては留保になつておる段階でありまするが、併しながら事務的には、一応政府から裁定書に対するところの議案が提出されて、そうして国会自身が現在裁定書に対する審議をしなければならんという状態になつておるわけでありまして、その又審議が進まずして、審議の段階に至らない現在において、裁定書に基いて支拂をするようにせいということは
○門屋盛一君 補足するような意味であり、又鈴木委員に御訂正願つて置きたいことは、昨日政府から提案されましたところの裁定書は、本国会において審議すべき性質のものでないということは、昨日はつきりしているのでありますから、裁定書をこの国会が審議するというようなことは、御訂正願つて置きたい。
○栗山良夫君 只今鈴木議員のお話の中で、裁定書の審議を国会でまだいたしていない、将来いたすことになるので、それを拘束するような決議は困るのではないかというような御発言がありましたが、昨日ここで小澤、大屋、鈴木の三大臣の列席を求めてこの席上で明らかになりましたことは、仲裁委員会の裁定書そのものは、これは最終のものでありまして、これにつきましては国会は聊かも意見を申述べない、申述べる筋合のものでないということが
これは今回が最初でありまして、重要なる先例となるために、国会も政府も愼重に処理すべき問題であることは御承知の通りであります。さもなきときは、公労法の意義も、又この法律により合法的に紛議を解決しようと努力しているところの労組側の善意をも踏みにじられるのであります。今回の裁定の適当であると考えられる点は、今朝のマツコイ公務員課長代理の言辞をかりずとも、次の事由により明らかであります。
最後に十日目の昨日になりまして国会へ議決を求めて来ましたが、その政府の意思の表明がないのであります。この裁定は御承知の通り最後的の決定でありまして、国民全般が忠実に守るべき筈であると思うのであります。
仲裁委員会の裁定は、公共企業体労働関係法によりまするというと、三十五條によりまして最終的決定でありまして、双方の当事者でありまするところの国鉄も又労組もこれに従わなければならないのでありまするが、現在の国鉄の予算上又は資金の内容といたしましては、国鉄といたしましては直ちにこれに従うことは不可能でありまして、いわゆる公労法の第十六條第一項に該当いたしまするので、この問題を同條第二項の規定によりまして国会
○北條秀一君 私の述べた趣旨は田邊援護局長はよく了解されておると思うのですが、愼重に研究されて、これはどうしても善処するということは行政庁としてのよい政策であり、又国会としてもそこに愼重の考慮を拂つて適当の措置をとるということは、いわば政治の要諦であるかと考えますので、是非この点は軽卒にやつてはいけませんから十分各般の問題を考えて支障のない限度において、是非引揚者において十分なと言いますか、満足を與
本委員会といたしましては、今国会も、水産物の生産増強、漁港及び漁船等に関し積極的に調査いたしたいと存じますが、これは衆議院規則第九十四條によりまして、常任委員会は会期中に限り議長の承認を得て国勢調査をなし得ることになつておりますので、本委員会といたしましても、所管事項につき国政調査を行いたいと思いますが、調査事項、目的及び方法、その事績等は委員長においてとりはかろうことに御議議ありませんか。
○門屋盛一君 これは今山下委員が言われましたけれども、この案件は不承認した場合はというが、この裁定書は承認も不承認も国会はこれをどうする必要もない問題なのです。だからこのままであつたら国会はもう直ちに撤回要求以外にないのです。ただこれを国会に諮らなければならないというのは、ここに書いてあるように、十六條によつてこれを出されておるのです。十六條をお読みになれば分るのです。
従つて十六條を見ると政府が予算的措置をとる場合にのみ国会の審議を求めるというように一応解釈できます。併しながらそれでは全然予算的措置をとらん場合には国会に出さんでよいのか、こういうことになつて来ると、やはり予算的措置をとらないという場合も政府の措置でありまするから、そのとらないという措置を国会でよいか惡いか審議を願いたいのです。
○國務大臣(小澤佐重喜君) それは先程も申上げました通り不承認の場合は国会に承認を求めなくてもいいという考え方があります。
○神山委員 なお局長に聞いておきたいことは、そういう見解に関連して、予算についての国会の意思表示が云々と言われた。それを思い出すためには、予算の提出権は国会にない、政府にあると言われた。しかしそれにもかかわらず、予算の大まかな点は国会に出さなければならないということを言つておる。
○倉石委員 四十五億というものを、はたして国会として承認できるかどうかということを審議の主たる要点とする。それだからまず国会に提出されたのである。それを審議することは違法でない。四十五億はきまつておるから、その四十五億を出すことを国会が決定すればいい。
○土井委員 実際上の問題として、十六條の二項に従つて、予算あるいは資金上の処置ができないというような面から、実際的には一応国会の意思を聞くというような考え方で出されておるのだけれども、一体国会というものは予算に対する発案権も何も持つていない。従つて政府が国会の意思決定を問う場合には、当然予算措置を伴わなければならぬ。予算措置を伴わないものを国会が審議することは、国会の権限に属していない。