1949-05-23 第5回国会 衆議院 法務委員会 第27号
また先日委員派遣の申請をいたしました徳島縣の派遣に加えまして、長野縣の刑務所における受刑者の取扱いに関して、委員派遣の申請をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
また先日委員派遣の申請をいたしました徳島縣の派遣に加えまして、長野縣の刑務所における受刑者の取扱いに関して、委員派遣の申請をいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
長期六年の禁こ以上の刑に処せられ、刑の執行を終り、又は刑の執行を受けることのなくなつた後、二年を経過していない者 三、長期六年未満の懲役又は禁この刑に処せられ、刑の執行を終り、又は刑の執行を受けることのないことに至らない者 四、免許状取上げの処分を受け、当該処分の日から二年を経過しない者 以上の修正案でございますが、先程來の政府に対する質問によつて御了解が行くと思うのでありますが、以上の問題は、私は受刑者
この法案におきましては、その刑務所の更生計画、教育計画に即應いたしまして、受刑者が刑務所に入りますと、直ちに社会復帰の方針を、本人の意見も十分汲入れまして、その社会復帰の方策を立てさせまして、そうして教育の効果を挙げ、できるだけ早く社会に出しまして、そうして拘束、あの非常に自由を制限された世界から、いきなり無條件で世間の荒波に対抗させるというような危險なことをしないで、中間の期間において、中間の場面
○政府委員(岡咲恕一君) この受刑者の指紋につきましては、法務廳の矯正総務局で保管いたしております。一般犯罪者の指紋につきましては、確か警視廳と大阪、名古屋でございましたかの警察に保管いたしておるように承つております。尚この犯罪者以外の指紋を取つておりますかどうですか。或いは行政官廳あたりで何か必要によつてそういうものを取つておるところがあるかも分りませんが、現在承知いたしておりません。
收容者の方におきましては、監獄法の規定いたすところによりまして、確定の受刑者として刑務所を收容いたします際には一樣に取つておるそうでございます。
又一面から言いますると、戰爭前犯罪が三十四、五歳頃が一番多かつたのが、終戰後の特殊の事情から、現在では二十歳ぐらいが一番犯罪が多いと、刑務所における受刑者の年末の統計によりすると、二十二歳の受刑者が一番多いと、かような現状でありまして、而もその犯罪の動機、原因たるや極めて單純なるものが多いと、さような点から、二十三歳までやるということも十分理由がある考え方であると存じます。
留置場と受刑者と未決囚に対する、あれも日本人ですから、たばこニコチンを補給してやるということについてそれだけで結構ですから、所見を一つ、政務次官でいいですから、どうぞ一つ……
先ほどもお話がありました刑罰を受けた者が、刑の執行を終つた後において、職業選択の自由がないではないかということでありますが、これも古物商というものの本質が、特にこれを制限しなければならぬという考えから來たのでありまして、何も受刑者に対して差別待遇をするという趣意は毛頭ないと思います。
やむを得ず、福島に明治十三年かにできたたいへん古い刑務所が、戰爭中に受刑者が非常に減つて多少あきましたので、それを借りて東北少年院というものにいたしておりました。それをとりあえず特別少年院といたしたのでありますが、刑務所と申しましても非常に古い建物でございますので、施設がはなはだ不完備でありまして、始終事故を起しましてまことに申訳ないと存じております。
したのでありまするが、先ほど申し上げましたようなことで、若干の援護費というものを認められておりまするが、きわめてわずかなんでありますこの法律のねらいといたしておりますのは、刑務所なり少年院なりの收容施設において、きつく自由を束縛されて長くおつた者を、無條件で社会に復帰させるという場合に、再犯の率が非常に多いのでありまして、これが刑務所に入りますると、できるだけ早く將來社会に復帰して更生して行く計画を、受刑者
普通人がきらうような労働を、特に受刑者を選んでやらせたわけでは決してないのであります。御承知のように北海道の未開墾の土地は莫大なものでありまして、何千町歩という平野が未開墾のままになつておるのであります。ところが戰災者及び外地からの帰還者等が行つて、すぐに開拓することができないような事情がたくさんあるのであります。
○佐藤(藤)政府委員 ただいまのお尋でございまするが、昨年の夏に北海道の開発のために、全國の刑務所の受刑者のうちで、成績の優秀な重労働に耐え得るような人を選拔いたしまして、北海道の開発産業に從事せしめたのであります。
この際御報告を致しまして、皆様にお諮りいたしたいのでありますが、佐々木松夫につきましては、彼が現在受刑者である関係上、昨日府中刑務所に行つて、調査をいたしましたのでありますが、その訊問の顛末は現場において速記を致して居りますので、これを本委員会の調査の資料と致したいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(岡元義人君) 受刑者は何名くらいですか。
○淺岡信夫君 二人の証人のいずれでもいいのですが、先に君島証人からお尋ねしますが、鎌谷証人が先程十四時間程曉に祈るというような処刑にくくられた、あなたが目撃された三十名近い人達の、その曉に祈るの受刑者はやはり鎌谷証人のようなくくり方をされておつたかどうか。その点を一つ。
それからその次の刑務收容費でございますが、これは刑務所における受刑者の数が、非常に当初予定しておりましたよりも増加いたしまして、尚その他に受刑者の食糧関係の経費も單價が予定以上に上がりましたので、その関係でそれぞれこれだけ不足に相成つて参るわけであります。 その次に價格調整費であります。
本件につきましては行刑中間刑務所といたしまして有用であるばかりでなく、過剩拘禁を緩和すを一策ともなりますので、当局としては請願の趣旨通り、受刑者を就業させる意向であります。一般失業対策に関連があると認められますので、請願要旨を労働省へ連絡いたしまして、とくと協議いたし、御趣旨に沿いたいと思つております。
○増田國務大臣 言葉は取消してもよろしいが、常識的に言つて犯人というのであつて、刑を受けた者は普通受刑者と言つておりまして犯人と言つておりません。普通被疑者は犯人と言つております。
(ロ) 佐賀少年刑務所では、別添のような綿密な「少年受刑者身上調査表」を作成している。 (ハ) 福岡中央兒童相談所は別添のような詳細明瞭な図表を展示し参観者をして事務処理の内容結果を一目瞭然たらしめている。 (二) 福岡少年審判所は別添のような保護統計を作成している。
すなわち兇悪犯罪者、尊属殺、強窃盜、放火等の罪質の受刑者は、大赦恩赦が何回あつても、一度もそれに浴さなかつたのであります。社会的に見て兇悪な人であるが、この中にも過去に前科なき人もいる。常習犯的なものもいるが、中には突発的なでき心をもつて犯罪者となつたのも、不幸な群の中にはおるのであります。
その他皇室費の内廷費及び宮廷費、戸籍及び寄留事務整理の費用、受刑者の重労働作業に対する賞與制度、庶民住宅建設、價格者益納付金、特殊物件收入、價格補正等特別補充費、ガリオア・フアンドによる輸入は、日本政府の債務かどうか等の諸問題を初め、各般の問題につき、熱心に質疑應答が交わされました。 以上をもつて第一分科会の質疑の内容の報告を終る次第であります。詳細は速記録によつてごらんを願いたいと思います。
全国刑務所の年間の収益高は、五億何千万円となつておるようでありますが、受刑者に対しては賞与金という名前のもとに、監獄法に基いて僅少の手当をくだされておる。そこでお伺いしたいのは、賞与金の問題であります。昨今たとえば石炭を採掘する。
ただ御承知のごとく、刑務所というところは、單に生産をすればよいという所ではないのでありまして、受刑者を改過遷善するために、若干の規律的な苦痛を與えなければならないのでありまして、そういう意味では経済本位にだけこの経営を考えるわけにはいかぬのであります。從つて経済的にはそろばんのとれない場面も多々あることは、御了承願わなければならぬのであります。
かような意味において、刑務所の受刑者が自然、自暴自棄となつて不愉快な状態に陷つて能率が上らない。また下級官吏であるところの看守等が、待遇が惡いがために指導力を失なつておる。現に最近宮城縣の矢本という刑務所において、亞炭を掘つておるところの受刑者を指導しておる看守人は、一日三食の食事が三円五十銭である。