1948-05-06 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第19号
しかし第二次産業革命の技術が、原子爆彈というあの爆彈の形態でなくてくる場合において、その上に成立するものは資本主義が社会主義か共産主義かであるかというような見通しをもつ場合において、人類はここに一つの大きな思想の生誕、社会主義思想の生誕の前夜にあるのでないかという感じがいたしまするが、当面の目標を各政治家の活動にまつといたしましても、私どもは現在の政治に対して実は友情としての感じはもちますけれども、
しかし第二次産業革命の技術が、原子爆彈というあの爆彈の形態でなくてくる場合において、その上に成立するものは資本主義が社会主義か共産主義かであるかというような見通しをもつ場合において、人類はここに一つの大きな思想の生誕、社会主義思想の生誕の前夜にあるのでないかという感じがいたしまするが、当面の目標を各政治家の活動にまつといたしましても、私どもは現在の政治に対して実は友情としての感じはもちますけれども、
第二点でありまする行政の効果は、原子爆彈の被害地でありまして、戰災都市でも相当被害の盡大でありました本縣が、著しく復興されております現状でありますことは、特に意を強くしたわけであります。縣財政の窮迫しているにも拘わらず、厚生関係に対するところの予算が歳出予算の十%強、衞生関係が四%弱で計上していることにつきましても、本縣の熱意の程度に対しまして非常に意を強くしたわけであります。
こういう際でありますからして、今お話のありました廣島市にりつぱな総合大学をつくるということは、原子爆彈によつて昔の軍事都市が眞の平和な文化都市に変るというようなことは、私どもの願わしいことでありますけれども、また期待してやまないことでありますけれども、どの程度に理想的な大学ができるかはこれはほとんど一にかかつて財政問題ではないかというように考えておるのであります。
私の郷里は廣島市内でございまして、帰つて來ますると原子爆彈でやられておる。親族あるいは親友なんかは皆倒れておるというふうで、私ちようど熱海に年寄の家がありまたしので、そこに帰つて來たのです。私は終戰時は大陸上海におりまして、自分たちの同僚なり、あるいは戰友なり、そうした人々が大陸の土となつておる。
これは原子爆彈で跡方もなくやられまして、只今浦上支所の被告は長崎刑務所、これは諫早にあります、そこに拘禁をいたしまして、長崎の裁判所に出廷させておるのであります。これが大体本年度末の完成の予定でありますが、全般的に容れるようになるには少し遅れるじやないかと思つております。
専門的なことはわかりませんが、胸部疾患の場合、あるいは關節炎、骨折の場合、レントゲンで寫眞をとりますが、あのレントゲンというのは、私どもは簡単に考えて、すぐに胸をみてくれ、あるいは子供が骨折して場合には、一番に寫眞をとつてもらおうというようなぐあいで、重實がつてお願いしておりましたが、最近ある方面の話を聞きますると、あのレントゲンというものは非常に影響力の多い、いわゆる今日世界の大問題になつておる原子爆彈
かように考えておるのでありまして、まず原因を知ることによりまして、ただちにそれに對する豫防治療等の對策を講ずることができる一つの例をあげてみますと、原子爆彈糖というのがございますが、これが大阪で發賣せられたのでありますけれども、大阪においては逐にこれが原子爆彈糖に由來するものであるということがわからなかつた。
今度は原子爆彈の発明というものによつて、必ずや我が産業界には第二の革命が行われるであろうと、かように云われるのでありまして、私共もやはり恐らくそうであろうと、かように朧げながら思うものでございまするが、それらにつきましても所管大臣のあなたから、こういう問題に対して一度も御説を伺う機会を得ないのであります。
それから次に第二點の長崎、廣島等の原子爆彈の場合におきましては、税法で申し上げますと、第八條と第十一條の二項、これによつて修正がなされていなかつた場合には修正するというのであります。これの運用によりまして、調査直前にいろいろ災害をこうむつておつた場合、たとえば、名古屋地方の震災というようなものは、これによつて修正がされるわけであります。
それ故にそれができましても、その間この燒跡の赤錆の屋根のない所へそう観光客が來んでありましようし、原子爆彈の被害の状況でも調査するような特殊な人は別です。すべての予算面を見ますと、非常にいろいろの算非に予算を割いておられるが、こういうところを少し節約して貰つて、働く人、勞働者の人々からこれ程無理な税金をとつたり、給與を節約なさることをなさらんで、もつと給與を増額して頂きたいと思います。
特に長崎、廣島の原子爆彈でひどい災害をこうむりました兩都市については、前議會において各派共同提案で特別の決議案が通過いたしまして、政府はこの原子爆彈によつて人類の歴史あつて以來かつてない慘害をこうむつた兩都市については、特殊な考慮を拂い、その復興のために特別なる施策をしてもらいたいというようなことを決議しておるのでありますが、その後の實情は何ら特殊な施設、特殊な施策の手が伸びていないというような現状
特にこれはできることならば、原子爆彈によつて破壞せられた都市については例外とするというような明らかな規定でもあれば、非常にはつきりすると思うのでありますが、ただいまの大藏大臣の御答辯を承りまして、大體そういうふうな意味に理解していいのじやないかと思うのであります。
現に原子爆弾でもそうです。日本のどこで發明しましたが。大學には頭のある物理學者がおる。それを發達させない。研究費も出さんとか、もつと研究費も殖やして貰いたい、研究費を出さんとか。民間もまたやらん。アメリカのルーズヴエルトが二十億からの金を使つて、二千人からの人を使つて、そうして大々的にやつたのであります。日本はそういうことを研究しておつても、共同してそういうことをやるというふうになつておらん。
廣島市、長崎市の兩市は、人類史上にかつてなかつた原子爆彈の慘烈なる被害を蒙つた、世界におけるただ二つの都市なのであります。從つてこの請願の理由を説明するにあたりまして、一應皆樣委員の方々竝びに政府當局の方々に、この原子爆彈の被害が、その他の爆彈の被害等より特別なるものであるという認識を、ひとつもつていただきたいと思うのであります。
○海野委員 ただいまのお話によりますと、とにかくその方向へお考えが向いていることは確かでありますが、終戰當時ソヴエイトはすぐさま十億の豫算をもつて原子破壞の研究をしているとのことであります。
私どもは餘り經驗がございませんので、大きなことは言えないのでございますが、僅か數年の間、殊に廣島市の原子爆彈によつて生じました孤兒約百名をついに預かるような經緯になり預かりまして、そこにいわゆる不良少年とか、いろいろ犯罪少年に近いようなものを預かりまして、僅かにやつて見ました經驗があるのでありますが、丁度フラガナン神父も半日程見えまして、何かと通譯を通じて話合いをいたしまして、十分御視察をして頂いたのでありますが
これにつきまして資料を探つてみましたところ、吉川清という、長崎で原子爆彈にあつた人が、アメリカから來た専門の医者に見て貰い、又彼らの話を聞いた記事がタイムの八月十八日のに出ております。それから毎日新聞の十月一日に出ております。これにつきましても各方面の意見を聽いたのでありますが、すでに向うからも調査に來ているし、渡航ということは望みないのではないかということでございました。
米國渡航の動機はいろいろありますが、必ずしも原子爆彈問題ばかりでなく、いろいろな動機から個人が米國に渡航したい。それについてはつまり平和主義、或いは世界人類の文化に貢献するという意味において希望しておる個人が沢山あると思うのであります。この問題もやはりそういう意図から出ておるのであります。
つまり原子爆彈で傷害を受けた人であつて、その結果学術上の研究資料として自分自身アメリカに渡つて、そうしてその途の人たちの参考に供したいというのが陳情の趣旨でありますが、こういう問題に関して米國に渡航するということが、今現在の状態において果してできるかどうか。それから又聯合國と日本との関係においてどういう影響を與える問題かということについて、何か御意見があれば伺いたいと思います。
申し上げるまでもなく、今度の大戰爭の結果において、世界はどう變革されておるかといえば、あらゆる國が倒れてアメリカとソ連が殘つたという事實よりも、原子物理學が原子動力に發展して、この原子動力が今やまさに人類の生産界竝びに勞働界を一變せしめて、第二次世界革命が、世界において激流を打つて流れておるということが、近世の歴史において特筆すべき状態である。
これは、原子爆彈で破壞されましたるところの沙漠の中に建てられた感のする不完全な建物でありまして、その中には数十名の親のない可哀そうな孤兒が收容をせられておつたのであります。 若き女性を以て組織された保姆の方方は、この可哀そうな子供達を一生懸命育てておる樣は、正に感激をいたしたのであります。
列車の中におる復員者が、おい、見ろ、原子爆弾でやられた廣島だ。おい、廣島を見ろ、家が建つておるじやないか。あの家が建つておるじやないか、あの数を見ろ、廣島は復興して來た。七十年間草一本も生えないと聞かされておつた廣島、世界的に話題になつておる廣島、その廣島があんなに立派に建設されておるじやないか、おい、見ろ。誰が言うとなく、誰が集めるともなく集つた金が数百円、汽車が廣島駅にぴたりと停つた。
でございまするけれども、國立公園を作つて、大したお金を稼ごうという御豫定になつておるらしうございますけれども、私は家事経済の眼目は、不安定な收入を日常にして大金を資本として投げ出すことは、これは家事經濟の禁物になつておりますが、今日日本はこれ程燒けて、都會なんかは復興できなくて燒野原で、煉瓦と赤ちやけたトタンが散亂しておる、そういうような所で、山を公園にしたからといつて果して外國人が見物に來るか知らん、原子爆弾
○榊原(亨)委員 そういたしますと、第三國の爆撃その他毒ガス、あるいは原子爆彈等によつてわが國がいろいろな災害をこうむつたといたしますと、それは關東大震災の比でないことは、今の敗戰の現状に照らして明らかであります。