1949-05-12 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第18号
これは日本人の保健思想と申しますか、医学常識と申しますか、そういう点の改良にまつべきものでございまするが、今日の情勢といたしましてそういう点は歓迎すべからざる問題でありますが、原則としては件数の増加は保險利用のいい面だと存じております。
これは日本人の保健思想と申しますか、医学常識と申しますか、そういう点の改良にまつべきものでございまするが、今日の情勢といたしましてそういう点は歓迎すべからざる問題でありますが、原則としては件数の増加は保險利用のいい面だと存じております。
○苅田委員 私はやはり医療をまず民主化するためにも、また実際自分でもつて保險料を拂い、医療を受けておる立場から、公平適切に医療が行われたかどうかということを医学上の見地以外に十分適切な発言をする可能性がある。ぜひそれは入れていただきたいと私は考えるわけです。
点数の増加につきましては医学上の常識がございまして、その常識に合つた点数でありまするならば私どもも歓迎しておるわけであります。点数の増加必ずしもいいわけでもございませんが、また惡いとも言えません。要するに診医の内容が適正であるかどうかということであると思うのであります。
從つてこの点につきまして阿部証人が医学者としての立場において、精神異常並びにその動機等について、先程津村証人の証言をお聞きになつておつたのでありますから、この点を更に阿部証人から一應伺つておきたいと思います。
○草葉隆圓君 阿部証人に医者としてのお立場から、これを医学的に御診断になつたり、又は医学的の立場から精神異常ということを御証言できますか、その点……
かような現状は医学の教育又は研究のためにも望ましくないのでありまして、この際統一的な法制を整備する必要があると考えられたのでございます。以上で提案理由の大要でございます。 次に本法案の内容又は質疑につきまして、殊に質疑につきましては二三愼重なる質疑もございましたが、省略いたしまして、速記録を御覧頂きたいと思います。
○田中耕太郎君 只今議題となりました学校教育法の一部を改正する法律案の改正の諸点は、第一に新制大学の入学資格に関しまして、医学又は歯学の大学につきましては、医師や歯科医の法務の特殊性に鑑みまして、特例を認めて、普通の場合よりも就学年限を長くいたしまして、他の学部又は他の大学に二年以上在学するということを要求いたしておるのであります。第二に、新制大学は原則として四年制でございます。
これに対しまして、政府は近く人口問題審議会を設置し、その対策を総合して実施するとか、あるいは受胎調節に対しましては医学上、保健上の立場から適当なる相談指導を行うことを述べておられるのであります。しかしながら、今日國民の多数は、よりすみやかな、またより明瞭なるところの人口対策の確立を要望しておるにかんがみまして、厚生委員会におきましては、かねてよりその対策に対しまして審議を重ねて参つたのであります。
次にまた、今日の保健所を十分に活用いたしまして、その保健所に設置されますところの優生結婚相談所の完全なる、また活溌なる活用におきまして、医学的に見まして優秀ならざる低格者の方々に対して適正な、また積極的な産兒制限の指導普及をはかつていただきたいと思うのであります。
少年鑑別所は保護処分を適正ならしめるため、医学、心理学、教育学、社会学その他の專門的知識に基いて少年の資質の鑑別を行うということになつております。区別はいろいろございますが、大体において俗に少年刑務所というようなものでございます。
なお今日、ただいま申しましたような死産とかいうものがたくさんありますが、仰せのことく生活の脅威によりまして、妊娠をいたすことを好まない者があります場合におきましては、あるいはそれに対しましては、医学上有効で適切な一つの実行方法と申しましようか、あるいは保健上害のない藥品などを用いるようにということがいかがであろうかと考えまして、先般来それらの藥品を厚生省の方で確実なものといたしましたものを若干発表いたして
「医学又は歯学の学部を置く大学に入学することのできる者は、前項の規定にかかわらず、その大学の他の学部又は他の大学に二年以上在学し」、云々となつておりますが、おそらくこれが大学の医学部または歯学の学部に入学することができる者はという意味じやないのですか。
○日高政府委員 ただいまのお説は、医学及び歯学については、履修する学生の人格的な、また基礎的な研究を十分にした上でしなければいけない、そういう趣旨よりも、それは他の方面でも同様ではないかという御質問だと思うのでありますが、むろん程度の差は幾分あると思うのでありますが、他の方面でも同じようにそれに願わしいことだと思うのでありますが、現在の日本の状況といたしましては、すべての学部を医学や歯学と同じように
それから医者の方面につきましては、これは関係方面において、日本の医学が、特に戰時中に医学專門学校等を設けて人命を取扱つたというわれわれの失敗に対しまする強い批判がございまして、こういう処置をとつたのでございます。
併しながら、兒童の犯罪を予防すると共に、その不良化を防止し、これが保護指導を完ういたしますがためには、兒童に対する豊かな愛情を以てする医学的、心理学的及び精神医学的判断を内容といたしまする「鑑別」と、その結果に基く適切な指導或いは性格矯正のための施設への送致という、一貫した措置が必要であり、そのための施設と人員が系統的に備わつている兒童福祉法による処理に移すことが、より適切と考えられるのであります。
御承知の通り生活保護法においては、助産の問題については、生活困窮者については助産費が出るわけでありまして、ただ医学的見地から見まして、その者が入院を要するという場合には助産施設を必要とする。
ただ長崎市は、西洋文化の門戸として、一五四九年以來、すなわちイスパニアの貴公子であるフランシスコ・ザビエルが日本へ來朝いたしましてから、本年はちようど四百年になるのでございますが、この四百年間、ヨーロツパ、ことに西ヨーロツパの文化の通路として、あるいは門戸として、オランダ、イギリスその他の諸國との関係が密接に続きました國際都市としての長崎は、またその後安政六年にすでに西洋医学の医学校ができ、西洋樂草園
一時経済的に肉体的に樂になつても却つて年を経ましてそうした病氣が起れば、母性保護の意味がなくなるような結果になると思いますのでございますが、医学的の立場からどういうものでございましようか。
一つは中絶を行う方法が医学的に正しく行われたかどうかということと、それからその中絶の手術を受けました婦人のあとの節制如何、この二つが非常に大きな影響を持つものだと考えますが、その二つのいずれかが正鵠を得ませんければ、いろいろな障碍がそのたびに起つて來ると思います。
例えば東京大学の医学部におきましては、元東京市の養育院から殆んど大部分の死体の交付を受けておりましたが、その場合は東京市当局と話合いをつけまして、そうして養育院の引取人のない死体はこれを東京大学の解剖教室に交付するという手続によつていたしておつたと存じます。
併しながら申すまでもなく、死体を解剖いたしますことは、先ず第一には医学の教育としては欠くべからざるものでございまして、解剖学の教育におきましては、人の死体を系統解剖と称しまして、学生が手を掛けて人間の体の構造を知るということが医学の第一歩となつているような実情でございます。
更に又従来死体の解剖又は保存に関しましては、刑法中に死体の損壊又は遺棄を処罰する規定があります外は、法令の規定がないのでありまして、そのために例えば医学の教育又は研究のために、死体の解剖又は保存をなす等の場合には、それが適法であるか否かにつきまして多少の疑義があるのであります。
まず提案の理由でありますが、医学または歯学の学部を置く大学におきましては、單に練達した技術者を養成するにとどまらず、社会人としてもりつぱな医師または歯科医を養成しなければなりません。そこでその教育の改善と向上をはかりますために、これらの学校の入学資格の程度を特に高め、その目的を達成する必要があるのであります。
第三号におきまして「妊娠の継続又は分娩によつて生活が窮迫状態に陷るもの」というのを一号新設いたしまして、現下の時勢に即應せしめますためには、本改正案中最も重要なこの部分が改正点になつておるのでございまして、現在の優生保護法におきましては、優生学的又医学的及び倫理的見地からする人工妊娠中絶を認めていたのでありまして、経済的理由による人工妊娠中絶には触れていなかつたのであります。
さらにまた從來死体の解剖または保存に関しましては、刑法中に死体の損壞または遺棄を処罰する規定がありますほかは法令の規定がないのでありまして、そのためにたとえば医学の教育または研究のために死体の解剖または保存をなす等の場合には、それが適法であるか否かにつきまして多少の疑義があるのであります。
現在医学の方面におきましても、病気になつてからあわてるというよりも、その予防医学、公衆衛生ということが、特に問題となつていると同じように、この水害に対しては、火災より以上に予知できる問題でありますので、災害が起る前に適当な処置をいたしておくということが、為政者として、また国家として最大の責任であると思いますので、これについては、予算が少いとか何とかいうことがどうせ理由になると思いますが、日本の災害について
それで死体を病院に持つて來て見て呉れと言つたことで、解剖いたしました結果、片肺はすでに十日を経ておるクルツプ性の肺炎でありまして、膿胸まで併発している、片一方は初期の肺炎を併発しているといつた患者でありまして、医学的にも迚も労働に從事することのできないという状態の変化でありました。その外埋沒して窒息したと判断されるのが一体、それから。
○千田正君 普通常識から、医学上の常識から言つて、癲癇などでそうした頭蓋骨の骨折まで至るようなことがあるのでありますか。
そこでこの頂きましたパンフレットの中にも、事務の整理、四十八時間制の励行、そういうものに伴つて人員の減員を図るというふうになつておりますが、この四十八時間の問題を首馘りに直結しますと、これはやはり非常に無理が行きまして、大体医学界の雜誌などを見ましても、例えば大都市におけるあの朝の省線の混雜は、あれに一時間乘りますと、いわゆる職業野球の九回戰を一回やつただけのエネルギーを費やすという科学的な資料が出
しかしながら、兒童の犯罪を予防するとともに、その不良化を防止し、これが保護指導を全うするためにに、兒童に対する豊かなる愛情をもつてする医学的、心理学的及び精神医学的判断を内容とする鑑別と、その結果に基く適切な指導あるいは性格矯正のための施設への送致という一貫した措置が必要であり、そのための施設と人員が系統的に備わつている児童福祉法による処理に移すことが、より適切と考えられたのであります。
而も健康保險の性質からいたしまして、これはむしろ予防医学の面から、病氣をなくす面に努力をすべきでありまして、病氣を治すことよりも、病氣を起さない方に重きを置くべきであるにも拘わらず、初診料を取るということは、軽微な病いでありまするならば、つい、その四十円なり四十四円なりの初診料を拂うことのために、医師にかかる期間を延ばす憂いが多分にあるのであります。