1953-03-11 第15回国会 衆議院 内閣委員会厚生委員会連合審査会公聴会 第1号
いやしくもその当路者が軽々しくああいう断言をせられるならば、この恩給法にありますところの別表の障害程度を、親指一本だけがないものだという断定を下す前において、その方がどれだけ高度の医学的知識を持つておるかということを私はお尋ねしたいのであります。いやしくもこの恩給法の別表障害程度は、各種の権威ある医学者を網羅して、権威ある日本の政府、国会が厳選してここに制定したものであります。
いやしくもその当路者が軽々しくああいう断言をせられるならば、この恩給法にありますところの別表の障害程度を、親指一本だけがないものだという断定を下す前において、その方がどれだけ高度の医学的知識を持つておるかということを私はお尋ねしたいのであります。いやしくもこの恩給法の別表障害程度は、各種の権威ある医学者を網羅して、権威ある日本の政府、国会が厳選してここに制定したものであります。
なおこの点に関連いたしまして先ほどもお話がございましたように、大学病院は医学の教育の機関であり、又研究の機関でもあると同時に、一般公衆を対象とする公共の診療の機関でございますので、そういつた点からもつと企業的な運営をするというように考えたらどうだというお話でございますが、その点につきましては文部省といたしましても、関係の官庁と現在一緒になりまして、又病院の経営の責任者とも一緒になりまして、実は研究会
どうかそういう医療関係の面においては、現代医学というものを尊重した形において主張していただきたいと思います。私は日本女性の名において、こういう日本女性を侮辱するような検診方法は、断固として了承できないところであります。
こういう点を医学的にお考えいただきまして人権蹂躙にならない検査方法を、私は日本政府として、日本政府の名において、威厳をもつて交渉していただきたい。このことを申し入れます。
今阿部さんが言われたように、インターンはやはり現在の医学教育を再検討の上でやろうというのが私の所論であります。読んでみます。 医学教育の再検討。現在わが国の医学教育は、社会からは無定見だと非難され、医学教育に携わつている者の間にも五里霧中の感がある。二十八年内にはぜひともそのあり方について再検討をなし、現実に適した刷新を具現せしめねばならぬ。そうしてそれはなるべく早くする方が相互のためである。
戸田参考人 公衆衛生というのは、公衆衛生の知識を持つて医師は医療をやるべきであるというような見解もありますが、ともかくもこの公衆衛生の問題を、日本では非常に軽々に扱つておりましたのが、今後はすでに憲法にも定めてあるごとく、公衆衛生ということに対して、医師がもつと熱心にその頭を——実を申しますと、私なども申訳ない話ですが、公衆衛生的の知識なしに、すぐ切つたり、はつつけたりする方面にばかり傾いた日本の医学教育
今勝俣君から公衆衛生の問題が出ましたが、これは衛生学の権威の戸田先生にあるいはおしかりをこうむるかもしれませんが、私は公衆衛生を含めた衛生学と法医学は、基礎医学でもなければ臨床医学でもないといつては語弊がありますが、基礎医学というよりは、むしろこれは応用医学とでもいうような一つのカテゴリーに入るのではないか。
○草間参議院専門員 「医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律、従前の規定による中学校若しくは高等女学校の卒業者又は専門学校入学者検定規定(大正十三年文部省令第二十二号)により専門学校入学の資格を有するものとして検定された者以上の程度を入学資格とする修業年限三年以上の医学の教習を目的とする学校(医師法(昭和二十三年法律第二百一号)第十一条第一号〔文部大臣の認定した受験資格のある大学〕 及び第四十三条
金沢大学学長戸田正三君、東京大学医学部長三沢敬義君、慶応大学医学部長阿部勝馬君、国立東京第一病院副院長栗山重信君、国立仙台病院長加藤豊次郎君、都立広尾病院長原素行君、以上であります。 —————————————
しかしながらこれらの人たちと医学に関して同等以上の知識及び技能を有しながら、終戦後の医学教育制度の改革によりまして、医師になる道がまつたくとざされておる気の毒な人たちが現在まだおるのであります。
併し具体的に診療方針は生活保護におきましても、或いは国民健康保険におきましても、健康保険におきましても、差異はないのでありまして、即ち一般医学通念によりまして必要にして且つ十分であるという診療をやつておるわけであります。
退職しましてから二年ないし十年で死亡しておりますし、平均寿命は退職後四箇年であるということが医学的に調査せられて、統計にも出ておる次第であります。数字にいたしますと、従業員が三万五千ほどあるはずであります。これをなぜ一体削除なさるのか。削除するならば、これにかわる何らかの方法を考慮しておられるのか、この二点についてひとつ詳細な御説明を伺いたいのであります。
その概要を申上げますと、医師国家試験予備試験の受験資格の特例に関する法律は、医師法第十二条に対する特例でありまして、従来大陸向けの医師の養成を目的としていた医学校の卒業者や、朝鮮総督の行なつた医師試験の第一部試験に合格した者、満州国の行なつた医師考試に合格した者等に対しまして、医師になる途を開くため制定されましたものであります。
○説明員(内藤譽三郎君) 医学部につきましては、将来どうするかということは特に考えなければならんと思つておりますが、今年度は取りあえず旧制の大学に大学院を置くことにいたしたのですが、将来医学部をどうするかという問題は、医学教育上非常に問題がありますので、今後十分研究して参りたいと考えております。
こういう点を考えあわせましたときに、インターンだけが厚生省の所管で向うにまかされてしまつておるが、医学教育の面から見ましても、少くとも学校教育の延長という形にあるわけですから、やはり二年、四年という医学教育のシステムの上にこれを包含してしまうことは事実不可能であるが、今までのような形態が続くならば、これは有名無実であつて、そう大きな効果は期待できない。
これは厚生当局にお尋ねした方がいいのじやないかと思いますが、医師の国家試験で、医学の方は学課だけしかやらないで、臨床の試験をやつておらない。歯科だけが臨床と学課をやつておるようですが、そういたしますと、インターンの効果を試験に発揮させるといこうとはなくなると思うのですが、この点どうなんでしようか。
ところがその当時、本部長室には更に他の六管本部で購入した医学博士の油絵が一枚かかつておりました。この三つが六管本部にありました油絵でございます。
現在いろいろ研究中でございますが、その少年鑑別所という名前ができておりますのは、御承知の通り少年院法十六条において、少年鑑別所は、少年法のいわゆる観護措置決定によつて送致された者を収容するとともに、なお家庭裁判所の行う少年に対する調査及び審判並びに保護処分の執行に資するため、医学、心理学、教育学、社会学その他の専門知識に基いて、少年の資質の鑑別をするということになつております関係から、少年鑑別所という
一日休んだからすぐ傷病手当金というのは、医学的判断の上からも困るという理由でございます。三日間期間を置いておりますためにどのくらいの金が出て来るかということにつきましては、ただいま計算した数字がございませんので、もしお許しいただければ後刻大体の数字でも持たせてお目にかけたいと思います。
その点は只今御説明にもございましたように、この新らしい医師法が制定され、その後学校のいわゆる格付が行われましたために、只今問題になつております福岡県の歯科医学専門学校と同様に、いわゆるB級と認定されましたものが全部でたしか七校ぐらいあつたと思つております。
医学の課程を修了した者でほかにいろいろ調査いたしましたが、これに該当する者はないということが判明いたしましたのでこういうふうに規定いたしたわけでございますので、さよう御了承を願いたいと思います。
併しながら、これらの人たちと医学に関して同等以上の知識及び技能を有しながら終戦後の医学教育制度の改革によりまして、医師になる途が全く閉されておる気の毒な人たちが現在がまだおるのであります。
又調査に行つた係員の方は、大抵二十才から二十五才ぐらいの若い所員でありまして、医学的の知識は全然ない人が多いために、我々から見れば一目でわかるような滑稽な誤りが、聞き間違い、調べ間違がありまして、それはいずれも違反の烙印を押されて調書に書かれているのであります。
これを完全にマスターするということは、医学を学ぶに等しい努力を要するものであると思います。従つて今回の監査におきましても、事故があつたという保険医は、大抵は若いお医者さんか、或いは宮公立病院に勤めておつて新らしく開業した人とか、或いは県境の山の中の診療所の先生で講習会なんかを受けたことのない先生方、そういう方が事故を起しておるのであります。
従つて医学がすべての基調になつて、我々は行動しているのでありますが、現在の社会医療は、これは社会医療でありますために当然いろいろな事務的な面もございますし、又経済的な制約もありまして、自由診療と同じようにできるとは思いませんが、それにいたしましても飽くまで医師の本分は、患者を助けるということが主な目的であり、事務はそれに附随するものであるということを深く確信しておるのでありますが、現在の状況では事務
また一般に、今日の医学上、世界の平均生存年齢は、文明国におきましては六十才近いものになつております。そこで、今日新しい時代に発足しようというときに、われわれは、四十五才で老朽年齢として普通恩給を給与されるというようなことは、これは慎むべき立法態度と考えざるを得ないのでございます。
黄変米というものが肝臓黄変を起す黴菌であるということについての医学的認識等は、まだ欠けておるのではないかというふうに思います。
それでその放送の内容は、この宗教を信じて拝みますと、原爆でやけどをした人でも平常の形になる、とにかく医学でなおらないものが、この宗教を信ずることによつてなおるのだという、こういう原稿がラジオ東京に持ち込まれたそうであります。
又院長よりも、特別治療用設備であるレントゲン深部治療設備、ポータブル・レントゲンの購入、手術室の完備、化学、病理、細菌機能等の検査室の拡充整備等の必要を訴えられ、又珪肺研究の上の諸経費の不足、その他珪肺医学資料室の新設研究、連絡機関の設置活動の急務なることを叫ばれました。
医学上これは日本にも存在いたしたものである。ただ、学術上の認定において、いわゆる駐留軍はこれを軟性下疳と見、日本側においては軟性下疳と認めておりませんので、いわゆる従来の性病の範囲に入れるかどうかの認定に相違があつたわけであります。但し、認定の相違はありますが、只今では性病の対策をとつております。