1947-08-04 第1回国会 衆議院 農林委員会 第8号
油糧配給公團法の方におきまして、特に命令で定めるというような書き方をいたしまして、内容を明瞭にしましたことは御承知と思いますが、現在の動物油脂、植物油脂に關しての統制規則で、統制されております物資は非常にたくさんあるわけであります。
油糧配給公團法の方におきまして、特に命令で定めるというような書き方をいたしまして、内容を明瞭にしましたことは御承知と思いますが、現在の動物油脂、植物油脂に關しての統制規則で、統制されております物資は非常にたくさんあるわけであります。
反面また史跡その他と表裏をなす地質、植物、動物その他自然科学的な現象についても、これは保存する必要の有無を検討しなければならないものと考えている次第でございます。選定条件といたしましては、大体そういうようなことが骨子となつて、現在選定いたしておるわけでございます。
その次に天然自然記録事業と申しますのは、日本の動物、植物、あるいは鑛物その他の資源を十分に活用することが非常に必要であるにもかかわらず、その資源の調査が十分でないということは、日本の科學の上から非常に缺陷としておるところであります。この完全なる資源記録事業をひとつ新しく興し、また續けてまいりたいと考えておるのであります。
一例を申し上げますれば、日本の遺傳學は、動物、植物、人體その他にわたりまして、その研究の進んでいることは世界に伍して遜色がないものであると考えられるのであります。ただこの遺傳學がなお深く研究せられ、さらにこれが實際の農業、水産業その他優生學等あらゆる面に應用せられるというところへいくことに、非常に日本の状態は障害があると考えます。
それから日本の國民性が動物質の蛋白質を給源とするよりも、上代以來魚族というものを蛋白質の給源に求めてきたのであります。今日貝がらが發見されておりますごとく、水産物とわが國民性というものは切つても切れない關係があるのでありまして、わが民族の素質が、動物質の蛋白質よりも水産物の蛋白質によつて榮養をとるということが最も適當いたしておるのであります。
牛とかあらゆる動物に結核はありますが、人間の罹る結核菌とそれとは違います。又鷄の食つたのが入つてくるものでありません。鷄の中に人間の結核菌が入るとは考えません。併しながらそういうことに対して御注意なさることは結構であります。この注意力が非常に少いので先程外國の話もありましたが、私も外國に行つておりましたが、手を洗う外一番感心したのは小学校の先生方が子供に午睡をさせます。
それがあたかも前議會の空氣であるかのごとく運輸省方面がおとりになつて、民間業者の既得權のある所に對しては、過去の歴史から言いましても、現實の面から言いましても、省營にやつてもらわなければならないということがきまつておる所に對しても、なおかつ民間業者の既得權があると稱して、開店休業、有名無實であつて、前田君の言われるように、ガラスは破れ、人を動物扱いにするくらいの程度でも、運轉しておればいいが、全然運轉
私の計算によりますれば、わが國民全体の一箇年間の水産動物蛋白の必要量は、二十四万一千トンでありまして、これを魚介の需要量に換算いたしますれば、三百六十七万トンになりまするから、食糧向けとしての生産必要量は、約四百万トン、十一億貫を必要とするのであります。
もちろん、現実の危機を突破するために余力を傾倒して、あらゆる手を講じなければならないということは言うまでもないことでありますけれども、ただ足もとの現実ばかりにとらわれていないで、同時に將來の打開策を講じ、國民にとつて必要な栄養、それは辛うじて生存できる底のものでなく、たくましい労働力を獲得し、発展的な生命を維持していけるほどの栄養を確保するために、米、麦、芋等の澱粉のみならず、動物性蛋白、脂肪、無機質類
あまり採算的な方針をとるように仕向けると、動物愛護とかあるいは實際の輸送關係ということに對して缺陷があるのであります。都市輓馬の方向もよくこれから研究なされて、そういう研究と相まつて、農林省の方からも重點的に大きな目で懇談してもらうように連絡する必要があると思うのであります。その點を申し上げます。
くじらは、世界の動物中最も巨大なるものでありまして、しかもその肉は、動物性蛋白質中最良であり、その皮は、獸皮少き今日、用途は廣大であります。鯨油は、各種工業、藥品工業の原料となり、鯨骨は工藝品の材料となり、また多量の燐を含む骨粉肥料となり、なお、殊に多量に摘出される優秀なるヴイタミンA・Dは、世界人類の整理上の欠陷を補填するきちようなる藥品たることは、すでにあまねく知れわたつておることであります。