1948-11-27 第3回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
この患者は非常に教養のある人で、女学校の教諭もし、現在では戰災者あるいは引揚者、軍人等の遺家族たちのために衣料の修理とか、あるいは更生とか加工などの一部を引受けて、自宅を無料で提供して仕事場とし、これらの人たちのために、ほんとうに生活の支援者ともなり、協力者ともなつて、とうとい仕事を続けて來ておられるのでございます。
この患者は非常に教養のある人で、女学校の教諭もし、現在では戰災者あるいは引揚者、軍人等の遺家族たちのために衣料の修理とか、あるいは更生とか加工などの一部を引受けて、自宅を無料で提供して仕事場とし、これらの人たちのために、ほんとうに生活の支援者ともなり、協力者ともなつて、とうとい仕事を続けて來ておられるのでございます。
〔委員長退席、内閣委員会理事中川幸平君委員長席に着く〕 それから第三号の「各部局の要求する資材及び物品を購入し、借り入れ、」云々とありますが、この「各部局の要求する」というのを、これ又この前もちよつと監督局の際に申しましたように、本來の資材局の仕事といたしまして「物品を購入し、借り入れ、修理し、加工し、出納し、保管し、及び配給する」というのが建前でございまして、特に「各部局の要求する」という必要はございませんので
又この法案を見まするに、第十七條の漁業の自営に関する條件が極端に窮屈過ぎる、殊に水産組合とか、或いは加工協同組合というものが作られる結果、ますますその心配が現れてくることになりはしないか。それで私は漁業協同組合と、漁業権の問題の関係をどうするか。それから漁業協同組合の、漁業経営に関する條件を緩和することができないかどうか。
從いまして、現行制度を廃止するとともに、これにかわる新しい團体制度として、漁民及び水産加工業者が自主的に組織する協同組合組織の発達を促進して、漁民及び水産加工業者の経済的、社会的地位の向上と水産業の発展をはかり、漁村の民主化を促進いたそうとするのが、本法案提出の主要な理由であります。 本法案は、全文九章、百三十一箇條より成つており、その内容のおもな事項につき、概略御説明いたします。
そうすると、四割輸出が可能なものの計算の中に、纖維などは原料の代價を引きまして、加工賃だけを輸出する場合におきましては、三百のレートで仕切りますと、大体今のところ四割くらいより輸出ができないという状態になりますので、これをただちに即行いたしますと、中小工業方面に非常に関係して失業者ができます。
次の項目は、初め百五十億円まで借入限度を増額してもらいますときにおきましては、大体物價の騰貴率を一・六倍という予想のもとにわれわれの資金繰を立てておつたのでありますが、綿糸布の加工費が予想に反して約二倍になつているのでありまして、その差が四十億円であります。
が、ただ日本といたしましては、ほとんどありとあらゆる工業原料等を輸入にまちまして、それを加工して輸出をするというようなことと貿易の大部分が依存しているのであります。どういたしましても輸入、生産、輸出ということが有機的に一貫して、その間に何らフリクシヨンなしに円滑にその有機体が一貫的に動くというような貿易行政の機構が必要かと私は考えます。
また漆に関しましては、加工藝品としての漆器の重要性にかんがみまして、昭和二十三年度から、生産地府縣に対しまして苗木の養成を委託して増産をはかつている次第であります。
現在加工業者は委託加工の経営をしておるので、今後もこれで行けるから、加工組合の制度は必要がないという意見と、それから加工業者組合制度を必要と認める、それから加工業者組合の制度の必要は認めないという意見が相半ばしております。
会場は眞鶴町役場で、参加者は思つたより少なく、水産廳、縣水産課、地方事務所、縣水産業会、その他眞鶴漁業会以下十一組合代表者、それから経営者、加工業者、眞鶴町長以下町役場吏員、或いは漁業組合等約八十名ばかりの人がその公聴会に出席なすつておりました。
○藤田説明員 この水産業協同組合法にいういわゆる水産加工業の中には入らない。廣い意味の水産加工業の範囲に入るかどうか、これは別問題であろうと思います。
次に第十條でありますが、水産加工業者とは「水産動植物を原料又は材料として、食料、飼料、肥料、糊料、油脂又は皮を生産する事業をいう。」こういうことがここに規定されておりますが、これらの種類以外のもので、同じ水産動植物を原料、材料として水産加工発を営んでおるものがあるとすれば、これらは水産加工業の中に入らないか。
○小松委員 私はここに皮の生産をするものが水産加工業になつているのだから、そういう点はどうか。また地方によつてはそういう貝殻などの加工によつて相当の生計を営んでいる地方もたくさんあるのでありますから、特にお尋ねしたのでありますが、ただいまのお話によつて、ここに掲げられたもの以外のものは水産加工業の部類に入らない、かように承知してよいのでありますか。
また農業協同組合の行う事業には、農林漁業復興資金二〇億中に約二千七百万円を予定して、第一次加工等の設備資金の事業費所要額にまわし四割融資の道が講ぜられていますが、前者は復金融資の一般的基準並びに中小企業金融代理貸付融資方針の基準に準拠するほか、農村工業振興の目的上必要な考慮が加えられることになつていますが、実際にはそのいわゆる必要な考慮を加えることが困難なために、また後者では事業費の四割融資という限度
○宮崎公述人 私が全國組織を漁民が持たなくちやならぬというのは、たとえば物を買うにいたしまして、漁師というものは早速その物がほしいわけでありますが、賣る方になりますと、必ずしも今賣らなくとも生活には困らない、うんと困るまで待たしておいて高く賣ろうということが往々に行われるし、また賣る場合におきましても、ちようど加工業者と漁師の関係を見ればよくわかるのでありますが、円滑に運ばない。
ことに本法案におきまして水産加工業協同組合の制度が実現せられますることは、全國の加工水産業界の総意によりまして謝意を表するものであります。水産業と申しますれば漁業、水産物と言えば鮮魚、という観念が非常に強くありまして、水産加工品や水産加工業者は、漁業の從属的存在であり、あるいはまた漁村のボス的、または搾取的な存在であるかくごとくみなされておりましたことは、まことに遺憾至極であります。
○山口(明)公述人 私の意見といたしましては、漁業と加工とは—相克摩擦するものではございませんけれども、業態自体の性質上、加工は加工だけの中央あるいは全國的な連合会をもつて進む、漁業は漁業だけの連合会をもつて進む、なおその上に必要がございますけば、加工と漁業との協議会というものを設けて、その連絡あるいは調整をはかつて行きたい、こういうように考えるのでございます。
○中崎委員 今賣渡し價格と買上げ價格と差がないということですが、われわれの目から見ますと、たとえば國内における一番大きな需要者は歯の加工業者でありますが、こういうようなものは金の加工について相当高くぼつているというか、とつているような現状でありまして、國家の、せつかく経費等を見ないで買上げ値段のままで渡されるという親心が、十分に徹底していないではないかというふうなことも考えられます。
大体私の考えといたしましては、この水産加工業者というものはこの協同組合の中から除けばよかつたのではないか。かように考えております。というのはこの加工業者と漁業者とは、漁村においても、また市場においてもそうですが、いわば賣手と買手というふうに経済的に対立する関係にあります。こういつた、しかもこの漁民の生産するところの商品というものは、鮮度が重要で、商品としては不利な商品を取扱つています。
いま一つ、今回の法案におきましては、漁業協同組合のほかに水産加工業組合という規定をつくつております。これは漁村において漁業と水産加工とを二つに分離させることであつて、これは大きなあやまちであると思います。
なお加工組合の設番ということになつておりますが、漁村におきまして加工業者と漁民とは、打つて一丸となつて生産に当つてこそ初めて成果が上がると考えます。往々にして過去におきましても、漁民が共同施設を利用してこれをやるということは、現在農林省方面におきましてもこれを非常に慫慂しておりますが、実際においては加工業者にすべて打つてやられるようなことが往々あるわけであります。
そしてこれをまた皆さんが中間において加工せられて、これを賣りさばくいわゆる小賣商という機関が十一万人ある。ここで建設的にものを考えてみて、本年度の賠償金というものは大体六十億円、耕作農民五十万が六十億円ばかり受取ることになる。数字にはわずかな違いがあるかもしれない。
しかも縮小された狭い国土に八千万という多くの人口を擁しておりますところのわが國におきましては、結局今後、日本の産業は中小企業形態により、しかも大局的には加工貿易方式によりまして、その成立をはかるほかはないのでありまして、國民が生存するための必須な條件は、世界的競爭に耐え得る優秀な中小企業を健全に育成することにかかつておると考えるのであります。
第一表の方は食管の方の資料でございまして、加工賃その他がいろいろかかつておりますので、原料を買い入れてパンをつくるとか、いろいろな点があると思います。買入れ代金と賣却代金との御比較でありますと、別な表で、三枚目の輸入食糧賣入れ金額がありますが、これは四百七億ばかりになつているかと思います。輸入食糧の賣却金額の方が多分一番終りの方にあると存じます。
おそらく先ほど農林省の説明員からもお答え申し上げました加工賃その他の諸掛の数字が一つの價格の相違を起している原因である。これは後ほど詳細な数字を出しましてお答えすることにいたします。そのほかに、それにしても金額が非常に多過ぎるという御不審の点であると思うのでありますが、それは一つは賣却数字が、そこに註にございますように多少推定のものが入つておるということと、おそらくこの期間に價格の変更があつた。
○小野(滿)説明員 加工費がどれだけかかつて、それから途中の食管の諸掛りがどれだけかかつて、なおまた買入れ数量は輸入食糧につきましては吃水の数量で入つております。カン詰を除きましてほかの輸入食糧については吃水の数量で入つておりますから、実際の食管の買入れ数量とは隔つております。
貿易の振興にいたしましても、或いは雜貨品の工業、或いは加工品の工業を大いに起し、これはクレジツトの導入ということが前提になりますが、それから産業道路を建設するとか、終戰処理費が段々減りますと、それによつてセメントそのその他重要資材が他に轉用できますから、それによつて電力の大開発をするとか、門屋委員も御承知の通り、終戰処理費は金額においては相当の額になつておりますが、事業量においては段々減る傾向になつておりまして
であるにもかかわりませず、漁港の施設がありませんために、漁船の繋留、港獲物の荷役、処理に支障がはなはだしいのでございまして、その鮮度を保つに困難であり、かつ加工條件にも円滑を期することができないような事情にあるのでございます。
一、資材の完配及び事情に即した魚價の設定並びに資材入手手続の簡易化 二、漁業協同組合法並びに改正漁業法の早急なる上程 三、水産加工冷凍設備に対する國庫補助金の交付の制度の設定 以上の要点をもつて請願の理由とするものであります。これを一々説明することはかなり長きにわたりますので、時間の関係上この請願書によつて御審議あらんことを希望します。以上。
第三の御質問の点は、單作地帶等におきまして牛馬の飼育のみに限らず、加工施設等についても政府は助長する方針を持つておるかどうかという御質問であります。
それからもう一つお伺いしたいことは、單に牛だけを飼つて、子供を取つてそれを牛乳にして市場に流す、こういうことではほんとうの畜産にならぬと私は考えておりますので、單作地帶の経営革命と重大な関係を持ちますので、將來は逐次加工工場の設置を行つて行かなければならぬではないか。かように考えておりますので、加工工場等の設置にあたつては、農林当局はどういう対策を持つておるか、こういう点であります。
その一例として私はもう一つ昨日水産業加工協同組合の問題について申上げたのですが、私は、千田議員も今御意見があつたようですが、大体似たような御意見のように承りましたのですが、私は加工業そのものが組合を作つていけないとか、或いは加工業者を大いに圧迫してよいという意味合で言うのではない。これは別に考えられる筋があるということを申上げるので、これは誤解のないようにして頂きたい。
それからもう一つ、水産加工業協同組合は事業主に限つておるが、これに原料を供給する側、或いは又従業者もこれに入れるべきではないかと御意見でございます。私共の考え方としては、水産加工業組合は、これはいわば特殊な加工業のみの職域組合、特殊な目的を持つておる組合というふうに考えております。
もう一つは、水産加工業協同組合、これを仔細に検討するというと、水産加工業協同組合の第九十四條には、組合員は事業主に限るというはつきりここに明文が載つておる。
それから第二條につきましてはこれは組合の種類を列挙したわけでありまして、漁業協同組合、漁業生産組合及び漁業協同組合連合会という一系統の團体と、水産加工業協同組合及び水産加工業協同組合連合会という別系統になるわけであります。