2019-10-24 第200回国会 参議院 法務委員会 第1号
刑務所等の矯正施設及びその職員宿舎を始めとする法務省施設の耐震化及び老朽化対策を進めるとともに、災害時に防災拠点や避難所となる矯正施設の整備や、行政需要の変化、拡大を踏まえた施設の整備を推進してまいります。 今後、様々な課題に対し、義家弘介副大臣、宮崎政久大臣政務官とともに全力で取り組んでまいります。
刑務所等の矯正施設及びその職員宿舎を始めとする法務省施設の耐震化及び老朽化対策を進めるとともに、災害時に防災拠点や避難所となる矯正施設の整備や、行政需要の変化、拡大を踏まえた施設の整備を推進してまいります。 今後、様々な課題に対し、義家弘介副大臣、宮崎政久大臣政務官とともに全力で取り組んでまいります。
有罪判決を受けて服役中に刑務所から逃げ出したり、被疑者や被告人として勾留されている施設から逃げ出したりする事件が多く見かけられます。 昨年八月十三日、強盗致傷の疑いで逮捕され、大阪府の富田林署で留置中だった容疑者が逃走した事件があります。弁護士と接見のために面会室に入った後、所在がわからなくなったという事件です。
最後に、再犯防止についてちょっとお聞きをしたいと思うんですが、先日、島根にありますあさひ社会復帰促進センターという刑務所のところに行ってまいりまして、そこには、日本で唯一、犬を受刑者が介護して、これは盲導犬なんですけれども、日本盲導犬協会とタッグを組んでやっているんですね。
今般の台風に際しましては、自治体からの要請に基づき、台風十五号の際に八街少年院で、また、台風十九号の際には、東京拘置所、府中刑務所、東日本成人矯正医療センター、駿府学園において、それぞれ会議室や体育館等を利用し、避難者延べ百九十五名の受入れなどの支援を行っております。
刑務所等の矯正施設及びその職員宿舎を始めとする法務省施設の耐震化及び老朽化対策を進めるとともに、災害時に防災拠点や避難所となる矯正施設の整備、行政需要の変化、拡大を踏まえた施設の整備を推進してまいります。 今後、さまざまな課題に対し、義家弘介副大臣、宮崎政久大臣政務官とともに全力で取り組んでまいります。
ただ一方で、今回の少年法の年齢引下げについては、実に鑑別所に来る方たちの半数が十八、十九歳だということがございますので、果たして、彼らが、本来であれば可塑性があって更生につながるのに、刑法の領域に入ってしまって刑事罰になって刑務所に入ってしまうとこの更生というものが奪われてしまうのではないのかという、大変な御不安も持っていたところでもございました。
○参考人(高橋亜美君) そうですね、やっぱり緊急一時で保護される先が、やはり、言い方悪いんですけど、半分刑務所みたいな状況であるというか、全ての緊急一時保護シェルターがそうではないんですけれども、やっぱり声を上げた人にとって、そこが安全のみならず安心できる支援場所として、居場所として提供できているかというと、例えば携帯持っちゃいけないだとか誰とも連絡取っちゃいけないだとか、何というか、そういったすごく
近年、無期刑受刑者の仮釈放者数が減っており、刑務所内で死亡する人が増え、無期刑の事実上の終身刑化が進んでいることについて指摘をいたしました。ドイツやフランスなどの例を挙げ、欧州では終身刑や無期受刑者の服役期間が二十年を超えることはなく、我が国の無期刑の事実上終身刑化とも言える仮釈放状況は、憲法十三条、自由権規約七条、九条一項に違反すると申し上げたところであります。
それと同時に、閣議決定されました、帰るべき場所がないまま刑務所から社会に戻る者の数を二〇二〇年までに三割以上減少させる。いつも三〇%というのが非常に不思議なんですけれども、三割以上減少させると書いてございますが、これは達成率はどのくらいになっておりますでしょうか、法務大臣。
一番最初に、私は、セラピストをもう少し予算を割いて考えていって犯罪の再犯防止を推進計画の中に入れるべきじゃないかと申し上げたんですが、どのような人が、犯罪を犯した人がその犯したことの責任の重さというのを感じることができるかということなんですけれども、私はワシントン州立刑務所の教誨師の家にずっと住んでおりまして、そこでボランティア活動で刑務所に何度も行ったことがあります。
○国務大臣(山下貴司君) 御指摘のものは、平成二十六年の宣言、「犯罪に戻らない・戻さない」宣言でありまして、そこにおきましては、帰るべき場所がないまま刑務所から社会に戻る者の数を二〇二〇年までに四千四百五十人以下に減少させることを政府目標として掲げていたものでございます。
きょうから、第六十一回全国矯正展、全国刑務所作業製品展示即売会、CAPICと呼ばれているものが、科学技術館できょう、あした開催されます。私も去年行ってまいりまして、鉄製のしちりん、ちょっとちっちゃいんですけれども、屋外で利用するのにはとても重宝させていただいていまして、時間があったら今回も行きたいと思っているんです。
性犯罪というと、どうしても再犯率が高いというイメージもやはりありますし、刑務所に入っている間にしっかりと更生させることができたのか、こういった社会的問題意識、それから、子供を持つ親御さんからしたら、どこにそういう経歴がある人がいるかわからないという、非常に関心の高い問題だと思います。
○名執政府参考人 先ほど黒岩委員の御質問にお答えしたとおりの内容ではございますけれども、今の御趣旨を踏まえまして、十三歳未満の子供に対して性犯罪を犯した者に特化したプログラムということについて申し上げますと、こういう特化したプログラムとしては刑務所の中で実施はしておりません。
警察におきましては、十三歳未満の子供を対象とした暴力的性犯罪で刑務所に服役している者につきまして、法務省からその者の出所情報の提供を受けているところでございます。
○伊藤孝江君 ただ、平成十九年五月三十日付けの被収容者に係る物品の貸与、支給及び自弁に関する訓令の運用についてという通達の中で、この販売業者を、事業者を指定した場合に協定書を取り交わさなければならないということで、また、この協定書の中には、物品の販売又は取扱いを行うに当たり、刑事施設の管理運営に関わる事項については、刑務所長の指示に従うこと、価格の変更を行う場合には、事前にその旨を刑事施設の長に連絡
自弁品というのは、刑務所で自費で購入するそういう物品のことで、支給されるものと自分で購入するものがあります。 受刑者が使用する日用品、衣類等につきましては、当然支給されるものもたくさんありますけれども、それぞれ、例えば肌着であればこれだけ、歯磨きであればこれだけというような形で数とか支給頻度などが全て定められております。
○伊藤孝江君 この自弁品の価格設定について、先ほど矯正局の方が販売業者と協議をするということでしたけれども、当該施設、例えば大阪刑務所であれば刑務所長において課せられている義務あるいは与えられている権限というのは、価格設定に関してあるんでしょうか。
同じように、例えば保護司さんの間でも少し話があったんですけれども、刑務所から出所されてきた方とかで、再出発で、協力業者というのがあって、例えば、一番よくそういう対応をしてくれはるのは建設業の皆さんですね。いいよ、うち、頑張るんやったら見てあげるよと、協力して、就職をさせていただくことがあります。
また、仮釈放のない終身刑につきましては、受刑者が、仮釈放による社会復帰への希望が持てないことから自暴自棄になり、身を賭しての逃走や自殺行為に及んだり、職員の指示に全く従わなくなることも十分に考えられ、その結果、刑務所内の規律及び秩序の維持が極めて困難となるとの懸念も指摘されているものと承知しております。
現在、刑務所、矯正施設等においてはコレワークというこのマッチングのシステムをやっているところではございますが、これを更に拡充するなどして、そういった、いろんな様々な地方で可能性を見出す、そういったこの更生の支援に向けても取り組んでまいりたいと考えております。
例えば、法務省と厚労省では、連携をして、就労支援そして住居支援、福祉支援、そういう各対策を行っていると思うんですが、ハローワークの職員が刑務所に出向いて、受刑者への就労相談そして情報提供、就労プログラムなどの提供を行ったり、協力雇用主と出所者のマッチングをする施策も実施されているということでございます。
犯罪者へのノーマライゼーションとは、犯罪者を社会的ニーズのある一市民というふうに捉えて、社会の中で普通に生活をして活動できるということが彼らの本来あるべき姿であるという考え方なんですけれども、刑務所収容者を可能な範囲で社会生活に近づけて、家族や友人、地域社会など、外部社会との接触を保つというようにしてスムーズな社会復帰につながるようにする方法なんです。
デンマークのノーマライゼーションという考え方、今回紹介をさせていただいたのは、罪を犯してしまった人がどうやって自立更生していけるか、そのことを刑務所にいるときから、それから刑務所を出た後も一貫した形で考えて、それを支え続けるという海外の支援のあり方というふうに捉えて申し上げたんです。
○政府参考人(今福章二君) 委員御指摘のとおり、法務省が昨年度行いました協力雇用主に対するアンケート調査の結果によりますと、刑務所出所者等就労奨励金支給制度を始めとする協力雇用主に対する各種支援制度につきましては、その広報が必ずしも十分ではなかったということが分かりました。
雇用した出所者一人当たり最大七十二万円の奨励金が支払われると、この国の制度がありますが、法務省の調査によれば、刑務所からの出所者を雇用したことがある事業者のうち、この同制度を活用したことがあると答えたのは五七%だったということです。
○政府参考人(今福章二君) ただいまの委員御指摘のとおり、就労が継続しない者が多いという問題が見られ、刑務所出所者等の離職の防止は重要な課題であると考えております。
高齢受刑者が増えているということですけれども、その背景の、仕事もなく行き場もない、そういう高齢者が寝るところと食事と医療が保障される刑務所に入った方がいいと考えて、万引きなどの窃盗の罪を犯し刑務所に入るという再犯者が増えている実態があると思います。 資料一を御覧ください。
○政府参考人(今福章二君) ただいま委員御指摘のとおり、法務省が昨年度行いました協力雇用主に対するアンケート調査の結果によりますと、刑務所出所者等就労奨励金制度を始めとする協力雇用主に対する各種支援制度の活用につきまして周知が十分ではなかったということが明らかになっております。
御指摘のとおり、高齢の刑務所出所者等への対策、再び戻ることがないように、その再犯防止のための取組は極めて重要であろうと考えております。 高齢で再犯に及ぶ者の中には福祉的支援が必要な者も少なくないことから、政府の再犯防止推進計画におきましては、保健医療、福祉サービスの利用の促進が重点課題の一つに位置付けられているところでございます。
これに対する個別恩赦、これは、一人一人の人が、例えば刑務所の所長であったり保護観察所の所長を通して、あくまでも一人一人が自分を恩赦にしてくださいと言って、そして審査会で、じゃ、この人は恩赦にします、しませんと判断するというものが個別恩赦である。これは方法によります。 個別恩赦の中に常時恩赦と書かれていますけれども、これは字のとおりです。今現在も常にこれは出願を受け付けている。
○政府参考人(名執雅子君) 刑務所出所者と少年院出院者との間では、対象者の犯罪、非行の程度、犯行に及んだ年齢、収容期間等に違いがありますので、両者の再入率の傾向のみをもって一概にその処遇効果を比較することは難しいと考えておりますが、少年院におきましては、先ほど委員御指摘のとおり、きめ細やかな矯正教育を対象者の個別の問題性に応じて行っておりますので、若年者の再犯防止に一定の効果を上げているものと思っております
年金を支給されて、たまったら生活がそれなりにできるようになるから、そこから出所して年金を使う、貯金していた年金、支給される年金を使い切って、なくなったらまた刑務所に入るということを繰り返しているだけの話です。だから、年金額の問題だけではありません。
刑務所における処遇も受刑者の改善更生の意欲喚起を目的としているものの、健全教育の下に少年の更生を行うということを主眼とする少年法は、その目的そのものが違っているのではないかというふうに思います。 施設における実際の生活にも違いがありまして、例えば、刑務所では日中は刑務作業ということになりますが、少年院では教官が就寝時刻まで少年を指導監督し、少年の内面の自己変革を要求していくということです。
まず、刑務所の開放的施設における受刑者の逃走事件につきましては、松山刑務所大井造船作業場の事件を受け、法務省内に検討委員会を立ち上げ、再発防止策を策定し、同作業場において、受刑者の心情把握の徹底を進めるほか、開放的施設における処遇の意義と保安警備のバランスを考慮しつつ、防犯カメラの設置等を進めているところであります。
その上で、犯罪を起こして刑務所に服役をしている受刑者というのは支払い能力がどうしても低くなってしまうということも当然だとは思うんですけれども、例えば、本当に微々たるものですけれども、刑務所での刑務作業の報酬金を強制的に弁済に充てるような仕組みにしていくとか、これはもう本当に、とてつもなく、賠償金の額に届くには長い道のりだとは思いますが、こうした少しのことでもやっていくという、そういった仕組みづくりの
○政府参考人(名執雅子君) PFI刑務所の一つである島根あさひ社会復帰促進センターにおきまして、盲導犬候補の子犬、パピーを生後二か月から十二か月になるまで受刑者が養育し、基本的な社会化訓練を実施する盲導犬パピー育成プログラムを実施しております。 また、同じくPFI刑務所である播磨社会復帰促進センターにおいては、障害を有する受刑者に対して犬を使ったアニマルセラピー講座を実施しております。