1947-11-12 第1回国会 衆議院 司法委員会 第55号
ただいままでにまだ司法省に報告はまいつておりませんが、すでに一、二の刑務所で數名釋放した者があるので、口頭の報告を受けておりますような次第でございます。以上申し上げます。
ただいままでにまだ司法省に報告はまいつておりませんが、すでに一、二の刑務所で數名釋放した者があるので、口頭の報告を受けておりますような次第でございます。以上申し上げます。
次に、財源といたしまして、今回の予算書に出ておりまするが、刑務所製作收入の点につきましてお考えを頂きたい。これは大藏大臣並びに総理大臣にお伺いいたしたいのであります。私は予てから刑務所の力と申しますとおかしうございますが、刑務所にも力がありますが、刑務所の生産力のことにつきまして、五万の埋没せる都市だということを私は譬えておるのであります。
その中に御意見として出て参りました刑務所の労働力を活用しなければならないと、こういう点については御尤もと存じます。但し現在における刑務所の労働力を活用するにつきましては、未だ設備も整つておりませず、そういう方面に活用する用意が十分に行われでいないのであります。
又第三番目に、刑務所についてのいろいろな御意見がございまして、総括的な問題は只今首相から御答弁がありましたので、私からは、それの財政上の取扱についてお答えを申上げたいと存じます。
次に追加額の内譯を申上げますと、大藏省預金部特別會計の經理の状況に鑑みまして、同會計の歳入不足を補のうため十億圓、更に物價改訂等に伴のう刑務所の収容費の増加額二億四千五百余萬圓、更に今次の關東、東北地方の水害に對して応急防疫措置を講ずるために一千萬圓、更に税法改正等による國税徴収事務取扱費の財源を通信事業特別會計に繰入れまするために四千八百余萬圓、更に恩給及び年金の支給事務に必要な經費の財源を通信事業特別會計
次に追加額の内譯を申し上げますと、一、大藏省預金部特別會計の經理の状況に鑑み、同會計の歳入不足を補うため十億圓、二、物價改訂等に伴う刑務所收容費の増加二億四千五百餘萬圓、三、今次の關東、東北地方の水害に對し應急防疫措置を講するため千萬圓、四、税法改正等による國税徴收事務取扱費の財源を、通信事業特別會計へ繰入れるため四千八百餘萬圓、五、恩給及び年金の支給事務に必要な經費の財源を、通信事業特別會計へ繰入
少年刑務所式のものを止めるというのではなく、少年審判所式のある處分を止めるというのではなく、温い氣持て緊密な連絡をしておいでると仰しやるが、その緊密なる連絡を一つの行政機構でおやりになると尚更緊密になりはしないかと思うのであります。この點私ども尚よく研究することにいたしまして、私の質問を終ることにいたします。
だからそれらの點について、私が一週間飯を食わぬから云々だとか、刑務所が十分な飯を食わしておるということと比較されるのは困る。私も飯を食つておる——それらの者もむろん飯を食つておる。ただ食い方が、あるときにおいて時間が遲れたとか、あるいは缺食があつたかというようなことがあつた。そういうようなことが不都合だから、そういうことのないように今取締つておるとこう言うのだ。
また食糧問題におきましても、一概にこういつた女性に對して非常に食糧状況が悪い、刑務所と比較して難波病院の待遇が悪いという仰せでありますが、私は今日の刑務所の待遇というものに對しても、日本の現状からしてはすでに行き過ぎではないかということを考えております。
しかしながら今日殺人罪あるいは強盗というような犯罪を犯した者ですら、刑務所あるいは留置場において相當の待遇が行われておる。すなわち基本的人權に基いて相當なことがなされておるのにかかわらず、厚生省が厚生省管區のこれらの病院におきましては、大臣は見られたか見られないか存じませんが、大阪の難波病院のごときは全部鐵柵になつておるのであります。
それは先に静岡の刑務所で暴動並びに脱獄の事件が起りましたので、治安及び地方制度委員会におきましても事重大と認めまして我々三名が調査に派遣をされたのであります。調査いたしましてここでも御報告いたしましたが、まだ檢察廳その他取調べの半ばでありまして、眞相をはつきり掴めないところも多かつたのであります。
○岡本愛祐君 その條文は私もよく承知しておるのでありますが、この静岡の刑務所事件の調査ということは、委員長から承認を求められまして、議長の御承認を得ておる事項である。而もこの前も連合委員会を開きまして、一應説明も聽いた事件であります。引続いてそれを継続できることと私は信じております。
またほかの部面でも、たとえば刑務所に關する問題等、緊急に費用を要するものもありまして、いろいろそれらのこと慎重に相談をいたしまして、結局閣議ですぐにはまとまりませんで、總理に案をつくつていただくこととなり、それをもう一度閣議に出していただいて、結局公共事業費の配分は、總理の裁定に基いて決定いたすことになつたのであります。これは十一月一日のことであります。
他政府機関の職員に対する一時手当支給に要する経費二億五千二百二十九万三千円、警察及び義務教育関係職員に対して要する経費九千三百二十万円、地方公共團体における國庫補助職員に対して要する経費九百九十八万円、厚生保險特別会計所属職員に対する一時手当の財源の一部を一般会計において負担するに要する経費二百三十三万七千円、合計三億五千七百八十一万円でありまして、これが財源といたしましては、本年七月の價格改訂に伴う刑務所作業収入
殆んど現在全國の刑務所に繋れておる者の経済犯罪の大部分というものは、こうして帰つて來たところの未だ報いられざるところの人たちが、生活の立つて行かない又性格の弱さから陷るところの犯罪の大部分というものが引揚者並びに復員者であるということは、皆さん御承知のことであると思う。
一、調査の目的 刑務所作業の合理化收容者に対する戒護の実情、監房施設の整備状況、刑務職員殊に看守の待遇問題、行刑に関する行政機構の問題等を調査研究する。 一、利 益 現下の行刑上の緊急問題に解決に資する。 一、方 法 関係者から意見を聽取し、必要に應じ刑務所施設及び構外作業に適する産業施設を実地調査する。 一、期 間 今期國会開会中。
從つて、増産に要する経費も、犯罪のための警察や刑務所や裁判所等の経費も、文教費との間に深い関連をもつておるのであります。 病氣なつて苦しんだあげく費用を使う人と、病氣にならぬ前に予防のために費用を使う人があります。凡夫はえて前者を履むのであります。 口に教育を認める者は多いのでありますが、しかし、文教の價値を正しく判断することは、人によつて違うのであります。
この予算書を見ましても、刑務所收入の増加、そういうものは非常に苦心されて財源を求められておるようです。併し今度十月、十一月というものは……、もう現に十一月が直ぐ來ているのです。七、八、九はそういう措置によりましたが、十月、十一月はこの追加予算が出て來て審議されるまでには、相当の時日がありますが、そのときの源財、そういうものはどういうふうにお考えになつているのですか。
明治十四年に監獄本署の名称をおいて大垣、高山御嵩、これを支署としたという岐阜縣における刑務所の配置方などを見て、考えてみますと今日においては多治見に移るべき形勢があるということを思いまして、私は多治見それから大井、中津等は二三回参つたところでありまして、多治見の市の発展については殊に陶業の関係からよく承知しております。
第一に今年七月の價格改訂に伴う刑務所收入の増額、第二に、官有物拂下代金、第三に、旧陸海軍恤兵金等の未整理分の受入見込額、第四に、宝くじ等の発行増加による國庫納付金の増加見込額、第五に、昭和二十年度剩余金の受入であります。 次に、特別会計予算補正の経費は、各会計を通算して七億七千六百十三万七千円に達します。
靜岡刑務所の脱獄事件のごとき、その話を聞きましても、又全國に亘つてさような事件が起つておるようであります。今日この法の運用を過ちましたならば、とても國民が安心して生活することはできないという現状にあるのであります。
○國務大臣(鈴木義男君) 誠に適切なる御質問でありまして、実は労働基準法を実施いたしますると、この基準法第八條の中には、刑務所の職員の仕事ということは謳つてありませんけれども、その内容実質は同一の仕事をやつておる人が非常に多いのでありますから、当然適用されることに相成るのでありまして、今までは或いは十三時間勤務、十四時間勤務、晝夜勤続とかいうようなことで、甚だ過労な労務に從事しておる職員が多かつたのであります
労働基準法の施行によりまして、労働時間が原則として八時間ということに決まつたのでありまするが、これと刑務所の関係とはどういうことに相成るか、受刑者の作業と労働時間、その他施行になりました労働基準法の諸規定との関係はどんな工合になつておるかどんな工合に行われておるかということを先ず御質問したいのであります。
○松井道夫君 只今の御答弁によつて大体了承したわけでありますが、刑務所の職員につきましては労働基準法施行規則の附則第六十二條によりまして、二十九條及び三十條の規定は一年以内に限つて監嶽官吏に準用するということになつておるのであります。そうしてその二十九條を拜見しますと、一日について十時間、一週間について六十時間まで労働させうるということが規定してあるのであります。
一刑務所長を罷免して足れりとするが如きことでないと私は存じます。
又刑務所における看守の如きは、囚人より遙かに劣等兇暴な連中でありまして、私も自分が投げ込まれて驚いたわけであります。民主政治の旗の飜つておる今日、こういう人達がまだそういうところにおるということは恐るべきことである。將來國民の平和と幸福の維持が、警察制度の強化によつて行われなくてはならんとするならば、これに対しましては、もつと思い切つた、國民の安心できる措置が必要である。
恐らく第二審におきましても、告訴は取下げられ、控訴棄却となりまして姦通罪によつて刑務所に行くという人は一人もいない現状ではないかと思います。而もこの間におきまして、姦通という弱点無論これは社会悪ではありますが、これにつけ込んで忌わしい取引が行われるという現状であります。
頻々として起りまする各所の刑務所の逃走事件、設備の不完全、待遇の惡いこと、殊に刑務官の員數が足りないがために、既決囚人を刑務官の補助に使つておりまするところから、過般の静岡の刑務所の事件も起り、又すでに新聞に報じられておりまする某所の事件のごときも、皆いずれもこの刑務官の補助に既決の囚人を使つておりますることによつて生じておりまするのであります。