1949-11-01 第6回国会 衆議院 本会議 第5号
およそ一国がみずから進んで戦争を放棄し、軍備を全廃することを誓つたのは、日本国憲法の開いた新例でありますが、近来の急激な兵器の進歩に徹すれば、戦争はいずれの当事国をも名状しがたい惨禍に陥れ、少しも国民の幸福に貢献する所のないことは事実上証明され、早晩わが憲法は先見の明を誇り得ることになりましよう。その時機に至つたならば、日本の例にならうものが続出せざるを得ないと思います。
およそ一国がみずから進んで戦争を放棄し、軍備を全廃することを誓つたのは、日本国憲法の開いた新例でありますが、近来の急激な兵器の進歩に徹すれば、戦争はいずれの当事国をも名状しがたい惨禍に陥れ、少しも国民の幸福に貢献する所のないことは事実上証明され、早晩わが憲法は先見の明を誇り得ることになりましよう。その時機に至つたならば、日本の例にならうものが続出せざるを得ないと思います。
およそ一国がみずから進んで戰争を放棄し、軍備を全廃することを誓つたのは、日本国憲法の開いた新例でありますが、近來の急激な兵器の進歩に徴すれば戰争はいずれの当事国をも名状しがたい惨禍に陷れ、少しも国民の幸福に貢献する所のないことは事実上証明され、早晩わが憲法は先見の明を誇り得ることになりましよう。その時機に至つたならば、日本の例にならうものが続出せざるを得ないと思います。
又ここに私が附加えて言いましたところの会期不継続の原則の再確認、このことを併せて考えると共に、我々がこういう問題について時間を費していた間に、他の面から言えば、原子力の研究は、兵器としての破壊的手段から工業のための生産手段に変化して來ているというようなふうな事実をも併せて考えて頂きたい、こう思います。
イ、旧中部軍司令部、旧大阪陸軍兵器補給廠城内倉庫の一部 土地約四万坪、建物約五千坪 右のうち土地の約二割と建物の殆んど全部を、大阪市警察局に有料で使用せしめている。 ロ、旧第四師団司令部、同倉庫、旧大阪陸軍兵器補給廠、同城内倉庫の一部、土地約四万三千坪、建物約六千坪、 右は国家警察大阪管区本部、警察学校に、その殆んど全部を無償で使用せしめている。
さらにもう一つ大事なことは、日本に欠けている基礎医学の面における活動でありまして、たとえば細胞原形質の研究、その他についてはわれわれの未熟なまた低い水準をどうして補うか、こういう方向に医学者が努力した場合においてのみ、その医学を私たちは眞に日本の民事化及び再建に貢献したと言い得るのでありますが、遺憾ながら永井博士の業績はそういうものではなくて、むしろ原子爆彈という特殊な兵器によつて起つた病氣に対する
この間警視廳を訪ねまして警視総監から話が出ました際に、警察制度改善も結構ですが、警察に武器を持たして呉れというのは兵器や重機を言うのではありません。治安警察法もなければ、暴力行爲取締法も怪しいものになつて、その他職務執行につき司法警察官職務規程とか、ああいうようなものもすべて消減してしまい、成る程考えて見ますというと、警察官職務執行に関するところの基準権限規程というものが殆んど怪しくなつておる。
それからその後、昭和二十一年の八月の半ばごろと記憶しておりますが、そのころに兵器工場としての指定を受けました。そして直接の管理監督と申しますか、そういう命令その他は廣島軍政部から受けております。それで管理責任者として鷹島懸知事、それから私の方の工場の製作所長が管理担当者ということになつております。
○橋本證人 望月君と木船君に関するのは、日本タイヤー関係、それから岡本事務官に対する関係は、兵器処理関係の生ゴムを某会社に賣却あつせん方を周旋して、そのごちそうになつたという岡本事務官の事件、それから浜田、相原の両君ではなかつたかと思いますが、これが木材の違反事件に関して不起訴になつた後、その違反容疑者である相原事務官の兄さんであつたかと思いますが、その人のごちそうになつたという、この大体三つの事件
かくては、本鉄くず資源の回収は、フリー・クーポン制によつてこれを割当てる限り、第二の兵器処理委員会になる危険が多分にあることを指摘いたしまして、反対の意思表示をする次第でございます。
○鈴木證人 横浜地檢には地檢内部の檢事あるいは事務官に、檢察廳がこんなことではいけないという声は前から聞いておりましたが、それがいわゆる粛正派という一つのグループとなつて現われたのは、橋本檢事が主任となり、橋本檢事及び岡本檢事をめぐる一つのグループが兵器処理事件を調べておりました。大体そのグループというのは、兵器処理事件のグループが粛正派のグループになつておるように私たちは見ております。
それから百九十六号案以下は個々の案件になりますが、この百九十六、百九十七、これは東京財務局で、元の陸軍の財産或いは官設民営、昔戰争中に沢山ございましたが、國で金を出しまして飛行機工場とか兵器の工場に経営させる、こういう形態の國有財産が相当あつたわけであります。
この点はさきに今澄委員も指摘したように、必ず第二の兵器処理が起つて來ることは火を見るよりも明らかである。これが反対の第一であります。 第二の問題は、この裏には集中生産によつて破産倒壊するところの中小企業の施設、その他のものをスクラップにする考えがある。これならば金がいらない。補償金は比較的いらない。法律の條文を見ますと、國有物件はこれを除くとなるほど書いてある。
特に申し添えておきたいことは、第二の兵器処理機関として、このくず化物件回收法案をもとにして、いろいろ疑獄その他が現れないようにということを強く警告して、本法案に反対をいたす次第であります。
ただ三菱重工業のようなところに、いろいろ終戰のときの兵器が余つているために、そういうものを何とか高く賣りつけようというので、こういうふうな莫大な支出をし、役にも立たないトラクターを持ち込んで、実際國民に大きな負担をかけているというふうになつて來るのではないでしようか。
○山根政府委員 戰爭中は馬は主として軍馬資源として重要性を持つておつたわけで、お話のように馬は兵器だというポスターまで畜産局は掲げておつたわけであります。
たとえば聞くところによりますと、馬は兵器だというように考えられておられたそうであります。私は馬の産地におりますが、戰時中におきましても馬がどんどんできまして、軍馬に適するようなものができるかと思えば、そうではなく、実際は農耕馬に適するような馬がどんどんできておつたわけであります、そこでなぜそういうことを農林省がなされますか、その点を伺いたい。
近代的科学兵器に竹やりで対抗すると同様、あたらとうとい人命と労力と資材を、いたずらに荒れ狂う自然の猛威の飜弄にすかせるのみであると思うのであります。
近代的科学兵器に竹やりで対抗せよというのと同様、あたら尊い人命を、また労力と資材とを、いたずらに荒れ狂う自然の猛威の飜弄にまかせるのみであります。
それでの兵器処理になるかという漠然とした不安がこみ上げておるわけです。今いろいろ問題になつておつたのですが、四十万トンがこのような法律で出されるのだというが、予算の点で不安ですが、自信がありますか。
○舟山政府委員 御承知のごとく、國有財産におきましては、鉄骨建物の破損によるスクラツプとか、あるいは特殊機械と申しておりますが、元兵器等を製造しておりました機械は、司令部の方から破碎命令を受けまして、これをこわしたスクラツプとなつたものもございます。
○多武良委員 國有財産の解体作業をした場合に、くず鉄以外の真鍮とか鉛とかいうものを収集されるような場合に、例の兵器処理の問題というようなことについて何か御用意があるかどうか。
原始兵器の出現は世界史上に一新紀元を画しまして、すべての人類は將來の戰爭の性格を深刻に認識せしめられたのでありまして、私どもは、いち早く神の與えられた世界平和確立へののろしに目ざめ、相呼應してピース・フロム・ナガサキ、すなわち「平和は長崎より」の標語を高らかに絶叫して、國際平和の中心都市としての形態を整え、人類文化に寄與するに十分な施設を具備する聖都長崎を建設する一大責務を負わされたのであります。
廣島、長崎が、世界史上かつてない原子兵器によつて、まことに惨澹たる破壊を受けたということは、いまさらあらためて申し上げるまでもないのでありまして、のことに関しましては、両法案それぞれの提案者から詳細の御説明がございましたから、省略したいと思うのでございます。
幸いにして終戰後は戰災くず並びに兵器、艦艇等の解体鉄くずの豊富な供給と、連合軍司令部の好意による鉄鉱石、石炭の輸入により、鉄鋼の増産は着々進行致しまして、昨年度は普通鋼鋼材百二十万トンの生産計画を完遂致したのであります。
幸いにして終戰後は戰災くず並びに兵器、艦艇等の解体鉄くずの豊富な供給と、連合軍司令部の好意による鉄鉱石、石炭の輸入により、鉄鋼の増産は着々進行いたしまして、昨年度は普通鋼鋼材百二十万トンの生産計画を完遂いたしたのであります。