1947-11-20 第1回国会 参議院 司法委員会 第41号
故に、特別の職種を限つて、まあ今炭坑とか重勞働者に對して、殊に國家の必要とする重勞働者に對しては加配をやつておりますけれども、それでも懶ける者から取り上げろというような主張すらあるのでありまして、なかなかこの問題も、私個人としては非常に希望いたしますが、實際に實現させることはむずかしいのじやないか、でき得る範圍内において、主食はちよつとむずかしいと思うのであります。
故に、特別の職種を限つて、まあ今炭坑とか重勞働者に對して、殊に國家の必要とする重勞働者に對しては加配をやつておりますけれども、それでも懶ける者から取り上げろというような主張すらあるのでありまして、なかなかこの問題も、私個人としては非常に希望いたしますが、實際に實現させることはむずかしいのじやないか、でき得る範圍内において、主食はちよつとむずかしいと思うのであります。
併しながら戸籍を各個人毎に編製することにいたしますと、各個人相互間の續柄が不明瞭となりまして、國民一般に非常な不便を感んぜしめると共に、他方戸籍事務の取扱い上豫測すべからざる困難を招來することとなります。從いまして他にその編製の基準を求めなければならんわけでありますが、その基準としては、夫婦親子を單位とする以外に他に適當なるものを見出し難いのであります。
從つてわれわれが擔保にして金を借りるとか、あるいはそれを賣り拂つてやつたならば、小さい家にはいつたらいいじやないかというお説もありましたけれども、なかなかそれも見つからないのでありまして、個人的なことを申し上げてたいへん恐縮ですが、私も家族九人おりますけれども、現在の家を引拂つて九人の家族がはいるだけの家を見つけることは、ほとんど不可能です。
また勤務にいたしましても、すなわち事務分擔においては、個人の係りにおいて納税者五百人程度、法人係りにおいて三百五十人、これは年二囘の納税申告をとつております關係上、延べにしまして七百件になります。を受持つておるような現状であります。これを一日の整理件數にいたしますと、調査をして、起案をして、決定をやらなければなりません。これではとうてい公正なる課税というものは望めないのです。
それでは結局法人の場合は別としまして、個人の場合は、從來から申告はやつておりましたが、申告是認というものは、一件もないじやないかと思います。そうしますと、とても税收入が政府が思つたよりも少いのであります。そうすると、ことしの分は來年の一月か二月ごろに是正しますでしようが、そうすると、政府決定は税務署の思つた通りですが、その間に納税者と税務署の間に相當開きがある。
○政府委員(愛知揆一君) これは法人のみに追求することになるというような面は、個人とか閉鎖機関とかそういう場合に、追求しないということに又なるわけでございますが、個人の場合でございますると、拂込の能力から申しましても、それから個人的に、すでに財産税その他非常に重い負担を課せられておりまする個人に対して、非常な追求をするということの方が、何と申しますか不適当ではなかろうかというようなところで、個人の方
○今村忠助君 この問題を私が紹介いたしましたのは、大體講和條約の結ばれる前においてかようなことは當然不可能のことと一應は考えるのでありますが、過日英國の議員團が日本へ参りました際に、十月二十三日と新聞にあるのでありますが、英國大使館における連合國記者團との會見の際において、非常に過剰人口に悩む日本のことであるから、適當な地域の移民が可能であろうかしらんという個人的の意見の開陳があつたのであります。
○千田正君 私は只今の御説明を承つて、成る程ポツダム宣言の受諾の方向において絶対動かすべからざるところの鉄則があることはよく分りましたが、日本としましては、敗戰後における民主國家としてスタートを切つたために、我々國会議員として特に要望しなければならないことは、大將であろうと、一兵卒であろうと日本人としての立場ということを考えて、個人というものの生活の保障を対象として考えなければ、民主主義政治というものの
戰爭が濟みましてこの二年の間に、いろいろ社會や個人生活に變化がございまして、その人たちの生活状態も變つておりますし、戰災者であつたのが必ずしも今一番みじめな生活をしておるというわけでもなし、また非戰災者として相當生活を保障されていた者がやはり裕福な生活をして、人より樂な暮しをしておるとも考えられないのであります。
配當をしてからも、個人の方の配當所得の税率が相當高いですから手取りがない。二百億あるいは二百五十億を今後どういうふうにして處理していかれるか非常に心配されます。法人税を下げることによつて配當も相當の配當ができ、會社の内容もよくなる。株の値段も上る。そうすれば新しくできる會社の株を引受ける者も殖える。從つて生産もだんだん殖えるという積極的方向にもつていかれた方が賢明ではないかと私ども考えております。
また閉鎖機關の株の處分によりまして、一般の人がたくさん株をもつてもらいたいと、少くとも私は個人的な希望をもつているのであります。そういう株式の未消化の原因が、法人税というような税の關係だけによるのでありましようか。そうではなくして私は、現在の經濟が非常な混亂期にあること、あるいは賠償の範圍が未決定であるというような點、從つて事業の内容、會社の内容によつては非常に株が變つておる。
そうして必要に應じては單に商工組合中央金庫が組合を對象として貸出をするに止まらず、個人を對象としても、中小工業者に對しては融通を疏通いたしたい。かように考えておるわけであります。
これは個人々々の小さい所得者ではなくて、大多數が大きな銀行、金融機關に持つていく、しかも、社會黨としては大衆に迷惑のかからないような方法をとり得ると言つている。これについては、私は片山總理に、今なぜこれをおやりにならないのか、おやりになるならばいつどういうふうにしてこの公約を果そうとされているのか、これを第一にお聽きしたい。
ところがその後約一月ほど經ちましてから、實を申しますと、旱害施設というものは個人の田に井戸を掘り、ポンプを据えつけて、自己の灌漑をやるのであるから、公共的施設ではない、こういうような解釋がつけられまして、公共事業施設の方からこの經費を捻出するということが、非常に困難な實情になつた。こういうことが明らかになつてまいりましたので、これはたいへんだ。
新憲法におきまして、その第十三條におきまして、「すべて国民は、個人として尊重。」されるいわゆる個人の尊嚴の原則が定められているのでありまして、又第十四條におきましては、すべて國民は性別その他によりまして経済的又は社会的の関係におきましてて差別されることがない。
○久山政府委員 前文にありまする最高度という意味は、もうその通りでありまして、憲法の十三條にありまするように、個人として尊重される國民の権利というものは、立法その他の國政の上で最大の尊重を必要とするいとうことに符合いたすのでありまして、それで警察法を薪しくつくります場合に、その人間の尊厳を最も高く確保するというところに、この立法の精神があるということをうたつたものであります。
前文に「個人と社會の責任の自覺を通じて人間の尊厳を最高度に」とございますが、この「最高度」とはいかなることでございますか、御答弁を願いたいと思います。 それから二十一條に「日本國憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政黨」とありますが、これはどういう政黨を意味するか、これをお聽きしたいと思います。それから試験制度についてお聽きしたいと思います。
同時にその二つの理想を掲げまして、警察本來の職能からいたしまして、秩序を維持し、法令の執行を強化し、而もこの権威は個人と社会の責任の自覚を通じてこの警察の権力の尊嚴が維持されるのである。そうしてそれによつて人間の尊嚴を最高度に確保し、個人の権利と自由を保護するようにしなければならない。
○説明員(加藤陽三君) ここで公共の秩序と申しますのは、我々の解釈いたしておりますところによりますと、法律及び社会慣習を以て確定せられておる社会公共の、何と申しますか、一定の秩序、例えば國家の政体のようなものから、日常の生活における交通上の一定の慣習化した道徳律、個人的な私生活に亘るものは勿論除きますが、法律を以て私有財産制が規定されておるようなこと、非常に廣汎な意味決池凡そ警察の対象となる一切の秩序
そのことと、この前文に謳つております「個人と社会の責任の自覚を通じて」云々の文句の関係でございますが、これは今までの日本の警察が、上から一方的に強いられた権威を以て臨んだ警察であるということの代りに、今度は個人及びその個人の集團でありますところの社会が、自分たちのお互いの仕事として、自分たちに由來する権威を以て、自分たちがその警察の仕事をやるのだというような観念で、この警察法を運営すべきものであるということを
極くお分りにくいと思いますが、例えば或る会社が増資をする、その会社は非常な含みのある会社である、然るにその会社の株主の中に個人と会社と二つあつたと仮定すると、個人の場合にはその増資新株の引受が当然できるわけでありますが、会社が株主であります場合には、独占禁止法の規定によつて会社は株を持つことが禁ぜられておりまするので、いかに含みのある会社の株であつても、その増資新株を引受けることができないわけであります
○北村一男君 後段の御説明でありまするが、これから造林をする必要があつて、個人の力ではなかなかそこまで至らんという場合においては、國家として或る施策をやられるという場合があるという意味に取つて宜しいのでございましようか。
尚只今大臣からのお言葉で、生活保護法により途がある、併し海外から復員し或いは引揚げた、そういう人々に対してはなにか特別の法でも設くべきじやないかということを個人としてお考えになつておるということを承つて、私共は非常に感謝するのでありますが、一体、失業保險というものは今回日本では最初行われることでありまして、而もこういう経済危機、財政難の下においてスタートされるのでありまして、この出発点の失業保險法、
○國務大臣(栗栖赳夫君) 実は九千倍ということに相成つておるのでありますが、これはあの席上でもちよつと申上げましたように、國民所得の推算をどういうようにするかということには大体二つの方法があるのでございまして、あらゆる各個の個人及び法人その他の所得を通計いたしまして出す方法であります。これはなかなか実際は非常に時間がかかり、できないことが多いのでございます。
これはもつとももどつてまいりまする引揚者個人において現金をもつておりますれば、その分は差引きまして、足らない分だけ差上げるという建前をとつておる次第であります。それから元軍人でありました場合には、俸給の前拂いといたしまして、これは第一復員局の所管でございますが、三百圓一律に支給しておるのであります。これは家に歸るまでの諸雜費という意味で支給せられるのであります。
失業は個人の意思による失業ではなくて、國家の——少くとも過去にさかのぼれば、あの憎むべき戰爭の所産、結論としてこういう状態が生れてきたし、またこれを急速に囘復するだけの施策が成功し得なかつたという、その國家的責任において發生する失業であるとすれば、これは普通の場合の失業に對する考え方とは、相當違つた考え方をもつて臨むべきではないかというふうに私は考えます。
結局授産場の經營を特定人に委囑しておるというところに、その原因があるわけでありまして、特定の個人がその授産場の經營を委囑されて、己れの財産によつてこれを運營しておるという事柄があるのであります。かようなことは國が力をあげて援護をせなければならない人々を對象として、ある特定個人が財をなしておるという、想像だも及ばない結果が、今生れておるわけでございます。
第二点は、指定時株主の責任は、その株主が個人であるか法人であるかによつて責任の態樣を異にしているということであります。すなわち、個人及び閉鎖機関は失権によつて拂込債務を免れることができますが、閉鎖機関以外の法人は拂込債務を免れることができないのであります。
現行法におきましては、郵便貯金に関し無能力者が郵便官署に対してした行爲は、能力者がしたものとみなす旨規定され、民法の規定が排除されておりますが、國民個人の権利を一層尊重いたしまして、無能力者保護の一般私法に從うことといたしたわけであります。 第六に、郵便貯金に関する債務の履行遅滯による利用者の損害は、原則としてこれを賠償することといたしました。
それからもう一つ、昨日ちよつと個人的にお伺いして私は非常に喜んでおるのでありますが、奈良縣、大阪府、京都府、和歌山縣、滋賀縣等二府六縣における今年の旱害は非常に大きなものでありまして、もう殆ど年の寄つておる人でも知らないというくらいな大旱害であつて、こういうものに対することもやはり打つちやられておりまして、僅かに五千万円ばかり今度追加予算に出ておるけれども、そんなことぢや仕樣がないから殖やしてくれというので
先ず非戰災家屋税でありますが、その納税義務者は、終戰時、即ち昭和二十年八月十六日にあつた家屋、即ち非戰災家屋を所有していた個人及び法人であります。
その方の名前は申しませんが、そういう個人の問題ではなくて、そうなつた以上は、ぜひとも一年以内に完成していただきたい。地元としても、できるだけ努力してやるということは申すまでもありませんが、肝腎な當局において、最初二年といつたが、どうしても一年でなければやれないのだということを言いますと、それが末端に傳わつて仕事に響いてくる。