1947-08-20 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第1号
それから救護法施行令というのもありますし、あるいは母子保護法という規則も昭和十二年に出ております。それから特殊關係の扶助法規といたしましては、罹災救助基金とか、軍事扶助法とか、行旅病人及び行旅死亡人の取扱いに關する規則等か出ております。 次に私人的扶養法規といたしましては、公法的扶養法規を私法的扶養法規とありますが、公法的扶養というのは、國家が個人を強制して公法上扶養を勵行せしめるのであります。
それから救護法施行令というのもありますし、あるいは母子保護法という規則も昭和十二年に出ております。それから特殊關係の扶助法規といたしましては、罹災救助基金とか、軍事扶助法とか、行旅病人及び行旅死亡人の取扱いに關する規則等か出ております。 次に私人的扶養法規といたしましては、公法的扶養法規を私法的扶養法規とありますが、公法的扶養というのは、國家が個人を強制して公法上扶養を勵行せしめるのであります。
子供を産むということがございますから、そういう女の人が法律的な手續を怠ることを望んでおる場合と違つて、男の人が法律的な手續を拒んだ場合の方が、社會的に問題は大きいと存じますから、結婚の事實があつたということの證明がもし事實なされますものならば、その證明があると同時に、法律的な手續が一方の意思だけでもできるようになることが必要なんじやないか、結婚の手續にはなりませんまでも、その女の人の子供にとつての保護
先ほど穂積先生の御意見の中に、均分相續の缺點は、債權者保護に缺けるところがある。こういうことを仰せられたのでありますが、その理由として相續人はすべて分割債務を負担する。從つてたとえば債權者が一万円の債權を有しておつたとすると、被相續人が死んだ場合は、子供が五人おれば二千円ずつ分割して債務を負担する結果になるために、債權者は全部を相手にしなければ、債權者が満足を得ることができない。
付託事件 ○教員の恩給増額に関する請願(第六 号) ○食肉統制價額撤廃に関する陳情(第 二号) ○聖霊生命眞理療法保護法規の制定及 び名誉恢復に関する陳情(第四号) ○兒童の福祉増進に関する法令制定の 陳情(第七号) ○恩給法の改正に関する陳情(第十二 号) ○都市官公廳職員の生活安定に関する 陳情(第三十八号) ○戰死、戰災遺家族並びに傷病者の更 生に関する陳情(第五十号) ○恩給法
第三節は兒童委員に関する規定、第四節が兒童相談所に関する規定、この四節で第一章総則ということに相成つておりますが、建前といたしまして兒童保護に関する機構と申しますか、要保護兒童を早期に発見いたしまして、それぞれの処置をするそのための機関というものが現在の行政としては殆どありませんので、これが今日の兒童保護行政の大きな欠陥であらうと考えております。
○政府委員(米澤常道君) これはお尋ねの通り、十五歳未満の者につきまして保護をいたしておりますので、それ以上につきましては、この法律によつては考えておらないのでございます。
○館委員 その點におきましても、船員法及び船員保險法とかいう法のらつ外にある五トン以上あるいは三十トン未滿の漁船の乗組員は、そういう保護を受けずして、さらに海難審判法の適用を受ける。こういうところに少し氣の毒な點があるのではないかという氣がするのでありますが、審判法のらつ外かもしれませんが、關係事項として、どういうふうなお考えか、伺いたい。
と申しまするのは、この身分に随伴しまして犯罪の構成要件を異にするということだけでございまして、特に公務員であるからして、これを名誉毀損の保護の対象にしないとか、或いはするとか、こういう点ではないと考えるのでありまして、公務員に随伴するところの当然の問題といたしまして、單に事実の眞否を判断するに止めたというに過ぎないものと考えておる次第でございます。
それで刑務官は労働爭議は勿論、労働組合をも組織することができないということになつておりまして、かかる待遇を受けている、かかる境遇にある刑務官を、第一に労働基準法による保護を受けさせなければならぬ。さように考えるのであります。八時間労働ということも、これも急速に刑務職員に適用して頂きたい。それによりまして、疲労その他から來まする事故をいろいろ防ぐことができると存ずるのであります。
そうすると天皇の御身分もまた法の下に平等であるが故に、特別に保護する必要がない。こういうことになれば公務員と國民との間に、特別に國民に重く保護する。公務員に対してそれを保護しないという理由はないように思うのであります。私の質問の前提においたこの前の政府委員の御答弁が、私の考えておるような御答弁と違つておつたならばともかくとして、この点をお尋ねするのであります。
勿論保有量があれば確保ができるじやないかという御意見だろうと思うのでありますが、それは政府がここまで開拓に對する保護政策をお執りになつておるのであるから、百尺竿頭一歩を進めて、三年なら三年の免除をするといい規定をこれも積極的に考えて貰いたいことをここで希望として申し上げておきます。
今後の日本の農業經營を考える場合に、特に私達は考えなければならんことは先程大臣は自給自足の態勢、或いは多角的、立體的な農業經營を想定されておるようでありますが、私は何れにいたしましても他日自由な貿易の段階が來て非常な低生産費による低いコストの外國の食糧が入つて來た場合におきましては、我が國はこれを保護關税等によつてこれを守る。保護するということは想定されません。
ただ生活保護法の取扱いという問題は、これは普通の問題で、その生活保護法で取扱つてその範囲内においてやるという問題以上に当時は突つ込んでお話申上げましたので、今日はこの程度でこの問題は打切らして頂きます。 更にこの前申上げました点を又後刻ゆつくり御相談申上げたいと思います。
先程から色々生活保護法問題で、まだよく承知してないことも多々あると思いますから、その生活保護法について厚生省当局の御説明をゆつくり聽きたいと思いますので、この委員会を一遍お開き願いたいと思います。その動議を提出いたします。
不良兒等の教育ということになりますと、司法省の保護院の關連もありましようし、また厚生省との關連もありまして、その歸屬もいろいろ問題になるのであります。しかし殊に觀光事業というのは、大體においては文化の限界線、グレンツにあるのではないか。
それについては長い間特許の方に關係しておられる局長の方において、どういう特許權者を保護し、更に特許なさる色々のものを發達させるかということについて、何かお考えがありませんか。どういう發展策、一つ發展策はありませんか。
○小林英三君 私實は私自身も相當の特許權者でありまして、二百數十從來持つておつたんですが、今の侵害をしたような場合におきまして、例えば特許權者が、或いは實用新案、意匠權者が告訴するというような場合に、殆どこの地方の檢事局だとか今の檢察廳なんかが、全然知つた人が少ないので、殆どそれが該當して、實際にその特許權者の權利を保護するなんというようなことは從來ないので、徒らにこの檢事局、或いは裁判所で日限を要
○政府委員(久保敬二郎君) 特許權の保護ということにつきましては、私共全く御同感の次第でありまして、これがうまく保護できませんということは、司法處分が圓滑に行かないというところにあるのじやないかと實は考えておるのであります。
徳川時代には山を保護するということが名君のわざであつた。ところが明治時代にはいりましてから、いわゆる都市文明が發達して、人口も殖え、建築もやらねばならぬといつたような關係が伴うで、山を愛するということが非常に少くなつてきた。特に今度の戰爭においてはいろいろの關係上山の木を伐つた。ところがそのあとの問題が大きい。
これに対して政府は、たしかに低過ぎると思う、しかし一面発明者の保護ということを考慮に入れて行つたものである、今回は一應この程度にして、遠からず再び値上げをするつもりであるとの應答がありました。
ここに本案の趣旨を簡單に説明いたしますと、船員保險法は、海上労務者たる船員に対し、その疾病、負傷、廢疾、老齢、死亡等の事故に際し、その生活を保護する趣旨をもつて制定せられたものでありまして、この法律と密接な関係にある船員法は、去る第九十二議会において、終戰後の新情勢に対処すべく改正され、そのその中には、保險制度で裏づけすることを必要とする船員保護の基準の確保という面も含まれておるのです。
そういうことは、家庭内の秘密とか何とかを一般に知られてはぐあいが惡いから、それを保護するための規定であることはもちろんわかりますけれども、その罰則の規定はあまりに嚴格にすぎはせぬかという感じをもつわけであります。いろいろの諸會合の内容とか、そういうものの内容の秘密というものは、實際においてはなかなか守りにくいものであります。
だから普通一般人と同じようにこれを處遇すればいいじやないかということでありますから、そういう建前を原則として生活保護法、その他失業手當、あるいは失業保險とかいうようなもので、將來それらの賄いをしよう、こういうように考えておるのでありますから、國家に勲功があつたとか、第一線で活躍をした軍人であるということのために、特別な處遇をするということは政府としては考えておりません。
と申しますのは傷痍者あるいは遺族の保護のことにつきましては、ただいま大臣から申されましたように、それがもと國家のために働いた人であるとか、あるいはその遺族であるとかいうような理由をもつて、特にこれに優先的な取扱いをするとか、あるいはそれだけを特別にどうするということは、ただいまのところでは許されておらないのは御承知の通りでございますがしかし、あるいはそれがいろいろな關係から保護に漏れているとか、あるいはまた
勞働省の設置に伴いまして新たに必要とする經費の追加は五千萬圓でありまして、その内譯は勞働大臣官房事務機構整備に要する經費千六百九十七萬圓餘、婦人、少年勞働保護等に要する經費千四十六萬圓餘、勞働統計調査事務に要する經費二千二百五十六萬圓餘であります。本補正のため財源といたしましては、昭和二十年度剩餘金の受入れ三千六百四十萬圓餘であります。
特に災害を受けた農地に對しまして、わずかに殘つたものは農地を保護し、あるいは損害を受けたところの農地の損害をできるだけ少い程度に止めまするためには、特に用水路その他に對する適切にして且つ緊急なる處置を要する。和歌山縣、高知縣の災害に對して一箇月も荏苒日をむなしうしたような事務當局が、この緊急を要するところの事態に對していかなる處置をとるか、われわれは信頼をもつことができない。
最後に現在の借家人の保護に徹底的に裏附けできるように、借地借家法の改正を司法委員会に特にお願いいたします。現在の借家人でも、知らない間に家が賣られて、そうして路頭に迷つておるという状態が非常に多いのであります。以上甚だ簡單でありますが、要するには住宅問題こそ今後何十ヶ年間か國民に深刻に附き纏う重要な問題でありますので、当局は慎重に善処されんことを希望いたす次第であります。
建築法規は、防火、水害、山崩れ、隣との距離、すべて町の美観、すべてが國民の保護でありますから、これを守ることは勿論でございますが、併しながら非常時におきましては、防火用のセメントなどが今手に入る筈もなし、山崩れ、水害もなく、火事の時には逃げやすく、肥料の溜まる暇もないというような土地でありましたならば、今日の建築法規を緩和して貰つて、そうして救急処置として樂に立てられる方法を採つて貰いたいと希望しておるのでございます
それでそれに信頼いたしまして、第一條は結構な規定であると、かように存じておつたのでありまするが、深く考えて参りますと、疑問なきにしもあらずなのであります、それで民法の原則によりますと、故意、過失を證明いたしまして、それから權利侵害を證明する民法の權利侵害という言葉が、適當でないかどうかは、これはまあ疑問でありまするが、假に不法行爲……法律上保護される利益を權利とかように見まするならば、民法の表現で結構分
そこでこの權利を十分に保護してやるために、本法制定の趣旨を實現させるために、この申出をする期間をさらに三年ないし五年延ばしてもらいたいというような要望が非常に多いのでございます。
實はこの案は今年の初めに立案いたしましたのに、いろいろの事情によりまして、非常に遲れたような次第であるのでございますが、一面發明者の保護ということを、私どもとしては強く考えるものでございますから、一氣に非常な價格を値上げいたしましても、これは發明者を何ら保護しないことになりまして、むしろ發明を萎縮させてしまいはしないかというような心配が非常にあるものでございますから、まず一應この程度の値上げをいたしまして
最初の料金を安くして發明者を保護するという點はまことに結構でありますが、あとの數年經つて利益を上げるようになつた場合に料金をひとつうんと上げてもらつて、それで黒字を出してもらい、それでまた發明の保護とするとか、何とか他の施設にまわすというようにせられて結構だと思うのですが、あまりに他のものと比べまして低いように思いますから、その點をひとつまた御考慮を願いたいと思います。
○庄委員 御説明でわかりましたが、この特許權というものは、相當保護せられておりまして、これを犯した者には相當な罰則もあるやうに思うのであります。權利としては相當に權威がもたしてあるわけですから、料金はまだうんと高くなつても差支えない。そうして黒字が出た場合には、それによつて發明者の保護をするというような方法も、別途に講ぜられるのではないかと感ずるのです。
もう一人は醫學博士で厚生省婦人子供保護局長山本杉君であります。同博士は東京女子醫專出身の女醫にして自由學園系統のお方であるらしいのです。この人も内務省純血促進運動の委員であります。兩氏を證人として喚問したいと思います。
○大野幸一君 もう一點ちよつと伺いたいのですが、費用負擔者が二人ある時には、この立法趣旨から言つて、いわゆる眞正連帶債務として費用負擔者に對して請求するという、こういう場合、それからその内部關係、或はその割合に差等があつても被害者を保護する意味から、双方に對して全部を各自に、いわゆる各自連帶債務として請求できるか。
故に強制疎開地の借地権者が戰災地の借地権者と同様に保護されなければならんことは申すまでもありません。然るにこの罹災都市借地借家臨時処理法は戰災地の借地権については、これを借地権として保護するに拘わらず、強制疎開地の借地権については、これを消滅したものとして、何らの保護を加えないという実情であります。これは誠に公平を失した不合理の処置と申さなければなりません。