1948-06-26 第2回国会 参議院 労働委員会 第14号
(三)、外部團体の所内出入の最も著しかつたのは、四月二十三、四、五日の三日間であつて、その間は約二十人前後の應援隊が滯留又は宿泊し、組合の称する非常警備体制につき、物々しい情景であつた。(四)、四月二十八日には、外部團体は連合して東寶撮影所共同防衞委員会を結成し、その代表は北岡所長に会見し決議文を提示した。
(三)、外部團体の所内出入の最も著しかつたのは、四月二十三、四、五日の三日間であつて、その間は約二十人前後の應援隊が滯留又は宿泊し、組合の称する非常警備体制につき、物々しい情景であつた。(四)、四月二十八日には、外部團体は連合して東寶撮影所共同防衞委員会を結成し、その代表は北岡所長に会見し決議文を提示した。
○高津委員 日本学術会議法案を作るときは、学術体制刷新委員会に諮問し、その答申をそのまま立法化したというくらいに民主的にやり、また教育基本法の場合も同樣であつた。しかるにこの法案に関しては、教科用図書委員会の要綱のみの建議に基いて、法案を作つたというのは、おかしいではないか。
そういう観点から、野溝大臣といたしましても、今日の地方の窮迫いたしておりまする地方國体の財政に、何とか二十三年度にやつていけるような見透しのつきますように、さらにどうか御努力を願つて、そうしてただいた問題になつておりまするこの問題を、速やかに善処されて、そうして食糧増産その他に欣然進み得るような体制に、さらに一般と御奮闘あらんことを切望いたしまして、一應打切りにいたします。
農業経営の基礎條件を整えず、現下のきわめて農民に不利なる供出体制下に、單なる懸声のみによつて民主化をはかろうとする政府のやり方は、まさに木によつて魚を求むるの類でなくて何でありましようか。 労働力の無限の投下によつて土地の生産力を高めようとする方法は、農民を奴隷の境地に陥れ、農村を無知蒙昧の世界に縛るものであります。
それから第五十五条の予算関係がありますが、これはとにかく我々が從來から主張しておるように、全額國庫負担の建前で行わなければ、私は教育委員会が本当に画期的な法律でありながら、ただ旧体制に結びついて、縁がつながつていて、どうしても拔け切れないのは、ここだと思つておる。この予算の点にはすつきりしないものがある。
それで地方財政委員会では、このような消化難ということも一つありますが、もう一つにはまつたく預金部に依存した中央集権的な金融体制では、いつまで経つても地方自主化の面が、起債の点から崩れていくということからいたしまして、地方團体中央金庫を設立して、地方團体が打つて一丸となり、特別の金を借りる機関ともいうべき機関を創設して、これによつて消化していけば起債の消化ということもたやすいであろうし、またそれと同時
それから次に日本の將來は——これも見解の相違になるかもしれませんが、食糧だけは自給体制を進めたい、こう思うのでありまして、それには將來有畜農業が重大である。現に日本では、その農家の七割がまだ鶏一羽も飼つていないという貧農であります。そういう方面での貧農であります。
それは私がお聽きしたのは、そういうふうに実際には種々の形の民主團体において税務署と協力してやろうとする体制が出て來ると思うのです。そういうものが出て來たときにこれを非合法だと称して潰してしまうという氣なのか、それともそれが効果があるというふうな点が見えたら、効果があるということがはつきり分つておる場合には、これを大体既存の事実として一應認めて置くというふうになされるのか、どちらか。
われわれとしてもこういう言葉をこの法案において使わないで済むことが望ましいと思いますけれども、過去にそういう不当な支配があつたということと、法律はやはり何といつてもただ理想的であるばかりでなく、時代の反映なんですから、日本の今の教育基本法にしても、まだできたばかりで、これから実がはいつてほんとうの民主主義体制が確立されなければならぬ、そういう過程にある。
○政府委員(山添利作君) 先程も申しますように末端の配給機関といたしましては、協同組合あり、又商人の方あり、いずれも自由にどちらの方にでも流せるような体制のものでなければならんのでありまして、その意味から申しますれば、この農業協同組合の連合体を以て当てるということは制約を受けることになるわけでありまして適当でない、全國的なものができましても、そちらの方にこの仕事を持つて行くという考えは、只今持つておりませんのであります
民主的な経済体制のもとにおきまして、事業者團体の活動範囲というものを法律をもつて明らかにいたし、その將來の活動方面を周知させるということはまさに刻下の要請に副うゆえんでありまして、本法案の登場を促しました理由も、主としてここに存するのであります。
らすような方法をとらなければならんということはお説の通りでありまして、渉外関係とか或いは新たな梅上保安の問題とか、その他経済秩序確立のために必要な人員というような、段々かような時代的な一つの関係を持つて起つて來たものもあり、全体として見るというと、誠に矛盾した結果が現われておるのでありまして、この点は削るべきものは削り、止むを得ずこれをやることが必要と思うものは、殖やすべきものは殖やすというような体制
私はこういう労働者の自主的な協力体制なくしては、日本の経済再建は絶対できないと思う。また外資が導入されました場合におきましても、そういう労働者側の経済再建に対する自主的な協力体制がなければ、せつかく導入された資本も十分効率を上げることはできない。
経済復興会議、その他の会議において、近來何か多少のごたごたが起つているということは、新聞で見ておりますが、一日も早くかようなごたごたが收まつて、互いに協力して生産増強に邁進する体制が整うことを希望しておるわけであります。
一つの過渡期でありますからいたし方ないのでございますが、大体自治体を確立するということは、自主自存、いわゆるその自治体が自給自足ができるという経済体制を整えなければ、ほんとうの自治体の確立はできないのであります。
畜産は畜産で進み、農業は農業で進むという体制では、將來の畜産は大きくなり得ないというような建前から、畜産局と農産の関係の局とを合体しまして、いわば農産局、つまり農産といいますけれども、農畜産を含んだ意味の畜産でありますから、農業生産局というもにのに統合したらどうかという意見が強く出てまいつたのであります。
政府のお言葉を借りて申しますならば、ただに財政收支の数字的均衡に止めることなく、安定せる物價と、安定せる実質賃金を通じて、経済再建に向う國民経済の合理的体制を確立する一應の構想を得て、ここにその編成を見た、こう言われておりますが、本予算の正体とはまさにかかるものであのである。これに対する藏相の御所見を承りたいと思います。
尚この定員外の人間が予算人員をオーヴアーいたしましたことにつきましては、これはこういう事情がありますので、御了承願いたいと思うのでありますが、御承知のごとく、労働基準法が施行になりまして、或いは週体制、或いは八時間勤務制、或いは女子の生理休暇というようなことのために、労働基準法に違反することはできない。
そのために政府も全國の科学者も種々研究をいたしたのでありますが、文部省といたしましても、改組準備委員会を設け、これが檢討をいたしておりましたが、諸種の事情によりまして、科学者みずからの総意に基いてやることが最も重要であると思はれましたので、昨年八月新たに学術体制刷新委員会が発足し、全國科学者中より百八名の委員をあげ、七箇月にわたり愼重審議を続けてまいつたわけであります。
從來わが國の学界を顧みますと、個々の研究においては、すぐれた成果が必ずしも少いとは言えないにかかわらず、その有機的、統一的発達が十分でなく、全科学者が一致協力して現下の危機を救い、さらに科学永遠の進歩に寄與し得るような体制を欠いていたことは、科学者自らによつて指摘せられていたところであります。
○中西功君 この鉄鋼関係だけが特別であつて、その他は特殊な状態だというようなお話でありますが、これは私の考えておる根本は、たとえ物價をいくらいじつても、結局企業が赤字であり、そのため経営が苦しいということの根本は、單にそういう價格がどうだこうだということよりも、もつと根本的に日本の現在の経済体制、或いは政府が採つておる経済政策がいいか悪いかということに帰着するところから起つてくるのであります。
殊に増加財産税を國家に吸收することをするか、しないかということをお尋ねになつたのでありますが、これはまだ十分に研究はいたしておりませんけれども、現下の実状で生産活動を阻害するような、或いは生産意欲を甚しく害するようなことをすることは、今漸く企業が軌道に乗り、或いはこれから企業整備を断行して新らしい体制を整えようとするときに果たしてどうであるか。この点については重大な疑問を持つております。
民主的な経済体制のもとにおきまして、事業者団体の活動の範囲というものを、法律を以て明示いたし、その將來の活動方向を周知させますことはまさに刻下の要請に副うゆえんでありまして、本法案の登場を促しました理由も、主としてここにあるのであります。