1947-11-12 第1回国会 参議院 本会議 第50号
又人間の身体に譬えればアキレス腱であるのじやないかと私は考えるのでありますが、この重要な問題を何とかして有用に取上げて頂きたい。これは一つは、中に入つておる者を改善する方法としての作用を兼ねるものであります。
又人間の身体に譬えればアキレス腱であるのじやないかと私は考えるのでありますが、この重要な問題を何とかして有用に取上げて頂きたい。これは一つは、中に入つておる者を改善する方法としての作用を兼ねるものであります。
それにもかかわらずすべてのマル公政策、また統制経済が、何と申しましても人間のつけるマル公であり、人間の統制する経済でありますので、全幅的に國民の期待される通りの統制が行われておるとは断言できないのでありまするし、さらに統制経済そのものが人情に反する点の多々あることはいかんともしがたい現状であります。
酒と人間とはどうしても断ち切ることのできない問題であります。これはいかにしても断ち切れない。そこに裏口から頼まれるままに悪いとは知りつつも売る。こうした實際に取締ることのできないものこそ速やかに政府はその實情を話され、熱意をもつてその交渉にあたられるべきであろうと私は考えるのであります。
それから人間の數が、當初豫算の際には十三萬八千人を計上しておつたのでありますが、今囘におきましては、更に四萬八千人を増加いたしまして、十八萬六千人という數になつておるわけであります。即ち現在人員は、常傭者十八萬六千人というものが、進駐軍の各種の關係において使われているというふうに御了解願いたいのであります。
現在の程度では——非常にこれが廣範團に取扱われていますが、ポストでも自分の家の前に掲げて、皆がその人特有の切手かまた現金を添えてポストに入れて、それを取扱うということになれば、郵便かも知れませんが、現在飛脚屋を使いますのは、小包よりも確かであつて、殊に大多數の場合は、その依頼主の意圖を人間として受けていつて、物を届けると同時に、ある程度の商談を果してくれるとか、その他の依頼事項もここに果してくれるということで
○政府委員(冨吉榮二君) 只今お述べになりましたいわゆる不公平なる處置、等しからざるを憂うるという、この思想は、これは人間の心理として極めて當然なことでございまして、この及ぼす結果は非常に重大であると考えまするので、お申し出での通りにできるだけ公平を期するために努力いたしたい、こう考えておるのでございます。
それを支給しますのは、留守宅渡しをしますが、毎月実は支給するのがいいと思いますけれども、これに担当します人間の手の関係もございますし、又送ります経費の問題も実はあるのであります。経費と申しますと、非常に小さいようでございますけれども、最近の郵便料、それから用紙類その他を考えますと、沢山の数になりますと可なりの金額になります。為替、書留料を加えますと可なりの金額になるのであります。
○星野芳樹君 今のお話で、こういう例は如何ですか、七月に遡つて支給されるわけですね、そうすると最近帰つた人間というものは、帰るまでの間は、手当が七月から與えられるわけですか。
敗戰日本に殘されました唯一の資産は、八千萬に近い人間だけでありまして、しかもこの生産要因といたしましては、この豐富な勞働力以外にはないと言つても過言ではないと思うのであります。この勞力を生かすという面において、十分に考えなければならぬ。
千八百圓ベースでやつていけないということは、天下周知の事實でありまして、だれ一人としてこれでやつていけるという人間はないのであります。これでやつていきますと、やはり判事さんのように死ななければならぬということになるわけであります。すべての人間が死んでしまえということを、この千八百圓ベースでつくられておる豫算をもつて國民に強要しておる。
そうすればどうしたらそれができるのか、これはいろいろの方法があろうと考えますが、私は今日何十萬種という種類についてマル公を制定し、これを嚴重に統制しようといたしましても、人間の智慧、人間の力では、非常に困難であつて、容易にこれは實現しがたい。極端に申せば、國民の一人々々に警官をつけなければ事實できないというような結果になるのじやないかと思うのであります。
日本は敗けたのであるから、特に軍人であるからといつて厚遇はできないとは思いますが、やはり人間としての、あるいは家族としての最低生活を保障するということは、これは憲法でも保障されているのであります。この軍人あるい未復員者の人々が一般の國民よりきわめて惡い待遇にあるということは、私は考えようによつては憲法にも反する措置でないかと考える次第であります。
○平井(富)政府委員 生産協議會の代理の點でありますが、この代理者が外部の炭鑛從業者以外の人間が代理者として出席するというようなことは、生産協議會の制度からみて、不適當であると考えております。委員自體は、その炭鑛の從業者から選ばなければならぬということが、はつきり規定されておりますので、代理者も當然そういう運用にされるものと考えております。
むしろ極端に言えば、水産局の一部の人間が丸でサボタージユをやつておるのじやないかとしか我々には考えられない點がある。そういうことを現に相當一部の人の中には強く主張しておる。そういうような状態にあることは止むを得ないのだ。又我々としては手がつかないのだといつたような態度に常任委員會があるということも、常任委員會としては怪しからんあり方じやないかと思う。
水産廳だつて、こんなに長い間我々專門にこれで生きて來た人間がこの強い叫びを、こういうふうに大變革をやることを要する時に、水産廳の問題がまだもつと低調に取扱われるということは、私は甚だ遺憾だと思つております。これは何としてもこの際に水産廳を作つて頂きたい。私は連合軍、軍政部は必ずや國民の切な要求を容れて呉れると思う。
これを擴張いたしまして、死亡以外に疾病又は傷害、人間で言えば醫療保險であります。これを行いますと同時に、出産の保險もいたす、この出産といいますのは、流産或いは生れた子供で、これが一人前の家畜保險につけるに至る年齢に達しない間の、小さい間の保險、これを含んでおるわけであります。尤もこの出産に關する保險は牛と馬に限るのであります。
それでこういういろいろな補助費が來ると、積んでおいて、村長がたとえば農業會長と村長と同一人であつても、別な人間であつても、妥協してしまつて、村會議員の會合の場合に交際費として流用されたり、農業會の理事會等で飯を食べたりするときの費用にしたりする弊害が確かにありましたが、そういう點を總合的に一まとめにして、この保險機關を通じて補助費が配分されることになれば、確實に個々の農家の再生産に直接役立つことになつて
責任を國民一般に轉稼されるようでありますが、國民は片山首相の仰せの通りに協力して、國の再建にあたろうという氣持はもつているのでございますが、人間は生き物でありまして、生を保つためには、やむを得ず政府のおきてに背かたければならないことになると思います。そういう時期が到來したときに、言葉を左右しても間に合わないのであります。
その點人間の最も重大なものを決定するのに、單に政令とかいうようなものをもつて、これを行つておるということは、明らかに憲法違反であると、私は考えるのであります。これは違反であると同時に、無效である。こう考えるのでありますが、首相の所見を伺いたいのであります。
又大臣もちよつと觸れておられましたが、人間の問題につきまして、一般の企業の方針なり民業の方針というものが、遞信省や鐵道の現業まで直ぐに又その儘持つて行くということもこれは不合理であることは明瞭であります。
○鈴木直人君 只今の御説明によりまして、素人の一般の人の納得できるような感もするのでありますが、大體において遲延の理由は、制度、或いは機械設備とか施設、そういうふうなものが戰爭によつて破壊されてまだ復舊をしない、その結果止むを得ずこういうような状態になつておるものではないかという考え方、更にもう一つは、運營の點において、遞信省内において執務をされておる方々、いわゆる人間の働き工合とか精神の持ち工合というような
○楠見義男君 段々統制の範圍を擴げて行かれる場合に、そういうふうに月二萬トン、年間二十四萬トン、或いは石炭、コークスとかいろいろ取扱いの物資が殖えて來るわけでありますが、その反面から行くと、これに從事する人間は大體移動がないと思うのですが、そういうふうになつて來ると、取扱い物資というか、その數量が多くなれば多くなるだけ、トン當りのコストというものが安くなつて來ると思うが、その點をどういうふうになるかお
地主側の猛烈な運動があつて、宗務廳の方ではその人間を處分するのに、宗法の中にはそういう明文がなかつたので、第五百七十九條の左記各號の一に該當するものは六箇月以上一年未満の分限停止に處するという九號までしかないものに、一項目殖やして處分をしておるのであります。しかもその宗法なるものは、去年の十二月に發表されたもので、金子文榮氏を處分するために新たに附け加えたことは言うまでもないのであります。
そうして文科出の生徒というものは、どちらかといえば理科的な知識に乏しく、理科出身の生徒は、どちらかといえば文科的な教養に乏しく畫一的な人間の教育の弊に陥りまして、全人格的な人間、總合的人間教育に缺けていたと思われるのでありますが、今囘の改革によりまして、今後は理科と文科とをあくまで存置されるのでありますか、それともそれを廃止して、一貫した一つの總合的な教育をされるのでありますか、その點につきまして御質問
俺たちはもう忘れられた人間かと、すべての人たちが深刻な精神的不安に陷り、大きな疑惑を持つているとのことでございます。又一方留守家族、特に子供たちには、なぜ自分たちの父や兄は帰して貰えないのかとの不満から、逆に純眞な心に自暴自棄的な念さえ起つておるのでございます。そうしたことを聞かされるのでございます。何という恐ろしいことでございましよう。
こういう團體の數がわかり、人間の數がわかつているのに、政府は斷固として取締らないのか。淺草あたりでは、芝山組であるとか、あるいは松田組とか、そういう博徒、不良、テキ屋、そういうものの親分が、依然として羽振りをきかしまして、その子分、子方が、まじめな商店を脅かして横暴を働いておる。その庇護のもとにある者は、禁制品を大道で公然と賣つておるのであります。
そうすると、學科以上に、人間價値として、このスポーツを取入れることは、文教上誠に考うべきことであります。或る學校におきましては、學科の方も共々に成績と並行して進めつつあることを聞いて、頼もしい限りと思いました。併しともすれば、選手が或いは無理が起り、過度に陥ることなしとしない場合がありますので、文教における體育方面としての考慮を要すべきことであると存じます。
のために豫算を殖やして貰いたいというので、大いなる怒涛のごとき一つの背景があるし、その上に參衆兩院の文教委員のバツクがあるし、尚閣内においては閣僚諸君が積極的にこれを支援してくれるというような強さがあるならば、何らその間一點の弱體はないわけでありますから、一層の御奮發を願つて、是非内示が單なる内示であろうとも、お役所から頂く内示はもうこれはきつと實現せられるであろうということを豫想するのは、これは人間
こういう意味におきまして只今も御示唆あつたように、私共當局といたしましては、客觀的な制度と物的な設備のできるだけ十分な完成に努力いたしますと共に、教育の中心は制度や設備ではなく人間でありますので、先生と子供とがこの事態を正しく辨えながら窮乏の間に、場合によつては二部教授三部教授も忍びながらこの困難な教育を達成して行くという決意を持つて頂きたいと心から念じておる次第であります。
或いは労働基準法拘束八時間制度によりまして、人間の殖えるということは止むを得んといたしましても、現在の状態において果して人員がこれでいいのかどうか、國民に納得させるということについては、これに対するところの十分の説明を求めんければならん。これを國際的に見ましたならば、アメリカにおいては一キロ二人半、即ち日本の十分の一以下であります。