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18653件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1948-11-26 第3回国会 参議院 労働委員会 第7号

即ちこの憲法保障する基本的な人権は、永久に侵すことのできない権利として、國民がこれを享受し得るとかように明記されておりまして、あらゆる権利保障をしておるのでありまするが、更に憲法二十七條におきましても、勤労者権利は明確にこれを保障し、二十八條に至りましては、これはもう今日まで労働委員の皆さんがよくお聞きの通りに、團結権團体交渉権、更に團体行動に関する権利は、勤労階級明権保障されておるのであります

土橋一吉

1948-11-26 第3回国会 衆議院 労働委員会 第9号

しかもその労働者の大会というのは、労働者基本的な人権を擁護するための要請をもつて催され、しかもその基本人権の中の、特に生活権の問題を労働者が確保せんがために集合いたした会でありまして、そのような会が官憲の一方的な見解によつて蹂躪し盡されて、しかもその上になおかつ数十名の流血の惨を結果したというようなことは、何としても見のがすことのできない不祥事であると考えるのであります。

中原健次

1948-11-26 第3回国会 衆議院 労働委員会 第9号

辻井委員 これは本会議でも前委員会でもたびたび問題になつていることで、簡單にもう一度お尋ねしたいと思いますが、結局マ書簡によつて、一方的に公務員であるからというので、その基本的な人権制限するだけではいけないのであつて、そのためには政府公務員福祉幸福のために十分な手段をはからなければならぬのであります。

辻井民之助

1948-11-26 第3回国会 衆議院 本会議 第21号

右決議する  民主主義原則に基く基本人権確立の点よりいたしましても、はたまた憲法第二十五條、國家が健康にして文化的な最低限度生活保障する点よりいたしましても、あるいはまた國の生産を増強し、祖國を再建する点よりいたしましても、國民厚生医療に万全を期することは、國家のため緊急の事柄であります。

榊原亨

1948-11-25 第3回国会 衆議院 労働委員会 第8号

要するになるべくこの企業に從事しておる労働者の、労働者としての基本的な人権を認めるためには、これは國の企業から引離さなければならぬという立場から引離された。しかるにその結果といえば、やはり公共利益のためにという理由で、一般公務員とほとんどかわらぬ扱いを受けてるということになるのであつて、これはまつたくこの企業を切離す基本的な精神にも反しておるのではないか。

辻井民之助

1948-11-25 第3回国会 衆議院 労働委員会 第8号

それから今の單純労務や何かのものは、一應公務員法縛つて、そうして特別な措置をとるというようなお考えがあつて——まつたく憲法では團結権罷業権基本人権として認めている、從つてこれをいわゆる公共福祉のために制限しなければならぬとしても、憲法で認めている以上は、軽々しくそれを制限すべきではもちろんないと思います。

辻井民之助

1948-11-25 第3回国会 衆議院 人事委員会 第10号

全体の奉仕者であるがゆえに部分として個人人権は、決して侵害されるものではありません。民主憲法においては、個人人権が基礎になつて、その上に全体の奉仕者としての調和を保つというところに本質がなければならぬ。でありますから今のお考えでこのことをきめるならば、これは理論的に申しましても、フアシヨ的な思想の再現であると断定して差支えない。

菊川忠雄

1948-11-25 第3回国会 参議院 人事・労働連合委員会 第9号

併し今おつしやいましたことにも、又少し不満がございまして、勿論身分やその他のことも規定はしておりますけれども、より重要な基本人権などに対しての問題が少しもこれに考えられていないということを私はつきりしたいことと、私のお聞きいたしたいのはこういうものができまして、これに一般労働運動なり労働組合を右へならえさせられるようなお考えが、総理のお言葉の中に感じられたものですから、その点に対して総理お答えをはつきり

赤松常子

1948-11-25 第3回国会 参議院 人事・労働連合委員会 第9号

故にお話のように、根本的基本人権でありますか、基本人権を害するじやないかというお考えは、私として多少議論がありますので、同じ國民の間にも特殊の地位伴なつ権利制限せられ、或いは義務付けられることは考えられることであつて、これは必ずしも基本人権思想と矛盾しておるのではないのではないか、こう私は考えます。この点については……。

吉田茂

1948-11-25 第3回国会 衆議院 本会議 第20号

ですから、政府としては、この予防接種法に対して、人権尊重意味において、この保障規定を設けるかどうかということをお尋ねするわけであります。  なお、これは予防注射とは関係はございませんが、先日帝大の病院で、梅毒の患者が輸血をして、それによつて大勢の人が感染をしておるという事実がある。ですから、こういうふうな場合にも、政府は責任を感じなければならぬと思う。

太田典禮

1948-11-25 第3回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号

今日見るように、労働者基本人権というものを剥奪して置いて、そうして労働者行動に対して、或いは統制を加えようとするような國家公務員残の通過を急いでおりますが、他面にねいて、これらの公務員に対して生活保障、そうして眞に安心して、その身心を保ち得るような給與というものに針して政府は何らかの誠意を示してお広ない。

木下源吾

1948-11-25 第3回国会 参議院 厚生委員会 第5号

よかろうけれどもが、そんなどころではない、人権尊重から申して……。ただ一人の生命でも全世界にさえ代えられるものではない。そういう大切な人間をそう粗末に扱つて、それは医者精神病者と診断したから、我々は医者を信頼したのだと、こういう強弁をしておる。そういう強弁が世の中に成立つものかどうか。我々はその点において、大阪市の我々に対する答弁の仕方は極めて不誠意であるということを指摘せざるを得ない。

中平常太郎

1948-11-24 第3回国会 参議院 議院運営委員会 第14号

予算が本当に組めないならば、こういう処置をとるのである、いつごろまでに予算ができるから、これは第四國会にいつごろ出せるという言明がない限り、我々が決議案を出した趣旨からも、亦我々の議員としての良識から考えても、この公務員法に対して、私劈頭質問の折に申しましたようにこの公務員法の実践によつては、とにかく既得権制限する点が多い、又基本人権を侵害することが多い。

門屋盛一

1948-11-24 第3回国会 衆議院 人事委員会 第9号

その手続がいわば法律にかわる非常に重大なものであつて基本的な人権をここでもまた制限するという結果になる。こういうことを考えてみると、私どもとしましては、先ほど菊川君の言いましたように、人事院規則の中で重要なものは、法律をもつとこれを定めるという趣旨を私どもあ主張しておるのであります。

松澤兼人

1948-11-24 第3回国会 衆議院 人事委員会 第9号

ただいま九十八條その他の点において、相当労働者基本人権に関する部分は、ある程度具体的に、明確に規定しているつもりであるということであります。しかし私どもから見ますと、そういうふうな考え方で、簡單労働者團体交渉権利などをお扱いなさるところのお考えが危險だ、こう言うのであります。と申しますのは、この附則第十六條には明瞭に、從來の労働三法及び船員法はこれを適用しない、こうなつている。

菊川忠雄

1948-11-24 第3回国会 衆議院 人事委員会 第9号

その部分は言うまでもなく、從來労働者が持つておるところの基本的な人権である團結権、あるいは團体交渉、その他團体行動に関する権利を、國家公務員なるがゆえに拘束する、制約を與えるという点が、主としてこの法案改正の要点になつておるのであります。これは非常に問題のある点になることは、今までの多くの論議の際に現われておる。

菊川忠雄

1948-11-24 第3回国会 参議院 人事・労働連合委員会 第8号

羽仁五郎君 去る二十日、本委員会の席上において私は同じ質問臨時人事委員長淺井清君にしたのですが、淺井君は明瞭に、基本人権公共福祉とは同じレベルのものだとは考えられません、基本人権は一段高いレベルにあるものだとお答えになりましたが、政府内部のこういうような意見の不一致はどうされますか。

羽仁五郎

1948-11-24 第3回国会 参議院 人事・労働連合委員会 第8号

基本人権は言うまでもなく最高のレベルのものです。公共福祉はそれよりもレベルの下つたものです。從つて正確に理論的に言うならば、公共福祉によつて制限することのできるのは基本人権そのものではない。基本人権の行使を公共福祉によつて制限されるということがあり得るに止まる。これは理論上の定説です。

羽仁五郎

1948-11-24 第3回国会 衆議院 労働委員会公聴会 第2号

ことにマツカーサー元帥書簡にも明らかでありますように、労働者福祉利益のために十分の措置を講じなければならぬということが、言われておるのでありますが、このことに対しては一向何らの考慮も拂われないで、ただひたすらにこのことを一つの口実として、労働階級既得権を侵害するような、あるいは労働階級基本人権を蹂躙するような法律をつくろうとしているこのことに対して、佐藤さんの御見解は、はたして爭議の原因

中原健次

1948-11-24 第3回国会 衆議院 労働委員会公聴会 第2号

秋田委員 そうしますと、これは憲法労働者基本人権を與えた。その原則本案趣旨は反する。しかしやむを得ず暫定的に、臨時的にこういう立法をする必要を認めるというお考えですと、この法案の効力について日限をつけたらいいというようなお考えがあるかどうか。そこまで実際問題として強くないのかどうか。そこらのあなたのお考えをお聞きしたい。

秋田大助

1948-11-24 第3回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号

千賀委員 坂東並び木村両君のお説は、これを軽々に議決をすれば、基本人権影響があるから、その点について注意を喚起するという意味であるのか、または本案に強く反対するという意味で言われるのか、そこのところが私ははつきりいたしませんが、もちろん個人基本人権尊重することも大事でありまするが、また多数の人の基本人権尊重することも大事である。

千賀康治

1948-11-24 第3回国会 衆議院 本会議 第19号

しかるに、官公吏その他公務員に対しては、この憲法保障する基本人権を、國家公務員法並び労働関係調整法等によつて、はなはだしく制限をいたしております。しかるに、今回政府が提案いたしました國家公務員法改正案並びに公共企業体労働関係法案によりますると、この制限をさらに極端に拡大強化せんとしておるのであります。  

辻井民之助

1948-11-24 第3回国会 参議院 運輸委員会 第6号

○証人(堀木鎌三君) 内村さんのお尋ねの、公共企業体労働関係法案で以て、何と申しますか、労働者基本的な人権と申しますか労働権に基くものが果して確保されておるかどうかというような問題になりますと、実は今日私の呼ばれました目的範囲外だと思いますが、ただ公共企業体労働関係法案というものにつきまして、私の率直な希望を申しますならば、この大きな点については、アメリカと同じように、鉄道從事員一つの労働関係

堀木鎌三

1948-11-24 第3回国会 参議院 運輸委員会 第6号

勤労者基本人権をそうやつて抑えて、而も又公共企業体労働関係法案、又その他いろいろの基準法あたりで護つておるものも相当制限を拡大しておるようです。こういうような関係で、この厖大な企業体が今後非常にスムースに、而も民主的に動いて行くであろうか、こういう点も私心配になつておるのですが、これに対する御所見を一つ承りたいのと、それから先程監理委員会の使命、目的が薄い。

内村清次