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18653件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1948-11-12 第3回国会 参議院 人事・労働連合委員会 第2号

只今本質論仰せになりましたが、誠に我々もその点は御同感に存ずる次第でございまして、國民基本人権というようなものを拘束いたしますることは、これを必要な最小限度に止むべきものだという考え方においては、誠に御同感の至りに存ずる次第でございます。從つて只今政令二百一号のごときもできるだけ速かにこれを廃止いたすべきものと考えております。

淺井清

1948-11-12 第3回国会 参議院 人事・労働連合委員会 第2号

この國家公務員法に対しまして、若干の憲法違反の問題が起つておるのでございますが、これにつきましては、この委員会でその箇條に参りますときに逐次御説明を申上げ、重ねての御質疑にも應じたいと心得ておりますが、只今労働委員長仰せになりました憲法二十八條基本人権の問題に関しましてお話が出ましたから、私共の見解を申述べさして頂きたいと存じます。

淺井清

1948-11-11 第3回国会 衆議院 本会議 第9号

拍手)もちろん、言論思想等基本人権擁護しなければなりません。しかし、わが國の民主主義は、このうぐいすの母親のような民主主義であつてはならない。民主主義には、崇高なる鬪爭宣言、自由を守る鬪爭宣言が含まれておるだろうと思うのであります。最近の世界情勢及び東亞の形勢にかんがみて、この問題に関して吉田内閣はいかなる構想を持つておるか、その構想をお聞きしたいものであります。  

中曽根康弘

1948-11-11 第3回国会 参議院 議院運営委員会 第7号

併し結局はいずれにしても人権を正しく擁護し、又檢察庁檢察庁としての與えられたる職権を公正に適切に行使するように、これを守つて行くというのが我々の念願でありまするので、是非この議院運営委員会の各氏から、それぞれのご意見が出ましたので、十二分にこれらを御参案下さいまして、そうして第二回とこういうことがないのが願わしいことでありますが、絶対に、今回のごとく三回は開かずとも、十二分に公文書を以て我々が承諾

矢野酉雄

1948-11-11 第3回国会 参議院 議院運営委員会 第7号

折角この刑事訴訟法が革命的の人権擁護にかかつたものを、あれだけの苦労をしてですね。前回の第二國会で通過されてあるに拘わらず、これを四月まで延ばすという法案を出すというような実情においては、ますますこの檢察当局手落に対する、この際取調べて行く経過において、人権擁護ということが非常に困難なことになる。

門屋盛一

1948-11-10 第3回国会 衆議院 本会議 第8号

これはその先、芦田内閣が、いわゆるマ元帥書簡に対する解釈といたしまして、世評その書簡を、あるいは示唆と申し、あるいは勧告と申しておるにかかわらず、芦田内閣は、これを命令なりと解釈いたしまして、いわゆる八月危機に備えるとか申し、その立場から、あわただしくも政令二百一号を公布いたしまして、しかしてこの政令二百一号によりまして、わが國民に保障いたしておるはずの基本人権を根こそぎくつがえすかのごとき、いなむしろ

中原健次

1948-11-09 第3回国会 参議院 議院運営委員会 第5号

それに対する檢務長官のお答は任意出頭で呼出せば、こちらのつまり検察廰側内懐ろを見透されるという虞れがあるから呼べないというこういうお答えであつたが、これらは單に國会議員であるのみならず、一般人権尊重する点からいいましても、検察廰考え方は少し間違つておるんじやないかと思う。こう考えるのです。そういう点から考えましても、平野議員から提出されてある資料を書類で以て提出して貰いたい。  

門屋盛一

1948-09-13 第2回国会 参議院 司法委員会 閉会後第1号

尚本日お集まり願いましたのは、最近新聞紙上において非常に問題とされておるところ帝銀事件につきまして、新聞紙上に現われておるところによりますと、被疑者に対するところ人権擁護という問題が大きく巷間に唱えられておりますから、これらについて人権擁護立場から、本件につきまして当局からこの問題に対するところ事件経過を先ずお伺いいたしまして、それについて質疑をいたしたい、かように存じます。  

伊藤修

1948-09-13 第2回国会 参議院 司法委員会 閉会後第1号

檢務長官(木内曾益君) 人権擁護局長から先程どういうお話がありましたか、私は席におりませんのでしたので承知いたしませんが、私の申上げました趣旨は、この事件について詳しい報告は聽いてないから十分納得の行けるまでの御説明はできないのでありまするが、とにかく多少聽いておるところの範囲内におきましては、人権蹂躙ということはなかつたろうというふうに私は考えておるというお答えをしたわけであります。

木内曾益

1948-09-10 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 閉会後第1号

併し言論その他表現の自由は憲法上保障された國民基本人権であつて苟くも公共福祉に反しない限りは、これに対してはどのような制限もなし得ない、加え得ないと考えるのであります。この点では憲旧法規定では、法律を以てすれば、どのような言論その他表現の自届の制限をもなし得たという事態と非常に現在は趣を異にいたしておるのであります。

福永與一郎

1948-09-10 第2回国会 参議院 司法委員会資格審査不実記載に関する小委員会 閉会後第5号

檢事判事弁護人もその問題は重大だ重大だと言いながら、やる方は、僕を処罰する方は杜撰、ルーズなことをやつて僕のみ法廷で頑張るということは苟くも民主主義憲法下において私は人権蹂躙だと思う、而も被告人たりと雖も私は卑屈であつてはならん、被告人であつて法廷においては何も判事に恩惠的な判決を貰おうとか或いは檢事に少し色よい顔を使つて反対をやらない、そんなことを考えるならば三十年の運動はやらない。

平野力三

1948-09-10 第2回国会 参議院 司法委員会資格審査不実記載に関する小委員会 閉会後第5号

基本的には國民人権ということになつているから、刑事裁判権があるならば民事にも裁判権があるとして自分の資格を保全して貰いたい。若し民事について裁判権がないならば、刑事についても裁判権は同様ないのであるから、裁判権なきものの裁判は受けられない、こういう主張を三月四月五月上旬くらいまでに亘つて、延々裁判長に愬えたのえあります。

平野力三

1948-07-05 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第31号

併しながら実際それを書いて置くということは、当然のことを書いて置くことも差支ないじやないかと私は考えまして、丁度衆議院において修正をされます際に、そういう御意見もありましたので、むしろ我々の方から、それじやこの際に本法の各本條の規定を越えて、人権蹂躙亘つた場合には、刑法の罪を免れることができないんだということを、はつきり第九條を設けて明記をして貰つたらどうだろうということさえも申したのでありまするが

斎藤昇

1948-07-05 第2回国会 衆議院 司法委員会 第51号

村專門調査員 今議会に提出されました刑事訴訟法改正法律案は、公共福祉人権擁護目的とする重要な法律案でありますが、改正案は從来の三審制度を二審制度に改め、事実の審理は第一審限りとし、控訴審は事実の審理をなさないで、現行法上告審のように、書面審理をするにすぎないものになつております。

村教三

1948-07-05 第2回国会 衆議院 司法委員会 第51号

宮下政府委員 ただいまの陳情趣旨につきましては、いかに今回の改正刑事訴訟法案が、基本人権擁護に徹したりつぱなものであつても、その裁判所の人的、物的の施設の充実ということとにらみ合わせてない以上は、要するにただ單なる理想を追つた改正案であつて、現実においては、かえつて人権擁護する趣旨にはならないのではないか、十分なご審議を願いたいという趣旨陳情と拝承いたしたのでありまするが、この論議は当委員会

宮下明義

1948-07-05 第2回国会 参議院 本会議 第60号

(「その通り」と呼ぶ者あり)その惡法、善法であるということの批判をいたさなくして、忠実に実行するが故に、人権蹂躙が起つたということは明瞭なる事実であります。それ故に警察官に対しましては、正しき法律を與えなければなりません。(「その通り」と呼ぶ者あり 曲つたる定規を與えて正しい線を引けということは無理なことは明瞭であります。

松村眞一郎

1948-07-05 第2回国会 参議院 本会議 第60号

私はこの説明自体からいたしまして、私達の考えるのは、こういう濫用される人権を侵害されること自体を防ぐということが我々の務めである。いわゆる濫用されて後にそれを救済しようといたしましても、人権が一度侵害されました場合、これを救済する法というものは絶対にないわけであります。(「そうだ」と呼ぶ者あり、拍手損害賠償とか、その他の方法はありましても、これは金銭賠償です。

中村正雄

1948-07-05 第2回国会 衆議院 本会議 第79号

ロ、人身保護請求、ハ、刑事訴訟法改正法案、この中に、人権蹂躪事件につき裁判所が直接審判を開始する制度があります。――等により、きわめて効果的な制度が設けられているのに、さらに屋上屋を重ねて本制度を設ける必要があるかとの質問であります。  政府から、これらの点に対して次のような答弁がありました。

井伊誠一

1948-07-05 第2回国会 衆議院 本会議 第79号

これに対して政府より、軽犯罪法については、特に第四條を設けて、本法目的を超えてこれを濫用し、もつて人権蹂躪の問題を引起さぬように立法上のくふうをした、さらに全國の現地の公務員に通牒を発して、軽犯罪成立要件を明示して、警察官自由裁量に対して明確な基準を示した、また國民道徳が高揚し、公徳心が普及されれば、軽犯罪法規定の大部分はその必要がなくなるものと思うという答弁がありました。

井伊誠一

1948-07-03 第2回国会 衆議院 司法委員会 第49号

村專門調査員 この請願の要旨は、結婚生活を純潔に全うし、人権尊重を相互に保証し、合うために、万一、妻ある者夫ある者が姦通したる場合は、同罰の刑法を受けることにあります。  その理由といたしましては、さきに政府原案國会審議並びに公聽会は、新憲法の名と実に対し、眞の洞察を行うこと薄く、当時の激烈な自由解放の風潮に押されて、一挙に姦通の罰法を全廃されました。

村教三

1948-07-03 第2回国会 衆議院 本会議 第77号

以上の都道府縣知事の健康診断命令が濫用されるときは、基本人権蹂躪を招くおそれがありますので、知事の命令が違法であると考えたときには、裁判所命令の取消しの訴えを提起することができるようにしております  本法律案は、六月二十八日、本委員会に付託せられ、ただちに審議にはいつたのでありますが、その内容が公衆保健上きわめて重要なる点に鑑み、連日政府との間に熱心なる質疑應答が行われたのであります。

山崎岩男

1948-07-02 第2回国会 衆議院 司法委員会 第48号

あるいはまた本來の刑事訴訟法改正におきましても、どこまでも人権尊重していこう、こういう精神がすべての精神に現われておるのであります。われわれといたしましては、少年の指導の問題につきましては、刑罰法令に触れるものについては、ある程度やむを得ぬと思うのでありますが、刑罰法令に触れない少年につきましては、もつと温かい方法によつて保護したい、むろん家庭裁判所というものが、いろいろ今度民主化されます。

小島徳雄