1947-07-04 第1回国会 衆議院 本会議 第11号
つまり作文に終らぬ性質のものか、作文に終る方がほんとうの性質のものか、こういう二つをお尋ねいたすものでございます。 そこでまず第一に、民衆が不思議に思いましたことは、組閣にあたつて、大藏大臣は他党に讓つてしまう。そのあとには、どちらかというと、官僚としてもはや試驗済――あまりいい試驗済でもない人を連れてきて、官僚の古手を安本長官に備えつけた。
つまり作文に終らぬ性質のものか、作文に終る方がほんとうの性質のものか、こういう二つをお尋ねいたすものでございます。 そこでまず第一に、民衆が不思議に思いましたことは、組閣にあたつて、大藏大臣は他党に讓つてしまう。そのあとには、どちらかというと、官僚としてもはや試驗済――あまりいい試驗済でもない人を連れてきて、官僚の古手を安本長官に備えつけた。
最近特に中央官廳が地方に出先機関を設けたことは、主として二つの理由によるものと考えられます。すなわちその一つは、從來ややもすれば府縣割據主義の弊害が生じやすい。行政面、特に経済統制面におきまして、わが國現在の情勢からして考えますときは、全國的に統制のある活動を保たしめるためには、地方に直轄の機関を設置することも、事実やむを得ざるものがあることは認められます。
思うに経済の民主化の具体的條件は二つあると思います。その一つは官僚の独善的、権力的計画統制を絶対に排除すること、第二は危機突破、経済再建のための物質的、精神的負担を公正ならしめることであると思います。第一の統制の民主化は極めて重大であると思います。
(拍手)もう一つは、このいわゆる精神運動が民衆の、大衆の生活欲望を何か非常に間違つたもののように見て、而も一方に存在する社会的な不正を放置するような有樣の下に推進されたということ、この二つのことが、実はしばしば非常な勢で強調されたに拘わらず、國民を進んで馬鹿を見る國民としなかつたゆえんではないかと存じております。
その意味において二つは不可分であり、二つは並行して行かなければならない。斯樣に考えておるのであります。從つて精神運動は最も科学的でなければならないのであります。(拍手)又その國情に應じて、國民の考えておりまする心持を十分に忖度して、常識的でなければならないと思うのであります。飛び離れた運動で、國民から遊離するというようなことでは、眞に國民の心を掴むことができないと考えておるのであります。
今日の日本の経済を復興するためにはどうしても産業の合理化ということが必要であり、同時に労働者の生産性の昂揚ということが必要でありますが、この二つは共に並んで行かなければこの経済の危機を打破することは到底困難でございます。そこでこの産業の合理化に伴つて当然起ることは企業の整備であります。これを好むと好まざるとに拘わらず行わなければならないのであります。
この二つのものを併せつつ、新しい中学は教育を行うていく建前になつておるのであります。ただ、できてまだ日が短かいところから、十分にその趣旨が徹底いたさない点もありまするので、この点は將來大いに努力いたしたいと存じております。 第三の点は、義務教育を卒えた青年大衆に対する今後の教育はどうなるのであるかという問題であります。
ソ連地域における関係におきましては、今日の速度の現状におきまして、すなわち元の軍人軍属関係の約二万、一般の三万、加えて約三万が、毎月帰還の実情でありますが、この速度をもつて今後持続するといたしまするならば、さらに二つの冬を越さなければならぬということになり、まことに憂慮すべき状態にあるのであります。
○兼岩傳一君 私二つだけ申上げさせていただきたい。一つは今の歳費と旅費と手当の問題ですね。これをどうも今衆議院の模樣を聞いておりまするとなにか歳費などを、当然のものを当然に貰うというように書いてあつて、甚だ明朗でないものを感じます。そういう態度では私は民主主義時代の國会議員の態度において、いささか欠けているのではないか。
私どもは國家というものが組織社会である以上、社会連帶主義を基盤として、混乱を秩序に、鬪爭を友愛協力に変え、相対峙する二つの世界を一つの世界とすること、すなわち鬪爭なき協力社会の実現に力を注いできたのであります。(拍手)人間性の高貴さの保持、及び眞の文化國家建設への途は、ここに存すると信ずるがゆえであります。政治は政治だけでは救われない。
さらにまた法案の内容に関しまして、加藤君よりいろいろ御質問がございましたが、ただいまのところ、この法案の具体的内容につきましては、一一答弁することができないことを、きわめて遺憾に思うのでございまするが、大体この法案におきまして、一番中心になる点はどこにあるかと申し上げますると、ただいま加藤君の御指摘のように、管理の対象と、管理の方式と、この二つが、このたびの法案の大きな眼目になると思うのでございます
(拍手)この課税につきましては、すでに大藏省におきましては、人員の増加と質の向上という二つの点を考えております。すなわち人員を相当量増加いたし、さらに税務署のごときものも、相当増加をいたしますと同時に、廣く人材を集めまして、税務官吏として訓練をいたし、そして十分実をあげたいと思うのであります。
第一番目の生産の量を増すためには、基礎的な生産資財の重点的な増産と輸出の振興という二つの方策を中心として考えております。我が國の経済回復を、できるだけ自力によつて図りまするためには、先ず國内にありまする生産資源を余すところなく活用するのが当然でありまして、その重点は、食糧はもとより、他の物資の生産の前提になる基礎的な生産資材に向けられなければなりません。
第一に、生産の量を増しますためには、基礎的な生産資材の重点的な増産と輸出の振興という二つの方策を中心として考えております。わが國の経済回復をできるだけ自力によつてはかりまするためには、まず國内にありまする生産資源を、余すところなく活用するのが当然であり、その重点は、食糧はもとより他の物資の生産の前提になりまする基礎的な生産資材に向けられなければなりません。
從つて私は民主的なものでなければいけないという内容として二つの内容を要求したいと思います。 一つは総ての議員がその事実、問題のあり箇所を知つており直接間接それに参與しておつて、そうして問題が決せられるという形、それから國民の前に常に必ずそのいきさつが公然と知らされるということ。
これに関連して今ここにあとの問題が出て來るわけでありますけれども、問題が二つあるわけです。この手続の問題をどうするかという問題と、今度具体的にここに出て來た問題をどうするか。或いは線をどこに引くか、あなたの言われるように、どこで実質的の統御をするかという問題になつて來るんだろうと思います。この取扱の形式的の手続については別に御異議はありませんか。
○佐藤尚武君 今の説明では分りませんが、二つ目のことをもう一度御説明願いたい。國会議員でそれに選出されないとも限らないということは、それはどういうふうに……。
この自由討議におきましては二つの場合を予想いたしておるのでありまして、全然自由討議の内容を決めませんで、重要な國政につきまして自由に意見を開陳し、又は質問することがだきる、そういう自由討議を開くこともありまするし、更に又一定の問題を決めまして、それについて討論をするという自由討議の形式もある。その二つの場合につきましてこの修正案の百四十六條と百四十七條において規定いたしておるのであります。
大体この委員会の分類で見ますと、他に内閣の委員会のごときものが、一つなり、二つくらい追加されていいのではないかと思う。それがございませんために、大分御無理をしている点があるように思われます。
ところがこの各常任委員の所管事項をわけまする際には、御承知のように、一番最初問題になりましたのが、各省別の常任委員会を設けるがよろしいか、事項そのものを拾つた常任委員会を設けるがよろしいかという二つの思想がございまして、各省別が一番簡單で結構なんでございますが、各省別にいたしますると、各省の廃合あるいは分離というようなことがあるたびに、この規則をかえていかなければならぬ。
○赤松委員 私は大体二つの点でお伺いしたいのですが、第一は、議会運営委員会と各派交渉会との関係が、どうなるのであるか。この衆議院規則案立案の際に、これが十分に議論されたかどうか。第二点は、閣僚及び政務官と常任委員との関係でありまするが、この点につきましても、第一点と同樣な意味におきまして、提案者に御質問いたしたいと思います。