1954-05-17 第19回国会 参議院 内閣委員会 第36号
官房長官を呼んで云々というのは、これは議院運営委員会の問題で、我々としてはこれは与野党という立場はなくて、参議院の一つの委員会として、参議院の本日の院の運営方針が緊急質問を終了して、然るのちに内閣委員会に吉田総理が出席して委員会を開会するという基本の運営を各党の代表の議院運営委員会できめたわけですから、その通りにこの内閣委員会を運営せざるを得ないと思う。
官房長官を呼んで云々というのは、これは議院運営委員会の問題で、我々としてはこれは与野党という立場はなくて、参議院の一つの委員会として、参議院の本日の院の運営方針が緊急質問を終了して、然るのちに内閣委員会に吉田総理が出席して委員会を開会するという基本の運営を各党の代表の議院運営委員会できめたわけですから、その通りにこの内閣委員会を運営せざるを得ないと思う。
今度の国会に提案されました法案は、現在政府提出法案だけでも実に百七十九件の多きに達しているのでありますが、これら多数の法案のうちで、いわゆる教育二法案ほど天下の視聴を集め、与野党の間に熱心な白熱的な論議が展開されたものはその例をみないと思うのであります。何が故にこの法案がしかく全国民的関心の的となつたのでありましようか。
やむを得ないだろうというので、与野党ともこれを了承しておるような状態でありました。その後、この前例があるということによりまして、岩本副議長の場合に二回ばかり行われておりますが、このことは前例をたてにとりまして、悪い意味におけるところのあかつき国会というものが開かれたのであります。われわれは、このようなあかつき国会をやるということは、できるだけ避けなければならないと思う。
○坪川委員 わが党といたしましては、本件の取扱いにつきましては、すでに山本君並びに土井君からおつしやつた通り、本日の本会議において終了するよう、与野党通じてこれは一致した意見であります。しかし、万々一本日終了せざる場合には、明日午前零時五分より本会議を開く。ただちに本会議を招集されんことを希望いたします。
これは要するに、参議院は与野党が伯仲しておるという関係、あるいは参議院に法律案が送付せられておるという関係から、あるいは参議院を重視しておられるかもしれないけれども、少くともここしばらくの吉田首相の衆議院に対する態度というものは、重要法案についてはほとんど出たことがない。私の記憶する限り、衆議院にはほとんど出ておらない。そういう衆議院をばかにしたような態度は、私どもは容認することはできない。
そういう意味で質問申上げておるので、与野党というような立場で申上げる立場に立てば、私たちは会期延長反対論で、討論の段階で申しますが、院の立場として、皆さん方の会派の責任上どうするのか。どういうめどと、どういう予想をもつておられるのか、端的にお伺いしたい。
私は与野党の駈引で法案審議がどうこうなるとか、政府側の出席が悪くて法案審議がどうこうなるとかという、現実の問題が加味せられて会期延長等が行われるというようなことを、それは現実の問題として認めます。
大いに協力してやつて行きたいと思うので、従来、休の日には熱海の高級旅館の前には高級自動車がずらりと列をなすとか、或いは赤坂や柳橋等の待合の前に高級自動車、而も官庁用の高級自動車がナンバーに布を被せて列をなしておるというような非難に対しまして、この際、これは本当に与野党を問わず、率直に応えなければならん。
○菅家委員長 これは、改進党からそういう申出がありますが、今まで取扱つた先例等もありますし、内閣の不信任案のごときは最も重要であると思いますので、従来のルールを乱すようなことでなく、いついかなる場合でも正正堂々と与野党が決戦をすべき性質のものでありますから、従来の取扱いからあまり離れた取扱いをすることは、将来に非常に悪例を残すと思いますから、今の園田君の御意見もまことにごもつともと思いますが、今日出
その他の点につきましては、与野党の各位とも今日まで幾たびか小委員会、懇談会等で完全に意見の一致を見ておりますので、その点はこの際申し上げることを省略をいたします。 以上非常に簡単でございますが私どもの立場を申し述べて本件に賛意を表するものでございます。
私は何も与野党の立場で考えておるのじやない。議員として、こういう重要な問題にぶち当つて、少くとも国民も納得し、また再びこれが問題にならぬように、ここで十分な審議をしておきませんと、参議院に行つて、またこれが問題になり、両院協議会となつた場合、一体衆議院の面目はどうなるのです。この点委員長は慎重にひとつお考え願いたい。
当大蔵委員会は、先般も本員が申し上げましたごとくに、与野党の議員双方ともに、いわゆる正しい理解と協力の精神のもとに、非常に円満に本日まで参つたの募ります。
そこでしばしば先ほど来要求してみたのであるが、当該委員長としては、これは与野党を国力たいで、きよう上程するということにして、そういうことを知らなかつたから急いでやつたということで、それじやいま少し委員会で審議をやるのだつたというようなことを言われましたが、そういう建前上、やつてくれという当該委員会の要請なんです。そうでなければ、むろん今の井手君のお話の通りなんです。
先ほど来それらの経緯を聞きますと、そういう意味において与野党が急いでこれを本日上程するという意図のもとに審議を進めたということであります。その一点を御了承を得たい、こういう意味であります。今の御意見は、一々どの点も反駁する余地はありません。左派の御主張も同様であります。ひとつそういう意味において、採決ということのないように、委員長にとりはからいを御一任を願いたいと思うのであります。
○菅家委員長 ごもつともな御意見で、必ずしもきよう無理をして上程しなくてはならぬというほどのことでないと思いますが、当該委員会の方は、これを上げるために各党とも非常に熱心に審議をされて、きよう本会議に上程する意味で、当該委員会では与野党ともにこの審議に当られたそうであります。
お互にということは、何にも私は、言葉の表現が悪ければいつでも取消しもいたしますが、この運営は、与野党ともに、皆が責任を持ち合うて、理解し合いまして、政府並びに議長ともに、十分に与党といたしましても連絡をとりまして、政府が親切丁寧に、議長はその責任において使命を完遂して行く、こういうことがなされなければならない。
○藤田進君 そこで非常に各委員会、殊に本院の運営について重大な支障をなしておるのは、未曾有の重要な法案が出されているにかかわらず、長期に亘つて時の総理大臣がお見えにならないということが何と言つても審議に非常な支障を来たしているのは、これはもう与野党挙げて従来論議して来たところなんですが、新聞で知る限りでは、何でも今日は無理だが、明日か明後日あたりはもう出られるように元気になつておられるということで官房長官
○菅家委員長 討論時間は従来の例もありますが、最近この委員会で時間をきめましても、与野党を問わず、その時間が乱れて来たような傾向がございます。これはむしろ時間の制限に多少無理があるためそういうことも生じて来ると思いますので、本日は何分がよろしいか、やはり時間は十五分と言つたら十五分ということにして、それが三十分になるようなことならば、最初から時間はむしろきめない方がいいと思います。
これは与野党を問わずの話です、率直に申上げて。農林省は農林省の農業助長の立場から、或いは文教関係の議員のかたはそういういろいろな立場から或いは非常に慎重に審議しておるんです。ですからなかなか法律である場合はあなたのほうの立場も非常にいいはずだし、又簡単に政令と比較した場合は予算を、法律の定員があればなかなか簡単に削つて行くということはどうしてもできないのですよ。現にそうです。
又放送討論会といつたようなものも何か問題として取上げておつたようでありまして、結局どうも公平が十分に保たれていないという考え方につきましては、各委員与野党を通じて意見が皆一致しておるようなんでありますが、その内容に至つては、野党のほうは与党的であると言い、与党のほうは野党的であるということであつたようであります。
従いまして、これはただ単に米価審議会の意思のみではなくて、衆参の農林常任委員会の、与野党とも超党派できめた意思であります。ただこれを、政府の諮問機関であるからこの趣旨は必ずしも採択しなくてもよろしいという、簡単なものではないと私は思う。
それからさらに造船界から多数の与野党を通じましての献金があつたという事柄について、きわめて具体的に報道されておる事柄でございます。
ところで、私どものここではつきりしていただきたいことは、たとえばわれわれ国会議員を中心とした与野党も入つておられるようなある会合におきまして、名前は秘しますが、相当権威のある人たちから、保安大学にはたとえば学生自治会の要求がある、全学連はこれを受入れる用意をしておる、そうしてこれについてはもう長い間時間をかけて論議が続けられておるのだというようなことを私どもははつきり聞いた。
三千億のうち四十八億くらい、塚田長官もよろりとお出しになれると思いますから、この程度は田中委員の発言通りにいたしますと、こう言われれば、もう建設委員会の与野党はみんな賛成でありますから、なるべくそのような発言を願います。
なぜかと申しますと、与野党議員が非常にうるさいから、新規箇所は入れてあるが、三月の十五日までまだ工事を認証しない。これは実際工事を二年や三年延ばしてもいいじやないか、車が通るのは一日に何台もないという橋を一年間延ばすというのではない、実際東京のまん中にあるような道路でも、新規なるがゆえにこれを認証しない、認証しないでおいて節減だ、しかも一割ぽんと引つ込めてしまう。
日本の場合ですと、まあ与野党の対立がはげしいせいもあるかもしれませんがこれはどうもうまく行かないんです。これは、法規の上でどうこうということはできるか、できないか、まだ私考えたことはありませんけれども、しかし、会期の延長問題はもつと事務的に行われることができるし、また行われた方がいいんじやないか。あまりに会期の延長が政治的であり過ぎる。