1993-10-27 第128回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
公的ケアつき住宅につきましては、先ほど厚生省から御説明ございましたけれども、従来から公営住宅、公共住宅でやっておりますバリアフリー化あるいは福祉型借り上げ住宅のほかに、最近はシルバーハウジング・プロジェクトあるいはシニア住宅供給推進事業というふうな新たなる課題に取り組んでいるわけでございます。
公的ケアつき住宅につきましては、先ほど厚生省から御説明ございましたけれども、従来から公営住宅、公共住宅でやっておりますバリアフリー化あるいは福祉型借り上げ住宅のほかに、最近はシルバーハウジング・プロジェクトあるいはシニア住宅供給推進事業というふうな新たなる課題に取り組んでいるわけでございます。
それからまた公共住宅のバリアフリー化ということで、平成三年度からでございますけれども新設の公営・公団住宅につきまして、室内におきます段差を解消する、手すりを設けるといったような措置を進めてまいっておるところでございます。 私どもといたしましては、今後とも障害者等に配慮した町づくりを所管の施策を通じまして一層推進をしてまいる所存でございます。
公団住宅についても考え方は同じでございまして、既設の公団住宅につきましては昭和六十二年度からバリアフリー化に取りかかりました。新設につきましては、先ほど公営住宅で御説明いたしましたように、第六期住宅建設五カ年計画に合わせまして平成三年度からほとんど全部の住宅をバリアフリー化いたしております。また、エレベーター付の中層住宅、これは三階ないし五階建てでございます。
ただし、私どもが直接供給をさせていただいております公共団体のやります公営住宅あるいは公団住宅につきましては、先ほど御説明させていただきましたように、平成三年度からバリアフリー化という設計をすべての住宅にほとんど適用するというふうにさせていただいております。
そこで、公営住宅や公団住宅や公庫融資という政策住宅につきましても、一つは設計、設備のバリアフリー化を図るということでございまして、既に公営住宅は平成三年度から、公団住宅も同様に大半の住宅がバリアフリーでやっております。それから設備も同じでございます。
したがいまして、公共住宅の場合は先ほど申し上げましたバリアフリー化を実施しているわけでございますけれども、今回は義務づけはないわけでございます。
さらに、公営住宅については、原則として段差のないいわゆるバリアフリー化された設計とするとか、すべての住宅が少しでも早く高齢化社会対応の住宅設計、設備となるよう、誘導策にも力を入れているところでございます。
特に平成三年度におきましては、公庫融資の拡充を図るとともに、今後建設する公営住宅につきましては、段差の解消や手すりの設置などのバリアフリー化を進めるとともに、中層住宅のエレベーター設置に対する補助の拡充等を行おうといたしておるところでございます。
平成三年度におきましても、高齢者向けの借り上げ公共賃貸住宅制度を創設するとか、あるいはまた公営住宅、公団住宅等のバリアフリー化、高齢者が家の中で日常安全を確保しながら快適に動けるようにするバリアフリー化の推進等を進めたいと考えているところでございまして、今後ともこれらの施策を総合的に実施して、高齢者が地域社会で生きがいを持って、また多様な世代と交流を図りながら、安心して生活できるように、住宅政策についても