1957-04-09 第26回国会 参議院 逓信委員会 第12号
その意味でこの間も質問してみたのですが、鈴木君の言われたようないろいろな事象、現象が起ったかと思いますが、私の知っておるところでは、これは電波監理局長にもそういう資料を用意してもらいたいのだが、私の調べでは、昭和二十八年から九年にかけて、一番空電の妨害の多いペルシャ湾の方面とか、あるいはインドネシアの方面とか、それからニューヨーク航路のどこかでオート・アラームをつけて、電波監理局から――その当時電波監理庁
その意味でこの間も質問してみたのですが、鈴木君の言われたようないろいろな事象、現象が起ったかと思いますが、私の知っておるところでは、これは電波監理局長にもそういう資料を用意してもらいたいのだが、私の調べでは、昭和二十八年から九年にかけて、一番空電の妨害の多いペルシャ湾の方面とか、あるいはインドネシアの方面とか、それからニューヨーク航路のどこかでオート・アラームをつけて、電波監理局から――その当時電波監理庁
ところが、ようやく二十五年に三井船舶のニューヨーク航路が始まった。ところが、パナマは通過できても、ニューヨークには入港させない。それはなぜかというと、それは通信施設が非常に不完全であるということのためでした。ことにアメリカは、ヨーロッパあたりよりも、通信施設の規格というものは非常に厳重になっておる。とても当時の日本はそういうもののできるメーカーはいない。輸入に待たなければならぬ。
私の申し上げましたのは各航路別に現状を見まして、たとえばニューヨーク航路にしましても八社も九社も会社が入っております。この船を調べてみまして不適当な船が何ばいある、従ってこれは今後代船を建造してそろえなければいかぬというような検討をした結果、四十数万トンという定期船の建造計画ができておるのであります。
たとえば鉄がなくなってからの南アメリカの航路は、行きがけの荷物がないというような状態の定期航路、あるいはまたニューヨーク航路にしましても、行きがけは雑貨や輸出貨物を持っていく、帰りは何にもないのでキューバあたりへ寄って砂糖を探して積んでこなければならない。
たとえばニューヨーク航路にしましても、現に事実があるのです。帰りには荷物がないでしょう。するとキューバなんかに回って、一カ月も二ヶ月もかかって帰ってくるという現状なんです。行きがけは体裁はいいが、帰りは不定期船の仕事をやってる。そういうことまでして、特定の会社に定期船だけを作らせることがおかしいというのです。
しからば、ここにお伺いいたしたいのは、日本の定期航路は現在ニューヨーク航路はやや安定しているが、一番問題は欧州同盟の問題である。その欧州同盟にどの会社が就航しているかといえば、海運企業の再編成に当ってほとんどいつもどこからもあまり問題にされない会社がそれに従事している。それらについてどういうふうにお考えになっているのかということをお伺いしているのであります。
たとえばニューヨーク航路のごときは、安定をしているが、欧州航路がむしろ安定していない。安定をいたしていない欧州航路に配船いたしているオペレーターについては、資産状態あるいはその他の点から見て、必ずしも他に比して優秀とは言えない。
そういう債務の保証とかいろんなことがあるけれども、それらの船会社の支配権が動揺したり、あるいは船の持主が変るような場合には、そういう問題はとうに考えてやっていることであって、いかに道義的に責任を持っておるといっても、もっと法律的にそういうことは問うことかと思うけれども、そうでないと、私はやっぱりマーケットがよくなったりすれば、そうして欧州航路なら欧州航路を作ったところで、あるいはニューヨーク航路にしたところで
日本側といたしますとそのほかにニューヨーク航路もあれば南米航路もあり、濠州航路もあり、その他いろいろなところでみな問題があるのでありますが、大部分について、どうも日本人同士の競争が激しかつたように見受けられます。それで船のほうの船主の連盟でイギリスが指導をしております欧州航路、インド・パキスタンの航路等について、或いはイギリス側から何か話があるかもわからんということを私は思うたのであります。
それから航路の調整につきましては、ニューヨーク航路が非常に激しい競争状態にありましたにつきまして、絶えずこの問題についての警告を与え、又業者の或るオーナーのグループ別に何がしかの、四つにするか五つにするかまだはつきりいたしませんが、そういうグループをこしらえて、それによつて経費の節約をし競争をなくして、そうしてお互いの間の又グループの話合いによつて収入の途をよくして行くということにすべきだという指導
実際問題としてニューヨーク航路におきまして非常な混乱を極めておりましたが、これは日本の海軍業者が自主的に積荷を制限する、或いは安定運賃を設定するというので、非常にその効果を挙げて来ておりまして、且つ日本の海運業者の真剣な努力を外国の海運会社が非常に深く認識して、日本の海運業者の努力に追随して来ているということで、全くこの航路におきましては、一時見えましたような混乱状態が影を潜めたという状況にまで立ち
殊に造船の利子補給については本来ならばこういう補助を与えるならばですよ、はつきりとした政府の造船計画、或いは海運政策というものを立てて、そうしてニューヨーク航路にはこれだけ配船する、ヨーロッパ航路にはこれだけ、或いは又インド洋航路にはこれだけ、こういう配船計画を政府が立てて、そうしてニューヨーク航路には命令航路みたいにして、そうして補助を与える、こういうふうなことをして行けばいいですが、今度のこの開銀融資
又我々関係官庁もその間を斡旋すべきじやないかと、で、貿易業者の話では、やはりニューヨーク航路その他の外国航路の運賃が、まあ船会社が殆んどただで運んでいるような状態であるがために、相当貿易が伸びている、これはもう事実そうだ、こういうことを言つておられる。
ただ各ニューヨーク航路でありますとか、パキスタン航路であるとか、非常にむずかしいごたごたしているところがあるのでありますが、これは海運の合理化のための会ができまして、船主又は船舶会の長老たちが集まりまして、無駄な競争を省いて利益を先ず上げなくちやならないという線でいろいろ話が進んで、多少の効果がだんだん現われて来かかつたと見えるのはニューヨーク航路でございまして、最近一ドルくらいな値上りが考えられるような
従つて日本の船と競争いたしましても、今ニューヨーク航路の運賃は、ほとんどただみたいな運賃です。従つて日本の海運としては立つて行かない。ところがアメリカの海運はゆうゆうとしてやつておるというのは、それだけの助成を受けている。そのほかに先ほど申しましたように、戦後にもうけて、うんとたくさん持つている蓄積資本がある。
ニューヨーク航路にしろ、結局日本の海運の復興の状況においてはこれを認めざるを得ぬだろうということを、イギリス筋が言つておるということを聞きますけれども、またこのことは先般の利子初給法を審議する際におきまして、一つの理由として説明がされたようでありますが、半面私は、かうに考ええるのは甘いのであつて、おそらくイギリス等は、日本の内部において同胞相はみ、相争うことを期待しておるだろう、かように考える。
従いまして、ニューヨーク航路あるいはインド、パキスタン航路、濠州航路、各航路とも問題が起り、ニューヨーク航路、インド、パキスタン航路等におきましては、まだ問題の解決点には至つておりませんが、日本の海運業者の間における協調の機運というものは、昨年の半ば以前とその後におきましては、格段の相違がある。
またニューヨーク航路のごときは、新聞で御承知のようにただいま非常にアブノーマルな状態でございまして、めちやくちやな競争状態が起つております。大体におきまして運賃は下つておりますが、それに応じてもやはり外貨の獲得はいたしておるのでありまして、本年は約二億ドルの外貨収入が上げられるだろうと思つております。
それからもう一つは、どれだけニューヨーク航路で損があるかということについて、私詳しくはまだ承知いたしておりませんが、今日の場合たいへん競争な状態は御承知の通りでありまして、一航海に償却費を含みまして二千万円くらいな損失があるということを聞いております。
○河野(一)委員 今運輸大臣のお答えになりました通り、一航海標準航路のニューヨーク航路を行つて来ると二千万円損が行く。二千万円損の行くことがわかつておつて非常に競争がはげしいとかなんとかおつしやいますけれども、これはあたりまえなんです。そこで一航海行つて来れば二千万円損の行くその船を、三倍も五倍もつくりたがるのは一体どういうわけか。ここに問題が起つて来る。われわれの常識では割切れない。
ニューヨーク航路につきましては、近来その安定の空気が非常に強くなつております。それからインド、パキスタン航路におきましても時日の問題である、かように考えております。それから欧州定期航路は、郵船と商船が航路同盟に入つて一航海をやつておるのでございますが、これに対して三井船舶が盟外船として月一航海の配船をいたしております。その他欧州航路に対しまして新たな計画をしているところもあるのであります。
しかし、たとえばニューヨーク航路でありますれば、アメリカを初めとして日本などニューヨーク航路に従事する各船会社の間で、たいがいの場合運賃協定をやつております。
これは最近このニューヨーク航路が非常な運賃競争で収益が減つておるという状況の下の計算でございます。これが一応安定いたしますると三分五厘の程度なら払えるだろう、こういう推定をしております。それから中速船その他の定期航路の配船について見ますと、三分五厘金利ならば払える。不定期船について見ましても、これも三分五厘程度、それから油槽船、これは七分程度の金利なら払える。
それから定期航路につきましてもいろいろとGHQを通じてやつて貰つておるのでありまするが、只今まで許可されておりまするのは先ず琉球の定期航路、それからパキスタン、インドの航路、それから南米航路、バンコツク航路、これだけが一応定期航路に認められておるのでありまして、次に問題になつておりまするのが北米、ニューヨーク航路であります。
我が国海運も連合国軍の好意により漸次定期貨物船航路の就航も許容せられ、すでに沖縄航路、バンコツク航路、南米航路、印度、パキスタン航路が許可され、近くニューヨーク航路も許可される模様でありますが、これら定期航路においては外国の定期航路事業者と公正な競争を行うべきであつて、運賃値下げその他の不公正競争方法は巌に戒めなければなりません。
先刻のお話にもあつた外国航路のことですが、新聞で承知していると随分古くからニューヨーク航路は開かれるとか実行されたというようなことが謳われておつて、事実はもう直ぐだと申しておりますが、一体見通しははつきり開き得るのか、開き得る時にはいつ頃という見通しが立つのかどうかということです。