1959-02-10 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
その後次第に下落しまして、昭和三千二年の平均は百七十七円ということで、昭和二十八年、二十九年に比しますと、リンゴが七十四、モモが八十、ブドウが八十一、ナシは八十五に下落して、ある産地のごとき、たとえば鳥取の二十世紀のごときは、栽培の利益のない状態になっている。
その後次第に下落しまして、昭和三千二年の平均は百七十七円ということで、昭和二十八年、二十九年に比しますと、リンゴが七十四、モモが八十、ブドウが八十一、ナシは八十五に下落して、ある産地のごとき、たとえば鳥取の二十世紀のごときは、栽培の利益のない状態になっている。
農業法人は、まだあちこちに事件が多くないだろうと思いますが、実は果樹園等を栽培している、たとえばナシであるとか、あるいはミカンであるとか、相当富農に属する階級の農民が、親戚どもが寄り集まって、有限責任の会社を作るわけであります。農業法人を作るわけでございます。従来、二、三年前でございましたか、そういう事例がありまして、国税庁の方では、現地の税務署でやはりそれを認めて課税をされた。
○淡谷委員 これは単に青森県だけではなくて、岡山あるいは静岡、和歌山等のミカン、ナシ等の被害についてもやはり言えることです。非常に今後の農業経営には大事な要素でありまして、この地価などを見ましても、果樹の価格が非常に高く見積られている。果樹園としての売買が行われている実情から見ましても、それはやはり、一つの資産として、財産としての損害を見積っていただかなければ、実際には合わない。
たとえば、例を申し上げますれば、青森県のリンゴ、あるいは今出ておりまする福島県、山形県の桃、夏リンゴ、さらには鳥取県のナシ、愛媛県、広島県、山口県のミカン、それからさらに宮崎県及び高知県の早生野菜、あるいは高知県、富山県のスイカ等、種々季節的なものがあるわけであります。
これは、たとえば、さっき申しました通り、これから出て参ります桃、リンゴ、ナシなどは同じ問題であります。これは一切入っておりません。それら、いわゆる私どもで申します季節割引と申しますのは、一般の年間を通ずる割引とは別な建前になっているわけであります。
そのために果樹を中心とする被害は、カキなどについて見ましても八割はだめだ、またナシにしてみましても、桃にしてみましても、その他果樹と名のつくものについては、致命的な被害を与えておるのであります。従って、これらの農家の実情から見まして、水田あるいはその他の農作物を主として作っておる地帯と同様のワクでもって天災融資をされたのでは焼け石に水ではないか。
そのほか、バレイショ、果樹、特 にカキ、ブドウ、ナシ、桃等の被害あるいは茶、桑等にも若干の被害があったようでございます。
委員長のお手元にも差し出しておりますように、ナシにしましてもカキにしましても、花芽が相当普通よりもふくらんでおる。そこへ一尺以上の雪が積り、三日間にわたって氷点下何度という低温が来ましたために、ナシのごときはもうすでにつぼみが相当ふくらんでおりまして、よく見ますと中のずいが完全にやられてしまっておる。
果樹にしてもブドウにかかっておる、ナシの木にもかかっておる、あるいはカキの木にかけておる、クリの木にかけておる。果樹の中でそのほかにのがれるものが何かありますか。ブドウにもかかっておるし、リンゴにもかかっておる。ここまで税金をかけて、そしてほんとうに貧乏県であり、住民の負担能力のないところにかけて、税金をとらなければならないような税制が、正しい税制とは考えられない。
そのほかには果樹にも、ブドウの木もナシの木もカキの木もクリの木もみんなかかっておるでしょう。そうなって参りますと、税金の種類は、大体現在二十六種類ぐらいありますが、一体地方財政というものは何でまかなっておるか、住民は一体どのくらい苦労しておるか、こういうことが大蔵大臣わかっておりますか。国全体の財政をつかさどっておるあなたは、一体わかっておりますか。(発言する者あり)福島県ばかりじゃない。
被害をこうむります者の立場から考えてみますると、たとえばミカンの被害、あるいは桃、ナシ等果樹の被害が相当たくさんあるのでありますが、そういうような果物の果樹の被害は一年だけでは済みません。その損害は四年、五年のあとまで続くものであります。そういうようなことが起りますことを、そのまま地方の者だけにまかして、お見舞金を差し上げないというようなことでは、私は解決がつかないのではないかと思うのであります。
これは香港の一つの例ですが、私の県のたとえばバレイシヨ、それからナシ、シンガポールで出ておるのと同様に、このナシなんかについての市場調査については、今市場課というものが置かれておりますけれども、まあ局長も非常にお忙しいでしょうが、両局長に特に来ていただいたのは、この深刻さに対してはもっと一つ真剣に取り上げて、部下の方に命じて、一つ常に局長から強く指示をしてもらいたい。
次いで大沼果樹試験地に向い、カキ、桃及ナシ等の被害を見たのであります。ここは県の試験地であるだけに、ある程度経済を度外視して、重油、古タイヤ等の燃焼により予防措置にも万全を期したようでありますが、何分氷点下四度から五度にも気温が降下し、しかも零時から六時にまで及ぶ長時間の低温のため、全く処置の方法がなかったようでありまして、重油燃焼の周囲ですら、すべて凍死している惨状でした。
次に、長野県における果樹園の防除の実施は、リンゴ四千二百八十六反、ナシ千四百十反、桃三十四反、ブドウ十反、計五千七百四十反に重油千六百六十三石その他を入れ、四千四十五万円の費用を要したのでありますが、そのうも三カ町村を選び調査した結果によりますと、東部町でリンゴの場合、たいたもの被害程度は無被害、たかないもの被害程度二〇から三〇%、クルミの場合、たいたもの被害七〇%、たかないもの収穫皆無、小県郡神科村
(5) 三社案 賛成一社 反対五社 賛否保留一社 (6) 四社案 賛成ナシ 反対七社 賛否保留一社 (7) 五社案 賛成五社 反対二社 賛否保留一社 (8) 六社案 賛成五社反対三社賛否保留一社 以上のように東独のカリ輸入業者の間におきましては究極に至るまで全会一致の案ができなかったのであります。
○山田委員 今の報告書にもありましたけれども、桃畑とナシ畑の距離は何百フィートも離れておるのでありまして、それで、この報告に従っても、派出所の巡査が行ったはずだ。その畑の周辺に行ってきて見ておるというのだけれども、イモのあった拠点というものは畑の周辺には全然ないのです。一体、全然ないところにヤマイモがあったということがおかしいのですよ。
○中川(董)政府委員 この前もお答え したのでございますが、本件の窃盗被疑事件の捜査のやり方等につきまして、現場の実況検分等がまことに的確を欠き、その結果、御指摘もございましたごとく、桃畑とナシ畑との関係を間違えている、従ってそれに関する証拠の関係も間違いがある、こういうことになりますが、この間違いの根拠は、御指摘のごとく、現場の実況検分が行われていなかった、こういうことである点は、この捜査に当りました
○島村軍次君 そこで、たとえば果物のうちで、ナシのヤーリーとかあるいは晩三吉とかいうようなものを出す場合に、これは現在は具体的にいえば、この輸出検査所の岡山の支所でやるとか、あるいは鳥取から出るようなものの——鳥取はあまり出ぬかもしれませんが、そういうものについては、神戸の輸出検査所の支所が岡山にある。
○説明員(尾中悟君) 蔬菜、果実の関係でございますが、現在臨検をやっておりますのはリンゴ、ナシ、クリ、タマネギ、ニンニク、バレイショ等でございます。
たとえばナシの花が咲いている、そうするとこのナシの花の雌しべと雄しべの非常に微妙な関係で結実をしてくるのに、そのセメント工場からどんどん灰が降って雌しべ雄しべにその泥がつくと、雌しべ雄しべの花粉が固まって結実ができない、こういう問題があるわけなんです。こういう問題は一々科学的に分析していってその結論を下すということはなかなか一挙にはできないと思うのです。
先ほど話したナシの花あるいは野菜類に及ぶと、野菜が売れない。灰がたくさん降ってくるから一生懸命やっても一級品として売れない。それらのものは無過失損害賠償責任、いわゆる賠償の形では出していないのです。セメント業者というものはどういう形で出しているかというと、それぞれの部落に一年に一回ずつ、三万円とか五万円とか見舞金の形で出しているのが現実です。従って多くのところは出しておることは確実なんです。
翌日県庁において久松知事以下の説明によれば、第九、第十二及び第十五の各台風によってほぼ同一地域の田畑、果樹園が被害を受け、九号によって特に南予のイモ類、佐多岬の柑橘類、温泉郡のナシ、南方の桑等を含めて五億数千万円、第十二号台風によっては時あたかも二百二十日前後の水稲の開花期に当り、特有の山路風という突風を発生した東部地方を初め、各地において水稲、陸稲の激甚な被害を受け、果樹、農業施設、林道、水産施設
現地の声を聞きますと、これは果樹園も同様でありますが、果樹園の花の咲いたの、ナシ畑の花の咲いたの、新芽が続々と出たの、同様な傾向でありますが、やはり果樹はこの際カリを硫安とあわせてやることが必要ではないか。それをやる時期等の技術的なことは私どもはわかりませんが、やはりやらなければならぬ。ところが今までのカリ肥料の輸入ワクでは事が足りないということが問題になっているようでございます。
それでこの間も経済局の森参事官であったと思いますが、私が申し上げたときに、樹勢回復に対する肥料のやり方にしてみても、ナシが開花したところがある、桑と同様にいろいろやりたい、果樹業者は養蚕業者よりも実力が比較的ありますからやりたいと思うけれども、カリが手に入らぬ、この輸入ワクを何とか早く広げてもらって配給を受ければ、喜んで自分たちは自費でもやると言っております。
○西村説明員 お説の通り果樹の被害は非常にひどいものでございましてことにナシなどは不時開花をしたという話も私どもへすでに到達しております。それでそういうものは来年の花がすでになくなっているわけでございます。御承知のように果樹というのは、六月、七月ごろに来年咲く花のもとができるのでございましてそれが秋になって芽を吹いた場合には、その花が咲いてしまって、来年の花というものは非常に少くなるのであります。
その内訳といたしましては、水稲が最も多く、植付面積五万八百町歩中被害面積四万二千七百町歩と八四%に及んでおりますが、被害の率は八・四%の十二万九千石であり、金額にして十二億七千九百万円と全体の七割を占め、陸稲は被害率六三・六%の一千七百九十万円、大豆小豆等の一雑穀二千五百万円、ミカンは一五%の被害で一億四千万円、ナシは二〇%の五十五百万円、カキは三〇%で二千三百万円等、果樹の被害が第二に大きく、合計二億二千万円
まず農林水産関係被害について九号と十二号とを合せて申し上げますと、鳥取県では八億五千二百万円、そのうち水稲被害がおもなるものでありまして、これに鳥取名産の二十世紀ナシの被害が続いておりますが、両台風で二億八千万円にも達する被害を受けておりまして、果樹栽培業者に大打撃を与えている実情であります。
(ト)昭和三十一年二月頃、通産省ノ監理官連絡会ノ席上(小坂ハ今マデ一度モ出席シタ事ナシ)小坂曰ク「御母衣ノロックフィル・ダムハ、我国デハ初メテノ大規模工事ナルガ故ニ、外国ノ技術者ヲ二、三人入レ度イ。コレニハ「エバスコ」ヲ使イ度イ」トノ提案デアッタ。監理官ヨリ「ソノ程度ナラ、三千万円位ダラウカラ別ニ差支アルマイ。」トノ意見ガアッタ。