1947-11-18 第1回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
そしてこのタバコの値上げによつて、相當の増收をはかることは、財政編成の上において、一應やむを得ない事柄だと了承はいたしておるのでありますが、最近承るところによると、この新たに出されましたピース、コロナ、あるいは新生といつた四十圓ないし五十圓もするタバコの賣行きが、きわめて惡いという話を、しばしば耳にしております。すでに一日に値上げをして、最近に至るまでの賣行きの實績はどうなつておるか。
そしてこのタバコの値上げによつて、相當の増收をはかることは、財政編成の上において、一應やむを得ない事柄だと了承はいたしておるのでありますが、最近承るところによると、この新たに出されましたピース、コロナ、あるいは新生といつた四十圓ないし五十圓もするタバコの賣行きが、きわめて惡いという話を、しばしば耳にしております。すでに一日に値上げをして、最近に至るまでの賣行きの實績はどうなつておるか。
今後改訂いたしますものにつきまして申し上げますと、コロナ六億本、代金としまして二十二億六千四百餘萬。ピース六十八億本、代金といたしまして二百六十九億八千餘萬圓。新生四十二億本、代金百六十四億六千餘萬圓。光十三億本、代金四億九千餘萬圓。朝日八億本、金額二億千餘萬圓。きんし七十一億本、代金十六億三千餘萬圓。みのり千四百七十餘萬キロ、金額二十六億八千餘萬圓。のぞみ百四十九億本、代金二十七億二千餘萬圓。
なおこのタバコの粗製濫造についてでありますが、政府といたしましても、この點は十分注意もいたしたいと思うのでありまして、今囘自由販賣に新たにします新生あるいはピース、コロナにしましても、質的には十分考え、そしてこの粗製濫造のそしりを招かないようにいたしたいと考えておる次第でございます。
本豫算案はインフレ防止のために千八百圓ベースも無視して、ピース、コロナ、新生というものを國民が買つてのむということを前提として編成されているのであります。言いかえれば、耐乏生活が國民として實施力が非常にないものとみたものでありまして、そういう假定のもとに立つている豫算案と私は考えるのであります。
御承知の如くピース、コロナ五十圓「新生」四十圓という單價によりまして、平年度におきましては五百六十五億圓の増収となるものの、今年度における歳入見込額であります。
即ち煙草の値上げにつきましては、これを自由販賣品たるピース及びコロナのみに止め、配給煙草の價格は据置くことといたし、大衆の負担を増加させないように努めたのであります。
すなわちタバコの値上につきましては、これを自由販賣品たるピース及コロナのみに止め、配給タバコの價格はすえおくこととし、大衆の負擔を増加させないように努めた次第でありますが、他面自由販賣品の供給數量を増加するため、「ひかり」及「きんし」の製造を今後一時中止して、ピースの増製をはかるとともに、新たに「新生」を製造し、これを自由販賣するの餘儀なきに至りましたので、これから自由販賣品の供給數量の増加のため、
すなわちたばこの値上げにつきましては、これを自由販賣品たるピース及びコロナのみに止め、配給たばこの價格はすえおくこととし、大衆の負担を増加させないように努めた次第でありますが、他面自由販賣品の供給数量を増加するため、光及び金鵄の製造を今後一時中止してピースの増製をはかるとともに、新たに新生を製造し、これを自由販賣するのを余儀なきに至りましたので、これらの自由販賣品の供給数量の増加のため、やむなく家屋配給量
その當時は大體ピース、コロナは三十五圓、ところがいろいろ折衝したところどうもいかんので八百七十億にするというB案が十八日の新聞に出てきた。そうしてA案を採用するか、B案を採用するか、八百二十五億にするか、八百七十億にするかということになつておつたとき、もしもB案をとるときにはピース、コロナは四十圓にするという話だつた。
これは煙草の自由販賣品を殖やしまして、更に従來のピース、コロナの他に新生という薪しい煙草を作りました。従來の配給しておりまする煙草は値上げをしませんで、ピース、コロナを五十円にし、薪生を四十円にするということを内容といたしておるのであります。
また一九四四年の四月ごろから、ソ連邦においてつくられましたいわゆる商業價格、すなわち日本のピース、コロナのような制度を全面的に與えられまして、高い方の公定價格の制度というものが行われておつたのでありますが、これが數次にわたりましてだんだんと引下げられてまいつておるのであります。
この一割密耕いたしておると見込まして、これをピース、コロナ級に製作することによつて二百億円の財源が捻出できるのであります。両者合計して実に一千億と相成るのであります。尚この外に酒や煙草の配給を止めて自由販売にすることによつて、相当多額の財源を捻出することも考えられるのでありまするが、これらは相当議論のあるところと思いますから計算外にいたしました。
その當時のきんしはほんとうのタバコであつたのでありますが、今のきんしはいたどりのようなタバコで、たとえば今のコロナと同じような質のものであつたとすれば、實に三百倍にもなると思いますが、大體パリテイ計算というものが、はたして成り立つか成り立たないか、大臣はこれが成り立つと思うかどうか、この點をお聴きしたいと思います。
タバコについては、この點は、家庭配給を一切止めるとか、あるいはピース、コロナの値段を上げるという意見もでておるやに聞いておりますが、當局としては、絶對にこれは反對だ。この點はいろいろの意見があるようでありますが、當留としては、それに對して反對の態度を示しております。
そこで政府は値段については、何も日本のタバコだけを参考に——あるいはピースとかコロナとかいうようなものを基準にして値段をつけることのないように、實情をよく考えて、そういうことによつて今後値段をつり上げることのないようにその點よく御注意願いたい。このことだけ特にお願い申し上げて私の質問を終ります。
○野田政府委員 値上と言いますが、たとえばピース、コロナをつくりましたときに、大體「ひかり」をかえてピース、コロナをつくつたのでありますが、そのときに「ひかり」を値上したということでなしに、やはり新しい製品をつくつて自由品として賣り出した、われわれはこういうような感じをもつております。
こういうような一應の案をつくりまして出したのでありますが、その内容につきましては、すでに前長官時代にここで御説明してほぼおわかりであり、また新聞紙上にもいろいろ漏れ傳わつておるのでありますが、大體におきましてその骨子を申し上げますと、自由販賣のピース、コロナというものは値上しない。それから普通の配給の品も値上しない。値上ということを一切やらない。
それから「ひかり」は現在四圓でありますから、それが「ピース」にまわすと三十圓、これはおのみになる方はよく御存じのことと思いますが、「ひかり」の品質は「ピース」「コロナ」に劣らないほどのいい品質をもつておりますから、この轉換は容易にできるのであります。それから「きんし」を少しかえまして新しい品質のものをつくる。名前はまだはつきり確定はいたしておりませんが、要するに新製品をつくる。
なおこれ以上増す場合における十億や二十億の問題であれば、あなたの言われる通り、繰越高の減少による操作によつて行い得るでありましようが、そうでなければ價格の面以外にはないではないかというようにも考えられるのでありますが、かりに價格操作をやるとしました場合には、まずこのコロナ、ピース以外の、どこに見當をもつていくか。
相當一流の株式においてすら、「りんご」の十個の種段であるとか、或いはピース、コロナ二個の値段にしか當らないという現状なんでありまして、もう少し株式が魅力のあるもので、そうして一般の勤勞大衆も餘剩を割いて株式を獲得し得るような一つの傾向を馴致するような手を打つて見たい。かように考えております。
お示しのピース、コロナ、これは御承知のように自由販賣になつておるのでございまして、これはどちらかと申しますと配給品と異つておりますので、多分に餘裕のある方がお喫いになるものが相當多いという考え方からいたしまして、多少當時高いという感じがいたしましたのでありますが、實行しております。その代り配給品の方は廉い値段でこれを確保する、こういうような方針を採つて参つたのであります。
魚價は昨年三月の公定水準のままでありましたが、その後の生産資材や漁撈資材の値上りを考慮されまして、なお、現統制方式の実施を円滑にするため魚價が改訂されることとなり、最高七割弱、平均五割値上げとなつたのでありますが、生産地價格で一貫匁十六円九十銭のさばが、二十三円六十銭となつて現在に至つておりまするが、百匁のさば一本が、ピース、コロナのタバコ一本より安いことによつて、おのずから魚のマル公が高いか安いかの
それからそれ以外にもピース、コロナ式な自由販賣というようなことにつきましても、場合によつては酒の公團ができました際には考え得るのじやないかというつもりで、ただいま研究中でございます。
○川島委員 ただいま前尾さんのお話で大分耳よりなお話を承つたのでありますが、この浮び上つてくる四万石の酒類は、一般大衆のために國民酒場、もしくはピース、コロナ程度の自由販賣にしたらどうかという案があるとおつしやつたのですが、せつかくのお話でありますから、私どもの意見を申し上げたいのであります。もし当局に案があるのでありましたら、これは國民酒場の方面にひとつ力を入れてもらいたい。