1996-05-14 第136回国会 衆議院 外務委員会 第7号
以前は一万人の地上軍が配備されたと見られていましたが、九二年、当時のコズイレフ外相が七千人規模に減ったと説明して以来、その実態は不透明でありました。プリマコフ外相は、北方四島の駐留軍を撤退させる非武装化を進めていく考えも明らかにされたと聞いています。また、池田外相の防衛首脳会談の実現の提案に対しプリマコフ外相も同意し、先月末の日ロ防衛首脳会談がモスクワで行われました。
以前は一万人の地上軍が配備されたと見られていましたが、九二年、当時のコズイレフ外相が七千人規模に減ったと説明して以来、その実態は不透明でありました。プリマコフ外相は、北方四島の駐留軍を撤退させる非武装化を進めていく考えも明らかにされたと聞いています。また、池田外相の防衛首脳会談の実現の提案に対しプリマコフ外相も同意し、先月末の日ロ防衛首脳会談がモスクワで行われました。
この際、河野洋平外務大臣が三月の初めに日ロ外相会談でコズイレフ外相に対して交流の拡張を求めまして、それに対してロシア側が応じたというふうに私は聞いております。 実は、私自身、昨年の十月まで約一年間沖縄北方特別委員長をやりまして、そしてそのときに、先ほど申し上げましたように国会議員がビザなし渡航でもってこの四島に上陸してつぶさに視察したいという気持ちがありました。
先ほども御答弁を申し上げましたが、コズイレフ外相やガイダールさんたちにも何度かロシアの政治情勢について私なりの懸念を申し上げておりますが、こもごも、民主化については自分たちはしっかりやるつもりだというふうにおっしゃっておられて、先ほど御答弁申し上げたように、見ていてくれというお話でもございました。
その後、やはりこの問題について基本的に大きな進展のきっかけとなりましたのは、ロシアとの間の折衝ということだげに着目いたしますと、本年三月の河野大臣とコズイレフ大臣との会談でございまして、ここにおきまして大臣の方から領土問題解決のための環境整備の一環として四島交流の一層の拡大ということを強く提案していただきまして、それに対しましてコズイレフ外相の方から基本的に合意するという答弁が得られた、同答が得られたことが
それに対してコズイレフ外相は、自分もそう思います、今度のチェチェンの問題や何かでマスコミには相当ひどく言われまして自分も随分つらい思いもしたけれども、しかしマスコミの存在というものはやっぱり大事なんだと自分は思っていますと、こういう話をしておられました。
具体的な問題に入りたいと思いますが、去る三月二日から四日のコズイレフ外相との会談について、先ほども申し上げましたけれども、ロシア課からいただいたペーパーを見ながら質問をさせでいただきます。 まず、時間も大分追ってきましたので手短にお願いしたいのですが、「チェチェン問題の平和的解決とロシアの改革継続」という点で、この外務省欧亜局の文章によりますと、「改革路線は堅持されることを確認した。」
さて、先般のコズイレフ外相との会談をどういうふうに見るかということでございます。
つまり、民主的な方法によっでそういう力で問題を解決しようという決定をしたのだろうかということに対する疑問を私は持っているわけで、コズイレフ外相にはこの問題を率直に申し上げたところでございます。
○河野国務大臣 コズイレフ外相とは、今議員御指摘のようにこの半年間ぐらいの間に三回ほどお目にかかってはおりますが、テーブルを挟んでじっくり話をしたということは初めてのことでございます。しかし一方、ロシアの現状というものが、チェチェン問題というものがございまして、これはロシアの国内問題ではございますけれども、国内問題とはいえ人権上これは我々極めて強い懸念を持っている問題でございます。
この問題、北朝鮮問題についてもコズイレフ外相とはお話をしてみたいというふうに思っております。ただ、私、伝え聞くところによると、ロシアにはロシアのさまざまな主張があるようにこれは伝え聞いております。
私は、今回コズイレフ外相がお見えになる際には、やはりどちらかといえば、経済問題ではない部分について十分な議論がなされてしかるべきだろうというふうに思っているわけです。
○菅委員 ちょっと話題をかえまして、ロシアのコズイレフ外相が近く訪日をするというような報道も出ております。大臣としては、この外相が来られた場合には当然会談をされると思いますけれども、今の日ロ関係の中でどういうことを特に議題とされようとしているのか。 若干唐突かもしれませんが、天然ガスの問題なども古くから言われながら、なかなか旧ソ連時代から経済的な関係というものが必ずしも進まなかった。
私も、先ほど申し上げましたが、ニューヨークにおきますコズイレフ外相との会談におきましても、民間漁業者の操業に対して発砲をされるなどということはあってはならないことであるということを強く注意を喚起したわけでございますが、にもかかわらずその日ロ外相会談の後にまた銃撃がなされるということがございまして、私としても甚だ遺憾に思っているところでございます。
○国務大臣(河野洋平君) お尋ねをいただきましたロシアとの関係についてでございますが、私、外務大臣を拝命いたしまして四カ月になりますが、七月にイタリーのナポリ・サミットにもコズイレフ外相はエリツィン氏とともに来ておられまして、サミットにおきます外相会議でもお目にかかりました。
さて、まず最初に外務大臣にお伺いしますが、九月の末に外務大臣は国連の総会へ行かれまして、ニューヨークでコズイレフ外相と日ロ外相会談を行われました会談は四十五分で終わったというふうに私聞いております。実質的な中身は余りなかったかもしれませんが、しかし、去年の東京宣言、それによりまして日ロの領土問題解決について何か前進がございましたらひとつお述べいただきたいと思います。
先ほど外務大臣から、第二回目のコズイレフ外相との会見も今月中にも予定したい、しておるというようなことでございましたけれども、今までの北方四島の返還交渉とは全く違った形で、まさに各分野総力を挙げて交渉をすべき時期、またその覚悟が必要だというふうに私は考えております。そのことについて、外務省のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
私、コズイレフ外相との間で会談を行いました際に、この問題について引き続き話し合いを続けていくということを申し上げ、そうした点、確認をされたところでございます。 我が方といたしましては、本件についてのロシア側との話し合いをできるだけ早く推進したいと考えておりまして、ロシア側の準備が整うのであれば、今月中にも第二回目の意見交換を行いたいと考えている次第でございます。
いずれにいたしましても、政府としては、引き続きロシア側に対し、かかる事件が再発することのないよう求めていく考えであり、先般のニューヨークでの日ロ外相会談においても、河野大臣よりコズイレフ外相に対し、民間人に対する発砲事件が再発することのないよう強く申し入れた次第でございます。
幸い、羽田外務大臣とコズイレフ外相との話もありまして 二回目の予定しておりました投棄を中止してくれた、そのことはそれなりに評価をしたいと思うわけでありますが、問題は今後であります。 ロシア側にどういう意図があるか、私もそこまでは憶測ができませんが、一つは国際的にロンドン条約の八五年の特別決議には違反している、ここは明快でありますが、しかしこれも特別決議でございます。
そういうことで、私どもとしましても、コズイレフ外相の方にこの件に対する我が国の遺憾の意を表すると同時に、このことがせっかくでき上がったこれからの日ロ間の話し合いの基礎というものを崩してしまうことになるんだ、一体何のために大統領が来られたんだということになりますよということを率直に実は語りかけたわけでありまして、このときにも、コズイレフさんも、確かに現実にはちょっと――実際の話の中でも、要するにそんなに
コズイレフ外相も投棄計画を知らされていなかったのではないかということも言われているわけでございます。 そこで、お伺いしたいのは、エリツィン大統領やコズイレフ外相は果たして投棄されるということを知らなかったのかどうかということを、外務省の得ている情報の範囲の中で教えていただきたいと思います。
それから、私からけさ、未明になりますけれども、二時ごろに電話が通じたと思うのですが、コズイレフ外相に対しまして投棄を中止するように電話で申し入れをいたしたところであります。
この点に関しては、昨晩羽田大臣からコズイレフ外相に電話で申し入れをして、二回目の投棄を中止せよ、あるいは作業部会の早期開催ということを要請したし、また斉藤外務次官がチジョフ大使を呼んで二回目の申し入れをしたり、またモスクワでは枝村大使がダニリャン環境保護天然資源相やクナーゼ外務次官等に申し入れをして、この放射性廃棄物投棄に強い遺憾の意を表明して、二回目の投棄はぜひやめてくれ、こういう要求をされたということで
それから二十日の未明、本日の未明でございますが、羽田外務大臣よりコズイレフ外相に対しまして、二回目の投棄を中止するよう電話にて申し入れでございます。 〔委員長退席、千葉委員長代理着席〕
また、この間四月二日に白書が発表されたわけでございますけれども、そのときにも在ロシア大使からコズイレフ外相に対しまして投棄の即時中止を申し入れております。
先ほど、大臣の方から今般の日ロ外相会談においてきちんと日本の基本的な立場を述べたのに対して、そうだということが説明がございましたが、それに対してコズイレフ外相自身も、エリツィン大統領がロシア側も「法と正義」の原則に基づいて領土問題の解決を含めまして、平和条約の締結により両国の関係改善、正常化のために努力したいという発言がありました。
つまり、最近伝えられているところで言いますと、きのう在京のロシアの外交筋の伝えたところによると、エリツィンは五月末、これを実はコズイレフ外相が今月十四日に宮澤首相に直接五月二十五日から二十七日の間だ、こういうふうに伝えたと言われているのであります。これはどうなんですか。
○上田(哲)委員 そうしますと、日にちも、十四日にコズイレフ外相が宮澤首相にはっきり五月二十五日から二十七日と言った事実はない。
○黒柳明君 ロシア問題ですけれども、十五日、コズイレフ外相とお話しになって、活字によりますと、領土問題は日ロの正常化に非常に重要な問題であると向こうの大臣も発言していました。読みました。ただ、エリツィン大統領の十四日の記者会見、要するに日本に行くと。
また、後段のお尋ねは、先般のコズイレフ外相と武藤外務大臣との外相会談の折にも、今後こうした問題を真剣に議論していかなければならないということは既に先方には伝えてあるというふうに承知をいたしておりますし、その際エリツィン・ロシア大統領の訪日問題も議論をされておりまして、まだその時期、どういう形式で日本を訪れるかということについて最終的な詰めまで至っておりませんが、我々は一つの可能性ありというふうに考えておりまして
そうして、今回の支援につきましても、それは国民レベルに実効の上がる援助となることが重要だということをあわせて、今回G7の蔵相外相会議に出席をされましたフョードロフ副主相及びコズイレフ外相にもその旨をお伝えをいたしてございます。
つい最近では、昨日ロ日外相会談で、武藤外務大臣からコズイレフ外相に対しまして、即時停止を求めております。今後とも引き続き努力をしていきたいと考えております。 それから、第二番目の回収するのかどうか、あるいはどういうふうに対応していくのかということでございますが、今申し上げましたように、例えば液体廃棄物というようなものでも、どういう形態で廃棄しているのか。
白書が発表されたときにも、在日大使からコズイレフ外相に対しまして、そうした即刻の停止ということを申し入れたわけでございますが、今般の日ロ外相会談におきましても、外務大臣から投棄の即刻停止を求めると同時に、今先生おっしゃいました白書だけでは必ずしもわからない情報がいろいろあるわけでございます。
そういうことで、従来からも繰り返しこの投棄の停止を求めてきたところでございますが、この四月二日に白書が公表されました際にも、在日の日本大使からロシアのコズイレフ外相に対しまして重ねて厳重に投棄の停止を要請いたしたところでございます。そういうことで、今後とも私ども関係省庁とも協力しながらまずこの投棄の停止についで求めてまいりたい、こういうふうに考えているところでございます。