1993-04-07 第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
そこで、今後コズイレフ外相の訪日あるいは十四、十五日のG7閣僚会議をにらんでどう対応していくかということでございますが、私どもとしては、まず実態の解明、それからロシアが今後海洋投棄を続けることのないよう申し入れていくこと、それから、より中長期的な視点からの対応策の検討といったことを今議論しているところでございます。
そこで、今後コズイレフ外相の訪日あるいは十四、十五日のG7閣僚会議をにらんでどう対応していくかということでございますが、私どもとしては、まず実態の解明、それからロシアが今後海洋投棄を続けることのないよう申し入れていくこと、それから、より中長期的な視点からの対応策の検討といったことを今議論しているところでございます。
○政府委員(柿澤弘治君) ただいまの旧ソ連による放射性の廃棄物の海洋投棄の件につきましては、今、欧亜局長から説明したとおりでございますが、今月の二日に枝村大使からコズイレフ外相に対して改めてかかる投棄を即時停止するよう強く申し入れたところでございますし、今後ともそうした申し入れを引き続き行っていきたいと思っております。
○米沢委員 ロシアのコズイレフ外相は、サミットへの参加と我が国との懸案であります北方領土問題を含む日ロ間の関係正常化問題とは関係がない、こうおっしゃっているそうだと聞いております。
同時に、先般、渡辺外務大臣がパリでコズイレフ外相と話をされましたように、エリツィン大統領がひとつ早期に来日されることを、訪日されることを真剣に準備を進めたいという合意がございます。そういうことも待ちまして、いわゆる両国関係を、領土問題を含めましたバランスのとれた形で発展させたいと思います。
エリツィン大統領の訪日が急に取りやめになりましたことは、まことに残念なことでございますけれども、ことしの一月十三日に、渡辺外務大臣がパリでコズイレフ外相と会談をされました。そして、エリツィン大統領の訪日実現に向けて真剣な準備を行うということに合意をされました。
この関連において、エリツィン大統領の訪日が延期されたことは残念でありましたが、訪日延期によってつまずいた日ロ関係の仕切り直しとして、昨年九月下旬に私がコズイレフ外相と会談し、日ロ間の対話を再開しました。さらに今般、パリでの同外相との会談では、エリツィン大統領の訪日の早期実現に向けて真剣な準備を行うことを確認したのであります。
先般渡辺外務大臣が訪日されました際にも、水産庁から嶌田海洋漁業部長を派遣しまして、渡辺・コズイレフ外相会談に基づきまして、ロシア漁業委員会あるいはロシア外務省との間で本件協議を行ったわけでございます。率直に申しまして、日本御提案について検討はするということでございましたけれども、特段の具体的な進展はなかったわけでございます。
今回、安全保障問題に対する日ロ間の政策企画協議を早急に開催して信頼醸成措置を図るということをコズイレフ外相と外務大臣との会談で合意をなさった。これは結構なことで、今後具体的にこれをどう処理していかれようとするのか。ぜひ防衛庁を含めて広い意味の安全保障ということからおやりになったらいかがかと思うのですが、御見解を聞かしておいてください。
○和田(一)委員 今大臣から、たまたま核の問題のお話を伺ったわけなのですが、アメリカと旧ソ連とのいわゆる核戦力の削減について、これは当事者であるソ連がなくなりまして、その後はこれはロシアが代表して交渉責任を負う、実現させる、こういうふうに私どもは理解をしておったのですが、コズイレフ外相と外務大臣がお会いになったときに、カザフスタンそれからウクライナ、ベラルーシ、この三国をSTART調印国に加えるのだというお
そしてまた、正しい情報というものを与える必要があるので、これはコズイレフ外相が来たときに話がついているのですが、お互いの外務省が過去の記録等に基づいた客観的な歴史的な事実、こういうようなもののパンフレットをロシア語でつくって皆さんにも提示したり、情報が知らされていなければわからぬわけですから、だから正しい情報を提供し、今後の自分たちの生活とか身分について恐怖感とか不安感を与えないということが何よりも
さまざまな周辺の動きを見ると、動き出したような感じもするのでありますが、しかし公式な見解という意味からいうと、二月の作業グループにおいてもあるいはコズイレフ外相がおいでになったときの今お話がございました内容につきましても、そう変わりがないのかなという感じもするのであります。
しかし、コズイレフ外相との会談は、これは最初から、日本に来た、それで向こうへ私が行く、こういう約束になっておりますから。エリツィンとの面会の期日はまだ決まっておりません。
大臣、近くロシアを訪問されるし、この間コズイレフ外相も来て会談されておりますので、この間の経過を踏まえて領土問題を少しお聞きしておきたいというふうに思います。 昨年、ソ連邦がああいうふうに崩壊して、事実上ソ連邦のこれまで持っていた対外的な義務と権利、これがロシア連邦の方に引き継がれたというふうになっているわけです。
○立木洋君 二月の作業部会でも、そしてこの間コズイレフ外相が来て大臣がお会いして話し合いをした中でも、領土については返還ということは一つも言明がないと私は考えているのですが、それは間違いないですね。返還という言葉は一言も使っていない、向こう側は。よろしいですか。
○政府委員(兵藤長雄君) 外務審議官は米国初め主要国とはかなり頻繁に往復をいたしまして意見交換をしているわけでございますけれども、斉藤外務審議官は、三月の下旬にコズイレフ外相が参りまして渡辺外務大臣との間で日ロ外相協議、第一回目の平和条約交渉を行ったわけでございますが、そういうことも踏まえ、さらにまさにモスクワでは人民代議員大会が始まるということで、もともとワシントンに参りまして米国政府とこの日ロ平和条約交渉
一方、エリツィン政権になってから法と正義に基づく解決が言われ、日本政府もこれを歓迎しているわけでありますが、コズイレフ外相来日の際には、雰囲気は好転したと言われたものの、ロシア側から領土返還への具体的な言及はなかったと言われております。
今、菅野先生からお話がございましたように、先月のコズイレフ外相の訪日に際しましては渡辺外務大臣との間で領土問題について突っ込んだ協議が行われました。コズイレフ外相が、日ロ両国が戦勝国と戦敗国との関係を乗り越えて法と正義に基づき諸問題を解決すべきことを改めて確認をいたしました。
しかしながら、日米安保条約につきましては、この前来ましたソ連のコズイレフ外相も日米安保条約は容認する、そういうようにはっきり言っておるわけでございます。そういうことで、これからの我が国との、ペレストロイカ以降の日ソ関係というのはだんだん変化してきたわけでございまして、最近ではエリツィン大統領は、日本はパートナーであり、潜在的同盟国である、そう言うようになったわけでございます。
このたび渡辺外務大臣とコズイレフ外相とのお話し合いがあって、今外務大臣の言われましたような基本的な我が国の立場、また先方の考え方の往復があったと。
○白浜一良君 午前中も審議されておりましたが、外務大臣、第一回のコズイレフ外相との会談を終えられまして率直な感想を伺いたいわけです。午前中は三条約の確認、それから条約を破らないこと、我が国の基本的なお考えを述べられました。しかし、北方領土の返還または日ロ平和条約の締結、これは具体化せにゃいかぬわけでございますが、交渉に第一回目当たられまして、率直な感想をまず伺いたいと思います。
○白浜一良君 そうしたら外務大臣、今回コズイレフ外相との会談があるわけです。九月のエリツィン大統領が来られるまでの日程でございますが、これからどういう平和条約並びに北方領土返還を絡めた打ち合わせの作業日程がございますのか。また、具体的に外務大臣、いつごろ訪日、ロシアに行かれる御予定か、その辺の見解ありましたら伺いたいと思います。
先日の私とコズイレフ外相との会談、ニューヨークにおける宮澤総理とエリツィン大統領の会談、そして今般の第一回日ロ平和条約作業グループ開催と、両国の外交努力は既に積極的に展開されております。
また外務大臣がこの一月にモスクワを訪問されまして、その際にコズイレフ外相と会談されまして、北方四島に関する平和条約作業グループ会議の開催を決めていただき、また三月の同外相の訪日にも合意をしておいでになりましたことは大きな前進だというふうに受け取っておるわけでございます。
「法と正義」、その中身については具体的に敷衍しているわけではありませんが、例えばコズイレフ外相等は、一九五六年の共同宣言が無効のようなことを言うのは間違いだ、「法と正義」の立場からあれはそうじゃないということをはっきりとテレビなどで国民に向かって言い始めたわけです。