1947-07-10 第1回国会 衆議院 農林委員会 第4号
御承知の通りに食糧さえもアメリカの援助を相當受けなければならない、しかもその援助は十分思うようにいかぬというときに、飼料まで外國に仰いで有畜農業を完成しなければならぬというまつただ中に、まだ日本の農家には、その八割が有畜農業をいたしておりませぬ。この現實をあなたはどう見るか。
御承知の通りに食糧さえもアメリカの援助を相當受けなければならない、しかもその援助は十分思うようにいかぬというときに、飼料まで外國に仰いで有畜農業を完成しなければならぬというまつただ中に、まだ日本の農家には、その八割が有畜農業をいたしておりませぬ。この現實をあなたはどう見るか。
アメリカにおいて、例えば婦人に離婚問題が起つたときに、婦人に不利益な判決をすると、その判事はこの次に選挙に負けるからというようなことを、ときどき話を聞いたことがあるのであります。まあその辺のことを頭に入れておりましたから、その問題に触れたわけでございます。
○來馬琢道君 私どもが少し心配していることは、この度の司法省の改革によりまして、判事というものが人望を得て置かなければ次のジヤツジとしての職務に就くことができないというようなことになつて、裁判を行うのに人氣を得るような判決を下すのではないかというようなことを、私アメリカへ行つておりましたときにしばしば聞いたことがあります。
ある程度アメリカから輸入いたして現在配給しております。こういうものについては社會保險の配給も、他の醫薬品と同じように、先ほどのような扱いをするようなわけにはただいまのところではいかないように私考ております。さようなことでありまして御了承願いたいと思います。
これは御承知のごとく、アメリカ憲法第一條を、そのまま移したといつてもよいものでございまして、アメリカにおいては、この規定がありまするがゆえに、行政府たる政府には、絶対に法律を発案しもしくは提起するところの権限がないのであります。從つて、わが日本においても、この憲法第四十一條の現存いたしまする限りは、政府に法律案提出の権限のないのは、当然だと考えるのであります。
しかし、聞くところによると、アメリカの自由討議の席上では、(「赤松は二人いるぞ」と呼ぶ者あり)今発言された方は、決して弱いさむらいではありません。
御承知のごとく、日本の新憲法と新國会法は、ある意味から申しますれば、英國式、すなわちヨーロッパ式と、アメリカ式とを、二つ合わせたものであります。憲法の建前から申しまして、議会方面を考えまするときには、まつたく米國の型にならうておる点が多いのであります。
例えば、アメリカ市場において一ドルで販賣できる輸出品ならば、それがどのような種類のものであろうと、或いは百五十円なり或いは二百円なりという同一の價格で政府は買上ぐべきであると思うのであります。
あの一九三三年のアメリカにおけるパニツクの際に、金約款の破却というような問題の起きたのも、そういうような関係があるのであります。そこで只今のところ、私はこの種の方法によつて預金を集めようということを考えておらんのでありまして、むしろ現状諸般の事情に顧みまして、健全財政、健全金融、こういう方面から通貨の安定、ひいて預金の安全性というような方面に進めたいと考えておる次第でございます。
昨年末のバランスを見ましても、アメリカに関するものは輸入が三億ドル、輸出が一億二千万ドルという数字が示されておるのであります。この開きというものは是非共輸出貿易以外の收入によつてこれを賄わなければならないのであります。戰前におきましては海運收入によつて相当の外貨を獲得しておつたのでありますが、今後の我が國といたしましては、外國航路の海運はむしろ支拂勘定になるのであります。
アメリカ式にすると、すでに議員をやめているくらいです。アメリカの大臣は、みな議席を離れている。日本の場合は特例で、議席だけはもつているが、フリー・トーキングを毎週一回やろうというときに、その都度、大臣は議員に復元して、討議に参加するという行き方は、議会運営が渾沌としてくると思う。
してからでないといけないということをお答えになつたようでありますが、これについて冷凍船をもう少し殖やすとか、あるいはこれを配給するのにもつと積極的な努力をしていただくというこの冷凍船對策の問題、それから次に魚の餘つたときに、これをむしろ保存する、また將來の日本の食糧の質をかえる點からフイツシユ・ミール、いわゆる魚粉、日本の今の魚粉はやり方が非常に悪くて、あるいはリンクに忙しいためか、すぐ油が乘るようでたいへん惡いのですが、アメリカ
今囘の處置ははなはだ遺憾でありますが、今後國民生活にとつて重大なる影響がある問題については、アメリカ側も去年の夏でありますが、いわゆる國民生活に重大なる影響のある國家のそういうふうな運賃値上げとかいろいろなことは、いわゆる人民の代表の集りで論議すべきであると言われているが、これは必ずしも議會ではないでしようが、とにかくわれわれはそれを帝國議會と解釋し、しかも新しい財政法の趣旨に從つてそういうことがはつきりしておるのでありますから
この獨立採算制によつて今後の鐵道を運營されるといたしましても、はたして妥當であるかどうかという點の將來の見透しについて、ひとつ大綱的なお考えをお伺いいたしますとともに、これに合わせて、アメリカあたりは主として會社經營でやつておると思いますが、イギリス等においては、あるいはこれは國營でやつておるところがあるのではないかと思います。
アメリカにおきましては、社會政策上の社會保險の負担を決して醫者に及ぼしていけないということを規定されてあると私は承知いたしておりますが、厚生省においてはどういうお考えでおられるか。それからこれはまたあとから御説明になるのかもしれませんが、社會保險診療報酬單価實施状況という書類がまわつております。
この商品の柄について一言意見を申しますならば、八月十五日よりいよいよ民間貿易が始まりますならば、先ず我々は東洋諸國に物を売つて、そのお金で値の高いアメリカのいろいろの食糧品を主とする品物を買うことにならうかと思いますが、これら東洋の諸國は米國に対しては輸入超過の國であります。支拂勘定になつておる國であります。従つてドル爲替の手形が少ない。
従いましてあの時の事情を勘案いたしまして、殊に日本に対するアメリカ側の輿論もそうよくはなかつた時期において、連合軍側の非常な好意によりまして我々と十分に打合せをいたしたわけであります。併し政策は要するに目標を立てる場合には、努力の部分が入つて來ることをお認めを願わなければならんと思うのであります。
それらの調味料の原料は、アメリカの好意ある贈り物としての生だいず粉、あるいはグリーン・ピース、脱脂だいず、若干の國内産だいず等によるものと思われますが、この窮状打開のために、滿州だいずの輸入嘆願に対する政府の所見をお伺いしたいと思うのであります。
これにつきましては、アメリカから統計の方の一流の学者もまいりまして、いろいろないい勧告をも與えてくれておるのでありまして、この点につきましては、今後は日本の統計もほんとうに正確なものが、官廳統計としては出てくるだろうと考えます。
そのときにおいて、あの当時の食糧事情、それから連合軍側の方とのいろいろの交渉によりまして、当時のアメリカの日本に対する輿論もよくなかつたときに、非常な努力をいたしまして、二合五勺に引上げたのであります。これは、やはり一つの政策を立てましたときには、まだ未決定の、殊に農業生産の点については、未決定のものがはいりますことは、やむを得ないのであります。
これはアメリカの決算委員會に當るもののやはり權限にあるようでありますから、それがここに現われておるのだと思います。そういうような権限を持つておることで、極めて重要な委員會というように考えております。 別に御發言もなければ、本日はこれで散會いたしたいと思います。 午後一時二十九分散會 出席者は左の通り。
片出首相に向つて希望したいことは、日本はみずから戰爭を放棄して、そして國際平和を願い、その点において現在日本の國内においても、或いは第三次世界大戰、或いはこの日本を現在占領しておる聯合諸國間、或いは國際聯合の大國間に、アメリカとソ聯との間に戰爭の可能性があるかのごとき言辞をなす者があることは、我々の深く遺憾とすることろであります。
そのあとを継いで、占領軍の去つたあとは、アメリカにできるだけ長くおつて欲しい、こういうようなことをいつておる。これはここに関係はないようでありますが、四党連立とか、三党連立、そういうようなものを作つて、それから現内閣を作つたと自由党がいつておる。更に片山首相は最近、日本はイギリス、殊に労働党に指導されなければならない。日本は弟でイギリスは兄貴である。
皆さん御承知の通り第一次世界大戰の末期において、アメリカの大統領ウイルソンが十四ケ條の項目を発表いたしましたときに、その一項目として祕密外交の打破という点を強調いたしておつたのであります。祕密外交の打破、これを更に裏面から見れば、國民外交の樹立によつてのみ祕密外交を打破することができるというふうにも考え得ると思います。
世界の食糧事情の切迫しておる今日、アメリカ合衆國の絶大なる援助によらなければならないのでありまして、われわれは、連合國に対し、今日までの好意を深く謝するとともに、なお今後の食糧輸入を懇請し、ここに厚く感謝いたしまして、本決議案に賛成するものであります。
この間、連合國最高司令官閣下は、しばしばアメリカより輸入食糧を放出せられまして、この困窮から救われましたことは、國民のひとしく感謝感激している次第であります。
(拍手)わが国は、それこそロシヤとかアメリカとは違いまして、山河相接しておる。そうして氣象・風土・雨量、ことごとに違つておりまして、耕地は一枚々々に特性をもつております。この耕地のもつておるところの一枚々々の個性に順應するにあらざれば、農作物は絶対にできないのであります。
これにつきましては既にアメリカにおいて一九四三年から実施されて、成績を挙げているといわれておりまするが、日本のような実情の下で果して予算申告税制度が適切であるかどうか。これによつて所得の適正な査定ができるか。そうして公正な税をかけられるかどうか。
かような意図から、実は教育審議会の建議もあり、それに先立つてはアメリカ教育使節の色々な御注意もあり、更に九十二議会におきまして、御協賛を得まして、教育基本法と学校教育法とができ上がつたのでありまして、これによつて日本の教育が新らしい方向に立ち直ることになつたのであります。
尚お念のため申上げますと、專門調査員は、アメリカ等の実情から申しますと、常任委員会といふものは非常に強力なものになる、從つてそれのブレーンであるところの專門調査員というものがこれ又非常なインフルエンスを及し得るようなことに実際上なるようでありまして、その結果專門調査員の人柄によつて行政部に対していろいろ面白からん影響を與える、端的にいえば、あの法案を通してやるから今度自分を局長にしろとか、そういうようないろいろなことがありますので
殊に移民の問題に関しては、先般來朝されたアメリカの市民連盟理事長ロッジャー・ボールドウイン氏は、アメリカ移民法の改正について、われわれ日本國民にきわめて好意的忠言を與えてくれました。この言葉に徴しても、日本民主化が、國民の日常生活面に実証されるに至れば、あるいは講和会議後において、移民法の改正が現実に実践せられ、日本國民の勤勉性が海外に用いられる日が來るであろうことが予想されるのであります。
この点につきましては、加藤君は、これに関連をしまして、完全雇傭の問題を取上げておりまするが、この完全雇傭という問題については、これを廣く解釈する場合と、狭く解釈する場合において、考え方が違つてまいりまするが、大体において資金も豊富であり、生産資材も十分にあり、施設も相当潤沢であるアメリカでさえも、廣い意味における完全雇傭は、なかなか実現しないのでございます。
これがためにアメリカからして、昨年の十一月に、日本に行政視察團がまいられまして、爾來七箇月にわたつて、日本の行政機構並びに公務員制度の改革について、熱心に研究せられまして、その研究の結果も、あるものはわれわれの手もとにまいつておるのでございますからして、これらの方面のことも参照し、また絶えずこの委員の方方と折衝を続けておりますからして、あまり遠くないうちにおいて具体化して、議会の協賛を仰ぐことができるように