2014-04-15 第186回国会 衆議院 本会議 第18号
ここでどうしても触れておきたいのが、滋賀県大津市でのいじめ自殺事件の御遺族からいただいた手紙です。下村大臣のもとにも届いていると思います。それにはるる、現行教育委員会制度の問題点が実体験に基づき述べられていました。
ここでどうしても触れておきたいのが、滋賀県大津市でのいじめ自殺事件の御遺族からいただいた手紙です。下村大臣のもとにも届いていると思います。それにはるる、現行教育委員会制度の問題点が実体験に基づき述べられていました。
また、平成十九年には、いじめ自殺事案や高等学校での必修であります世界史の未履修問題などをめぐって、教育行政における責任の所在が議論となり、国や教育委員会の責任の明確化のための法改正が行われました。 このほかにも、適宜、教育委員会制度の充実という観点から法改正が行われてきました。 しかし、再び、大津市のいじめによる自殺事件が起こってしまい、教育委員会の不適切な対応が明るみになりました。
例えば、大津市のいじめ自殺事件では、いじめの隠蔽を行ったのは教育委員会事務局でした。第三者調査委員会の報告書は、住民代表の教育委員たちが蚊帳の外に置かれていた経過を指摘し、今重要なことは、教育長以下の事務局の独走をチェックすることであり、その一翼を担う存在としての教育委員の存在は決して小さいものではないと指摘しています。
○井上哲士君 学校でのいじめ自殺とか、そしてスポーツ界における体罰なんかについても定義が明確でないとか、いろんな複合的なことがあるといって、これもう正面から認めないということがこの間大きな社会問題になってきたと思うんですが、今の答弁を聞いておりましても、やはり正面からこのいじめの問題に向き合うということではないと思うんですね。
自衛隊でのいわゆるいじめ自殺の問題についてお聞きをいたします。 過去十年間の陸海空自衛官及び事務官の自殺者数は年間八十一人から百一人で推移をしておりますが、自殺者数の比率は一般公務員と比べますと一・五倍ぐらいになると言われておりますが、自衛隊における自殺の原因と対策はどうなっているでしょうか。
いじめ自殺事件をきっかけにして、地方教育行政の根幹である教育委員会制度が十分に機能していないことが明らかになりました。教育行政のトップは教育委員会ですが、非常勤委員の合議体であり、問題が起きたときの責任の所在が曖昧です。
改めて言うまでもありませんが、いじめの問題が深刻化して、また、昨年秋にあの大津のいじめ自殺事件があって、言わば今国会がその後の最初の通常国会ということになります。恐らく世間的にもこの国会がこの問題にどう対応するか、注目をしてきたところだと思っております。
私は、ことし四月十日の予算委員会で、鹿児島県出水市での中学生いじめ自殺事件を取り上げ、御遺族にアンケートが一枚も開示されていない事例も挙げて、改善を求めました。安倍総理からは、遺族の気持ちにはできる限り応えていくべきだろうと答弁があり、下村大臣からも、親御さんの心情は我が事としてよくわかるとの答弁をいただきました。
だからこそ、大津市いじめ自殺事件の被害生徒のお父さんがあなた方に要望書を提出して、このいじめ対策推進法案では現状は何も変わらない、必ず法案化してほしいと思っていたことが入っていないと指摘し、いじめ被害者の保護者の知る権利を実効あるものにすることを求めました。 この被害者遺族の声にどう応えるのか、現状より前進する担保がどこにあるのか、ひとつ、笠さんにお答えいただけますか。
私は選挙区が大津でございまして、大津といえば、例のいわゆるいじめ自殺事件で有名になってしまいました。何とかこの汚名を返上したいということで、大臣、副大臣とも力を合わせて、いじめをなくしていく、このことに力を割いていきたいと思います。 まず最初に、このいじめ関連から質問をさせていただきたいと思います。 二十五年度予算で、いじめ対策等総合推進事業が計上されております。
○宮本委員 我が子を突然そういういじめ自殺で失った親にとっては、一体我が子に何が起こったのか、その事実を知ることなしに、前に進む足場すら得られないわけですよ。事実が隠蔽されれば、そこに募るのは不信と疑いばかりだということになります。
例えば、この大津市の中学校いじめ自殺事件の第三者報告書でありますけれども、ここでもさまざまな問題点が指摘をされております。「教員たちの多くは、業務に追われほぼ毎日深夜まで残業していた。こうした中で子どもたちのために費やされる時間とこころの余裕が失われていったことは必然である。」こう指摘をして、「教員の多忙化は克服すべき緊急の課題である。」
にもかかわらず、ゆとり教育の見直しも学校教科書の改善も遅々として進まず、いじめ、自殺も絶えません。 学習指導要領には、国歌君が代を歌えるよう指導するものとするとありますが、現場でその趣旨が徹底されているわけではありません。 現行法では、学校教育に責任をとるのは教育委員会となっていますが、非常勤の教育委員による教育委員会に、その自覚は希薄と言わざるを得ません。
いじめ自殺とか。報告義務はありましたか。
だからこそ、強い姿勢で、八重山に対しても、PTA会費流用問題にしても、今回のいじめ自殺の問題にしても、リーダーシップ、責任を取るというなら、まず、これは非常に不正常な事態になっている、だからこそまずは地教行法四十九条に定める是正の要求を行う、あるいは、それにも従わないならば五十条に定める是正の指示を行うと。何としても君たちの命を守るんだよと。
私は、八月三日の青少年問題特別委員会の質疑でも、二〇〇六年十月十一日に起こった福岡県の中学二年生、森啓祐君のいじめ自殺事件を取り上げて、なぜ同じような事件が繰り返されるのか、その原因について質問をいたしました。
○宮本委員 先ほど指摘をした福岡の森啓祐君の事件、同時期に大問題となりました北海道滝川市の小学生いじめ自殺事件、これを受けて、十月の三十日に、二〇〇六年ですけれども、我が党の志位委員長が、これらの事件を踏まえて国会質問を行いました。その当時、安倍晋三首相の答弁は、今後、規範意識をしっかり身につけさせるというものでありました。
○宮本委員 去る八月六日の青少年問題特別委員会で、参考人としてお招きしたNPO法人ジェントルハートプロジェクトの理事の小森美登里さんは、みずからもいじめ自殺で子供を失った御遺族の立場から、いじめられる子はもちろん、いじめる子も、傍観している子も、教育や社会のゆがみという大きな視点から見れば被害者だと語っておられました。
先ほど御説明をいただいたように、三度にわたって被害者のお父さんが警察にこのいじめ自殺について相談に行かれている。担当課長は、三度目のその相談では、遺書もなく、被害者が亡くなられているので、被害者から、具体的な被害の状況やそのときの心境を初め、犯罪の立件で重要となる事柄を確認できないと、通常の犯罪であれば、全く間の抜けたお話をされているわけです。
その実現のため、先生方のお力をぜひとも拝借したく、NPOの理事としてだけではなく、本日は、我が子をいじめ自殺で失い、その後、学校の隠蔽と闘った一人の親としても陳述させていただきます。 まず、大津の事件での学校の隠蔽は、残念ながら全国で昔から続いている一般的な現象です。
それは、中野富士見中学でのいじめ自殺事件であります。一九九一年の三月、東京地裁の判決が出されました。それによりますと、葬式ごっこはいじめではなく、むしろ一つのエピソードと見るべきで、自殺と直結させて考えるべきではないという、全く驚くべきものでありました。 私は、法務省の言うところの人権侵害という観点からいえば、これは明らかに人権侵害だと考えます。お三方の見解をお聞かせください。
今回の大津いじめ自殺事件について、学校や教育委員会による問題への対応のおくれや、責任の所在が極めて曖昧であることなどについて、多くの批判があります。また、生徒の自殺という重大な問題であるにもかかわらず、教育委員会が事実上機能していなかったことや、学校や教育委員会の隠蔽体質の問題などが指摘をされております。
冒頭報告のありました大津市中学生いじめ自殺事件についてお伺いいたします。 私からも、とうとい命を落とされたこの生徒に対して、心からの哀悼の意を表明したいと思います。 今回の事件をめぐっては、国民の怒りは、学校と教育委員会の側に、いじめ問題に対する対応力がなく、隠蔽的な状況があること、これに向けられております。 そもそも、学校は、当初はいじめをいじめと把握してもいませんでした。
だからこそ私は、前回の本委員会において、平成十八年に、北海道滝川市立小学校での小六女児いじめ自殺事件で、学校や教育委員会が遺書の存在を知りながら隠蔽していた事実が判明した際に、自公政権が直ちに池坊副大臣を現地に派遣した事例に鑑み、事務職員ではなく政務三役を派遣して文部科学省が政治主導で対応すべきだと申し上げました。 その後、ようやく七月二十日に奥村副大臣が現地入りしました。
これがそのドナーであるかどうかは特定はされておりませんけれども、今、子供たちの自殺が大変ふえていて、お手元の資料、これは大津のいじめ自殺でも問題にされておりますが、自殺した生徒児童数が、平成二十三年、高校生まで含めると三百五十三人と、警察庁調べで著しく増大をいたしております。
さて、海上自衛隊横須賀基地の護衛艦「たちかぜ」のいじめ自殺訴訟は、去る四月十八日に、本裁判で国側の訟務代理人を務めた三等海佐が東京地裁に提出をした内部告発の陳述書によって新たな局面を迎えております。
その質問に先立ちまして、まず、大津で発生をしたいじめ自殺事件についてお伺いをしたいと思います。 私にも小学校四年生の息子がおりますけれども、これは政治家としてのみならず、一人の親として、本当にこういうことがもう二度と起きたらいけないんだと、こういう事件が起きるたびに私たちはいつもそのように思い、誓うわけですけれども、残念ながらこうしたことがまた起きてしまいました。