1954-03-30 第19回国会 参議院 運輸委員会 第18号
○重盛壽治君 米軍に提供しておるというのは、米軍の日本の国内における飛行場の数というのはどのくらいでありますか。これがまずければ速記をとめてもいいですが。
○重盛壽治君 米軍に提供しておるというのは、米軍の日本の国内における飛行場の数というのはどのくらいでありますか。これがまずければ速記をとめてもいいですが。
○重盛壽治君 先ほど岡田さんの質問の中にあつたと思いますが、今飛行場は、あなたの言うのは、日航が正式に使えるのは羽田一カ所だけだというのですか。
○重盛壽治君 先ほど自衛隊の飛行場へ降りることができる、そういうような改正のように、そういうようにありましたね。それから又いま一点は、羽田に降りられないというような場合に、横田に降りた例もあるということであつたのだが、今度御承知の防衛秘密保護法案というようなものができて、その曉に米国と防衛隊とが当然に一緒に使う飛行場というものが今後できて来るのじやないかと思うのですが、そういう場合に軍の機密が漏れるというような
○重盛壽治君 それではまあ大変結構ですが、私どもが専門家ではありませんが、見て参りました感じから申しますと、まあ非常に重要な仕事なんですね。その重要な仕事を政府がそれだけに見ているかというとそうでない。それに対する実際の権限といいますか、人員の配置の問題、或いは機械の購入の問題は、やはり台長が中心でおやりになるように聞いているのだが、その場合今大倉委員から言われましたが、実際この気象台関係の人員の問題
○重盛壽治君 簡単に……。
○重盛壽治君 ちよつと関連して、折角来ているので……。これはもう少し明らかにされて、どこから何名割当というか、そのことがきまつているのではないかと思う。百二十六人という気象台関係の人員整理というか、こういうものは例えば地方の気象台にも及ぶのですか、それとも本庁中心ですか。言い換えれば、私昨年の夏だと記憶しているが、長野から新潟方面、北陸方面へ行つたのですが、こういう方面の気象台の実態を見ると、一名減
○重盛壽治君 私は先ほどから局長並びに政府委員各位のお話を承わつておりましたけれども、陸運関係の人員を減らすというようなことは、大臣も御答弁の中に、止むを得ずというようなことを言つておつて、政府の緊縮予算の中から止むを得ずやることであつて、議論する場合にも、又実際を我々が見る場合にも、全般的ないわゆる人員の整理という問題に対しては別な角度がありましようが、この陸運関係に関する限りにおいては、少し私は
○理事(重盛壽治君) じやこれより運輸委員会を開会いたします。 運輸一般事情に関する調査のうち運輸行政に関する件を議題といたします。本日は先般の海運政策の基本方針に対する石井運輸大臣の説明に対しまして、大臣、海運局長、船舶局長が出席されていますのでこれらの点に関し御質疑のおありのかたは御質疑願います。御承知のようにまだ大臣は見えておりませんが、船舶局長、海運局長に対する御質疑からお始め願いたいと思
○重盛壽治君 それからその総額は一体幾らですか。
○重盛壽治君 費用の点でやめざるを得ないというのは、我々の聞く範囲内では、従来この二カ所で定点観測をやるために出ておつた米国の費用が、米国が三分の二を出し、七五%を出し、日本が二五%を持つておつたというようなことを聞いておるのですが、その通りで間違いないかどうですか。
○重盛壽治君 一つ台長にお聞きしておきたいのですが、我々の今まで新聞紙等で知り得た範囲内では、この定点観測が廃止された原因が余り明瞭でない。従つて運輸委員会の席上でどういう理由によつて廃止せざるを得なかつたかということを、極めて簡単でよろしうございますから、台長から一応お伺いしておきたいと思います。
○重盛壽治君 何といいますか、月並みの御挨拶と言えばどうも失礼に当るか知らんが、そういう感じがするのですが、我々労働組合に関係しておる者から見ますれば、先ほど来言うように、ストライキ権を取上げた湾内での合法闘争としては秩序ある闘争を私はやつておると思う。又法的な方面からも、新聞ラジオを通じて言われるように、合法性のものであるということも言われておる。ただ日本の法律は、この問題だけではなく、往来、より
○重盛壽治君 私先ほどさつきの問題に関係があると言えばあるというようなことを聞いておりましたが、実は今度のこの仲裁裁定実施並びに年末手当の問題で国鉄労働組合が若干の闘争をやつた、この問題に関して労働大臣は、今回はこういう問題に関連しての犠牲は一切出さないということをラジオ等を通じても放送しておる、勿論所管大臣である運輸大臣も同じ考えであろうとは思いまするが、幸い先ほど来の御報告、或いは労組等の御報告
○重盛壽治君 私も東委員の動議に賛成をいたします。 理由は、すでに大倉委員、東委員から申述べられておる通りでございますので、細かいことは申上げませんが、ただ私どもは公共企業体等労働法を作るときに、労働委員としてこの問題を政府からいろいろ相談を受けて、特に労働省からいろいろな相談を受けたのでありまするが、そのときに労働組合の当然の権利であるスト権を取上げる、けれどもその代りに調停委員会並びに仲裁委員会
○重盛壽治君 勿論総裁の言われるように、最終的な決定は国会で決定せられるわけですが、その間においての実施をするように努力をするというふうに私は聞いたのですが、そのことはやつて頂けるのですか。
○重盛壽治君 そうすると今の大和委員の質問にお答えした裁定は実施しなければならないと考えておる……あなた自身としては裁定は実施しなければならんと考えておる、こういうことですね。そうすると更に労働組合は労働組合として裁定実施のためにいろいろな運動をする、そうして或いは総裁は裁定を実施するよう自分は要請をするのだと、こういうことを言われたと思いますが、その通りでございますか。
○重盛壽治君 今のに関連して総裁にお尋ねいたします。 今あとから来てちよつとお聞きしておつたのだが、公労法違反にはならないと思うが、裁定の実施については努力……裁定は実施しなければならんと考えておると、こういうふうに総裁が言われたと思いますが、その通りですか。
○重盛壽治君 その場合に、こつちの港湾に関して、壊れた部分に対しては、例えば水害対策と同じで八割なら八割くれるけれども、そうした事前工事をすることのためには〇・五しか廻らない、だから〇・八にしよう、こういうのですか。
○重盛壽治君 風水害のほうは、そういう今度の風水害の実情によつて、今例えば一メートルなら一メートル上げなければならんというのは、この災害復旧費でやるわけですね。例えば一般の海岸なら海岸は。
○重盛壽治君 案文の前に。運輸省関係の港湾施設なるものの風水害によつて破損した所を修理するのは、今度の風水害対策のうちに入つていないということですか。
○重盛壽治君 私から北陸班関係の報告を骨子だけ申上げたいと思います。 私どもは今般の閉会中に運輸委員会北陸班といたしまして、八月二十四日から同月三十日の間一週間に亘り新潟、長野、富山、石川の各県を私と森田委員が派遣せられまして、主として第十六国会におきまして成立を見ました道路運送法の一部を改正する法律、地方鉄道軌道整備法、港湾整備促進法の施行状況、海陸の輸送、気象の業務、離島航路等運輸一般事情について
○重盛壽治君 それから二の法律と完全な関係があるとも言えないし、又ないとも言えない関係にあると思うのだが、昨日同僚議員から質問が出た、先ほどからも出ておるが、バス関係の問題でありまするが、全般的に言つて、御承知のような官庁連絡バスというようなものがある。これに対して自動車局長の衆議院の運輸委員会における答弁をちよつと拝聴いたしましたが、国際バスの過去の実績、そうして東京都のバスの実績というようなものの
○重盛壽治君 そうするとこういう解釈ですね。従来なかつたことは、私甚だ遺憾だと思う。けれども今度の法律によると、協議会の中には、例えば警視庁の交通部長というようなものが入つて来て、東京の場合にはどうするかというようなことが相談できるようになつたということですが。
○重盛壽治君 道路運送法に関連してちよつとお聞きしておきたいことは、御承知のように特に東京のような場合を見ると、東京都内における交通が非常に輻輳しておる。バスと言わず、トラツクと言わず、或いは乗用自動車と言わず、軌道電車と言わず、こういうすべてのものを総合的に申しますならば、もうすでに飽和し、否、それを突破しておる危険な状態にまで来ておるということが言われるのでありますが、これには私は免許を与える者
○重盛壽治君 あと一点、これは細かい問題になるが、若しこの法案が通過したと仮定する場合に、常識的な言葉でいうならば、僅か十億ぐらいの融資をしておいて余り政府が権限を持ち過ぎるのじやないかということが一点考えられる。その中に設立委員の任命ということがあるのだが、この設立委員の任命は、どういう方面からどういうように任命するお考えか、これが一点。それから例えば取締役、社長というようなものも、運輸大臣の了解
○重盛壽治君 そこで今言つた飛行場の設置には、賛成の所もあるが、反対の所もある。これにはいろいろ見方もあろうが、大体今の実情から、飛行場を作るということは米軍が利用するという感覚の上に立つた反対のものが多いのじやないか。駐留軍が使用するということでなくて、現実に日本航空株式会社が使つて、北海道と九州を繋ぐのだから、北海道と東京を繋ぐのだからということになれば、私はそう反対せずにでき得るのではないか。
○重盛壽治君 私はこの法案が今の日本の実態からいつて、航空事業を発展させなければならんという建前に立ちます場合に、基本的には一応認められるが、法案の内容全部を考える場合には、極めて理論的なものだと思う。そこで大臣にお伺いしたいのは、大臣はいわゆる国でかなりこれに対する努力をせられたと承わつておるが、十億というような程度の金では全く何もできないというのが現実であろうと存じます。これに対して二十九年度の
○重盛壽治君 少し話が法律の中から行くと細かくなるが、例えばこの第三条の一、天然資源の開発、そういうものの認定はどこまで天然資源であるかということは、運輸大臣の認定だけによるということになるのですか。
○重盛壽治君 国鉄と競合するような場合に、国鉄がいま一つの線を通つている。国鉄はこつちのほうにバスを新らしく作るというような場合に、こつちはやめさせるということですね。今までの場合は補償してやるというのがないのですか。そういうものがこの法律に含まれるか、そういうことがこの法律の枠内でできるかどうか。
○重盛壽治君 この法律ができますと、従来のほかにこうした沿線にいろいろできると運輸省が補助する、援助するとかそういうことがありますか。そういうものがなくなつた場合に運輸省の予算でできるということですか。
○重盛壽治君 そうすると実質的には外国の軍艦であるけれども、勿論日本にないのだから当然のことだが、こういう字句を使つておかないと、外国の軍艦が入つて来た場合に日本の衝突法を守つてもらえない、そういうことなんですね、ですから逆に裏返して言うならば、こういう法律が日本にあることによつて、外国の軍艦が入つて来た場合に、この日本の衝突法は国内法ではあるが、国際法に準じて外国軍艦も守つてくれると、こういうことが
○重盛壽治君 そうするとすつきりこの規定は外国軍艦と、こういうふうに入れたらどうですか。日本には軍艦がないのだから、そうすると外国の軍艦が来たときと、そういうふうに入れることが一点と、更にこういう国内法ではあるのだが、又国際法に準ずるものであるとするならば、外国から来た軍艦が、この衝突予防法に関する限りは、日本の領海に入つておれば、これをやはり守つて行くという見通しがはつきり立つておるかどうか、この
○重盛壽治君 関連質問ですが、そうするとあれですか、十三条のこの軍艦という意味は、勿論日本には軍艦がないので、あなたの考え方は、外国の軍艦が来た場合という解釈であり、我々もそういう解釈をしていいかどうか、ちよつとお答えを願いたいと思います。
○重盛壽治君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、七日の日に労働大臣から発表せられましたいわゆるスト規制法反対ストライキに関する談話に対する質問をいたします。総理がおいで願つておるので、この問題に関連いたしまして、先に総理大臣の所見をお伺いしたい。又、同僚の皆様方にも一応お聞きを願いたいと存ずる次第であります。 総理大臣は今の日本の国内外の情勢をどのようにお考えになつておられるか。これは私は
○重盛壽治君 そうすると今のような問題になつて来るのだが、外国の或いは軍艦或いは大きな輸送船等すべてのものが入つて来た場合に、幸いにして日本の法律を守つてくれればいいが、日本の船は守つたが、若し向うの船が守らないために事故が起きたという場合の措置はどういうふうになりますか。
○重盛壽治君 関連した問題になりますが、私もまだ研究が足りないので或いは見当が外れるかも知れませんが、そうしますと、今のようなお話を聞いておりますと、一年もかかつてこういう有名な人がたくさん集まつて専門家が作つたのだから万遺漏なきを期しておる、こういうふうに私には聞えるのであるが、これは結局日本で作つても、併し運用の場合には国際法になるということですか。
○重盛壽治君 今までのお話から行きますると、この問題に外務省として、結局結論的には外務省側がタツチして、その日本労働行政はどうあるのか、特にああいう特需工場に働く人々の勤務はどういう扱いをしなければならないかということは、当然心配をして頂かなければならん立場に外務省があるのではないかと考えます。それで今日はそれらの結論を出すことは非常に困難です。それで一日に迫つた問題に関しましては、今日まで非常に立
○重盛壽治君 ちよつと一点大臣に。今のようなことでもあろうかと思うのですが、実際の情勢としては何がしか増額しなければならないようなところに来ているのではないかと考えます。そこで政府のほうとしても努力して頂くということで運輸大臣も一緒にやつて頂きたいということが一つのお願い。そうなつた場合に仮にどういう数字が出るかわかりませんが、その場合には当然なことでありますけれども、一応政府の線たけで、運輸省のほうの
○重盛壽治君 そういう御説明であればあるほど非常にこういう法律を作ることは逆に危険だと思います。事務屋の立場から見て、現われた現実に即応して、ただ泥縄式に法律を作つて行く、そうしたことが次々に行われるうちに、振返つて見たならば、いつか知らん日本の国民はあらゆる面が法律で拘束されなければ動けないような状態になる。言い換えれば、いつか知らん昔の姿へ次第々々に逆行して行く。今日本は民主的な国家として再建されなければならんときに
○重盛壽治君 これは労働大臣に本来お聞きすべきことだと思いますが、私あとからお伺いしますが、今局長の説明を聞いておると、労働省は余りにも事務的に少し行過ぎておるのではなかろうかと考えております。その前に一つお聞きしたいことは、昨年の暮に起つた争議の実態に鑑みてこういう法律を新らしく作りたいと言われるが、その争議の実態は一体どこから起きて来たかということを先ず究明しなければならない。これは労働組合を育成助長
○重盛壽治君 先般の平林委員長の口述の中で、今度の仲裁裁定一万三千百円の基準賃金額がこれは不満だ、併し不満ではあるけれども仲裁裁定に服したいと言われたのだが、この不満と言われた内容がもう少し突込んでお聞きしたいと思いますが。