1962-03-15 第40回国会 参議院 運輸委員会 第14号
○赤松常子君 それじゃ今度南波佐間参考人に伺いますが、郵政省が、どういう態度でいたのでしょうか。また郵政省の意見というものは、この答申案に盛られているかどうかということを、組合側の方は、どういうふうにお受け取りであったのでしょうか。
○赤松常子君 それじゃ今度南波佐間参考人に伺いますが、郵政省が、どういう態度でいたのでしょうか。また郵政省の意見というものは、この答申案に盛られているかどうかということを、組合側の方は、どういうふうにお受け取りであったのでしょうか。
○赤松常子君 関連で。私も単なるしろうとでございますから、教えていただきたいと思っております。 今の南波佐間参考人、米田参考人のその審議会に対する御発言のところに何か食い違いがあるように思うのでございますが、米田さんにお尋ねいたします。政府の意見として委員長が御発表なすったのですか。私がちょっと皆様のお話を伺っていますと、郵政省と運輸省と、全然意見が統一されていないまま、その審議会に御出席なすったように
○赤松常子君 もう一点。たいへん御本人たちも誇りを持ってやっていらしていただいておりますが、今のこの試験にパスする割合というものはどのくらいになっておりましょうか。
○赤松常子君 関連して。昨年の暮れでございましたけれども、婦人調査官の方々、それから相当国家公務員の上級クラスにいらっしゃる婦人の方々との懇談会がございまして、ほんとうに私ども皆様のごりっぱなお姿を拝見して力強く思ったのです。今お話伺ってみますと、この供給源に非常な隘路があるとおっしゃっていますが、婦人がそういう志願をする、そうして試験にパスするその割合というものは一体最近どのようになっておるでしょうか
○赤松常子君 ぜひひとつ課題として、こういうパイプをつける一つの道をお考えいただきたいと思います。具体的なことが長々とございましたけれども、それは申しません。 その次に、各刑務所の職員の方の親睦団体がそれぞれあるようでございます。これの性格及び経理が非常に不明朗なことを言っておられまして、これは一方的に私聞いて、それが正しいと思っておりません。また、反対の側においての意見も聞かなければならないことですが
○赤松常子君 裁判所あたりには公平委員会というものがございますようですが、刑務所あたりにそういう機関を正式にお置きになったらどうかと思うのですが、そういうお考えございませんですか。ただこういう、たまたまいらっしたときに監察するとか、あるいはその上の人々に、よく下を監督しろというようなことだけでなく、正式な機関をそういうものにお設けになるというほうが、パイプができていいんじゃございませんでしょうか。
○赤松常子君 矯正局長さんに二、三お尋ねしたいと思うのでございます。 それは、この問題はだいぶ前にこの法務委員会でも取り上げられた問題だと思うのでございますが、少年院とか刑務所に働いていらっしゃる職員の処遇あるいは待遇の問題でございますが、最近私のところへわざわざ婦人職責が陳情に来られたのであります。その内容につきまして、私矯正局長にただし、将来こういう問題に対する法務省矯正局の御方針、これをはっきり
○赤松常子君 私、不敏にして、諸外国では、こういう出所者に対して、そういう場合の経済的保護というのでしょうか、経済的足がかりというものをどういうふうにやっておるものでございましょうか。またこの賞与金制度以外に、こういう出所して社会生活になじむ間の生活を見るという制度がほかにあるものかどうか。それを私、もしそこでおわかりでございましたら、諸外国の例をちょっとあればお知らせいただきたいし、それと比較して
○赤松常子君 これは、全国一律でございますね。
○赤松常子君 私、二、三ちょっと予算に関してお尋ねしたいと存じます。 まず第一に、刑務所作業の賞与金制度ですね、これについて私少し疑問がございますので、これに関してどういう方途をお持ちでございましょうか、お尋ねしたいのです。よく新聞を見ますと、罪を犯す——強盗をしたり殺人をした人が、出所後二、三日目にそういうまた罪を犯しておるという記事をたくさん見るわけです。もちろんこれは今大谷先生の御質疑のように
○赤松常子君 内閣総理大臣の性格、なるほどおっしゃいますように、行政府の長官、長という性格もございます。けれどもまた、内閣というもののその機関の長であるという、こういうまた性格もお持ちでいらっしゃいます。ですから、この総理府の中に置くということでは、私今心配いたしますように、各省と同じ立場でありますね。それでなくて、内閣という、その内閣の長であるという性格の総理大臣のもとに、憲法調査会のごとく置いてもらったほうが
○赤松常子君 たいへん時間もおそくなってあれですが、私しろうとでございますので、教えていただきながらお答え願いたいと思うのです。先ほどからいろいろ御質疑を伺ってみまして、私たいへん心配になっている次第でございまして、いろいろ今これを見て参りますと、この中央防災会議を総理府にお置きになるということが、非常に弱い、弱体の一点だと私は思うのです。それは各省と肩を並べているという、そういう建前になるのじゃないかと
○赤松常子君 釈迦に説法かも存じませんけれど、内閣総理大臣の性格というものに二重の性格があると思うのです。総理府の長たるその総理大臣の性格と、内閣の長たるその性格と二重にあると思うのです。で、こういう強力な問題を推進しよう、特にフーヴァー委員会のような、あの超党派の権威の高いものにしていこうという、この行審の答申にもございますような、こういう強力な機関を作ろうというのであるからには、内閣の長たる総理大臣
○赤松常子君 それであれば、なおさらこの総理府の中にお置きになるということが、各省各機構と肩を並べて弱体なものではないでしょうか。そういうあり方であっては、また各省の抵抗がありはしないか。それを排除する強力な拘束力と申しましょうか、強制力というものが生まれるかどうか、心配いたします。この総理府の中に総理府の付属機関として置かれる、こういうことは、私は非常に心配をいたすわけで、なぜ憲法調査会のように、
○赤松常子君 私、内閣委員にはまだしろうとでございますので、めくらヘビにおじずの御質問をするかもしれません。どうぞその辺お含みでお答え願いたいと思います。 この法案が提出されましたいきさつはいろいろ伺いました。で、ごく最近に、行審の第五次の答申によってこの案が組まれたということはよくわかっております。ところが、先ほど長官もおっしゃいましたように、過去幾たびかこの行審から政府に対して、行政の簡素化、
○赤松常子君 行(一)、行(二)の区別をなくしてもらいたいというその要望は、私どもよく聞いておりますわけです。だから、ここで問題は、業務内容の整理と申しましょうか、業務内容に、政府として、これからこういう仕事こういう仕事というふうに線を引いて、はっきり業務内容の整理ができていないというところにも問題があるのではないのでしょうかと私は思うんでございます。そこでこういう混乱が起きるのではないかとも思うのでございますが
○赤松常子君 私、まだこの内閣委は新米でございますから、ずいぶんわからないことがございますから、教えていただきながらちょっと御質問したいと思うのでございます。 今の男女の賃金問題でございます。私、やはり国家公務員、政府からこういう問題はりっぱな模範を示してもらいたいと思うのでございますけれども、なかなかちょっと研究いたしましただけでも、採用試験には合格する女子がずいぶんございますけれども、それをいよいよ
○赤松常子君 大臣、もうお急ぎでいらっしゃいますから、政府の考えをちょっと伺っておきたいと思うんです。それは最近男女同一賃金問題を労働省がお取り上げ下さいまして、婦人少年局主催でいろいろな集会や行事をお持ちいただきましたことについて、私たちたいへん感謝いたしております。幸い労働省には、国家公務員の中で、たった一人の婦人局長さんをかかえていらっしゃいますし、そうしてまた婦人課長もいらっしゃいまして、私
○赤松常子君 売春防止法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 売春防止法が制定されましてから五年を経過いたしましたが、関係機関団体の御努力により、法施行による成果が実を結びつつありますにもかかわらず、最近においては売春がとみに潜在化し、また、悪質化して行なわれる傾向が見られることは、すでに御承知のことと存じます。 もちろん、このような事態は、売春を根絶するために
○赤松常子君 そういう事例もあることはあるわけでございますね。
○赤松常子君 それで一人二百三十円のが三百円ということになるのですね。 それから、この前、あまり日当が少ないから証人の出頭がずいぶん少ないと伺いましたが、全事件の中で、そういう故障から事件が進まないというような割合はどのくらいあるのでございますか。
○赤松常子君 この参考賃料を拝見いたしまして、今さらのように証人の人々の日当の低いのにちょっと驚いたわけでございますが、今度増額されまして後、総額はどのくらいになるのでございますか。一人にはこの増額でございますが、総額はどのくらいの予算のワクをとってあるのでございますか。
○赤松常子君 私も、本法案及びただいま提出されました修正案及び御提出なさいました附帯決議を込めまして、全部に心から賛意を表したいと思っております。 諸外国のこういう問題と比較いたしますと、日本の酔っぱらいに対する法律の制定というものが非常におくれておりますことは、ほんとうに残念なことでございましたが、今、これが制定されようといたしておりますことは、ほんとうに喜ばしいことだと思っております。この過程
○赤松常子君 ただいま高田委員及び大川委員からおっしゃいました内容の問題につきましても、どうぞ国民のみんなが治安維持のために要望していることが切だと思うのでございます。幸い大川委員から三党が話し合いの共通の場を持って、おのおのその今出しておりますものはニュアンスが違うわけでございますけれど、最善のものを作ることに私ども心がけますから、どうぞ政府もその意をおくみ下さいまして、この機会に御協力、御理解のほどをお
○赤松常子君 それにやはり加えて研修してもらうことを考えていらっしゃいますね。
○赤松常子君 先ほど井川委員が繰り返しおっしゃったのでございますけれども、この矯正医官の資格と申しますか、もちろん医術の面も十分身につけていただくということも大事でございますけれども、相手が特殊の人でございますから、どうしても人間的にりっぱなものを持っていただくということが、より大事じゃないかと思うのです。そういう問題をどういうふうにしてお教えになるか、どういうふうにしてそういう面を特に強く身につけていただくかということが
○赤松常子君 二、三お尋ねいたしたいと思います。私は、かねてこういう矯正医官及びこういう所に入っていられる方へ対処していく、お世話をしていく人には、特に少年院とか少年鑑別所または婦人補導院などには、婦人の職員を多く使ってほしいということをしばしば申しているわけなんです。ですから、この採用法ももちろん男女平等で、女医さんの採用、登用も考えていらっしゃるわけでしょうね、区別なく。
○赤松常子君 それじゃもう一つ、ほんとうにお願い申しておきます。今対症療法でないというそのお立場から、最近の社会の風潮、売春の問題のその対策に対しまして、もっと社会教育局の当局といたしまして、総合的にやはり問題をお取り上げになりまして、もっと御熱意のある対策をお立ていただきたいと、私特にお願い申しておきます。
○赤松常子君 総合的にこういう問題をまとめてお取り上げになったことはないというふうに私ども解釈いたしまして、非常に私残念に思っております。この前、社会教育費を相当計上なさいましたときに、ちょっといろいろな論議がございましたことも局長は御承知だろうと思うのでございますが、その使途につきまして、私ども実に不明瞭な点を一応追及したことがございましたわけです。今度も社会教育費は相当増額されておりますが、それの
○赤松常子君 関連いたしまして。 ただいまの市川議員の御質問にちょっと関連いたしまして、社会教育局長さんの御意見を伺いたいと思うのでございます。今いみじくも局長さんがおっしゃいました、文部当局の社会教育を担当する場面は対症療法ではない、売春問題に対しては対症療法をするのではないと、いみじくもおっしゃったのです。ほんとうにその通りなんで、売春防止法は現象的な問題をとらえて、これに対する対症療法的な行政
○赤松常子君 もう一つ。それで、びっくりいたしましたのは、自殺する道具と申しましょうか、こうシーツや何かを引き裂くというようなことが実際はあったわけなんですね。こういうところに、首つった事実がほんとうにあったわけなんですが、こういうような前例というものは、まあなかったから気を許していられたわけでしょうが、そういうことに対して、事後、こういうことが起きたあと、シーツだとか、そういうようなものが、やはりそのまま
○赤松常子君 ちょっと私簡単に鑑別所長さんにお尋ねしたいのでございますが、あの山口少年事件のあと、たしかあなた様でしたか、新聞に御発表の意見の中に、今度の事件で、教官の不足を非常に言っておられたのですが、教官の数の不足ですね、これはその後どういうふうになっているのでございましょうか、今あなたのおっしゃった中にもやはりずっと山口少年を見張りしておけばよかったとおっしゃるのですが、それは教官が不足だからそういうことができなかったのでございましょうとも
○赤松常子君 ありがとうございました。それはちゃんと八億の中に入っておるのでございましょうね。
○赤松常子君 それを伺って安心いたしました。この間、高松管区をちょっと拝見したのでございますけれども、四国には特別少年院も医療少年院も独立していない実情でございまして、大へん少年の矯正処置が非常にむずかしいように第一線の方々のお声が相当出て参りました。私どもが申すまでもございませんけれども、あすこには四国の松山とそれから丸亀に女子の少年院がございます、それだけでございますものですから、特別少年院がないものですから
○赤松常子君 私もちょっと二、三お尋ねしたいと思っております。この前の委員会に私欠席して失礼いたしまして、話題が出たかとも存じますが、この間私どもは四国班に入りまして高松管区の刑務所、少年院を少し見せていただいたわけですが、いろいろ感ずるところがたくさんございました。先ほど、今度少年院を四国、東北、北海道に新設する御計画のようでございましたが、普通の少年院なんでございましょうか、四国においてはいかがなんでございましょうか
○赤松常子君 年令層と経験年数と、いろいろ項目が違いまして、また人員数も違いますから、実際は高い人もあるが、高い人が年の若い人の方に削られるから、結果はこう出る、こういう御説明ですか。
○赤松常子君 そういたしますと、さっき申しました資料の中の経験年数別平均賃金表の最後に、三角じるしがついておりまして、七百六十五円低いということは、これはどう解釈したらよろしゅうございますか。
○赤松常子君 きょういただきましたこの資料の第一でございますけれどもね、前々回の委員会で私ちょっと質問いたしましたのと比較いたしまして私の質問のときに、町長さん、少しそれは筋が違うのじゃないかという御答弁であったようでした。それは政府の一般職員の平均と裁判所の皆さんの平均の割合を尋ねたときに、非常に私の方の言い方が、違う資料のように御答弁があったんでございますね。そのとき、私政府の一般職員の平均が二万四百四十円
○赤松常子君 ですから、私この場合、そういうことがあらかじめ予想されるような場合のことを考えて、いきなり境界を破損し、移動しということを持ってくる前に、もう少しそういう場合の国民の立場を考えて、両方が事故の起きないように親切な条文があっていいのではないかと私は思います。それを一言入れていただいた方が親切ではないでしょうか。
○赤松常子君 そういう場合に、事前にそういうことがわかっておればいいのですけれども、そうでなく、あとから文句をつけられるということがありはしないか。そういう場合どうなのでございましょうか。
○赤松常子君 ちょっと二、三お尋ねしたいと思うのでございますけれども、この改正の第二の境界の毀損の関係についてでございますけれども、これはあれでございましょうか、善意の場合もこれは含まれているように、この間からいろいろの質疑で解釈いたすのでございますけれども、善意の場合も、これにくるまってこういう結果になるという改正でございましょうか。たとえば最近善意じゃない、故意でもないけれども、そうせざるを得ない
○赤松常子君 ちょっと二、三お尋ねいたしたいと思うのでございますが、まず最初、さっき井川委員おっしゃいました裁判関係の方々の俸給というものが、他の一般職の方たと比べて非常に低いということは、いつも言われているわけでございまして、ここでもしょつちゆうそのことは取り上げられて、そういう待遇の向上についていろいろ論議がかわされております。ところが、先ほど人事局長の御答弁では、そう低くないとおっしゃっていますが
○赤松常子君 ちょっと伺いまして、裁判所判事さんだとか検事さん、ちょっと上の方の方が多くて、ほんとうに書記官の皆さんの声というものがこの機構ではたして反映するかどうかということが、私、心配なのでございます。これはまたいずれ次の問題になろうと思っておりますが……。
○赤松常子君 もう一点。構成メンバーの中に書記官の方も入っていらっしゃるのですね。それ、どれくらいの割合でおいでになるのですか。私の心配いたしますのは、そういう書記官の声が正当に強力に発言されているかどうかということが心配なのです。
○赤松常子君 今のお尋ねに対するお答えの中に、調査委員会ですか、その内容ですね、事務量の問題であるとか、権限、それから待遇問題、大へん広範にいろいろおきめになる委員会の性格なり、あるいはその構成ですね、どういう方々でこの委員会をお作りになっていらっしゃるか、大へん重要だと思いますから……。
○赤松常子君 私の申しますのは、そういうはっきりした犯罪の表面に出たというのでなく、ちょっとすぐに物を取ってみたり、何かあるらしいのでございまして、そういう癖のある人と一緒にいるということで、かえって悪くなっていくから、最初からそういう分類のあれですね、このごろやっていらっしゃいますことを婦人収容施設にもやってもらいたい、こういう御要望なんです。もちろん表面に出た方は何とか処置をなさって、取り扱いも
○赤松常子君 それと同時に、窃盗の人だとか、ここにもございます精神薄弱、そういう人々と一緒にいるのですね。これが困るという訴えを非常に聞いておりますのですが、そういう点補導院の方はどうなっておりましょうか。この精薄の人は別に置いても、置くだけでございましょうし、置いてもいいでしょうが、窃盗癖があるからなんというのは、どうも扱いが非常に無理ではないかと思うけれども、そこを何とか分類してもらいたい。まあ
○赤松常子君 二、三ちょつとお尋ねしてみたいと思うのでございますけれども、この表で見ましても、呼吸器病の人もありますし、伝染性の病気を持っている人もあるのですが、私補導院をまだ一度も拝見いたしておりません。普通の一時収容所は時々拝見いたしておりまして、少年の例の江戸川にございます江戸川寮、あそこにちょっと行ってみたのでございますけれども、まだああいうところは設備は不十分でございましたね。伝染性の人を