1949-11-29 第6回国会 衆議院 経済安定委員会 第8号
○西村(久)政府委員 まず日程第七は、非現業官庁の現業職員に労務用物資の割当を要望するものでありますが、労務加配は生産復興と経済再建に直接関連する重要業種に所属する労務者であつて、相当以上の筋肉労働に従事する者に対し加配するのを原則として、官庁職員中国鉄逓信関係の現業官庁の現場職員に対し加配しているのは、右の理由によるものでありまして、非現業官庁の職員に対しては、例外的に治安維持、経済取締り等国家緊要業務
○西村(久)政府委員 まず日程第七は、非現業官庁の現業職員に労務用物資の割当を要望するものでありますが、労務加配は生産復興と経済再建に直接関連する重要業種に所属する労務者であつて、相当以上の筋肉労働に従事する者に対し加配するのを原則として、官庁職員中国鉄逓信関係の現業官庁の現場職員に対し加配しているのは、右の理由によるものでありまして、非現業官庁の職員に対しては、例外的に治安維持、経済取締り等国家緊要業務
○西村(久)政府委員 本法にも明記してあります通り、十分なるゆとりをつけて予備金をとり、なお非常時のものをとるようになつておるのであります。突然かわつた国際的の変動等が生じない限りは、それにまかない得るという確信を持つておりますが、経済情勢の変化あるいは戰争の勃発というようないろいろな不慮の場合に際会いたしました際には、また予算の更正も可能ではなかろうかと存ずるのであります。
○西村(久)政府委員 安定本部では原案を作成するのでありまして、作成いたしました原案は閣僚審議会へまわして、閣僚審議会をして決定するということに相なるのであります。
○西村(久)政府委員 お尋ねの点はごもつともな点があるのでありますが、今日の国際経済情勢の急変は御承知の通りでありまして、変転きわまりないときに、立法処置のみに拘束せられるということは、好ましいことではないのであります。その間調整をはかつて、経済の安定を期するという意味に基きまして、いろいろの政令をよけいこしらえてあるわけであります。その関係からいたしまして、本法にも再検討という他の法律にない條章を
○西村(久)政府委員 具体的な問題でないので、お答えにはなはだ困るのでありますが、今実例をあげられましたような貿易機構等の関係につきましても、関係方面と折衝を重ねまして、なるだけ自由な取引をいたしますことについて、自由なる出入りのできるような港などについての改善方法も、政府として着々その対策を進めておるわけでございますから、さよう御承知を願いたいと思います。
○西村(久)政府委員 私より簡單に御答弁申しあげます。国内経済態勢、貿易態勢が、この法律で確立したという意味ではないのであります。この法律の趣旨にのつとりまして、今後国内態勢もこの法律の趣旨に沿うように貿易の改善をして行くという趣旨のもとに、この法律案を提出してあるわけでありますから、さよう御了承願います。
○西村(久)政府委員 米原君の御質疑にお答え申し上げます。大体におきましてドルに換算いたしまして、四億四千万ドルと御了承を願います。これは英貨債、米貨債、仏貨債を含めての合計であります。
○西村(久)政府委員 上林山君のお尋ねにお答えをいたします。政府といたしましては、災害費の配賦につきまして上林山君のお尋ねの通りに、各災難の実情を勘案いたしまして、河川はよりませず、あらゆる角度から各省関係の災害の配分をいたしまして適切な方途をとつておるのであります。建設省関係の考え方は建設大臣のお考えのようになるわけでありますが、各省関係の災害を総合的ににらみ合せまして、河川なり、あるいは農業方面
○政府委員(西村久之君) 三好君のお尋ねのうち、価格差補給金を節約して物価体系に影響を及ぼして、国民経済に惡影響を来たすのではないかというお尋ねの部分に対してお答えを申上げたいと存じます。 お説の通り補給金を無理に節約いたしますると、物価体系に影響を来たすのであります。これは申上げるまでもないのであります。政府といたしましては、物価の体系に累を及ぼさないように、時期或いは方法、程度等を勘案いたしまして
○西村説明員 公共事業費の内容については、まだはつきりとした数字が出ておりませんので、閣議の決定前でもありますし、詳細なことはお述べすることがはなはだ困難でありますが、大体におきまして政府の建前といたしまして、今年度は治山治水事業に重点を置いて公共事業費の配分をしようという建前をとつて参つておるのであります。計数は固まつておりませんけれども、大体の配分といたしまして、治山治水事業費に二百五十億内外と
○西村説明員 先ほど委員長からお述べになしました通りに、二十二年、二十三年度の莫大なる災害を受けて、その復旧いまだならざる今日、また本年デラ台風以後の数回にわたる台風を受けまして言語に絶する損害を見ておりますることは、まことに遺憾のきわみであります。何と申していいか、私どもこれについては非常に心痛をいたしておるわけであります。御案内の通りに二十二年、三年の災害が八百五十億余の災害のところへ、今年の予算
○説明員(西村久之君) お尋ねの点は御尤もなお尋ねと存じまするが、安定本部といたしましても、年々災害がありますることも認めておるのでございますが、近年非常にその災害が多くなりまして、災害額が激増の一途を辿りました。この結果は一時的に國民の負担を重からしめるというようなことを惹き起し勝ちになつて、財政的に非常に困る結果になりますので、安定本部としては今後災害を成るだけ防止し、できました災害はこれを成るだけ
○説明員(西村久之君) 御案内の通り三百億を突破するであろうという予定しました金額に対する融資でありますので、私共の建前といたしましては大体國の直轄工事に充てまして五、六億程度を融資いたしております。これは公共事業費の四・四半期の枠の中から一時繰上げて行きたい、かような考えを持つておるのであります。それでその他の國の補助工事に対する分につきましては、大体只今のところ三十億を予定いたしておるのであります
○説明員(西村久之君) 只今建設省の河野関係の災害のことの御説明があつたようでございますが、今度のキテイ台風によりまする災害の総額は実はまだ詳細な災害の報告が全部届いておりませんので、総額はここで明示することは甚だ困難でありますけれども、恐らく三百億を突破するだろうと予定せられる金額に達しておるのであります。この災害を私共といたしましては一日も早く復興いたすのが任務でありますので、大体の金額が各省関係
○西村(久)委員 議事進行について……。川村委員の御質問の概要は、委員長の申される通りのように聞き及んだのであります。本件につきましては、水産当局よりもこれを調停する熱意のある意思表示がされておるのでありますから、この程度にして議題であります法案審議に対する質疑を続行されんことを望みます。
○西村(久)委員 関連しておりますから、ちよつとお尋ねいたします。ただいま砂間委員からお尋ねの、賠償金に関係する漁業権証券の問題でありますが、これは、二十五年の長期にわたつておるのでありますが、特別会計法を設定するというお考えでありますか、この点をお尋ね申し上げます。特別会計でないと、二十五年の間、本省内の経理の関係を私どもは心配するのであります。この点を一應確かめるおきたいと思います。予算の建前からは
○西村(久)委員 この際漁港に関する小委員会の経過並びに結果を御報告して御承認を願いたいと存じます。 漁港に関する小委員会は、二度にわたつて小委員会を開きまして、いろいろ檢討を重ねたのでありますが、御承知の通り、漁港はその性質上商港であり漁港であるというような関係等が非常に複雑でありますので、簡單にこれを漁港なりと認定するのに相当理由が必要となるために、今日まで漁港法の設定の運びに至つていないのであります
○西村(久)委員 異議ではありませんが、もしほかに漁区改正の案が残つておりますならば、それも同様の取扱いを願いたいと思います。
○西村(久)委員 ただいま、委員長からお述べになりました名島というのは、九州本土と壱岐の國との中間に位する地点にある島でありまして、四つの島からなつておるわけでございます。この地点は玄界灘のただ中にあります関係上、日本の九州の西沿岸を航行する漁船並びにその近所で漁業を営む漁船に、なくてならない港としての要望地点となつておるわけでございます。從いまして遭難率も、波が高い関係上非常に多い箇所でございますから
○西村(久)委員 ちよつと伺いたいのでありますが、ただいま政府の言われた通りに、政府の意思は、提案中の漁業法に明記されておるのでありまして、私ども委員会で審議の途上にある法文に関係する問題であると考えておるわけでございます。政府の方の意思では、根付漁業は第一種共同漁業とする建前で文案になつておりますから、本件につきましては、政府の所見をただすということよりも、私どもの委員会の漁業法の審議の際に、十二分
○西村(久)委員 もちろんその通りであります。これが私どもの意をむかえて、運輸委員会の方で修正をして参りますれば、もちろん異論はないのであります。ところが会期切迫いたしまして、どさくさまぎれにこの案が出ますし、私どもは委員会で審議しておる間に通らぬとも限らぬのであります。そういう危險に差迫つております今日でありますから、その運びをいたしますのに手落ちのない方法をとつておきますれば、提案者が修正をし、
○西村(久)委員 委員会からは修正案は出されないのでありますから、委員各位個々の意見として、全員の署名を願つて、常任委員会の決議でなしに提出する運びを、私ども委員としてとらなければならぬのではないかと思うのです。從いまして皆さんの御賛同を得ますれば、そういうふうな形で私は進んで行く方がいいのではないかと考えます。取扱いはいかようになりましようとも、いずれになつても会期が短い今日でありますから、目的達成
○西村(久)委員 議事進行について発言を求めます。ただいまの造船法関係の一部修正は、これは急を要する問題でありますので、この意見書を運輸委員長並びに内閣委員長に出すことはよろしいのでありますが、われわれ水産を代表する議員といたしましては、一部修正の修正案を出して争うようにならぬとも限らぬのであります。從いまして、修正案をすみやかに整備いたしまして、関係方面との折衝を重ねる必要があるのではないかと思うのであります
○西村久之君 本請願は、長崎縣の松浦線志佐駅より上志佐を経て、同線の肥前吉井駅に通ずる鉄道敷設の計画は、終戰前後の幾多の隘路のため、重要線路として計画されたまま実現するに至らなかつたのであります。しかして本路線の開通は、現行線志佐駅より吉井駅に達する距離に比して十一キロ弱、所要時間において四十分を短縮するものであり、さらに現行線の傾斜勾配千分の三十三に比して千分の九に緩和し、燃料の節約、輸送力の増強
○西村久之君 この芦辺浦というのは、玄海灘のまつただ中にあります壱岐の國にある港でありまして、博多の方に向いた口を持つ港であります。この港の口が瀬が多うございまして、附近を航行する船が常に遊船をする地点にあります。玄海灘のまつただ中であります関係上、漁業上の要路であるばかりでなく、壱岐、対馬、朝鮮方面との重要なる地点に該当する関係もありますので、その芦辺浦の入口になりますこの所に、燈台の設置をお願いしたいというのが
○西村(久)委員 なるほど一年という長い日にちは一年を土台としてきめられるのもよいかもしれませんが、短い日にちは二週間、三週間というのはまどわしいのであります。十五日なら十五日とはつきりして、日にちで両方とも統一した方が、私は法律としてはよいのではないかと考えましたので申し上げたわけであります。 次にお尋ねを申し上げたいのは、第五條の第一項、第二項に、「入札の方法をもつて水産業團体」云々とこうなつておりますが
○西村(久)委員 法文の関係について一、二お尋ね申し上げたい。四條の第二項の但書は二週間という文字が使つてあるのでありますが、五條の但書は十日という日にちははつきり明記してあります。法律でありますから日にちを明記して十日とするなら、十四日となされるのが妥当ではないかと考えますが、これを二週間という字を使いましたのはどういう理由でありますか。
○西村(久)委員 今のことに関連して御質問いたしますが、通牒で明らかにされるならば、法文で明らかにされた方が、私は賢明ではないかと思います。夏堀君の言われるのは、同じ資格を持つた協同組合が二以上同じ價格で入札をした場合に、それをどつちの組合に渡すかという関係の法文が明記されておらない。從つて抽せんによる方法をとるか、再入札の方法をとるべきかということを、法文に明文がほしいという意見だと考えますので、
○西村(久)委員 ただいまの森農林大臣のお話はよくわかるのでありますが、事が非常に急なることを察知いたしまして、非公式ながら内閣委員長へ合同審査の要求をいたしたのであります。けれども近くこの法案を上げようということで、合同審査に日時をかしてもらわれぬのであります。内閣委員長といたしましては、水産委員会に関係のある案件であるから、水産委員会の意見を申出てもらえば、その意見を十二分に尊重して、本案の通過
○西村(久)委員 ただいまの御説明を伺つておりますと、結論はこういうことになると思うのでありますが、九百十四億という関係方面から示された数字は、まだ根拠はない、日本政府の方にはわからない、こういうことに承知してよろしいのでありますか。九百十四億という数字の内示を受ける以上は、この内訳がわからなければ、そういう数字が出るはずがないのであります。この点ひとつはつきりしておいていたたきたいと思います。
○西村(久)委員 予定の物量に変動があるということでございますので、その物量の品目がどういうふうになつておつて異動を生じて参りますのか、その内容、かおわかりでしたら、お示し願いたいのであります。これは日本の産業復興に重大な影響がある問題ですから、特に承つておきたいと思います。
○西村(久)委員 この機会に、ちよつとお尋ね申し上げてみたいと思いますか、今の説明では、関係方面から九百十四億円のお示しがあつたということであります。このお示しを受けました際に、予算上にこれだけの金の不足を訴えて来ることは当然でありますが、予算の組みかえ等に対しての必要什かあるかないかは、関係方面とお話合いをなされたこと、かないのであるかどうか、この点をひとつお尋ね申し上げま 次に、九百十四億という
○西村(久)委員 私はどうも政府のお述べになることがわからないのであります。先ほどの御説明を伺いますと、安定帯物資の補給金を減して、その減した金を輸入物資の不足を訴える方に充当して行く考えであるというように御説明があつたのであります。そうだといたしますと、安定帯物資の方の関係の價格を減らすのは、政府は減らすつもりでありましようが、関係方面の同意が得られるおつもりであるか、私は心配するのであります。この
○西村(久)委員 小坂君の御意見に私は反対するのではありませんけれども、主計局長はこの程度よりお知りにならぬのではないかと私は思つている。それで物價廳の担当責任者に來てもらいまして、輸入物資に対する補給金の算定等を、日本はこういうふうにすればこういうふうになるというお役所の方ではあらかたのそろばんが出ておるのではないと思いますので、そこのところを詳しく知らしていただきたいと思います。そうすれば追加予算
○西村(久)委員 ただいま主計局長のお話では私ども納得が行かないのであります。なぜかと申しますと、それだけのことは新聞にもう出ておるのであります。その内容をいま少しく私どもは詳しく承知いたしたいので、この会を催しておるわけでございますから、主計局長の方で内容を詳しく——輸入物資の関係等に対する八百三十三億の算定基準となるべき今後の異動の基準でもお示し願いまして、納得の行く御説明が願いたいものだと私は
○西村(久)委員長代理 この際松本君にちよつとお諮りいたしますが、文部大臣がお見えになつておるので、ごく二、三分の間、今井君の質疑が残つておりますから、今井君を済ませてからあなたの御質疑を願いたいと思います。今井耕君。
○西村(久)委員長代理 この際圖司君から先ほど総理にお尋ねになつた関係の問題を農林大臣にお伺い願いたいと思います。圖司安正君。
○西村(久)委員長代理 ちよつと川島君にこの際おはかりいたしますが、大藏大臣を呼ばしておるのですけれども、お見えでないから、先ほど圖司君が総理にお尋ねになつた点を、農林大臣がお見えになりましたから、農林大臣にお伺いしていただきたいと思います。