2011-04-12 第177回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
○藤井基之君 私は、ただいま可決されました独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、厳しい雇用情勢の中で職業訓練
○藤井基之君 私は、ただいま可決されました独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。 一、厳しい雇用情勢の中で職業訓練
○藤井基之君 どうもありがとうございます。 少しお薬の問題を情報提供を兼ねましてお話をさせていただきたいと存じます。 今回の巨大地震でかなり広い範囲が実は被災をしてしまいました。結果として、非常に限られた特定の工場で作られている医療に重要なお薬の供給がこの先心配だというケースが幾つか出てまいりました。もうこれは既に厚生労働省の方でも把握していただいていると思いますが、例えて言いますと、いわきにある
○藤井基之君 よろしくお願いしたいと存じます。 それから、これは去る三月二十二日に厚生労働省の方から地方自治体の方にも通達をされておりました。まだ元気のある、命ある方々に対しては、今大臣のおっしゃられたような対応を取っていただくわけでございます。不幸にして亡くなられた方々の御遺体の処理ということについて、通達によって、いわゆる御遺体の埋火葬等の体制の確保についてという通達を出されておりまして、こういった
○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。 今日は、お忙しい中、大臣以下幹部の皆さん方にも御出席をちょうだいしました。ありがとうございます。このような状況でございますので、細かい質問は少し割愛して、そしてなおかつ、大臣所信に対する準備をしておりましたけれど、こういう時期でございますので、まず震災の問題の方から少し質問をさせていただきたいと存じます。 その前に、先ほど委員長からお話あったとおりでございますが
○藤井基之君 委員派遣について御報告申し上げます。 去る十二月二十日及び二十一日の二日間、津田委員長、長浜理事、石井理事、山本理事、川合委員、小林委員、西村委員、石井委員、川田委員、田村委員及び私、藤井の十一名により、長野県及び岐阜県の社会保障及び労働問題等に関する実情を調査してまいりました。 以下、その概要を御報告いたします。 一日目は、まず長野県庁におきまして、長野県の医療提供体制、高齢者福祉
○藤井基之君 ということは、この藤田保健衛生大学病院におけるアウトブレークケースについては厚生労働省は特別の指導をしなかったと、こういうことでございますか。
○藤井基之君 ありがとうございました。 このMRABの帝京大学の感染というのは、これが国内における初めてのケースではありません。実はこの問題、海外においては早くからいろいろな指摘がなされておりまして問題になっておりましたが、我が国で大きなアウトブレークといいますと、平成二十年の十月の二十日、韓国で入院していた患者さんが福岡大学の救命救急センターに搬送入院されました。これを契機としまして、福岡大学では
○藤井基之君 久しぶりに厚生労働委員会に戻ってまいりました。浦島太郎になっているかもしれませんが、答弁よろしくお願いしたいと存じます。 この夏、暑い日が続きましたけれども、九月に入ってまだ暑い日が続いていると思った中で、寒々とするような報道がなされました。何かというと、多くのお薬が効かない多剤耐性菌による、しかも病院の中での感染だという。病院に、治りたい、完治してもらいたいということで入院した、しかもそれも
○藤井基之君 ありがとうございます。 御案内のとおりですが、世界におきますワクチンの開発、そして供給できるメーカー数というのはどんどん減少してきております。だから、先ほど私は国内での需給体制というのは大切になるんじゃないかということも加えて申し上げたわけですが、それについても踏まえて政策の展開をお願いしたいと存じます。 今度は、国内問題言いましたけれども、ちょっと外を向いてみますと、感染症の問題
○藤井基之君 よろしくお願いいたします。 先ほどのニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンのレポートにもある旨ちょっと御紹介しましたけれども、インフルエンザワクチン、平成五年までは予防接種法によりまして学童に対しては接種義務があったわけでございます。そのため、ワクチンメーカーは、それまでの数字で見ますと、多いときで一千七百万本ぐらいの生産をして、それが実際に使われておりました。 ところが
○藤井基之君 平成十六年度の国民医療費、三十二兆円を超える数字が発表されております。高齢化の急速な進展等によりまして医療費は今後更に増え続け、やがて五十兆円には達するのではないかと、そのような推計もなされているところでございます。このような状況下で、昨年の国会におきましては、国民皆保険制度を将来にわたって持続可能なものにするための医療制度抜本改革の一環として、健康保険法、医療法等の改正等々の法律の改正手続
○藤井基之君 ありがとうございました。 先ほど大臣の御説明がありましたように、この生協の事業の内容というのは非常に幅広い、多岐にわたっております。商品の購買事業でありますとか、今お話がございます、これからももう少し質問したいんですが、共済事業と言われるもの、そして利用事業、いわゆる医療福祉事業など、実に広範な事業展開をなさっております。これらの生協が行う各種事業の中で、私ども、一般的には保険業務だろうと
○藤井基之君 ありがとうございました。 今大臣から御説明がありましたとおり、今回のこの見直しというものは、制度発足以来の生協を取り巻く環境の変化を踏まえて、そして結果としてかなり大規模な法律の改正になったというふうに理解をしております。 そうすると、これだけ多くの改正、非常なポイントも今大臣が御指摘なさったとおりでございますが、これだけになりますと、やはり今までのこのような改正法案をまとめるための
○藤井基之君 おはようございます。自由民主党の藤井基之でございます。 今日は、議題となっております生協法改正法につきまして御質問をさせていただきます。 御案内のとおり、昭和二十三年、一九四八年でございますが、この年に生協の制度が発足いたしまして、もう六十年近い月日が流れております。戦後の食料品などの日用品等の物資不足の時代から、その後の経済成長期、また物や各種サービスのあふれる今日まで、我々の日々
○藤井基之君 ありがとうございました。 ちょっと視点を変えた別な質問をさせていただきたいと存じます。 我が国は人材は豊かかもしれないけれども資源が足らないよと、日本をどうするんですかという話があります。政府は科学技術創造立国を掲げておりまして、本年度から第三期の科学技術基本計画、これがスタートいたしました。予算もかなりの額を想定して、これから力を入れようというふうに伺っております。この分野におきまして
○藤井基之君 ありがとうございました。 今大臣がお話ありましたように、実は改革の跡は私は見えていると思っております。というのは、先ほど四億円の不正な負担があったと申し上げましたが、それは過去の数字の推移を見ましたら、これはかなり少なくなってきているわけですね。私は、そういった意味で行政庁の努力を多としたいと思います。 ただ、一言申し上げておきますけれど、電話帳と大臣が評されたのはこれだけじゃありません
○藤井基之君 関連質問に立たしていただきます自由民主党の藤井基之でございます。 私の方からは、主として医療費の問題について御質問をさせていただきたいと存じます。 御高承のとおり、十七年度の一般会計決算支出総額は八十六兆円を超えているわけでございますけれど、いわゆる高齢化の流れを受けてでしょうか、年金であるとか医療とか介護という社会保障費の額も二十兆円を超えました。総体の約四分の一を占める状況になっております
○藤井基之君 ありがとうございました。 今の若年者の納付の問題についてはもう一度御質問をさせていただきたいと存じますが、次に移ります。 報道によりますと、長官が現場に課したノルマとでもいうんでしょうか、その数値目標等々、これが今回の事案発生の背景にあるんじゃないかと、そういった報道も接することがございます。 ただ、これまでの社会保険庁について申し上げますと、サービスの質でありますとか効率性など
○藤井基之君 この社会保険庁は過去からいろいろな問題ございまして、一度ならずもいわゆる組織の解体的な出直しをお約束して仕事をなさっているというふうに理解をしております。是非、大臣を筆頭に徹底的な原因究明等お願いしたいところです。 ところで、社会保険庁の業務の報告というものが出版物あるいはホームページ等に出ておるわけでございますが、その年度の納付率という数字があります。平成十六年度、その数字は六三・
○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。 今、同僚議員お二人から本日のテーマであります経済問題につきまして御質疑をいただいたわけでございますが、私は、もう一つのテーマであります社会保険庁の問題に絞りまして質問をさせていただきたいと存じます。 今回の国民年金保険料の不正免除問題というんでしょうか、また年金問題に対して国民の信頼を揺るがすようなことを起こしてしまったというか起きてしまったというんですか
○藤井基之君 ありがとうございました。 確かに、この法律は、元々できたときは病院と診療所と助産所に対する施設基準のような形で整備をするための法律だったわけですね。だから、そうなっていることは私も理解はしないわけではありませんよ。でも、今回の法改正の中でも、例えば医療提供施設に薬局をちゃんと明示されているわけですよ。前回の改正のときに本当に看護センターもちゃんと入ったわけですよ。だったら、なぜ引く条文
○藤井基之君 是非、前向きの検討をしていただいて、健保組合の存在というのは、その健保組合としての意義だけじゃないわけですね。こういった社会保障全体に対して大きな意味合いを持っているわけですから、そういった施策についても踏まえて対応をお願いしたいと存じます。 今回の医療法改正で、医療安全といいましょうか、そこをどうするかということが大きなテーマになっていたわけでございますね。提案されております医療安全
○藤井基之君 藤井でございます。 少しお時間をちょうだいして、行政庁に御質問をさせていただきたいと存じます。 もう御案内のとおりでございますが、今回提案されております新しい高齢者の医療制度、これにおきましても、今までの老人保健制度同様に現役世代、若年者の保険、いわゆる支援金という形、拠出金を求める形で財政を健全化しようと、そういった方策になっているわけですね。 現在の、現行の老人保健制度におきましても
○藤井基之君 ありがとうございました。 次に、違法ドラッグに関係して二、三御質問をさせていただきたいと思います。 今回の改正案で、これらのいわゆる違法ドラッグ、指定薬物として指定しまして、乱用目的での製造とか販売、広告を規制するよと、こういったことになっているわけですね。この指定薬物とは、改正法の二条の条文によりますと、定義によると、中枢神経系の興奮、抑制又は幻覚の作用を有する蓋然性が高く、かつ
○藤井基之君 是非これからも引き続いて充実強化をお願いしたいと思っています。ありがとうございました。 ここに厚い資料があるんですね。薬事法の一部を改正する法律案、閣法第六七号の参考資料、これは四月に参議院の厚生労働委員会の調査室がくれた資料でございます。各委員のところにすべてあるわけですが、さすが調査室だと思いました。敬意を表します。 中を読ましていただきました。もう非常に面白い記事がございました
○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。 今日は朝から厚生労働委員会の諸先生方の御指摘ございまして、この順番になりますともう言いたいことをかなり先輩諸氏がもう言及なさっておりますので、できるだけ重複を避けて行政庁に御質問をさせていただきたいと存じます。 御案内のとおり、るる指摘がありましたように、今回、薬事法の一部を改正する法律案、しかも販売制度と違法ドラッグという、どちらかというと今までなかったような
○藤井基之君 今、御説明いただいたとおり、非常に大きな、総理をトップにする、こういった本部ができているわけでございまして、これは私は、いろいろな国際状況また国内の状況を見たら、当然の政府の対応だと思っております。 少し御紹介させていただきたいと思いますが、国連が取りまとめましたワールド・ドラッグ・レポートという、世界薬物報告というのがございます。この二〇〇四年版、これが多分一番新しいと思うんですが
○藤井基之君 これは片道なので言ってもらおうと思ったんですが……
○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。 本日は、麻薬とか覚せい剤などの乱用問題、薬物乱用問題について質問させていただきたいと存じます。 我が国のこの薬物問題といいますと、実は覚せい剤が中心になっております。御案内のとおり、戦後、第二次大戦後の荒廃した社会の下でヒロポンという覚せい剤が大流行をいたしました。そして、五十年代の後半になりまして、第二次の乱用期と言われる時期を迎えております。
○藤井基之君 ありがとうございました。 引き続いて、担当なさっていらっしゃいます与謝野大臣にちょっとお尋ねしたいと存じますが、昨年のこの骨太方針を決定する際にいろいろ原案から、素案がありまして、原案がありまして、そして最終的に閣議で決定をいただいたわけでございます。その間、いろんな議論があったように私ども伺っております。 例えば、経済財政諮問会議の中におきまして、いわゆる医療費の抑制のために、手法
○藤井基之君 ありがとうございました。今総理からお答えいただいたこと、すべておっしゃるとおりだと考えます。で、問題は、これをいかに具体的な各論的なものとしてどういう制度設計にしていくかということになろうと思います。 昨年の骨太方針二〇〇五、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇五でございますが、この議論のときに、社会保障制度をどういったものにしようかという大きな議論がなされました。そして、最終的
○藤井基之君 片山幹事長の関連質問ということで質問に立たせていただきます。藤井基之でございます。 今日は社会保障問題とそれから科学技術の問題、そして安心、安全にかかわる問題、多分テレビをごらんの方々、非常に関心があると思える、そういった健康食品でありますとか、あるいは鳥インフルエンザの問題等についてお尋ねをさしていただきたいと存じます。 まず最初に、社会保障の問題からお尋ねをさせていただきたいと
○藤井大臣政務官 このたび、引き続きまして厚生労働大臣政務官を命ぜられました藤井基之でございます。 西、中野両副大臣、西川大臣政務官とともに尾辻大臣を補佐して最大限の努力をしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○藤井大臣政務官 周辺住民そのものにつきましては、直接的な労災の対象になりません。ですから、先ほど御答弁申し上げましたように、環境省とも綿密な連携をとって対応をとりたい、かように考えております。
○藤井大臣政務官 お答え申し上げます。 先ほど大谷委員からも、この質問に関係してやりとりがございました。 まず、条約の締結から時間がかかった件については、これは、外務大臣からも御答弁ありましたし、我が省の政府委員からも説明させていただきましたが、私どもとしましては、このアスベストの毒性というもの、そもそも条約の採択に至る前に毒性がどうかという話が最初に出ておりまして、その指摘がありましたのは、国際機関
○大臣政務官(藤井基之君) 今、中小企業庁からお答え申し上げましたが、今先生から御指摘ありましたように中小企業の経営状況は厳しくなっておりまして、午前中の坂本委員もそのような御指摘がございました。実雇用率が低下傾向は事実でございます。 ただ、そうはいいましても、雇用されている従業員のいわゆる障害者の数を申し上げますと、これは全体の、義務が課せられております五十六名以上の企業の雇用されている障害者の
○藤井大臣政務官 今先生がお示ししたとおりでございまして、林業における安全対策の問題、これはまさに法令の遵守だけでは不十分だと考えておりまして、我々としましても、法令遵守の徹底、これはもとよりでございますけれども、管理体制の充実とか設備の安全化の推進、これが必要だと思っております。先生がおっしゃられた五十名以下の小規模事業所におきましても、安全衛生推進員の選任を義務づけておるとか、それらの職務が適切
○藤井大臣政務官 今委員から御指摘がありましたように、新薬研究開発の根幹的なプロセスが治験ということだと思います。 これにつきましては、いわゆる国内での治験が空洞化しているという強い指摘を受けておりまして、我々もさまざまな対処をしておるわけですが、御指摘のように、なかなか国内の治験は進まない実態がございます。このことが続きますと、国内の患者さんにとりましては、有効で安全なお薬の提供が遅くなってしまうという
○大臣政務官(藤井基之君) 今委員から御指摘いただきまして、私も厚生労働省のこの条約の批准に向けてのいろいろな内部の調整、それから今までの行政がどのようなことを行ってきたか、るる説明を受けて御説明ちょうだいしました。 今、先生の御指摘いただきましたように、我々の調査によりますと、このジョイントシート、あるいはシール材というものは多くの商品が出ておりまして、会社ごとに、ただ、そのうちの多くの会社においてはこれは
○藤井大臣政務官 今先生がお示しいただきました資料は私どもが昨年の九月に調査したものでございまして、これをもって、一般財源化の方向が見えた、そこまで言うつもりはございませんが、この調査結果は今先生の御指摘されたような内容というものを示唆していると思っております。 ただ、この調査結果と一般財源化との因果関係というもの、これを一概に評価することは必ずしも簡単ではないと思っております。 といいますのは