2021-04-07 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
○畑野委員 今、東日本大震災から十年を迎えた今年、当時亡くなられた方もいらしたということで、改めて哀悼の意を表したいと思います。 先日、東京文化財研究所に伺いまして、大変学ばせていただきました。 二〇一五年三月十一日から十三日に開催された東京戦略会議では、当時の文化庁文化財部の齊藤孝正文化財鑑査官、今回伺いましたら、現在、東京文化財研究所の所長をされておられました、その齊藤さんが、文化遺産と地域社会
○畑野委員 今、東日本大震災から十年を迎えた今年、当時亡くなられた方もいらしたということで、改めて哀悼の意を表したいと思います。 先日、東京文化財研究所に伺いまして、大変学ばせていただきました。 二〇一五年三月十一日から十三日に開催された東京戦略会議では、当時の文化庁文化財部の齊藤孝正文化財鑑査官、今回伺いましたら、現在、東京文化財研究所の所長をされておられました、その齊藤さんが、文化遺産と地域社会
○畑野委員 今大臣も御答弁されましたが、地域に根差した無形の文化財を保護する、これは大事だと思います。 第三回国連防災世界会議が二〇一五年三月十四日から十八日まで宮城県仙台市で開かれ、仙台防災枠組二〇一五―二〇三〇が採択されました。大事だったと思うんです。この世界会議の枠組みの中で、仙台防災枠組に文化遺産をどのように統合し得るかを検討した国際専門家会議である東京戦略会議の開催を始め、東京、仙台、それぞれで
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 文化財保護法改正案について伺います。 前回の委員会の冒頭に、萩生田光一文部科学大臣から発言がございました。提出された法案に関わり誤りがあったということです。国民の皆さんに関わることですので、しっかりと国民の皆さんに報告するよう求めておきます。 さて、初めに、文化財保護法改正案の趣旨について萩生田大臣に伺います。
○畑野委員 消費者があらかじめ購入、契約を意図しない契約や、長期継続的で高額な契約だからこそ、悪質行為から消費者を保護する必要があるということだと思います。 具体的には、紙の契約書面には、家族やヘルパーなどが消費者被害に気づくという見守り機能があると言われています。ジャパンライフ事件も、紙の契約書があったために第三者が気づいて、後の裁判で重要な証拠にもなったというのは周知の事実です。 ところが、
○畑野委員 なぜこれが交付義務を課しているのかということなんですけれども、いわゆるマルチ商法やネズミ講など、やはり、トラブルを生じやすい商法を規制して、事業者の違法、悪質行為から消費者を守ることが目的だと思いますが、いかがですか。確認です。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 井上信治担当大臣にお伺いいたします。 今、大きな問題になっているのが、特商法、預託法の契約書面交付の電子化、デジタル化です。先ほど、井上大臣が、この法案の参照条文に誤りがあったと御発言をされました。 私、このデジタル化の問題について、いろいろと皆さんからお話を伺ってまいりました。 先日、川崎市の消費者行政センターに伺いまして、この間の相談件数はどうですかと
○畑野委員 大事なことだというふうに思います。子どもの権利条約からいっても、しっかりとした対応が求められます。 児童生徒には、プライベートゾーン、他人に見せない、他人に触らせない、もし触られたら大人に言う、他人に触らないなど、正しく学ぶ必要があると思います。御認識はいかがですか。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 まず伺います。 体操服の下に肌着を着ることを禁じることについて、子供たちや保護者から批判の声が上がっています。萩生田光一文部科学大臣としては、どのような対応を取られますか。
○畑野委員 長い長い時間がかかってのこの到達でございますので、私は、スピード感を持って更に進めるべきだ、自治体への支援も、独自の努力もされておりますけれども、行うべきだと申し上げておきたいと思います。 昨日の参考人質疑の中で、三人の参考人の方が一致して求めていたのは、中学校への少人数化でした。 二月十五日の予算委員会で、この法案について、中学校での三十五人学級を進めるよう求めた私の質問に対して、
○畑野委員 そこで伺いますが、附則第二条の経過措置では、「第二学年から第六学年まで段階的に三十五人とすることを旨として、」としています。前倒しして実施することも排除されていませんね。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正案について、萩生田光一文部科学大臣に伺います。 少人数学級の実現については、保護者、教職員、地方自治体の関係者の皆さんが、長年にわたって、少人数学級、三十人学級を求める運動を続けてこられました。小学校の学級規模は、一九八〇年に四十五人から四十人に引き下げられて以来、二〇一一年に小学校一年生
○畑野委員 末冨芳参考人に伺いたいのですが、今後の検討に関わってなんですが、クラスサイズパズルの解き方を間違えない、この点について、もう少し伺えますでしょうか。つまり、テストスコアだけでなく、それ以外の要素が必要だということをおっしゃっていらっしゃるのかと思いますけれども、新しい言葉ですので、教えていただけますか。
○畑野委員 ありがとうございます。 本田由紀参考人からは、国際的な動向についてお話がございました。その点について、世界もこれに必死になって取り組んできたんだというお話がございました。その辺りの事情について、もう少し詳しく伺えますか。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 本日は、末冨芳参考人、清水秀行参考人、本田由紀参考人に貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。 公立義務標準法の改正に当たりまして、幾つかの点について伺わせていただきます。まず、少人数学級の必要性あるいは効果について、それぞれ伺いたいと思います。 まず最初に、現場をよく知っていらっしゃる清水参考人に伺いたいと思います。 先ほどから幾つかの点でお話
○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表し、在日米軍駐留経費負担特別協定について質問します。(拍手) 本協定は、現行協定の有効期間を一年延長するものです。さらに、二〇二二年度以降の負担について今年改めて交渉すると報じられていますが、政府は一体いつまで米軍駐留経費の肩代わりを続けるのですか。 政府は、一九七八年、アメリカの要求に応え、思いやりと称して基地従業員の福利費などの負担に踏み切り、隊舎や家族住宅
○畑野委員 大臣もおっしゃっていただきましたけれども、私もこの間、宿題が多くて潰れてしまったという子供、不登校になってしまった子供、進路の変更をせざるを得なかった子供たちなど、お話を伺ってまいりました。 ある市の教育委員会ですが、標準授業時数の八七%程度の授業時数を確保して、年度内に終わらない学習内容は次年度に送るなど、柔軟な対応を推奨していらっしゃいました。しかし、そのように教育課程を編成したのは
○畑野委員 やはり、政府の予算も含めて、関わっている問題ですから、自らの問題として、是非、実態解明に向けて取り組んでいただきたいということを重ねて申し上げます。 さて、昨年二月二十七日の全国一斉休校要請から一年がたちました。その後の緊急事態宣言も含めて数か月にわたり学校が休校となり、学校行事の中止など、友人との触れ合いの機会も失われました。一年たって、子供たちにどのような影響が表れているかということを
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から十年の三月十一日を迎えるに当たり、改めて、犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表し、被災者の方々にお見舞いを申し上げるとともに、今年二月十三日、福島県沖を震源とする地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。 そして、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表します。 まず初めに
○畑野分科員 内部では解決できないということですから、それを強く求めたいと思います。 委員長、こうした提出、求めた資料を是非委員会にも出していただきたいということを重ねて申し上げておきます。
○畑野分科員 そこで、第三者に基づくやはり調査というのは必要になってくると思うんですね。 やはり国民は、なぜあの優秀である総務省の幹部がこの東北新社の接待をこれだけ受けてきたのかと。普通だったら、倫理規程で考えられないことが行われているということ、あるいは、やはり菅義偉総理の長男、菅正剛氏が同席していたから総務省幹部も断れなかったのではないかという問題、さらに、東北新社側が何でこれほどの接待漬けを
○畑野分科員 日本共産党の畑野君枝です。 まず初めに、栃木県足利市における大規模火災により被災、避難された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。政府による迅速な支援、救助を求めておきます。 総務省の役割は、住民の命を守る上で本当に大きいものだと言わなくてはなりません。その中で、今回明らかになった総務省接待問題について、武田良太総務大臣に伺います。 総務省は、放送事業会社東北新社から接待された総務省幹部
○畑野委員 本当に遅かったと言わなくてはなりません。 それでは、一方で政治はどうなっているかということが問われます。 男女共同参画基本計画の問題です。これは、計画を作られるのは総理大臣でいらっしゃいますから、菅総理の責任も重大です。 パネルの右を御覧ください。 安倍政権の二〇一五年の第四次男女共同参画基本計画では、社会のあらゆる分野において、二〇二〇年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも
○畑野委員 総理からはジェンダーということが言われました。 森会長発言の出た場というのはどういうところだったか。女性理事の割合を四〇%以上にしようと日本オリンピック委員会が取り組んでいる、その臨時評議員会の場で出されました。森会長が述べたのが、テレビがあるからやりにくいが、女性理事四割は、これは文科省がうるさく言うんでねと言って、先ほど紹介した女性差別、女性蔑視発言になりました。 パネルを御覧ください
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 二月十三日の夜中、福島県、宮城県で震度六強の地震が発生しました。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。被災者の救助と、避難所等での新型コロナウイルス感染症対策、被害の復旧など、政府の迅速な対応を求めます。 それでは、質問に入ります。 まず、森会長発言問題について伺います。 二月三日、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかるという女性蔑視発言
○畑野委員 今の御答弁、確認ですけれども、大学が出した寄託金とか拠出金の損失がある、そういうリスクもあるということですね。確認です。
○畑野委員 法案では、年金積立金管理運用独立行政法人、GPIFを参考に資金運用に関する規定を定めていると伺っておりますが、GPIFは二〇一九年度期で八兆二千八百三十一億円の運用損を出すなど、運用益の確保にはリスクが伴うわけです。 元本割れするような運用損が出た場合にはどうするのか、伺います。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 国立研究開発法人科学技術振興機構法の一部改正案について、萩生田光一文部科学大臣に伺います。 ハーバード大学など世界トップクラスの研究大学と日本の大学では資金力の差が拡大しているとして、大学ファンドの創設によって日本の大学の長期安定的な財政基盤を抜本強化するとされています。 しかし、アメリカの私立大学は、一八〇〇年代から徐々に今日のような大型の基金をつくってきた
○畑野委員 井上大臣、そうしますと、第一回総会の議事録からも、反省という中には戦争中のことが特に強く入っていると考えますという議論の中で、そうした科学者たちが戦争中の行いについて強く反省したということで日本学術会議の声明もつくられている、これが原点だという認識でよろしいですか。確認です。
○畑野委員 戦争への道についてはお答えになりませんでしたが、そういうことも含めてということになると思います。 日本学術会議法は、その前文で、「日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信に立つて、科学者の総意の下に、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献し、世界の学界と提携して学術の進歩に寄与することを使命とし、ここに設立される。」と掲げています。 この前文にはどのような科学者の決意が
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 十月二日の日本学術会議第百八十一回総会は、第二十五期新規会員任命に関する要望書を菅義偉内閣総理大臣宛てに出すことを決定いたしました。 その内容は二点です。 一、二〇二〇年九月三十日付で山極壽一前会長がお願いしたとおり、推薦した会員候補者が任命されない理由を説明いただきたい。 二、二〇二〇年八月三十一日付で推薦した会員候補者のうち、任命されていない方について
○畑野委員 それで、デジタル教科書について引き続き伺いたいんですが、まず、紙の義務教育用教科書の価格についてです。 原価計算が行われたのは六十年前だということです。過去十年の引上げ率は毎年一%程度にとどまっているということです。 資料をおつけしましたけれども、日本出版労働組合連合会の、一ページ当たりの金額というのがございます。現行中学校教科書各種平均値ですけれども、一番下のところに、欄外にコミック
○畑野委員 大変大事な御答弁をいただきましたので、ぜひ具体的に早く発表していただきたいということを重ねて申し上げておきます。 次に、教育のデジタル化推進について伺います。 萩生田光一大臣と、平井デジタル改革担当大臣や河野太郎改革担当大臣との間で、意見交換がされていると伺っております。教育分野におけるデジタル化に関して、小中学校の教科書を原則デジタル教科書にすべきとの要望があったと伺っております。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 十一月十三日の当委員会で、学生支援を求めました。学生支援緊急給付金について、予備費を活用し、事業の継続や要件緩和を行い、支援が必要な学生に行き渡るようにするべきだと求めました。 その後、新型コロナウイルス感染症の拡大が広がり、第三波という状況になっております。 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、十一月二十五日、政府への提言を行いました。現在の感染状況
○畑野委員 大臣から大事な御答弁がありました。ぜひ、しっかりやっていただきたいと思います。 続きまして、今、この委員会でも議論になっていますけれども、新型コロナウイルス対策でいろいろな被害が出ております。 そこで、幾つか伺います。 まず、井上大臣に伺いたいんですが、先ほどの議論にもありました、消費者被害が多様化している、デジタルの対応も出てくる、そして、その対応には専門性が求められる、勉強も研修
○畑野委員 厳しい指摘をしっかりと受けとめて、そうした被害者の思いに寄り添う消費者行政を行うべきだと思います。 そこで、大臣がおっしゃった検討委員会の報告書についてなんですが、関係者から多くの意見が出されております。 全国消費者団体連絡会からは、「預託法の改正にあたり、販売預託商法の罰則による原則禁止を実現するとともに、関連法とのすき間が生じないよう、規制の潜脱防止を確実に図るべく検討を進めてください
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 九月の十八日、悪質な預託商法で顧客から資金を集めていたジャパンライフの元会長山口隆祥容疑者が詐欺容疑で逮捕されました。このことを受けまして、被害者からは徹底解明と救済を求める声が上がっております。 全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会は、その九月十八日、被害者への資金返還などを要望し、また、山口容疑者に届いたとされる首相主催、桜を見る会の招待状を同社が宣伝に
○畑野委員 そうしますと、これだけ新型コロナ新規感染者がふえる中で、文化芸術の皆さん、一層困窮すると思うんですよね。それはもちろん、ある予算を使い切るというのは大事なんだけれども、それならなお一層、その先どうするのかということも見通す必要があるんじゃないかというふうに思います。 それで、この間、ライブハウスの方に伺いましたら、いや、申請していないと言うんですよ。今までそういうことをしたことがないですからとにかく
○畑野委員 その理屈でいったら、十二月十一日までやって、それで駆け込みの申請があるとおっしゃるけれども、それでもなおかつ要望があった場合はどうされるおつもりですか。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 前回の一般質疑に引き続きまして、文化芸術、スポーツの問題についてきょうは質問をいたします。 前回も申し上げましたけれども、その続きから始めますが、もう一回確認です。 この間、文化芸術関係者の皆さんは、感染防止に社会的貢献をしているにもかかわらず、損失補填はされずに収入もなくなってしまった、しかし家賃や人件費など固定費だけはかかり、まさに文化芸術の存続の危機
○畑野委員 萩生田光一文部科学大臣にも伺います。 大臣は、十一月十一日に当委員会で、「人類がウイルスに打ちかったあかしとして安全、安心に開催するため、文部科学省としても全力で取り組んでまいります。」と述べられました。 そこで、安全、安心に開催するというのは、選手や観客だけでなく、東京などの開催都市やその周辺で生活する住民の皆さんを始め児童生徒、学生など、教育関係の皆さんを含めて、全ての方々が安心
○畑野委員 そこで伺いたいのですが、橋本大臣にまず伺います。 安心、安全に開催するために、選手や観客だけでなく、東京や首都圏、北海道、東北などの開催都市やその周辺で生活をする住民、児童生徒、学生、労働者、事業者を含めて、全ての方が安全、安心である必要があると思いますが、いかがでしょうか。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 東京オリンピック・パラリンピック競技大会特別措置法等改正案について伺います。 十一月十六日、菅義偉首相は、IOCのバッハ会長との会見の際に、人類がウイルスに打ちかったあかしとしての東京大会を実現する決意を述べられました。橋本聖子オリパラ担当大臣も、この間、世界がコロナウイルスに打ちかったあかしとなるべき大会にしていかなければいけないとおっしゃっておられます
○畑野委員 実は、きょう、地方議会から寄せられた意見書をこの場所に持ってまいりました。 教員定数改善や義務標準法の改正など、少人数学級を求める地方議会からの意見書です。既に国会に届いているので四百三十五自治体、本当に分厚いものが来ております。さらに、それぞれの地域で採択されておりますものを含めると、五百三十四の自治体にも上ります。その中には、北海道、岩手、茨城、神奈川、新潟、山梨、長野、三重、和歌山
○畑野委員 法律改正をぜひ進めていきたいというふうに思うんです。 大臣は、三十人学級を目指すとテレビ番組で発言をしていらっしゃいますが、そういう決意で頑張っていかれるのでしょうか。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 まず初めに、少人数学級について伺います。 萩生田光一文部科学大臣は十一月十一日の当委員会での挨拶で、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備について、学級編制の標準の引下げを含めしっかり検討してまいりますと述べられました。 この学級編制の標準の引下げとは、義務標準法を改正し少人数学級を進めるということでよろしいでしょうか。
○畑野委員 そうすると、少人数学級を進めるという観点が除かれていない、含まれているということでいいでしょうか。確認を大臣にお願いします。
○畑野委員 そこで伺いたいのですが、七月十七日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針二〇二〇、いわゆる骨太方針には、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備が盛り込まれました。これは、小学校一年生一クラス三十五人、それ以外は四十人としている現在の学級編制基準を見直し、少人数学級を進めるという観点も含まれているのでしょうか。
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 このたびの豪雨災害そして新型コロナ感染症で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災された方々、感染された方々に心からお見舞いを申し上げます。 新型コロナ感染症の影響により、約三カ月にわたる学校での臨時休業を経て、六月から学校が再開されています。この間、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県などで、教育長、教育委員会、また教職員の方々からお話を私も伺
○衆議院議員(畑野君枝君) 大門実紀史議員にお答えいたします。 公益通報をしたことを理由とする不利益取扱いに対する行政措置の導入や立証責任の転換規定の創設など、今回の改正案で検討の対象となった事項について十分に検討を加え、必要な措置をとっていただくことは言うまでもありません。また、この検討を行うに当たっては、是正命令及び命令違反に対する刑事罰の導入についても併せて検討することが期待されます。 しかし
○畑野委員 尾身氏はこの著書の二十八ページでは、今我々にとって、基礎研究を重点として科学技術全体のレベルアップを図っていくことが急務であるとも述べています。基礎研究を重点に振興し、それをもって新産業創出に寄与する科学技術立国をつくると説明されていました。 こういう説明を受けたわけですから、当時の研究者の皆さんは期待もされたし、我々も、対案を出し否決はされましたが、賛成をしてまいりました。 では、
○畑野委員 大臣、そうおっしゃられますけれども、そういう御答弁を伺っても、研究者の皆さんというのは、本当に信用できるのかということなんです。 それは、二十五年です、科学技術基本法が制定されてから。その間、政府の科学技術振興策はどうだったのか、多くの不信が積み重なっていると私は思います。 基本法の制定時に提案者がどう説明をしていたのか、その説明が今きちんと果たされていたのかどうかを、私、少し資料を
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 科学技術基本法等の一部改正案について伺います。 今回の科学技術基本法改正案に対し、研究者の皆さんから多くの懸念の声が寄せられています。それは、これまでの科学技術の振興に加え、イノベーションの創出を並列させているからです。 「大学の危機をのりこえ、明日を拓くフォーラム」運営委員会は、実用化と不可分なイノベーション創出を科学技術の振興と並んで位置づけることは
○畑野委員 申し上げましたように、値下げについては下限がないんです。問題は値上げですよ。今一二〇%と歯どめをかけている、それを取っ払おうとしていることじゃないですかというふうにしか見えない検討課題じゃありませんか。下げるのは、幾らでも下げようと思えばできるということになっているわけですから。 第一回の検討会議で、文科省の高等局の担当者が、検討事項が取りまとめられ次第、できるものから速やかに制度改正等
○畑野委員 全体で百五十三億というのを聞いているんですが、そこに私立の小学、中学、高校が入っているものですから、引いた額をちょっと聞きたかったということで、よろしくお願いをいたします。 こういう取組が進められているんです。ところが、今、こうした学生や大学院生の願いとは全く逆の議論が行われています。 ことし二月から、国立大学法人の戦略的経営実現に向けた検討会議です、この会議の検討事項に、授業料の自由化
○畑野委員 日本共産党の畑野君枝です。 冒頭、新型コロナ感染症対策に関連する学生への支援について伺います。 この間、休業要請で、アルバイト先が休みになったり、シフトが減るなどして収入が激減した学生等に、第一次補正予算の予備費を使って、最大二十万円給付する学生支援緊急給付金が創設されました。また、昨日閣議決定された第二次補正予算案には、独自に授業料減免を実施する大学などに国が助成する措置が盛り込まれました