○牧山ひろえ君 大臣はヨーロッパの事例をいろいろ研究、勉強していかなくてはいけないというふうにおっしゃいましたけれども、これは、やはり先ほど例示したようなヨーロッパ主要国には同一労働同一賃金原則が確立していることが大きいと思うんですね。EUでは、パートタイム労働指令ですとか有期労働指令で雇用形態による不利益取扱いが禁止されているんです。これを受けて、EU主要国の国内法でも不利益取扱いの禁止を実効性を
○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会の牧山ひろえです。 白委員に引き続きまして、労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案、いわゆる同一労働同一賃金法案について質問させていただければと思います。 冒頭で、まず、非正規雇用労働者の待遇の現状について厚生労働省にお伺いしたいと思います。 雇用形態別の賃金格差について資料を配付させていただきました。一枚目を御覧ください。 この一枚目
○牧山ひろえ君 全く私は逆だと思います。同じようなシチュエーションではないから問題にしているわけです。 単純な話なんですけど、改正によって派遣先に対して派遣労働者の直接雇用を義務付ける規定が存在しなくなったとすると、派遣労働者の雇用の安定にとって不利な改正ですよね。現行法でも期間制限のない専門二十六業務について直接雇用の義務付け規定を定めているんですから、法政策上、直接雇用の義務付け規定を改めて設定
○牧山ひろえ君 今の御答弁ですと、直接雇用が増加するというふうな現実性は感じないんですね。現に衆議院の議論でも、派遣先への調査で一・七%しか派遣労働者を正社員に採用されたケースがないという指摘もございました。 更に問題なのは、派遣元が派遣先に対して直接雇用を依頼さえすればよいという内容となっている点です。現行法には第四十条の四それから第四十条の五という、派遣先に対して直接雇用を義務付けた規定がございます
○牧山ひろえ君 派遣法の改正案について質問させていただきます。 派遣労働には、派遣先の会社が派遣元の会社と契約を打ち切ることで事実上の解雇がしやすいということ、それから、業務内容が同じなのに賃金格差があり、長くは働き続けられないという不安定さが特徴だと思います。したがいまして、派遣の制度設計においては極めて慎重に対処しなければならないと思います。 とりわけ、今回の改正法案には、派遣労働者が三年で
○牧山ひろえ君 本当は、内規違反、イエスかノー、虚偽答弁、イエスかノーと聞いているので、もうそれだけ答えていただきたかったんですが。 私がお伺いしているところでは、先日開かれた理事懇の中で、樽見年金管理審議官が虚偽答弁であることを明確にお認めになられた、そして、そのため委員会は途中で散会になったという理由なんですが、間違っておりますでしょうか。厚労省内で認識に不一致が生じているような感じがするんですね
○牧山ひろえ君 べきだったではなくて、内規違反だったか、イエスかノー、そして、虚偽答弁だったか、イエスかノー、それだけで結構です。
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 前回の私の質問に対する答弁中に虚偽の内容が含まれていましたため、再登壇させていただくことになりました。 〔委員長退席、理事羽生田俊君着席〕 冒頭に水島理事長が発言されましたけれども、この発言には、よく聞いていたんですけれども、今になってみれば公表すべきだったとしか聞こえなかったんですけれども。 ちょっとはっきり言っていただきたいんですけれども
○牧山ひろえ君 機構は、この大きなミスを公表せずに、同月の二十七日から一週間掛けて誤った説明をした人たちを個別訪問して謝罪したと説明しておられます。この回答ミスの原因につきましてですが、人為的なミス、すなわちヒューマンエラーなのか、それともシステム的エラーなのかも含めて原因は不明だということを聞きました。それから、六月一日の公表前後に混乱があったと言い訳しております。本当に不明のままなのか、疑問に思
○牧山ひろえ君 本当に、このようなことが起きて残念です。 それから、先ほどのリスト、これ今朝入手したんですけれども、これを見て、大臣、どう思われますでしょうか。
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 本日は、いわゆる漏れた年金情報問題、日本年金機構から年金加入者の氏名や基礎年金番号など百二十五万件もの個人情報が流出した事件を中心に質問をさせていただきたいと思います。 報道などで御存じかとは思いますけれども、今回の情報流出事件に関し、機構の専用電話窓口で一旦情報流出はないという答えを受けたにもかかわらず、実際は流出被害があったという
○牧山ひろえ君 ただいま議題となりました法律案につきまして、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律附則第三項の規定により必要な措置を講ずることとされている事項に関し、年齢満十八年以上満二十年未満の者が国政選挙に参加することができること等とするとともに、当分の間の特例措置として少年法等
○牧山ひろえ君 私は納得いきません。厚労省、年金機構に検証委員会、このどれもが身内の組織だらけなんですね。不祥事を起こした組織自体が自分に都合の悪い情報を、何の強制力や外部からの監視もない中で、果たして積極的に公表するでしょうか。それはよくお考えになっていただきたいと思います。 今回の事件に先立つ昨年三月末に、安倍政権は反対意見を押し切る形で年金業務監視委員会を廃止しています。厚労省ですとか年金機構
○牧山ひろえ君 大臣がおっしゃるとおり、捜査の必要性は理解するんですけれども、真相究明ですとか二次被害防止のための積極的な情報開示という要請もあります。捜査に関わるではなく、捜査の害となること以外は全て公表する、こういったようなある程度基準を立てるべきだと思うんですね。何でもかんでも秘密にするというのではなくて、やっぱり捜査の害となること、警察が駄目と言っていることは公表しない、それを基準にした方がよろしいんではないでしょうか
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 本日の議題でありますいわゆる漏れた年金問題、日本年金機構から年金加入者の氏名や基礎年金番号など百二十五万件もの個人情報が流出した事件につきまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、年金に関する国民の関心は非常に高く、今回の事件に起因する不安を一刻も早く払拭することが目下の政府の最大の責務だと思っております。にもかかわらず
○委員長(牧山ひろえ君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 公職選挙法等の一部を改正する法律案の審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十二日までに、滝波宏文さん、宮本周司さん、山東昭子さん、武見敬三さん、中川雅治さん、溝手顕正さん、丸山和也さん、江口克彦さん、室井邦彦さん及び前田武志さんが委員を辞任され、その補欠として福岡資麿さん、森屋宏さん、上月良祐さん、豊田俊郎さん、大沼みずほさん
○委員長(牧山ひろえ君) 公職選挙法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、参考人として神奈川県教育委員会教育長桐谷次郎さん、立命館宇治中学校・高等学校教諭杉浦真理さん、松山市選挙管理委員会事務局長竹村奉文さん及び特定非営利活動法人YouthCreate代表理事原田謙介さんの四名に御出席をいただいております。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。 本日
○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、羽生田俊さん、福岡資麿さん及び森屋宏さんが委員を辞任され、その補欠として溝手顕正さん、滝波宏文さん及び宮本周司さんが選任されました。 ─────────────
○委員長(牧山ひろえ君) この際、高市総務大臣、二之湯総務副大臣及びあかま総務大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。高市総務大臣。
○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、溝手顕正さんが委員を辞任され、その補欠として羽生田俊さんが選任されました。 ─────────────
○牧山ひろえ君 民主党・新緑風会の牧山ひろえです。 私は、会派を代表して、ただいま議題となりました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論を行います。 我が国は、国民皆保険制度の下、五十年以上も、誰もが安心して医療を受けることができる医療制度を実現してきました。本法案は、国民皆保険制度を支える重要な基盤である国民健康保険について、国民皆保険
○牧山ひろえ君 時間になりましたので、終わります。
○牧山ひろえ君 澁谷審議官にもう一つお聞きしたいんですが、経済連携には、先ほども申し上げましたようにプラスの影響とマイナスの影響の双方があります。ですので、経済連携協定の締結によって得られる国益、また失う国益の双方をしっかり比較して交渉していただいていると信じております。 経済連携協定による国益に関し、事前にいただきました内閣府の資料の四ページの中にTPP参加による経済効果が掲載されておりますが、
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 参考人の皆様、とても有益な御教示をいただきましてありがとうございました。 本日のテーマであります経済連携の取組につきましては、日本が貿易立国として今後ますます発展していくためには高いレベルの経済連携を推進しなければならないですし、また、それによって世界における経済連携のルール作りを主導する必要性があると私も考えております。 しかし
○牧山ひろえ君 このように質問を重ねてまいりましても、苦しい状況から抜け出したいとわらにもすがる思いの患者側が過重な責任を負わされる可能性が否定し切れないと思うんですね。 先ほども副大臣もおっしゃっていましたし、また今朝大臣もおっしゃっていましたけれども、事前に取決めを交わすことが重要というふうにおっしゃっていました。確かに事前に取決めを交わすことも重要なんですけれども、それだけが全てだとは思いません
○牧山ひろえ君 そもそも従来の先進医療はどうなのかというと、これは事前に厚労省に問合せをしたんですけれども、死に至るまたは生命を脅かすレベルの医療事故とも言える事態となったケースは今までにないということだったんですね。これは現在の保険外療養制度がいかに慎重に取り扱われているかということの証拠でもあるかと思うんです。 それに対しまして、先進医療においては深刻な医療事故が発生していないのに、今回の患者申出療養
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 患者申出療養についてお伺いしたいと思います。 今回の制度におきまして何よりも重要なのは、私の質問ですとか私の質問主意書に対して明確に御答弁いただきましたように、まず安全性と有効性が確保されているということ、それから将来の保険収載を前提としていること、すなわち混合診療の原則禁止は維持すること、これが重要だと思っております。 この
○牧山ひろえ君 その答弁では、私が心配したことが更に心配の種になってしまいます。 国保の都道府県移管に伴う保険料の引上げは患者の負担に更なる追い打ちを掛けることになりますので、しっかりとした見通しと、それに伴う対策をお願いしたいと思います。 さて、今回の改革では、持続可能な制度を構築するために、被用者保険者に係る後期高齢者支援金について全面総報酬割を段階的に導入する方針となっております。 後期高齢者支援金
○牧山ひろえ君 大臣、いろいろな過程があったというふうにおっしゃっていますけれども、その過程の中でも野党時代に御発言された内容とはリンクしていないですし、また、根幹に構造的な問題を抱えたまま、例えばどこまで現役世代の負担が増加するか全く不透明な状況なのに、そうおっしゃるのは非常に残念です。 安全保障法制を平和法制と最近勝手に呼び始めたというふうに気が付いていますけれども、同じような不誠実な言葉遊びの
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対し質問させていただきたいと思います。 今回の法案というのは、国民健康保険にとどまらず、非常に広く医療保険、ひいては医療費全般に大きな影響を及ぼす、国民にとっては非常に重要な内容が数多く含まれています。今回の法案の言わば基となっております社会保障制度改革
○牧山ひろえ君 去年の十月には基本ポートフォリオの大幅な変更が行われました。そして年金財政のリスクが高まったとも言われております。しかし、今回の改正案では、理事の追加、それから法律上の主たる事務所の所在地の変更にとどまっております。 ガバナンス改革として極めて不十分で、一時しのぎの間に合わせにすぎないように思えるんですけれども、塩崎大臣は、基本ポートフォリオの見直しとガバナンス強化、これを車の両輪
○牧山ひろえ君 大臣は、この御認識を基にして、当初、今国会においてGPIFのガバナンス強化のための法案の提出を目指すとされておりました。しかし、ガバナンス強化のためのGPIFの組織改革に関しては、法案化も含め今後の検討スケジュールは明らかになっていないんですね。民主党から事前の質問に対しても答えていただけていないんです。 車の両輪の一つだったはずのガバナンス改革は何で消えたんでしょうか、大臣。
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 今回の独立行政法人改革法案に関しまして、年金積立金管理運用独立行政法人、いわゆるGPIFに焦点を当てて質問させていただきたいと思います。 GPIFは、厚生年金と国民年金の積立金約百三十兆円以上を運用する大きなファンドです。GPIFは、国民の大切な年金の支払原資である年金積立金を運用するという重要な役割を担っております。現行のGPIF
○牧山ひろえ君 ありがとうございました。 以上です。
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 加藤参考人の資料を事前に読ませていただいたんですけれども、欧米の方では少子化対策のことを家族対策、家族政策というんですよね。非常に感銘を受けました。少子化という問題を家族という観点から見なくてはいけないということについてすごく感動いたしました。 私も以前フランスの方に行きまして、フランスは御承知のとおり少子化対策に成功している国
○牧山ひろえ君 民主党の牧山です。 一つ意見があるんですけれども、石川参考人の事前にいただいた資料を読ませていただきまして、その中で、ドイツのエネルギーヴェンデ、エネルギーの転換について勉強させていただきました。 現在、日本では太陽光を始めとした再生エネルギー導入のコストが問題となっていますけれども、石川さんは、ドイツにおいては、このエネルギーヴェンデを推進することに関し当局が揺るぎない決意を持
○牧山ひろえ君 いずれにしても、これだけたくさんの相談の機関があるということ。役割分担がうまくいっているかといったら、そんなに役割分担がうまくいっていないとも思いますし、また、私のお友達の間だけでも全然周知がなされていないというのが現状ですので、是非これを何とかしていただきたいと思います。 今回の上村君の事件を見ますと、加害者とされている少年たちは上村君と同じ学校の生徒ではなかったわけですね。別の
○牧山ひろえ君 先ほど私が申し上げたとおり、親が一人の世帯というのは半分以上の方々が貧困で苦しんでいるということですから、是非とも公的な経済支援の拡充、よろしくお願いいたします。 私の地元でもあります神奈川県の川崎市の多摩川河川敷で中学一年生の上村遼太君の刺殺体が見付かった事件についてですけれども、この事件についても、一人親家庭の置かれた厳しい状況がその背景にあります。 上村君のお母さんは、上村君
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。よろしくお願いいたします。 平成二十五年の十二月に成立した生活困窮者自立支援法が四月から施行されます。生活困窮の影響が特に大きいのは、この国の将来を担う子供たちだと思います。大臣所信ではこう述べられております。「子供の将来が生まれ育った環境に左右されず、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、子供の貧困対策や一人親家庭への支援に取り組みます。」と、大臣所信
○牧山ひろえ君 目的とかは十分理解できるんですけれども、どのように軍事転用の防止が担保されるのかということと、もう一つは、もし、目的がそうであって、目的とは違って結果的に軍事的な利用があった場合はどういう措置がとられるのかという、この二つの質問です。
○牧山ひろえ君 外務省の方々にお伺いしたいんですけれども、先ほどODAですとか積極的平和主義のお話がありましたので、それらについてちょっと触れさせていただきたいんですけれども、現内閣では今までのODAの大綱を新たに開発協力大綱として改定されました。ODAの戦略的あるいは効果的な展開を進め、ODAを積極的平和主義という現在の国策を推進していくためのツールとして活用していく方針をこの中で鮮明にされたと思
○牧山ひろえ君 民主党の牧山ひろえです。 まずは、調査団の皆様方、お疲れさまでした。ありがとうございます。 御報告にもありましたけれども、ドイツの憲法に当たるドイツ連邦共和国基本法は、その柱となる憲法原則につきましては、あらゆる改正は認められないと明確に規定されております。具体的には、基本権、人間の尊厳、民主主義的統治形態、連邦制と社会国家といった原則は、後に基本法が改正されたとしても、あるいは
○委員長(牧山ひろえ君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に石井正弘さん、大野泰正さん、末松信介さん、山下雄平さん、足立信也さん、難波奨二さん及び長沢広明さんを指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十九分散会
○委員長(牧山ひろえ君) ただいまから理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は七名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(牧山ひろえ君) この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま皆様方の御推挙により、本委員会の委員長に選任されました牧山ひろえでございます。 委員会の運営に当たりましては、委員の皆様方の御指導と御協力を賜り、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ─────────────